授業詳細

CLASS


なごやのたからものツアー Vol.1
 みんなでなごやのたからものさがし
  〜文化のみちと洋菓子ボンボン〜

開催日時:2011年04月09日(土) 10時20分 ~ 13時15分

教室:文化のみち界隈

レポートUP

先生:伊藤喜雄 / なごや歴史ナビの会 NPO法人・橦木倶楽部理事 名古屋城観光ガイドボランティア 

カテゴリ:【まち歩き】

定 員 :15人

※1:本授業の抽選は2011年3月31日(木)に行います。(抽選予約受付は3月31日(木)12時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2011年4月7日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:10時00分より受付を開始しております。
※4:橦木館・二葉館への入場料各200円ずつ合計400円と喫茶ボンボンでの飲食代は各自でご負担ください。




人気文筆家・甲斐みのりさんとともに大ナゴヤ大学のメンバーが
昨年秋から約半年をかけて製作に取り組んだなごや案内本
『なごやのたからもの』が3月下旬、いよいよ発売。
本の製作をきっかけに発足した「なごやのたからものプロジェクト実行委員会」が
これから定期的に、なごやのたからもの探しツアーを行うことになりました。

今回の授業はその第一弾。
『なごやのたからもの』の中でも特集ページとして取り上げられている
名古屋市東区白壁地区の「文化のみち」を散策します。
「橦木館」「二葉館」をはじめとする文化財を見学。また、今も残る明治時代の貴重な
建築などについてのガイドを聞き、名古屋の歴史への知識を深めたり、近代文化の物語に思いを馳せながらのまち歩きを楽しみます。

その後は歴史ある商店街、鍋屋・下街道を歩き、創業60年余の老舗洋菓子店
「ボンボン」へ。
おいしいお茶とお菓子をいただきながら、歴史を感じるまち歩きの感想や、
なごやのまちの「たから探し」についてあれこれおしゃべりしましょう。

●なごやのたからものオフィシャルサイト
http://nagoyatakara.com/


【授業の流れ】

10:00 受付開始 (集合場所:橦木館前の山吹谷公園)
10:20 ガイダンス〜本日の授業について〜先生紹介
10:30 ガイドツアースタート
    橦木館〜豊田佐助邸〜白壁筋〜二葉館〜飯田街道経由〜鍋屋・下街道
12:20 自己紹介を兼ねて感想を一言ずつ発表
13:00 まとめ〜アンケートタイム
13:15 終了〜自由解散



(授業コーディネーター/佐藤嘉宏・谷亜由子)


今回の授業は、人気文筆家・甲斐みのりさんとともに大ナゴヤ大学のメンバーが昨年秋から約半年をかけて製作に取り組んだ、なごや案内本『なごやのたからもの』の製作をきっかけに発足した「なごやのたからものプロジェクト実行委員会」が行うなごやのたからもの探しツアーです。

記念すべき第一回目に選ばれた場所は、『なごやのたからもの』の中でも特集ページとして取り上げられている「文化のみち」です。
「文化のみち」と名付けられている名古屋城から徳川園に至るエリアは、江戸から明治、大正へと続く名古屋の近代文化の歩みを伝える多くの建築遺産が残されている地域なんです!この授業が開催されるまで知りませんでした。近くは何度も通っていたのに.....

授業の内容は、「文化のみち」の散策。まち歩きにかかせないのが、そのまちの歴史などの
背景を語ってもらえるガイドさん♪
そう!今回の授業の先生は、名古屋のまちに残る文化的建築、まち並みなどについて幅広くガイドを任され、NPO法人橦木倶楽部の理事も勤める伊藤先生です。

最初に訪問した橦木館は、輸出陶磁器商の井本為三郎によって建てられました。当時、日本の陶磁器輸出の約87%は名古屋港からで、名古屋は陶磁器の産地だったそうです。
橦木館には、洋館と和館があり、洋館は、陶磁器の外国人バイヤーの宿泊施設だったといわれていて、贅沢に使われたステンドグラスを楽しむことや当時の外国人の暮らしを知ることができます。ステンドグラスの中で、トランプとチェスの模様のものあり、ハートマークだけがないものがありました。ハートは日本人とバイヤーであるアメリカ人の心の中にあるから、ハートが描かれてないのかもね??と先生が言っていました。今となっては、真実はわかりませんが、日本とアメリカは、お互いの文化を大事にしていたそうです。

