授業詳細

CLASS


日本野菜とスパイスの出会い
〜インド人と作って食べようおいしい本格インドカレー〜

開催日時:2009年12月12日(土) 9時50分 ~ 15時30分

教室:マルシェ・ジャポン(ノリタケの森)&東区生涯学習センター

レポートUP

先生: アニルバン氏 /
アジェイ氏 /

カテゴリ:【食】

定 員 :20人

※1:本授業の抽選は2009年12月7日(月)に行います。(抽選予約受付は12月7日(月)12時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2009年12月10日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:本授業は、材料費1000円が必要となります。(移動の交通費別途)
※4:エプロンとスプーンをご持参ください。


※持ち物に「タッパー」を追加しました。 当日、食べ切れなかったインドカレーをお持ち帰りする為のタッパーをお持ちください。



パーティーシーズン真っ盛り!
仲間や家族と楽しく食卓を囲む機会の多いこの季節。
冬だからやっぱり鍋パーティー?
いえいえ、鍋ももちろんいいけど、今年は少し趣向を変えて
「カレーパーティー」なんていかがですか?
それも、インド人の先生直伝の本格的なインドカレーで!

先生を買って出てくださったのは名古屋在住の3人のインド人男性。
インドの言葉と片言の日本語、そして英語まで交えて「あーでもない、こーでもない」と
ワイワイ賑やかに教えてくれます。

インドカレーに欠かせないものといえば様々なスパイス。
その配合ってなんだか難しそう・・・。
ところが、先生たちのレシピでは分量の計り方はすべて「だいたい」(笑)
そんな大らかさもまた楽しいもの。
一緒に作りながら、ちょうど良い分量を自分の感覚で覚えてくださいね!

そして今回は、生産者の方の顔が見える市場「マルシェ・ジャポン」へ
食材の調達にも出掛けます。
全国各地で開催されているこの市場は、とれたての野菜を運んで来た生産者と、それらを購入する消費者が交流し、野菜のことをあれこれ聞きながらお買い物ができる都市の新しいライフスタイルとして注目されています。
授業当日の12月12日には、なんと名古屋で初めての開催となるそう。
これを見逃す手はないですよね!
実は、インドのスパイスを使って日本の食材の可能性を広げてみることも今回の目的のひとつです。



日本の農業のことを考えながら、遙か遠いインドに思いを馳せる・・・。
一年の締めくくりにそんなホットで楽しいひとときを過ごしてみませんか?

【集合場所】
 ノリタケの森 イーストゲート


【授業の流れ】

9:50 ノリタケの森 生徒集合

10:00 「マルシェ・ジャポン」の説明
     会場内解散&買い出し

11:00 移動

12:00 東区生涯学習センター 到着
     準備&説明

12:30 調理開始

13:30 食事&シェアリング

15:00 片付け

15:30 終了

マルシェ・ジャポン開催の「ノリタケの森」から東区生涯学習センターまでは各自で移動していただきます。
当日は4種類のカレーを作ります。

◆マルシェ・ジャポン ホームページ
 http://www.marche-japon.org/

授業コーディネーター/青木 奈美
「マルシェ・ジャポンとインドの家庭料理(カレー)」

この授業は名古屋初開催のマルシェ・ジャポンで買い出し後、みんなでインドカレーを作ろうというもの。実はこのアイデア、以前実施した観覧車の授業から生まれた授業。「先生は生徒に、生徒は先生に」という大ナゴヤ大学のコンセプトを実現した授業となりました。
今日はそれを祝うかのように、晴れ渡る青空の中、情緒あふれる「ノリタケの森」の赤煉瓦造りの建物前で授業は始まりました。

カレーを作るにはまず、食材の買出しからと言う事で、今回はこだわりあふれる生産者が集まる市場「マルシェ・ジャポン」で野菜を買出し、生産者との会話を楽しみました。見た事のない野菜や、新鮮な野菜が所狭し並び、大変なにぎわいを見せていました。
余った時間でそれぞれ思い思いにお買い物。

