大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

演じてみよう「朗読劇」
~言葉を自分の声にのせて~


カテゴリ:【コミュニケーション】
定 員 :20人

参加対象:どなたでも
開催日時:2014年06月14日(土) 13時30分 ~ 16時00分
教室:名古屋市短歌会館
先生: 石垣真帆 / フリーキャスター 
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※お一人参加費1000円をいただきます。
最近、思いっきり自分の声をだしましたか? 
恥ずかしがらず、思い切り声をだせる場を想像してみてください。
不思議と、感じることがたくさんあるはずです。

「朗読劇」体験してみませんか?
きっと、自分が知らない意外な自分の一面を見つけることができるかも。

そんな難しいことじゃない。演技経験なんていらない。
あなたは、あなたが好きなように演じれば良いのです。
台詞を覚える必要はありません。
だって「朗読しながら演じる劇」ですから。

石垣真帆先生は、言葉を生業とする現役アナウンサー。
その小柄で柔らかい物腰と、優しい雰囲気からは想像できないほど、
深い、深い、言葉に対しての想いをお持ちです。

あなたはあなたの大切なひとに、「自分の言葉」で気持ちを表現していますか?

先生のお話を聞いたあと、同じことを自分自身へ問いかけてみてください。
思い切り声をだして、作品の中の誰かを演じることで、気がつく「自分」と「表現」
そして、「朗読劇」という新たな体験が、あなたの人生に新しい「非日常」をもたらしてくれるはず。

興味はあるけど、人前で話すのが苦手。表現なんて難しそう。なんて不安な方、大丈夫ですよ。
みんなが「初めての朗読劇体験」のこの場なら、 楽しくチャレンジできます。
ちょっとやってみませんか?かならず新しい何かを、持ち帰ってもらえるはず。

上手い下手じゃない。あなたはあなたの思うまま。 
体験してみてください「朗読」ではない「朗読劇」の面白さを。

思い切って、表現してみて、その先にある新しい自分の中の何かを見つけてもらいたい。
そんな願いをこめて、この授業をつくりました。

13:30 受付開始
13:45 授業スタート 先生のお話
14:00 3人一組になって、朗読劇の練習
15:00 チーム発表
15:30 先生から皆さんへ
15:45 皆さんから先生へ質疑応答
16:00 集合写真、終了

(授業コーディネーター すのっち)

石垣真帆 / フリーキャスター

東京都出身。某テレビ局専属契約として、高知、大阪、さいたまなどで 夕方のニュースキャスターやレポーター、ディレクターを務める。 現在は名古屋でラジオ番組のキャスターとして活躍中。 小学校や中学校で「言葉」に関する授業などを行うほか、 ライフワークになりつつある朗読劇も4年目に突入、各地で公演なども行っている。

今回の教室:名古屋市短歌会館

住所:名古屋市中区錦2-13-22
※地下鉄「伏見」駅1番出口より徒歩5分
地図を見る

「朗読劇」、、、
「朗読」と「劇」。聞き慣れた言葉が並んでいますが、実際に見たり聞いたことのある人は少ないのではないでしょうか。

「朗読」とはちがって、役に演者を決めて台詞のやりとりがあります。
「劇」とはちがって、台詞、音楽などの音声だけで物語は進みます。
音声だけの表現だから、演者は一言一言に自分のイメージした世界観をのせて演じます。
聞き手もまた、音声だけの表現に耳を澄まし、物語の場面を頭の中で思い描きます。
一緒に演じる人の表現によって、自分の表現も変わるかもしれません。
場の空気感、聞き手のリアクションによって、世界観が変わるかもしれません。

