授業詳細

CLASS


「招き猫になってお祭りに参加しちゃうニャ!」in来る福招き猫まつり・瀬戸市

開催日時:2012年09月30日(日) 9時00分 ~ 12時30分

教室:古民家カフェ・久米邸の「蔵」 & 瀬戸市「第17回 来る福招き猫まつり」『みんなのオアシス』ステージと駅周辺

レポートUP

先生: 戸田 如彦 / 日本古時計保存協会会長
鈴木 政成 / 株式会社 中外陶園 代表取締役 / 瀬戸市まるっとミュージアム観光協会 会長

カテゴリ:【くらし/瀬戸】

定 員 :15人


※1:本授業の抽選は2012年9月20日(木)に行います。(抽選予約受付は9月20日(木)13時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2012年9月27日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:蔵の会場使用費、実費として、500円を頂戴します。
※4:集合場所が変更になりました。(9/25 変更) 名古屋方面より瀬戸へ向かう方は、下記の電車ですと集合時刻に到着することができます。
   栄町 8時00分発 尾張瀬戸行8時38分着
   栄町 8時10分発 尾張瀬戸行8時42分着(※急行です)


大ナゴヤ大学の瀬戸での初授業です!
初授業はなんと、みんなで招き猫に変身してお祭りを練り歩きます!

はじめに、瀬戸市まるっとミュージアム観光協会会長の鈴木政成先生からお祭りのお話を伺います。
9月29日を「来る福」と読んで、招き猫の日。
日頃、手をあげて福を招いている招き猫にお休みをあげて感謝する日です。
昨年の来場者数81000人。
瀬戸焼の招き猫展、コスプレ、ダンスなど街が猫だらけになるお祭りです。

今年は「なりきり招き猫コスプレコンテスト」なども始まり、益々瀬戸の招き猫祭りは賑わいそうです!
市民活動から始まった、瀬戸の「来る福招き猫祭り」は地域の元気を引き出して、今後も元気ななりきり猫たちが集うことになりそうです!

そして、
今回の教室・地元ラジオ局生中継ステージへ行き、
「招き猫のクイズと鑑定団!」に参加します。

先生は、日本古時計保存協会会長/戸田如彦氏。
アンティークコレクターである先生自身がまるでパンドラの箱のよう!
たくさんの扉を開けるたびに、面白い話が飛び出してきます。
招き猫の発祥や云われ、その背景にある人々の暮らしぶりや願いなどを知ると
招き猫を通して、歴史の世界へと引き込まれていきます。

「歴史は難しいもんじゃないさ。知れば知るほど世界が広がって行く。
昔と現代の結びつきを考えると、今の時代が見えてくる。
美術品じゃなくても古いモノには味わいがあり、ユーモアがある。」

戸田先生は、目をキラキラさせてうれしそうにお話してくださいます。
いろんなこと先生に聞いてみましょう!

その後、顔に猫メイクをしていただきに行きます。
瀬戸の招き猫メイクは、劇団四季「キャッツ」のメイクアーティストを東京から招いて、直接指導していただきました!地域の美容師さんがアレンジして学生さんやボランティアさんへとメイク方法を広げています。
思い切って猫ちゃんに変身しちゃってください!
案外はまるのかも?!
みんなで変身したら、チームでお祭りへ繰りだしていろんな招き猫を見つけに行きます。
お祭りを楽しんだ後は、瀬戸の「来る福招き猫まつり」をみんなで勝手にプロデュース!
戸田先生にもご一緒していただき、チームで考えて発表します。

魅力の沢山詰まったまち『瀬戸』
みんなで猫になって、一緒に楽しみましょう!

「伝統はあたらしい!」
これからも瀬戸の魅力を掘り起こして、発信していきますのでお楽しみに!