「今日の夕食はこの野菜を使おう!」

「この野菜、みたことがないけどどのように料理するの?」

と皆さん楽しそう。

私はというと、鬼まんじゅうが売られている一角で蒸したての鬼まんじゅうを食べていました。(笑)
蒸したての鬼まんじゅうは芋がとても甘く、おいしかったです。

買出し後、地下鉄に乗って移動。生涯学習センターの調理室に到着後、自己紹介をしました。
迷子になってしまった先生も到着し、カレー作り開始!
作るのはたまごカレーと豆カレーの2種類のカレーです。まずは、インドのカレーとスパイスについて教えてもらいました。英語での説明でしたが、皆さん真剣に聞き入っていました。
インドでは元来、スパイスは体に良いものと考えられていて、それを、毎日の食事に使うという発想から生まれたそうです。そして、1日3食、カレーを食べるそうです。これにはみんなビックリ!あきないの?と不思議そう。先生曰く、たくさんの種類があるから飽きる事はないとのこと。さらに、スパイスの量や作り方は地方によってまた、家庭によって違うようです。

その後、調理実習開始。ところが、ここで、問題が発生。
先生が1人で、4つの鍋を行ったり来たり忙しそう。。。 しかも、英語が通じず、固ゆでするはずの玉子が半熟に。でも、それはご愛嬌。実際、試食してみると、半熟玉子のおかげで味がマイルドに。

鍋に油を入れ熱し、温度が上がったら、みじん切りにした玉ねぎとニンニクを入れ茶色くなるまで炒めます。(インドでは浸るくらい油を入れるそうです。)
次に、においの強いスパイスを入れていきます。そしてトマトも。スパイスを入れる度に匂いがどんどん変化していきます。 
そして、ヨーグルトを入れ、一煮立ち。最後に塩、辛さを調節するためのスパイスを味見しながら入れていきます。最後に最初にゆでた玉子を油で揚げ、表面に焼き色を付け、盛りつけていきます。
そして試食。どちらもとてもおいしく、好評でした。

スパイスの組合せは無限大!ぜひ、皆さん自分自身のカレーを見つけてください。
ここからはManujさんがレポートしてくれます。英語に挑戦してみてください。
要約を載せておきます。それではManujさんにバトンタッチ!!!

(以下、Manujさんのレポート)

Indian Food (インド料理)
The traditional Indian food has been widely appreciated for its fabulous use of herbs and spices. The cooking style varies from region to region (Bengal, Gujarat, Punjabi, Kashmiri, Mullah Cuisine, South Indian, Rajasthan etc.) as India is quite famous for its diverse multi cuisine which is reminiscent of unity in diversity. The staple food in India includes wheat, rice and pulses with china (Bengal Gram/Chickpea) being the most important one.
伝統的なインド料理は多量のハーブやスパイスを使う事で広く知られています。地域によって料理スタイルは異なります。(ベンガル、ムッラー、パンジャブ、カシミール、ムッラー、南インド、ラジャスタン など)インドは多種多様な料理でとても有名で、多様な民族の統一を連想させます。インドの主食は小麦、米、豆です。

Punjabi Cuisine(パンジャブ料理)
We tried in the class [Egg Curry and Chana Masala (Chickpea Curry)]. The cuisine of Punjab has an enormous variety of mouth-watering vegetarian as well as non-vegetarian dishes. Punjabi food is usually relished by people of all communities.
卵カレーとひよこ豆のカレーを作ります。パンジャブ料理はバラエティーに富み、ベジタリアンやそうでない人もおいしく楽しめます。パンジャブの食べ物をすべての地域の人が楽しんでいます。
The philosophy of life for most of the Punjabis is to eat, drink and make merry. They are real lively people who are extremely fond of eating good food. In the preparation of Punjabi food; in addition to various kinds of Spices, onion, ginger and garlic are used extensively to enhance the taste of the food.
パンジャブのほとんどの人生の哲学は、食べて飲んで、陽気です。彼らは活発で、おいしい食べ物を食べるのが好きです。パンジャブ料理の準備で、スパイス、タマネギ、ショウガ、ニンニク等、様々なものを加えることによって味を強めます。
Spices(スパイス)
A variety of spices and herbs grown across the Indian subcontinent (South Asia). With different climates in different parts of the country, India produces a variety of spices, many of which are native to the Subcontinent.Spices are typically heated in a pan with ghee or cooking oil before being added to a dish. Lighter spices are added last, and spices with strong flavor should be added first.Some commonly used spices in Indian kitchen.
インドのスパイスとハーブはインド亜大陸(南アジア)間で発達しました。国の様々な地域でさまざまな気候により、インドは多様なスパイスを生み出し、その多くがインド亜大陸原産です。スパイスは、通常、食品を加える前にギー(インド・ネパールなどの調理用の透明な油。水牛・牛・羊・山羊などの乳から作ったバターを溶かし、脂肪(バターオイル)分を集めたもの。)や調理油をフライパンで炒めます。ライタースパイス最後に加えます。強い香りのスパイスは最初に加えます。インドの台所でよく使われるスパイスです。