そんな場にいる人同士の化学反応から生まれる一種の「ライブ」を、19名の生徒さんが“お客さん”として“演者”として体験しました。
先生は、フリーキャスターの石垣真帆さん。ラジオ番組のキャスターとして活躍する言葉のプロです。ご自身で朗読劇のイベントを開くなど、その魅力や面白さを広める活動をしていらっしゃいます。
「朗読劇の音声だけで伝える奥深さや、誰かになりきる面白さを伝えたい」。
先生がそんな想いを持ったきっかけは、物語の台詞を読む仕事をした際に、「君ってほんとに冷たいね」と指摘を受けたことでした。それはつまり、キレイに読めているけれど、気持ちが出せていない、、、ということ。気持ちを言葉だけで表現する難しさと、それができた時の楽しさを知った経験だったそうです。
授業の冒頭、まずはお客さんとして朗読劇を経験する機会をということで先生が実演をしてくださいました。娘の結婚を前にした父娘のお話。先生は、父親の存在の大きさに改めて気づく娘の、少し寂しげで愛おしさに溢れる感情を演じてくださいました。初めて朗読劇を見るという生徒さんも多く、会場全体がどこかしっとりとした雰囲気に包まれていました。

「お客さん」として体験した次は「演者」としての体験の時間です。生徒さんは、3〜4人のグループに分かれて台本を手渡されました。作品は佐藤多佳子作「しゃべれどもしゃべれども」。映画化もされた落語家のお話です。この中から2つの場面が選ばれました(どんな場面かは後ほど)。
台本を前に生徒さんたちの表情は真剣そのもの。一人ひとりでじっくりと読み込んだり、台詞合わせをしては「そこはこんな気持ちじゃない?」とアドバイスしたり、「う〜ん、、、難しい」と頭を抱えたり。熱意と悩ましさの伝わってくる練習風景でした。でも、悩む姿もどこか楽しそう。先生も各グループを回りながらアドバイスを送ります。時間はあっという間に過ぎていきました。

いよいよ本番!ひとつ目の場面は、そば屋で深刻な話をする男女。男役、女役、地の文章(男の心の声)に分かれて、3つのグループが挑戦しました。各グループの表現は、まさに三者三様。深刻に語る女性を、少し投げやりな言い回しで表現する人、感情的になる人。その言葉を受ける男性を、苛立たしく演じる人、冷静に演じる人。それぞれの組み合わせでまったく違った空気感が生まれました。
演者の生徒さんからは、「練習より気持ちののった台詞に自分も引っ張られました」というコメントも。その一回きりのライブ感を実感したようです。

ふたつ目の場面は、落語家と弟子入り志願してくる野球選手(喋り下手)、その野球選手をからかう子ども、のコミカルな掛け合い。地の文章含め4人で2つのグループが演じました。どちらのグループも、テンポの良い掛け合い、関西弁でおちょくる子どもの小気味好さに、客席からは自然に笑いが湧いていました。
演者さんからは「やってて気持ちよかった」「自然体になれた気がする」といった感想もあれば、「読み込むほど嫌なやつに思えて抵抗が出てきた、、、」という声も。う〜ん、すごい深く読み込んでいますね。

「このグループで、この場所で演じるのは今この時だけ。おなじ朗読劇は二度と生まれない」。
本番が始まる前、先生はこう言いました。この言葉通り、本番では練習とも違う、お客さんも含めたその場限りの朗読劇が生まれていました。生徒さんからは、そんな「本番マジック」を面白がる声も聞こえました。
「グループを組んだのはちょっとの時間だけど、普通におしゃべりするのとは違う一面が見られた」「いつもと違う自分になれた」という生徒さんもいました。他の人と一緒に作り上げる朗読劇は、物語や言葉のやり取りを通して“人と出会う”コミュニケーションにもなるのかも、とレポーターは感じました。
言葉だけだから、イマジネーションがいつもより働く。言葉だけだから、気持ちを大事にのせるし、一緒に演じる相手の言葉も深く感じようとする。
朗読劇を通して人の感性の可能性をお互いに感じ合える授業でした。

(レポート担当:ボランティアスタッフ 小林優太
 カメラ担当:ボランティアスタッフ 斎藤貴子 )

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

1.  レポートアップ、ありがとうございました。
 
 朗読劇、初めての体験でしたが、とても楽しかったです。
 あれだけの短時間でどれだけのものが出来るか、正直不安
 でしたが、できましたねー!!しかも回を重ねる毎にどん
 どん充実していくことに奇跡のようなものを感じました。
 初対面の人と、あれだけの場をつくれるってすごいです。
 朗読劇に興味を持ったのはもちろん、また大ナゴヤの授業
 にも期待しています。

 ありがとうございました。
2014年07月16日(水) 23時51分(jupee)
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