大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

B級ナゴヤ発見!コンクリート仏像見学ツアー 〜東海珍名所の巨匠が手がけたコンクリート仏像を訪ねる〜


開催日時:2009年09月12日(土) 13時20分 ~ 19時00分
教室:ほとりす なごや納屋橋
先生: 街の先生 / 一般市民
大竹 敏之 / ライター/『All About(オールアバウト)』名古屋ガイド
カテゴリ:【カルチャー】
定 員 :10人

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※1:本授業の抽選は2009年9月4日(金)に行います。(抽選予約受付は9月4日(金)正午までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2009年9月10日(木)0時まで
 先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:移動の交通手段は、公共機関をお使いください。なお、交通費は、各自ご負担になります。


名古屋の珍スポットを語る上で外すことのできない幻のコンクリート仏師・浅野祥雲さん。
昭和初期〜40年代にかけて無数のコンクリート像を遺した氏の足跡をたどる、超マニアックな名古屋の裏名所ツアー。

今年1月「タモリ倶楽部」でも特集が組まれ、にわかにその存在が(ごく一部のマニアの間で)クローズアップされている祥雲さん。今回のツアーでは、同番組にも解説役として出演した名古屋在住のフリーライター・大竹敏之さんが先生としてガイド役を務めてくださいます。
“日本唯一の浅野祥雲評論家”だからこそ知り得る故人のエピソード、よりディープな鑑賞法などを披露しながら、名古屋の観光、宗教、アートの“B面”の魅力を掘り起こしていきます。

【集合場所】
地下鉄名城線伝馬町駅 改札出口 集合(13:20)

【授業の流れ】
13:20 地下鉄伝馬町駅 出口集合
13:30 秋葉山円通寺 (地下鉄伝馬町駅より徒歩2分、名鉄神宮前駅より徒歩5分)
~14:00 現地 毘沙門天像 見学&祥雲さん基礎知識解説

↓(名鉄orバスで移動・・・15分ほど)

14:30~15:00 浅野祥雲邸(名古屋市内某所) 見学
15:00~ 開校式会場へ移動

16:00~17:00 開校式会場到着~発表準備
17:00~      開校式スタート

(授業コーディネーター: 佐藤 嘉宏)

街の先生 / 一般市民

街の先生 それは、一般市民として普段暮らしているユニークで面白い先生です。

大竹 敏之 / ライター/『All About(オールアバウト)』名古屋ガイド

1965年、愛知県生まれ。雑誌、新聞、Webなどに様々な名古屋情報を発信。 Webガイド サイト『AllAbout(オールアバウト)』では名古屋ガイドを務める( http://allabout.co.jp/gm/gt/178/ )。 著書に『名古屋の喫茶店』『名古屋の居酒屋』『名古屋メン』『東海発バカルト紀行』『東海珍名所 九十九ヶ所巡り』などがある。コンクリート仏像の造型師、故・浅野祥雲氏の日本唯一の研究家として『タモリ倶楽部』にも出演。作品修復のボランティア活動も主宰する。

今回の教室:ほとりす なごや納屋橋

住所:名古屋市中区栄1丁目1番5号
電話番号: 0120-7884-82
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。
 授業内容につきましては、大ナゴヤ大学大学開校準備室までお尋ねください。)
地図を見る

「ほとりす なごや納屋橋」は、名古屋の人が名古屋を楽しみ、
地域が地域を育てるきっかけとなる場所を目指しています。

地元名古屋の食材を味わえるカフェ・レストランとして、そして地域の
人々や企業との交流の場として、地域由来のモノやコトを
紹介しながら、その魅力を発信していきます。

「B級」という言葉には様々なニュアンスが含まれていますが、その中には「庶民のもの」という意味があるそうです。
私たちにとって身近な「B級」文化を、もっと楽しむ秘訣は何なのでしょうか?

【オープニング】
「超マニアックな名古屋の裏名所ツアー」と銘打たれたこの授業は、まさに名古屋のミステリーツアー。朝から降る雨のおかげでムードも満点です。
胸をときめかせながら秋葉山円通寺に到着すると、真っ先に三体の像が目に飛び込んできました。
そして!境内を見上げると、腕組みして颯爽と立つ大竹さんのお姿が!か、かっこいい・・・!

【浅野祥雲さんの基礎講座】
明治時代に岐阜県で生まれた祥雲さんは、名古屋に移り住んでから独自の技術でコンクリート像を制作しました。
その作品群は豊富で、各地で珍スポットとされています。
お話を聞きながら、こうした像は型にコンクリートを流して出来たのかな?と思っていましたが、そうではなく、直接盛った後にヘラで形を整えるという方法で作られたそうです。そのため、一つ一つの像を自由に作ることができるのです。

これらの作品が「珍名所」とされる理由は、コンクリート塑像の巨大さ、アクションフルなポーズ、更に、像にきっちりと塗られた鮮やかな極彩色が挙げられます。
しかも保存のために色々な人が塗り直しを重ねたことで、独特な雰囲気が増してしまった場合もあるとか。
なるほど。このユニークな様相は、多くの庶民の手で完成されていったのですね。
しかし、大竹さんに紹介された像を見ていくと、祥雲さんの作品は、芸術性の非常に高いものも多いことが分かります。

そんな師の作品の楽しみ方は、気に入った像の顔や動きを真似て写真を撮ること。
という訳で、みんなで像の周りに移動し、交代でシャッターを切り合いました。
改めて近くで像を見ると、雨に負けない眩しい笑顔と言い、今にもステップを踏み出しそうな足の角度と言い、楽しい要素が満載で、ぐんぐん気分が盛り上がっていきます。
そのおかげでしょうか。すっかり仏像とトモダチになったような(むしろどちらが仏像か見間違えてしまうような)素敵な写真がたくさん撮れました。

【浅野祥雲邸の見学】
どしゃぶりの中を歩いていると、見えてきたのは二体の像。
住宅×コンクリート像のインパクトの強さに、思わず歓声があがりました。
像の一つには祠もあり、お参りに来る人もいるそうです。
こちらでお会いした街の先生は、ずぶ濡れのメンバーを温かく迎えてくださったばかりか、祥雲さんにまつわる貴重な写真や掛け軸を紹介してくださいました。どれを見ても、師の作品に対する真剣な思いが伝わってきます。
また、コンクリート像の保存に関する様々なエピソードも教えていただき、関係者の熱い気持ちを感じました。

最後に大竹さんが、素敵な言葉でツアーを締めくくってくださいました。
「祥雲さんの作品群は『珍名所』と見られがちだけど、周りの人たちに話を聞くなどして色々探っていくと、作者の立ち位置や、それに込めたこだわりが見えてきます。だから、ただ面白がるだけではなく、ぜひ背景にも目を向けて愛してあげて下さい。」

街の人に受け入れられ、親しまれてきた文化を、私たち市民が大切にしていきたいですね。

【ほとりすにて発表】
最後に、今回のツアーをまとめて発表しました。
掲示用のB紙に大量に撮ったスナップ写真を貼り付け、思い思いにコメントを書き足します。
メンバーの一人が、作りながら「東海の巨匠の作品を2つの角度から楽しめて、とてもお得だった!」と話してくれたことが、とても印象的でした。
ミステリーツアーをきっかけに、ナゴヤの「B級」文化にくぎ付けになりそうです。

(ボランティアスタッフ 松本 純子)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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