Ginger Aamchur/Amchoor powder
Sour Mango powder Celery Parsley
Carom seed Indian gooseberry Anardana Pomegranate seed
Bazil spice Almond
Green cardamom Black cardamom
Star anise, used in making desserts Cinnamon Coriander seed
Garam Masala Spice mixture Rose Water Unrefined Sugar (Jaggery)
Turmeric Hari Coriandergreen
Fresh green leaves Green Chili Coriander powder
Asafoetida Tamarind
Nutmeg Mace Mace Spice is derived from Nutmeg tree
Cumin seed Curry Tree leaves Cashewnut
Black salt Black Cardamom Black pepper
Kalonji Nigella seed Dried Fenugreek leaf
Saffron Poppy seed
Garlic Red Chilli Lavang Cloves
Fenugreek leaf Methi seeds Fenugreek seed
Salt Lemon / Lime
Pudina Onion
Black Stone Flower Yellow Pepper
Black mustard seed Alkanet root
White Pepper Citric acid
Mustard seed Mustard oil
Fennel seed Black cumin seed
Dried ginger Aniseed
Cinnamon Citric acid
Bay Leaf Sesame seed
Tulsi Holy Basil

About the Curry Class(カレークラスについて)
We really enjoyed cooking with all and hope we were able to make them understand a little bit about Indian Curry. All the participants were enthusiastic and seemed really interested in knowing about the Indian cooking. Looking at the class atmosphere, it was surprising that Japanese too like Spicy Indian food. Generally Japanese people ask me as why and how the Indians can eat ‘KARE’ everyday and that too three times a day. And I should say that; anything and everything we prepare to eat with rice or Chapati (Roti, Nan) is ‘KARE’

It was a great fun cooking, sharing and eating with all, we look forward to have similar opportunity in future.

私たちは本当にすべての料理を楽しみ、インドカレーについて少し理解することができたと思います。参加者は熱心で、インド料理に興味を持っている様でした。辛いインド料理も好まれている事は意外でした。よく、私になぜ?どうやって?毎日カレーを食べるの?とか、1日3食カレーは多すぎ!と言われます。その度、我々は、何でも入れ、ごはんやチャプタイ(ロティ、ナン)と一緒に食べることがカレーです。

みんなで料理をとても楽しみ、食事しました。また、カレーパーティーをしましょう。

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

アニルバン氏 /

インド カルカッタ出身。 インドの大学卒業後、昨年9月来日。現在25歳。日本のIT企業に勤めながら日本語を学んでいます。

アジェイ氏 /

インド ニューデリー近郊出身。 来日5年目。鳥取大学へ留学後、 春日井市の建築関係企業に勤めている。インド料理はプロ級の腕前です。現在40歳くらい。

今回の教室

マルシェ・ジャポン(ノリタケの森)&東区生涯学習センター

住所:*マルシェ・ジャポン(ノリタケの森)

名古屋市西区則武新町3丁目1−36
アクセス情報: 地下鉄東山線「亀島」駅 徒歩5分


*東区生涯学習センター

名古屋市東区葵一丁目3-21

(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。
 授業内容につきましては、大ナゴヤ大学までお尋ねください。)
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