授業詳細

CLASS


伊勢茶の香りに誘われて、美し国を訪ねる一日
 〜日本三大銘茶「伊勢茶」の魅力を知るお茶育〜

開催日時:2010年12月08日(水) 9時20分 ~ 17時00分

教室:松阪市:飯南茶業伝承館 & 深緑茶房

レポートUP

先生: 松本浩 / 有限会社 深緑茶房 代表取締役

カテゴリ:【食】

定 員 :28人

【注意事項】
※1:本授業は申込先着順です。
※2:参加費としてお一人あたり「1,000円」が必要となります。(簡単な軽食費を含みます)
※3:当日の集合、解散場所は名古屋駅 太閤通り口を予定してます。
※4:教室までの移動は貸し切りバスを予定してます。
※5:申込受付期限(12/6 18:00)終了後のキャンセルにつきましては、ご実費をご負担いただく場合がございますのでご了承ください。


美し国・三重県。

海と山に囲まれた自然豊かな環境のもと、松阪牛や伊勢海老など、様々な「三重ブランド」の食材が育まれています。

そんな三重ブランドのひとつ「伊勢茶」をご存知ですか?

あまり知られていませんが、実は三重県は、静岡・鹿児島に次いで生産量全国3位を誇るお茶の産地なのです。

産地としての知名度は残念ながら高いとはいえない「伊勢茶」ですが、その品質、味、香りは静岡産のものにも引けをとらないほど。

中でも「かぶせ茶」と言われる種類については生産量全国一位を誇り、うまみ成分「テアニン」を多く含む深い甘みと香りには定評があります。

三重県では、茶園の規模拡大を進める一方で、自然はもちろん、人にもやさしい農業を展開しつつ、広く「伊勢茶」の良さを知ってもらおうと、様々な取り組みを行っています。

そこで今回、三重県のご協力を得て、一日体験の「お茶育」というかたちで授業を開催することになりました。

伊勢茶の産地の一つ・松阪市飯南町の茶業伝承館を訪れ、三重が誇る伊勢茶がどんな環境で生産されているのかを見学。

茶の製造にも携わる日本茶インストラクターさんのお話しをうかがい、実際にお茶の手もみを体験します。

続いて、和風の喫茶と伊勢茶の直販施設「深緑茶房」では、伊勢茶スイーツの試食やおいしいお茶の淹れ方講座も!

伊勢茶の魅力をおいしく楽しく学び、香りと味をたっぷり味わってみたいと思います。

「食育」ならぬ「お茶育」。

日本茶の良さを見直す有意義な一日を過ごしましょう。

【集合場所】
 名古屋駅 太閤通口 噴水前 (大ナゴヤ大学のバナーが目印です)
 ※詳細は授業お申込み後ご案内いたします。
 ※教室までの移動は貸し切りバスを予定しています。

【授業の流れ】
9:00~ 集合・受付開始(名古屋駅太閤通口 噴水前)
9:20~ 出発 バスに乗って松阪へ移動 (自己紹介、伊勢茶に関する意識について)
11:30~ 松阪市飯南茶業伝承館(見学、軽食含む)
13:45~ 深緑茶房(体験)
14:45~ 帰路
17:00~ 名古屋駅太閤通口(予定)

※道路状況などにより、行程の一部を変更することがあります。あらかじめご容赦下さい。

※当日の連絡先:090-1285-9085

(授業コーディネーター: 大ナゴヤ大学)


※本授業は三重県の協力により、大ナゴヤ大学が実施するものです。

※往復の貸し切りバスは大ナゴヤ大学が旅行会社に手配いたします。

※貸し切りバスの費用は大ナゴヤ大学が負担いたします。
いきなりですが、さて問題です。
「三重県が生産量全国第3位の農産物はなんでしょー?」

では、「茶柱タツ」さんに答えていただきましょう。
「それはな、お茶や」

ということで、穏やかな冬晴れの日、伊勢茶の魅力を探りに行ってまいりました。

朝9時半、三重県松阪市飯南町に向けて名古屋駅太閤通口からバスが出発しました。
バスには生徒26名、JTBプロモーションの担当者さん、ツアコンの学長が乗車、
目的地は飯南町にある「松阪市飯南茶業伝承館」「深緑茶房」です。

