授業詳細
CLASS
“いいトイレの時間”を学ぼう、感じよう
~魅力いっぱい知多半島!大ナゴヤ大学チタキャンパス始動 記念授業~
開催日時:2012年01月28日(土) 11時10分 ~ 14時40分
教室:INAXライブミュージアム
レポートUP
先生:
山上 遊 / 株式会社リクシル 総合研究所・新事業創造部 グローバル環境インフラ研究室
辻 孝二郎 / INAXライブミュージアム 館長
カテゴリ:【ものづくり/知多半島】
定 員 :15人
※1:本授業の抽選は2012年1月19日(木)に行います。(抽選予約受付は1月19日(木)13時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2012年1月26日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。別途、自己推薦枠を準備致します。今後ご案内致します。
※3:参加料(入館料・食事代として「1,800円」)を申し受けいたします。
1.入場
教室へは授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。
なお、10分を超えて遅刻された場合には、受付終了となり、授業へ参加することができませんので、
ご注意ください。
2.交通手段
会場の駐車場はございますが、数に限りがございますので、公共交通機関のご利用をお奨めいたします
(ライブミュージアム行きのバスは名鉄常滑駅より、毎時間8分、38分に出ています。
授業への参加は10:38常滑発(10:43ミュージアム前)がおすすめです!)
3.会場への撮影、録音機器のお持込みは固くお断りさせていただきますので、ご了承ください。
4.「トイレ授業自己推薦」の募集。今回の授業は特別に『トイレ授業自己推薦』の枠をご用意させていただきます(限定5名)。トイレについて学びたい方、もっと知りたい方は、下記の応募フォームからもお申込み下さい。
⇒"いいトイレの時間"自己推薦フォーム
(1月18日(水)13:00 〆切となります。当選・落選につきましては、1月18日中に別途お知らせ致します。当抽選申し込みと併願していただくことができます)
2010年4月30日に開かれた、「Thinkチタ!」知多半島の魅力をみんなで考えよう。~知多半島だから学べること、学びたいこと~の授業で生まれた「チタキャンパス」構想。8月のサマーキャンプin日間賀島を皮切りに打ち合わせを重ね、ようやくチタキャンパスが開校に向け始動します!
知多半島の5市5町全体がキャンパス、いわば広大な「知多半島じゅうがまるごとキャンパス」と考えています。
「Think チタ!」でスタートした常滑エリアから第1弾の特別授業を開催します。
常滑といえば、古くより窯業で栄え発展した町並みが残っています。その中でも、今回は、日本の「トイレ」について
学ぶことからスタートです。
皆さんは知多半島から、1年で100万台のトイレが生まれている事、ご存知でしたでしょうか?
トイレの話題については、大きな声でなかなか話し難いものですが、ヒトが人間になった時から、切っても切れない間柄です。
今まで陰ひなたで頑張ってきたトイレに今回は大注目しますよ。
今回は特別に、「INAXライブミュージアム」の会場をお借りして授業を行います。聞きたくても聞けなかったトイレのあれこれ、国による違いや芸術的なトイレ、昔の日本人はこんなトイレを使っていたの!?などなど…様々な展示品とミュージアム館長によるトイレよもやま話。これまで無意識に使っていたトイレの奥深い世界をぜひ覗いてみてください。
そしてちょっと気になっていたトイレでの過ごし方など、人目をはばからず、オープンに学び合いましょう!
”いいトイレ”の時間(11:10)、授業スタートです!!
<タイムスケジュール>
10:45 受付開始
11:10 授業スタート
○ 30秒自己紹介 (あなたの”トイレの時間”を教えてください!)
○ トイレの時間を学ぼう(講義)
12:00 ミュージアム見学&写真撮影
○ トイレの時間を感じよう
12:30 お昼(レストランで知多半島の魚介類・食材を利用した特別メニューをいただきます)
13:30 ディスカッション
○ いいトイレの時間について考えてみよう
14:30 アンケート
※タイムテーブルは、進行状況により多少前後する事もございますので、予めご了承ください
※授業終了後もライブミュージアムをもちろん、ご見学いただけます。トイレ以外の展示もご満喫ください!