【集合場所】
尾張瀬戸駅 改札前 (8時45分集合) ※集合場所と集合時間が変更になりました。
 ※古民家久米邸に直接行かれる方は、別途ご案内の授業コーディネーターまでご連絡をお願い致します。

【授業の流れ】
8:45    集合  尾張瀬戸駅 改札前 久米邸へ移動
9:00   受付  古民家久米邸 (尾張瀬戸駅から徒歩3分)
       チーム分け 
9:15   授業開始、挨拶、本日の流れ、30秒自己紹介
      来る福招き猫祭りのお話
   瀬戸市観光協会会長/鈴木政成氏

9:50   「みんなのオアシス」ステージ エリアへ移動
10:00  「招き猫クイズと鑑定団!」 ※ラジオサンキューのお祭り特番で生放送されます。
        戸田如彦先生の招き猫授業
       ・招き猫の歴史、始まり
       ・招き猫の鑑定団

10:30  猫メイク (教室廻りの3か所に分かれてメイク)
      メイク完成後にお祭りへ  
11:50  古民家久米邸へ集合 戸田先生と一緒にワークショップ
      「来年の来る福招き猫祭りを考えよう!」
12:10  グループ発表
12:20  集合写真、アンケート
12:30  解散

●協力●
瀬戸市観光協会
http://www.seto-marutto.info/
尾張東部放送ラジオサンキューFM 84.5
http://radio.845.fm/


(授業コーディネーター/斎藤 貴子)
今回の授業は、初の“瀬戸”。個人的には20年ぶりの名鉄・瀬戸線に乗って、約40分で尾張瀬戸駅に到着です。授業に参加された方は、「昨日も祭りに参加しました!」という招き猫祭りマスターから、「愛知にずっと住んでますが、ほとんど瀬戸を知りません」という瀬戸初心者の方まで、幅広く参加して頂きました。

授業開始は、「古民家・久米邸」さんの離れに集合しました。こちらは、明治時代後期の歴史ある建物で、母屋はカフェになっており、建物を楽しみながら、ゆっくりすることができます。招き猫祭りに合わせて、メニューには「肉球白たま」が!

大ナゴヤ授業恒例の30秒自己紹介のあと、授業の先生である鈴木会長さんが、さっそく猫メイクで登場! 猫メイクのおかげで雰囲気も和み、今回の授業で参加する「招き猫祭り」の立上げから今までの祭りの歴史について、お話を聞くことが出来ました。
招き猫祭りは、元々、1990年代の招き猫ブームにのって、瀬戸市内の一部の会社さんのみでスタート。当初は、今のような盛り上がりもなかったそうですが、ここまで大きくなった一つには「全国招猫倶楽部」のつながりが大きかったそうです。全国から、招き猫を愛する方々が集まることで、祭りが活気付くようになり、そこに地元の商店街・観光協会・行政が関わるようになって、今のような盛大な祭りになったそうです。
ちなみに、祭りを楽しむポイントは、「恥ずかしがらずに猫メイクすること」だそうです。

鈴木さんのお話のあとは、「招き猫クイズと鑑定団!」に参加するため、みんなのオアシスに移動しました。移動途中にある、銀座通り商店街と、せと末広商店街もお祭りモードで、1mくらいあるビッグ招き猫や、猫メイクをした店員さんでにぎわっていました。
「招き猫クイズと鑑定団!」では、もうひとりの先生である戸田会長さんから、実際の招き猫を使ってのクイズが出されました。
Q.この中で一番古い招き猫はどれでしょう?(フォトレポートの7枚目をご覧ください) というクイズでは、実際に幕末に作られた招き猫を見たり触ったり。ちなみに、正解は一番小さい招き猫で、特徴は「表情があまり可愛くないこと」 笑。あと、昔の招き猫は木型に石膏を流し込んで作るので、中が空洞になっておらず、ずっしりしているのが特徴だそうです。

クイズを楽しんだ後は、おまちかねの猫メイク!! 猫メイクは、一般の人も書いてもらうことができて、街中にメイクスポットがあります。メイクさんも慣れた手つきで、一人5分くらいで、あっというまに完成~。「女っぽく」とか「迫力のある感じで」など、リクエストにも応えてくれます。猫ではなく、虎になってた方もいましたが(フォトレポートの中に・・・)。
猫メイクも完成したところで、いざ招き猫祭りに出発! 祭りでは、様々なイベントが開かれており、ました。例えば、「平成の招き猫100展」では、全国の作家さんによるユニークな招き猫が展示されており、仏様の招き猫・石の招き猫・招き猫すごろく等々。街もどんどんにぎわいだしてきて、街には、あちこち猫メイクの人たちがー!

