授業詳細

CLASS


「和文化をまなぼう」
普段着きものを楽しもう! ~普段着きものの基本編~

開催日時:2012年03月03日(土) 14時30分 ~ 16時00分

教室:築地神社 社務所(港区)

レポートUP

先生:野村 千洋 / フリーグラフィックデザイナー
樋渡 昌寛 / デザインオフィス「イマジン」代表

カテゴリ:【歴史・文化】

定 員 :20人

※1:本授業の抽選は2012年2月27日(月)に行います。(抽選予約受付は2月27日(月)13時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2012年3月1日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※14時10分より受付を開始しています。





突然ですがみなさん、着物を着る機会ってどれくらいありますか?

「興味はあるけど、ちょっと敷居が高そう…」
「持ってないし、買うのも高そうだし…」など
さまざまな理由で、毎日のワードローブはもとより
パーティーシーンなどで着ることからも遠ざかっている方も多いのでは。

今回の授業では、そんなちょっと難しいイメージの着物について
「普段着が着物!」という粋なお二人を先生に迎え、
着物での楽しみ方、着付けのコツ、
初心者が着物を買うときのアドバイス、着物で出かけたい場所といったことから、
柄のこと、生地のことなど、着物についてのあれこれを、
多方面からおもしろおかしくご紹介していただきます。

着物の良さを広めるために日々活動を続けるお二人。
実は本当にみなさんにしてもらいたいことは、
「箪笥の奥底に眠っている着物を出してあげること」なんだそうです。

箪笥の底にはおばあちゃんが大好きだった
とっても素敵なお着物があるかもしれない…。
そうした着物を囲んでみると、家族同士で本当にいろんな話に花が咲くものですよね。
着物を少しでも身近に感じることができたら、
そういったシーンも増えて、生活が今よりも違った形で彩られることもあるのではないでしょうか。

「箪笥から出して広げてみたくても、たたみ方がわからないから、出すのが怖い」という方も大丈夫。もちろん、そうした基本も、先生に教えていただきますよ。

しかも、今回は、そうした着付け講座を習うにはぴったりの会場を港まちの築地神社さんにお借りしました。
築地神社の社務所は、まだ新築で畳の薫りも漂う素敵な空間になっています。由緒ある神社の社務所で行われる着付け講座、これは必見です!

当日は、先生たちからの粋なプレゼントも!
授業終了後に、着物を着たいという生徒さんには、授業後、特別に着付け講座をしていただけるそうです!

そして、「着物を着て港を満喫したい!」という方には、授業終了後に港まちに無料で開催されるステージイベントにもご参加いただけます。

※ご希望の方は、授業申し込みとともに港まちづくり協議会までご連絡ください。
  http://www.minato55.jp/event/h23/keizoku_h23/minatowodori.html

ご参加いただけるステージイベントは、名古屋港ポートハウスにて18時30分より開催される「名古屋みなとをどり」。このイベントでは、「名古屋をどり」で有名な西川千雅さんをはじめ、本格的な伝統芸能の公演を楽しく気軽に堪能することができます。
着物を着て、なごやをどりの公演を見に行くなんて、素敵ですよね。

とにかく着物に関心がある方は、ぜひ3月3日「みなと」にお集まりください。
みなさまのご参加、お待ちしています。

※着物の着付けは、先着4名さままでとさせていただきます。
  (抽選日時までにお申し込みいただいた中で先着順となります。 下記入力フォームより、同時にお申し込み下さい。
  https://ssl.form-mailer.jp/fms/5ba18f0f186784

※着付けお申込みの方は、着物一式をお持ちの方のみの対象とさせていただきます。
 (必要な小物類のリストは後日お送りさせていただきます)

【会場】
 築地神社 社務所(※会場が変更になりました(2/20))

【授業の流れ】

14:10  受付開始

14:30  授業開始(ガイダンススタート~先生紹介)

14:40  30秒自己紹介

14:50 先生のお話開始

 ・普段着きものの楽しみ方
 ・一日着て過ごしやすい着付け方法
 ・きもので出かけたい場所
 ・きもの初心者がきものを買う心得と買い方
 ・ヤフオクできものを買う時の注意事項
 ・柄、文様について
 ・色について
 ・着物で感じる季節
 ・生地について
 ・着物のしくみ
  などなど

15:20 質疑応答

15:30 着物のたたみ方

15:55 締めの挨拶

16:00 終了

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

16:30 希望者(事前申し込み)の着付け開始

17:30 着付け終了

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

18:00 名古屋港ポートビル 開場


(授業コーディネーター: 青木 奈美)
「きものを着る」という言葉から、どんなイメージが浮かぶでしょう。
七五三?成人式?結婚式?私は、なんだかピリッとした式典が連想されます。
そういえば着るときも、タオルを重ねて、紐でぐるぐるしばって……
うう息苦しい。ちょっと難儀ですね。でも、きもの姿って美しいから憧れちゃう。もっと着てみたい!
今回の授業は、そんな夢をかなえるためのヒントを学びます。

【オープニング】
会場は築地神社の社務室。やわらかな光があふれる和室に、ぞくぞくとメンバーが集まってきます。
中にはきものを着て来た生徒さんもいました。どの方もお似合いで、つい見とれてしまいます。
メンバーが揃ったところで自己紹介スタート。「きものは敷居が高かったので、この機会にぜひ着たい。」「自己流で着ているけど、もっと素敵に着こなしたい。」「きものを着て街歩きしたい」「日本の民族衣装が着られるようになりたい!」など、熱い思いが語られました。