この日を境に、今まで見ていたトイレが愛おしくなる事、請け合いです。
さぁ、“いいトイレの時間”、一緒に考えてみませんか?
<参加費>
1,800円
内訳 INAXライブミュージアムへの入場料 500円
知多半島の魚介、野菜を使ったこの授業だけのスペシャルパスタランチ! 1300円
※ライブミュージアム内にありますレストラン「フォルナーチェ」にてランチを挟んだ授業となります。
■特別に『トイレ授業自己推薦』枠(限定5名)。
トイレについて学びたい方、もっと知りたい方は、下記の応募フォームからもお申込み下さい。
⇒"いいトイレの時間"自己推薦フォーム
(1月18日(月)13:00 〆切となります。当選・落選につきましては、1月18日中に別途お知らせ致します。当抽選申し込みと併願していただくことができます)
(授業コーディネーター: 山上 遊、「Think チタ!」 チタキャンパス開校準備チーム)
人が一生のうちで費やすトイレの時間。
「私は4.5年にはなる!あなたなら6年ぐらいになるかもしれない!」
とトイレを愛してやまない今回の先生は可愛らしいショートカットに某政治家を思わせるハスキーボイスの山上遊先生。
そして、
「便器ですか~!!!」(アントニオ猪木風)
「便器で~す!!」
???最後の集合写真で一番声を張り上げていたのが、トイレコンシェルジュ「こおじぃ」ことINAXライブミュージアム館長の辻孝二郎先生。知多半島でもっともクールなおじさんです。
1月28日、知多半島常滑市INAXライブミュージアムにて「大ナゴヤ大学チタキャンパス始動記念授業『いいトイレの時間』」が開講されました。
人が大地にフィードバックを始めてからの5000年の時を超え、トイレとは何か?便器を前にして、我、今何を為すべきか?の命題に約30人の生徒が挑みました。本レポートはそんな彼らの空想と思考の場を皆さまに赤裸々にかつパッショネイトにお届けしたいと思います。
①30秒自己紹介。あなたにとってトイレとは?「一人になれる」「孤独が好き」「物質や感情を全て出せる」「家族の分作ってしまったらコミュニケーションが取れなくなった」「車にも欲しい」「私は強運」「よく8の字を書いた」「痔を患いまして」「情報収集の場です」「よくわからない人になっていきます」「山では蚊との戦い」「トイレがすっごく好き!」「うちのトイレは壊れてまして。。。」「三角でもいいんじゃないかと」
こんな自己紹介見たことない。トイレが好きで、こもるのが好きな人たちがこんなにもおしゃべりなのだと、みんな「トイレを愛している」という仲間意識に目覚めた時間でした。
②トイレの伝道師山上遊先生による、白熱授業の始まりです。「3年」「5000年」「144」みなさん何にまつわる数字でしょうか?ユーモアたっぷり、熱意たっぷり、時間を忘れてしゃべり尽くす先生に、だんだん前のめりになる生徒のみなさん。トイレと私から始まり、文明と共に発展したトイレの歴史、ハイヒールやマント、香水などがトイレ事情と深いつながりがあったこと、日本のトイレが如何に優れているかなど、哲学とも言えるトイレの神髄に触れる時間でした。
③辻館長によるミュージアム見学。トイレのコンシェルジュによる、また山上先生とは違うトイレへの造詣を伝えてもらいました。実物を目の前に、浪曲のような人情味あふれる説明に生徒さんは一様に引き込まれ、感嘆しどんどんトイレに引き込まれていきました。トイレとは、人類の歴史、文化、芸術、生活、人生そのものだと改めて学びました。さらにトイレを通して日本の素晴らしさを知ることもできました。
④午後は、ディスカッションタイム。ここまできたら、みなさん出したいばっかりです。「大」のボタンを押したあとの水流のように、出るわ出るわでコーディネーターも開いた口が塞がらない。
「緊張と緩和」
「準備がいる」
「オート流水は早い!まだ出るのに!」
「非常口=社会の窓=??」
「トイレにはお店の接客の姿勢が表れる」
「私は便座に座らない!」
「選べるトイレ」
「一人だからゆえによく見える場所」