祭りを楽しんだあとは、戸田先生と共にワークショップ。テーマは「来年の来る福招き猫祭りを考えよう!」ということで、実際に祭りに参加したところから、色々なアイデアを出し合いました。
例えば、“ネコジャック”-町全体をネコモードにしてしまう。瀬戸線では招き猫に関する説明、ネコの顔スタンプラリー(全部回るとネコが完成)、あちこちでネコ好物の焼魚を焼いている。
イベントのアイデアだけでなく、「メイクが出来る場所が分かりづらい」など、実務的な内容も出されました。発表内容は、祭りの実行委員会に持っていかれるそうなので、より楽しい祭りになるといいですね。

 


(小倉 永輔)

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

コメントがありません。 ご質問・ご感想など、コメントをお書きください。
コメントを投稿するには、会員登録した後、ログインして頂く必要があります。

この授業への皆さんからのトラックバック

トラックバックがありません。

トラックバック用URL

トラックバック
上の画像の英数字を、上記テキストボックスのurlのあとに入力して送信してください。
例)/subjects/trackback/181/a1b2c3d4e5
また、トラックバックは承認制のため表示に多少時間がかかります。

先生

戸田 如彦 / 日本古時計保存協会会長

昭和19年生まれ。NAWCC第131関西支部会長。昭和46年から時計に関心を持ち30年間に集めた時計は2500台にもおよぶ。享保雛、レコード蓄音機、アンティークランプの蒐集。古民家の保存活動など。 著書/アンティーク掛け時計 (トンボ出版)等 放送:NHK「美の壺File.42 掛け時計」    FM放送ラジオサンキュー 「古時計の魅力」    他「ザ・鉄腕ダッシュ」など多くの取材協力活動、    展示、講演会多数。    犬山明治村や博物館へ古時計を寄贈。 http://kodokei.jp/
http://kodokei.sblo.jp/

鈴木 政成 / 株式会社 中外陶園 代表取締役 / 瀬戸市まるっとミュージアム観光協会 会長

1300年のやきものの伝統と歴史に根ざした街、瀬戸。 私たち中外陶園は、ここ瀬戸の地にあり創業以来「薬師窯」の窯銘で干支(えと)置物、招き猫、 人形、五月人形をはじめ、縁起置物や四季折々の季節飾りなどを得意とする陶磁器工芸メーカー です。鈴木代表は、瀬戸電をはじめで鉄道をこよなく愛しています。 ■株式会社中外陶園 HP http://www.chugaitoen.co.jp/index.html

今回の教室

古民家カフェ・久米邸の「蔵」 & 瀬戸市「第17回 来る福招き猫まつり」『みんなのオアシス』ステージと駅周辺

住所:名鉄瀬戸線終点「尾張瀬戸」駅。(所要時間:名鉄瀬戸線栄駅から30分ほど。)
古民家久米邸は、駅から徒歩3分
教室会場ステージは、駅から徒歩5分

地図を見る

①古民家カフェ・久米邸の蔵

築百年の明治後期の建物で、母屋、蔵、離れがある。 昭和戦後に眼科として併設され今なおその面影が残る。 現在はギャラリーの他、カフェ、陶器などの販売店舗として利用している。
http://gctv.easymyweb.jp/member/kumetei-seto/

②瀬戸市「第17回 来る福招き猫まつり」『みんなのオアシス』ステージと駅周辺

瀬戸の招き猫祭りは「アートで歩く瀬戸のまち」をキーワードに、1996年(平成8年)より市内各地でイベントが行われています。 財団法人地域活性化センターによる「ふるさとイベント大賞」において、第12回来る福招き猫まつり in 瀬戸が優秀賞を受賞しました。
「平成の招き猫100人展」では、現代の招き猫作家の作品の中から投票によって「日本招き猫大賞」を選定しています。

http://www.seto-marutto.info/event/manekineko2012/index.html

■昨年の様子
http://www.seto-marutto.info/neko/