【普段着きものの楽しみとは?】
「着物を着ていると、嬉しいことがたくさんありますよ」と話してくれたのは、今日の授業をしてくださる、野村千洋先生と樋渡昌寛先生(通称イマジン先生)。
イマジン先生「なんといっても『素敵ですね』『かっこいいわ』と言ってもらえる。これはイイですよ。」
千洋先生「そうですね。お店でサービスしてもらえたこともあります。いくつになっても、『素敵』と言われて優しくしてもらうのは嬉しいですね。」
確かに先程、きもの姿の生徒さんに心を奪われたばかり。これは説得力があります。
他にも四季を味わえる、快適に過ごせる等、嬉しいことがたくさん。
イマジン先生「昔の人は毎日きものを着ていた。だから、きものは本来楽なものだよ。ジーンズにジャケットを羽織る感覚で着れば良い。」
なるほど!目からウロコが落ちました。

そんなきものを普段着として着こなすキーワードは‘楽’。
まずは‘気楽’に着ること。「普段着」なのだから気楽に着るのが一番です。そのため、普段着きものを探す際は、木綿・麻・化繊のものを選ぶと良いそうです。これらの素材は濡れても縮まないので、洗える上に雨でも安心です。
そして、気軽にきものを手に入れるには、古着屋かオークションを見てみると良いとのこと。
千洋先生「宝探しをする気持ちで探せますよ。もし、傷やしみがついているものを買ってしまっても大丈夫。きれいな部分を残して、帯や半襟にリサイクルしましょう。」
イマジン先生「きものはほどけば1枚の布になるという、たいへんエコな服です。サイズが合わなかった場合も、工夫すればうまく着られるよ。」

さらに‘楽しく’着ることも大事なポイントです。
きものは半襟や帯等との組み合わせで、全体の印象ががらりと変わってしまいます。自分でとっておきの組み合わせを考えたり、季節を意識したりと、創造の余地がたくさんあるのです。
千洋先生「箸置きを帯留めにしてしまうのも面白いですよ。」
身近なものでも視点を変えると、新しい発見が掘り出せそうですね。

【では、きものを着てみよう!】
いよいよ普段着きものの着方を学びます。「きものを着るのは初めて」という留学生さんにモデルになってもらいました。
生徒さんの眼差しは真剣そのもの。たくさん質問も飛びだしました。
では、先生が教えてくれたアドバイスの一部をご紹介します。

・右前?左前?と迷ってしまうが、右を前に着るのが◎。
ただし「前」とは先に着ることを意味するので注意。
・ベルトやクリップなど、普段着きものを着るための道具を上手に使う。
・段階ごとに身八つ口から手を入れて、中からしっかり整える。
見た目がすっきりする上に、無駄な布が重ならず楽である。
・背中とおはしょりをきれいにする。
・帯ときものの間に手が入るようにすると、苦しくならなくて良い。

千洋先生「とにかくたくさん着ることが楽に着るための近道です。3回自分で着れば自由に着られるようになりますから、気軽にチャレンジしてみましょう。」
イマジン先生「普段着きものを楽しむうちに、色の名前や柄の名前など、様々なものに興味がわくようになります。そうすると、もっと楽しくなりますよ。」

気楽に楽しく手に取ることが、きものを着こなす第一歩。皆できものの良さをシェアしていきたいですね。



(ボランティアスタッフ:まつもとじゅんこ)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

野村 千洋 / フリーグラフィックデザイナー

きもので暮らす楽しさに魅了され、きもの生活4年目となりました。 「普段着きもの」の良さを多くの方にお伝えしたいと思い、 名古屋で着物や和文化を楽しむイベントを開催しています。 最近は日本髪に興味を持ち、日本髪結髪師を目指して修行中。 自分で自分の髪を結い上げる日本髪の練習会やイベントを開いています。 愛知県名古屋市出身 フリーグラフィックデザイナー

樋渡 昌寛 / デザインオフィス「イマジン」代表

名古屋の下町「大須」で365日きもので生活するようになって丸3年。 「普段着きもの」の楽しさをみんなに知ってもらいたい、 もっと多くの男性にきものを着てもらいたい、という思いから 「きものde大須」という、大須ときものを絡めたイベントを開催しています。 着流しで仕事して、着流しで遊ぶ・・・ 堅苦しいこと無しに「普段着きもの」で一緒に出かけませんか? 愛知県一宮市出身 デザインオフィス「イマジン」代表

今回の教室

築地神社 社務所(港区)

住所:愛知県名古屋市港区千鳥1-9-14

【築地神社への道順】
地下鉄名城線(名古屋港行き)の築地口駅2番出口を出たら左(南方向)に曲がり、
しばらく歩きます。ひとつ信号を越え、「江崎医院(緑の看板)」のある所を
左に曲がります。突き当たりに、木がうっそうと生えているのが見えます。
「わかまつ」という和食屋さんも見えます。
突き当たりまで歩くと、「BOMBERS」というバイクショップがあります。
「BOMBERS」と駐車場の間に鳥居がありますので、そこから中に入って行ってください。



港まちに暮らす人々が「みんなのココロの拠り所」を祈念して建立した神社。
みなと祭を始めとして、地域が大切にする祭事の拠点となっています。