橦木館を後にして、旧豊田佐助邸(兄の豊田佐吉を支えた実業家)や主税町長屋門を見ながら、次の目的地である二葉館に向かいます。
途中立ち寄った主税町長屋門は、江戸時代の武家屋敷門が当時の位置のまま残されているめずらしい建物で、かつて門番が使っていた部屋も残されています。

二葉館は、電力王といわれた福沢桃介と日本の女優第一号として名をはせた川上貞奴が暮らしていた建物を今の場所に移築してできたそうです。館内では、二人に関する資料が展示してあります。福沢桃介と川上貞奴は、事業パートナーとして、一緒に暮らしていたのですが、実際はどうだったのか....
古い建物を見ながら、当時の人の暮らしを妄想するのは意外と楽しいかも!?と思ってしまいました。
ここにも、様々なステンドグラスがあって、大正~昭和のステンドグラスの変遷が楽しめます。文化のみちは、ステンドグラスマニアには、たまらないスポットに違いない!!
また、あまり知られていないのですが、館内には郷土ゆかりの文学資料もあり、一部は手にとって自由に閲覧することができます。

二葉館を後にして、鍋屋通りを通って、洋菓子・喫茶 ボンボンに向かいます。鍋屋通りも昔ながらの建物が多く残っていて、歩いて楽しい通りです。本当に鍋屋もあります。今後、ゆっくり歩いてみたいです。

ボンボンに到着し、お店の前での記念撮影を終え、中に入ると、そこは何か懐かしい感じのする場所でした。それぞれ席につき、メニューを見てみんなビックリ!ケーキの種類が豊富。どれにしようか真剣に悩んで、2つ注文している生徒さんもいました。
そして、談笑タイムの始まりです。自己紹介、今日の授業のこと、ボンボンのケーキのこと、大ナゴヤ大学のことなど、みんなでわいわい。

今回の授業は最後まで、笑顔がたえない授業でした。ガイドをしてくださった伊藤先生のお話は、本当に聞いていて楽しかった。大切にしていきたい「なごやのたからもの」も発見できました。

次の「なごやのたからもの」ツアーはどこに行くのかな?楽しみです!


(ボランティアスタッフ: 大野 嵩明)

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

1.
伊藤先生、スタッッフの皆様、参加されました皆様
今日はありがとうございました!

文化のみち近辺は、独立間もないころからの馴染みの辺り。
鐘木館はまだ名古屋市が取得する以前から通ってました。
当時はまだ茶室など修復前で荒れ放題でしたが
ごく最近その修復を私の先輩の工務店が請負っていたと知りました。

また、鍋屋町通りは修業時代の事務所が在った通り。
孫がデザイナーでレトロモダンになった薬局
名古屋で活躍する兄弟ミュージシャンの実家の美容院
手広く商売してた「鳥鈴本店」には学生時代によくお世話になりました。
飲食店御用達の町のスーパー「マルキ」は主婦も御用達!
大人になって親友と出会った「炭屋珈琲店」
と、想い出の多い一帯です。

ただ、久しぶりに廻った主税町のお屋敷街は思った以上に
パーキングやマンションなどにより蝕まれ
『お屋敷街の地』としての文化も風前の灯になりそうです。
私が生きている間に普通のマンション街になってしまうかもしれません。

でも、伊藤先生のようにその街の面白さを
それぞれが見つけられれば、まだまだ魅力的な部分も多いはず。

やっぱり、街歩きは楽しい!ですね。(笑)
2011年04月09日(土) 22時02分(マツナガ)
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先生

伊藤喜雄 / なごや歴史ナビの会 NPO法人・橦木倶楽部理事 名古屋城観光ガイドボランティア 

長年、自営で建築関係の仕事を続けてきたが、仕事を辞めても他にしたいことが無く、退職後の道を模索していた。 もともと中世の建築、特に城郭建築に興味があったことから、城と城下町について知識を深め、11年ほど前より名古屋城のボランティアを始める。 以降、名古屋のまちに残る文化的建築、町並みなどについて幅広くガイドを任されるように。 背景や歴史的事実を正確に細かく語るより、当時の人々の暮らしぶりやいつの時代にも存在する、生き生きとした人間の営みがイメージできるような想像力をかき立てながら町歩きをしてもらえるガイドを心がけている。

今回の教室

文化のみち界隈

住所:名古屋市東区

集合場所:文化のみち橦木館(名古屋市東区橦木町2丁目18番地)
※地下鉄 桜通線「高岳駅」 1番出口より北に徒歩10分程
地図を見る

名古屋市東区から中区に至る、名古屋の近代化の歴史を伝える建造物などが数多く残る地域の総称。