授業詳細

CLASS


下を向いて歩こう。
~マンホールからの地下世界への冒険~

開催日時:2013年11月30日(土) 15時00分 ~ 17時00分

教室:カフェ クロスロード(JICA中部)

レポートUP

先生:清水 浩二 / 独立行政法人 国際協力機構(JICA)職員

カテゴリ:【くらし】

定 員 :20人

※参加費として1,000円を頂戴いたします。
【任意】
※授業後、先生を囲んで、教室(カフェ クロスロード)にて懇親会を開催いたします。
会費は2,000円程度(実費)を予定しております。授業の参加者には別途ご案内を致します。
唐突ですが、みなさんは普段、どこを向いて歩いていますか?
かの有名な歌にあるように、上を向いて歩くことは素晴らしいですが、
今回は「下を向いて歩く」ことから新しい発見を楽しみましょう!
普段よく目にする「マンホール」が冒険のスタート地点。
そこから“目に見えない隠れた地下世界”へお連れします。
「マンホール」を開けると、そこには何があるのでしょう?
深さは何メートルぐらいあるのでしょう?
どこまでつづくのでしょう?…

下を向いて歩くことから始まる、驚きと笑いをぜひ共有しましょう!


【授業の流れ】
15:00- 受付開始
15:15- 挨拶、みんなの自己紹介
15:30- 先生の話
15:50- 水にまつわるアクティビティ
16:20- アクティビティ発表&投票
16:35- 先生の話、みんなの感想
17:00- 終了


(授業コーディネーター /鎌田 奈応子・宮本 雅子・芳金 秀展・門脇 麻維 )
「授業のつくりかた授業」に居合わせた マンホールのフタ好きとマンホールのプロ。
この授業は、そんな偶然の出会いからつくられた授業です。

場所は名古屋市中村区あるJICA中部内のカフェクロスロード。
中庭から午後の陽射しが差し込む 明るく開放的なカフェで授業は始まりました。
この日の先生は独立行政法人 国際協力機構(JICA)職員の清水浩二先生。
過去にはマンホールの設計もされていたマンホールのプロです。
顔色ひとつ変えずに冗談を言う とてもおもしろい先生です。

どんな話がきけるのでしょう。期待が高まります。


◆◆◆マンホールとは…◆◆◆
まずは生徒さんの自己紹介とマンホールについて知っていることを発表しました。
「映画などでは逃走経路に使われる」
「洪水で水が吹き出る」
「ピンヒールがはまる」などなど。。。
特に「よくみるとデザインがいろいろ」「ご当地デザインがある」といった
デザインについての内容が目立ちました。

そう!名古屋ではアメンボマークでおなじみのマンホール。
マンホールにはいろいろなデザインがあるのです。

しかし、「あれはマンホールではないのです」と清水先生。
「巷で“マンホール”と言われているものは、実はマンホールの“フタ”なのです。」
「マンホールとはフタの先にある“穴”である」と。

さすがはマンホールのプロ!
マンホールの定義からきちんと説明していただきました。

そうなんです。
マンホールは「マン=人」「ホール=穴」、つまり「人が入る穴」のことなのです。
では、なぜ人が入るのか? 中で何をするのか? どのような構造になっているのか?
この謎を紐解くことでマンホールの役割が明らかになっていきます。
さらに、海外の事情を聞くことで、日本のマンホールがいかに優れているかも知りました。

◆◆◆マンホールは海までつづく◆◆◆
授業後半は、グループに分かれてディスカッション。
家から海までの間に水をきれいにする仕組みをB紙(模造紙)いっぱいの絵にしました。
笑い声の絶えない時間が流れ、できあがったものは…

どんな水もきれいにしちゃうビクトリアさん(バクテリア)のいるスーパー下水処理場や
雨水を濾過するスーパー地面。
さらには、水を浄化するための生態系をつくる⇒動物園というアイデアから
ならば、夢や希望あふれる遊園地もつくってしまおう!なんてアイデアまで。
現実的なシステムあり、非現実的な妄想ありのユーモアのあふれるアイデアの数々!
先生もタジタジです。

もしかして、夢や希望で水がきれいになるかも!?
そんな気すらしてきました。

そして、最後に“すこしだけ”真面目な話。
マンホールは、街を衛生的に保ち、洪水被害から守るために、なくてはならない縁の下の力持ち。
私たちの生活はまさに、マンホールの上に成り立っているのです。
マンホールの中でなにが起きているのか。
油やたばこ。人間が食べられないものは微生物も食べられない。ハッとした気づきでした。
これを考えれば排水溝になんでもかんでも流しちゃいけない。
ある生徒さんはそんな風に感じたそうです。
街を守るのも壊すのも、私たちひとりひとりの意識次第なのです。

マンホールのフタ好きとマンホールのプロ。
大ナゴヤ大学での偶然から始まった授業は 水や環境について考える一日に。
ちょっとしたことから大事なことに気づける。
そんな日がふえたら世の中はかわっていく! なんて思う今日この頃です。


(レポート担当:宮本 雅子
カメラ担当:門脇 麻維)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

清水 浩二 / 独立行政法人 国際協力機構(JICA)職員

高校生のときに沙漠の緑化に関心を持ち大学で河川や下水道を学んだあと、身の回りの水環境に関心を抱き、上下水道の設計会社に入社。 徐々に海外の水問題への関心が強くなり、会社を辞めてシリアへ。シリアの住宅・建設省下水道局に所属して下水道技術者の人材育成に携わる。 現在は、名古屋市中村区にあるJICA中部で東海4県と世界をつなげる仕事に奮闘中。 HP:http://www.jica.go.jp/chubu/index.html

今回の教室

カフェ クロスロード(JICA中部)

住所:愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60-7

※アクセス:
各線 名古屋駅下車 徒歩13分
名古屋臨海高速鉄道 あおなみ線 ささしまライブ駅下車 徒歩5分近鉄名古屋線 米野駅下車 徒歩10分



※授業について全ての連絡・お問い合わせは、大ナゴヤ大学までお願いいたします。TEL:070-5459-8213(代表) E-mail:dai-nagoya@univnet.jp

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