「うんこ発電」
「マイトイレがあれば子供部屋はいらない!社会問題を解決できる」
「トイレに机が欲しい」
「生きるか死ぬかの問題」
「キジを撃ってくる」
「花を摘んでくる」
「本気の時は眼鏡をはずす」
「ロマンなんだよ」
「宇宙でトイレをしているよう」
「日常の格闘」
「健康のバロメーター」
「動くトイレ、寄ってくるトイレ」
「トイレの紙様」
「トイレはエンタメだ!」
「トイレ戦争が起きる」
「運をつかめ!!」
「トイレの文化を世界へ輸出する」
「T-1グランプリを日本で開催!」
「トイレアミューズメントパーク」
「アクセスフリー」
「トイレを住宅の中心に」
「Wi-Fiトイレ」
「心温まるトイレ」
「トイレの多様性」
「希望だね」
・・・全部トイレにまつわるお話です。最後に各グループそれぞれのトイレの時間を発表。極めつけは「トイレが日本を救う!!」「トイレジャパン!」「トイレを日本のトップカルチャーに!!」でしたね!
思考と空想の場であるトイレの授業。まさに人類の未来を左右する真剣な授業がここにありました。
「便器があれば何でもできる!」
「いくぞ!!」
「1!2!3!便器~!!」
何かを出し終えた30人のトイレの申し子はすっきりとした顔でまたそれぞれの道を歩み始めたのでした。
(ボランティアスタッフ: 芳金秀展)
この授業への皆さんからのコメント
コメントを投稿するには、会員登録した後、ログインして頂く必要があります。
この授業への皆さんからのトラックバック
トラックバック用URL
例)/subjects/trackback/148/a1b2c3d4e5
また、トラックバックは承認制のため表示に多少時間がかかります。
先生
山上 遊 / 株式会社リクシル 総合研究所・新事業創造部 グローバル環境インフラ研究室
東京都町田市生まれ。トイレの存在価値をもっと高めたい一心で、株式会社INAX(現、株式会社LIXIL)を希望。 最終面接の案内で常滑に本社がある事を知る。知多半島のトイレ工場で8年働き、トイレと知多半島への愛情を深める。現在は世界の愛すべきトイレの為に、人類発祥の地 ケニアで奮闘中!
辻 孝二郎 / INAXライブミュージアム 館長
三重県熊野生まれ。土からやきものまで大好きです。土を求めてペルー・韓国・イラン・イタリアなどを歩いています。やきものはぐい呑み、お皿、花器、茶道具からトイレまで、すべてが好き。それぞれに文化と背景があって世界に誇れる日本文化(It's cool!)と思っています。チタの海を見ながらロードバイクしている時が最高の時間です。
今回の教室
INAXライブミュージアム
住所:〒479-8586
愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL : 0569-34-8282 FAX : 0569-34-8283
■ モバイルサイトもご利用いただけます。(PCからは閲覧不可)
http://inax.lixil.co.jp/ilm/mobile/
<アクセス方法: バス>
■ 名鉄線「常滑駅」または中部国際空港より
知多バス「知多半田駅」行き
「INAXライブミュージアム前」下車徒歩2分
<時刻表へのリンク>
>名古屋鉄道 http://www.meitetsu.co.jp/
>知多バス http://www.chitabus.co.jp/top-00.htm
地図を見る
土は水を得て形となり、火を通してやきものになります。
INAXライブミュージアムは2006年、「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「陶楽工房」の既存の文化施設に、「土・どろんこ館」「ものづくり工房」が加わり、土からやきものまで、その歴史や文化、美しさや楽しさを体感・体験できる5つの発見館となって、INAX創業の地 愛知県常滑市にグランドオープンしました。
この5つの館を散策しながら、土とやきものが織りなす多様な世界を体感ください。