飯南町まで約2時間の道中では、学長の絶妙な司会進行により、
30秒自己紹介、大ナゴヤ大学の説明などが行われました。
今回の生徒さんには大きな特徴が!
「約半数の方が初参加」「ご年配の方まで年齢層が様々」ということです。
特別授業の報道などで大ナゴヤ大学をお知りになられたとのことですが、
これはとても嬉しい傾向です。
老若男女、いろんなひとが集うことで発想や意見が広がるはずですから。

東名阪道・勢和多気インターをおり、しばらく走ると茶畑が増えてきました。
すこしお腹がすく頃、最初の目的地、伝承館に到着です。

この伝承館、山、川、茶畑に囲まれたとてもすばらしい景色の中にあります。
すぐ横を流れる櫛田川は泳ぐ魚がみえそうなほどきれいな川です。
ここで深呼吸したらもう帰ってもいいかなって思ってしまったほど素敵なところでした。

ここでは、「お茶の美味しい淹れ方」「手もみ茶」を体験しました。

「お茶の美味しい淹れ方」

先生は伊勢茶の生産者&深緑茶房の経営者&日本茶インストラクターである松本浩さんです。
伊勢茶の説明のあと、お茶の美味しい淹れ方を教えていただき、実際にみんなで淹れてみました。
(前述の「茶柱タツ」さんは伊勢茶のイメージキャラクターで、「ミー」似のお婆ちゃんです。)

手順
1.沸騰したお湯を60~70℃に冷ます。
2.お湯を湯冷まし器→湯のみ→急須に入れる。
3.まわしつぎし、しぼりきる。

ポイント
・茶葉は2g/人(けちらない)
・お湯を急須にいれてから注ぐまでの時間は60℃で60秒(二煎目はすぐに)
・最後の数滴(ゴールデンドロップ)に美味しさが!

沸騰したお湯をやかんから急須にドボドボなんてことをしてはいけません。
この手順&ポイントで淹れてみて下さい。
ほんとに美味しいですから!

「手もみ茶」

先生は全国手もみ振興会教師の中村重光さんです。
伝承館では焙炉(ほいろ)の上で手もみを体験することができます。
手もみにはいくつかの工程がありますが、最終段階の「転操揉み(でんぐりもみ)」などを
やらせていただきました。(全工程だと2時間以上かかります。)
でも、これが意外に難しくて先生のようにはとても出来ません。
先生がされると、茶葉たちがひとつのかたまりのようにお行儀よく揉まれているのですが、
私たちがするとあっという間に散らばってしまって・・・
昔の人は腰が痛くなるようなこの作業を全部手でしていたのですから頭が下がります。

伝承館ではこのあと製茶自動ラインを見学し、お弁当でランチ、
みんなで手もみしたお茶をお土産にいただき、次の深緑茶房にむかいました。

深緑茶房は古民家を改造したショップ&茶屋です。
ここでの楽しみはお菓子プレートをいただくこととお買い物♪
お菓子プレートは、なんと!羊羹、大福、栗きんとん、チーズケーキ、おはぎの5点盛り!
これを深蒸し茶といただきます。
チーズケーキや大福からも伊勢茶の風味が~
別腹が十分に満たされた至福のひとときでした。

ショップでは茶葉以外に関連グッズやお菓子(和洋菓子、アイスクリーム)も販売しています。
お近くにお越しの際は是非是非お立ち寄り下さい。

満腹のおなかやおみやげとともに、予定より30分遅れで名古屋に出発しました。
帰路の車中ではみんなで伊勢茶の普及についてアイディアを出しました。

・伊勢茶を原材料に使用した商品開発:
  アルコール、マスク、アロマオイル、入浴剤、歯磨き粉、お菓子、お守り、うがい薬など
・体験教室
  苗木の育成、茶摘み、伊勢木綿着付け&お手前
・プロモーション
  お茶サミット、アンテナショップ、伊勢茶の歌、茶柱タツの実写化、伊勢茶コンテストなど
・コラボ
  伊勢神宮、赤福、大矢知そうめん、常滑焼や萬古焼など

伊勢茶は静岡茶や宇治茶にブレンドされることが多く、生産量のわりに知名度が高くありません。
せっかくの美味しいお茶がこれではもったいないとみんなで真剣に考えました。
今回は参加者の年齢層が幅広かったため、おもしろいアイディアがたくさん出ました。

都市部では急須を知らない子どもが多いというデータが出ている一方、
知人の年配女性は「ペットボトルのお茶なんてもったいなくて買えん」と言います。
ライフスタイルが多様化する中でお茶のいただき方も様々ですが、
お茶を飲む習慣とお茶を育てられる自然環境は守り続けなくてはいけないと感じました。

映画「かもめ食堂」のなかで、
「一番美味しいコーヒーはひとに淹れてもらったコーヒーだ」というくだりがあります。
日本茶も同じだと思います。
せっかく美味しい淹れ方を学んだのですから、ご家族、友人、お世話になっているひとに
お茶を淹れて差し上げてはどうでしょう。

今回の授業は初のバスツアー、初の三重県でしたが、
生徒のみなさん、先生はじめ伝承館や深緑茶房のスタッフさん、JTBプロモーションの担当者さん、
三重県の担当者さんなど、多くの方々のおかげによりとても有意義な一日となりました。

本当にありがとうございました。

(ボランティアスタッフ:加太 恵)

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

1. 松本先生、中村先生はじめ
大ナゴヤ大学・学長、スタッフのみなさま、ありがとうございました!

東名阪から山々の紅葉を眺め、清々しい飯南町へ。
お茶の手揉み体験では「こんなに難しいんだ〜!」と悟り
美味しいお茶の入れ方では、今までの人生は何だったのか・・・と思い知り
お茶と和菓子のコラボで至福の時に浸り
参加されたみなさまとも気軽にお話しできて、幸せな一日でした!

しかも、お昼までついて1000円!とは・・・素晴らし過ぎます!!

参加されたみなさま、ありがとうございました。
2010年12月08日(水) 23時46分(マツナガ)
2. 本当に参加して良かったです!有給休暇で会社を休んだ甲斐があったってもんです。

初めて伊勢茶という存在を知りましたが、その伊勢茶がまさか宇治茶だったり静岡茶だったとは!そりゃ美味しいはずです。勉強になりました。

お茶はもちろんのこと、和菓子の数々。ものすごーく美味しくて、これで1000円でバスにも乗れて、本当に大満足な一日でした。

先生、学長、スタッフの皆さま、参加者の皆さま、貴重な体験をどうもありがとうございました!おつかれさまでした!!
2010年12月09日(木) 14時47分()
3. 加太 恵さん レポートアップありがとうございます!
JTBプロモーション北野です。今回はご協力いただき、誠にありがとうございました。
〉せっかく美味しい淹れ方を学んだのですから、ご家族、友人、お世話になっているひとに
〉お茶を淹れて差し上げてはどうでしょう。
なるほど、新しい視点ですね☆
今回の「伊勢茶」を通した学び、交流が今後に繋げられたら良いですね。
2010年12月19日(日) 9時21分(ヒデ)
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先生

松本浩 / 有限会社 深緑茶房 代表取締役

昭和37年 飯南郡飯南町粥見に生まれる 昭和58年 家業の茶生産製造に就く 平成11年 (有)深緑茶房を他の茶生産農家と立ち上げる 平成12年 日本茶インストラクターの資格を取得 平成15年 三重県指導農業士の認定を受ける http://www.shinsabo.com

今回の教室

松阪市:飯南茶業伝承館 & 深緑茶房

住所:2カ所を訪れます。

1、松阪市飯南茶業伝承館
 TEL:0598-32-4713

2、深緑茶房
 三重県松阪市飯南町粥見4209-2
 TEL&FAX:0598-32-5588
 フリーダイヤル:0120-078-175

「松阪市飯南茶業伝承館」は、茶業振興、茶製造技術と歴史の伝承を目的に完成。実際に製茶できる35キロラインの製茶工場を併設している。展示室には、手揉み茶用の「ほいろ」をはじめお茶に関する様々な道具を展示しており、手揉み茶体験もできる。(要予約です)


「深緑茶房」は、三重県松阪市にある茶農家直営のお茶屋です。
三重県のお茶は、静岡、鹿児島についで全国3位の生産量で、かぶせ茶、煎茶、深蒸し煎茶が生産されています。


伊勢茶は地域ブランド商標の認定も受け、三重県茶葉100%使用・天然自然のお茶生産履歴の貴重義務を徹底して行っているブランド茶葉です。