大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

ジャズの音色が響く港の名物うどん屋「釜半」
~マスターと「音楽×ワイン×うどん」談義~


カテゴリ:【食/まちづくり/コミュニケーション】
定 員 :8人

参加対象:どなたでも
開催日時:2014年12月13日(土) 14時00分 ~ 16時00分
教室:釜半
先生: 相宮公明 /  
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※参加料500円(うどん代として)
※ワイン代は別途(希望者のみ)
自分の好きなものを、楽しそうに語る人は面白い。

この授業の教室は、名古屋港水族館にほど近いうどんの老舗「釜半」
今回は、名古屋の冬の風物詩、みなとイルミナートとコラボレーションし、
港の“こだわり派”うどん屋さんのマスターを先生にご紹介いただきました。

港で名の知れた「釜半」。
うどんがおいしいのはもちろん、
もうひとつの魅力は店中にあふれる“マスターのこだわり”です。

入口を開くと、聞こえてくるのはニューオリンズジャズの音色。
ふと右へ目を向けると、バーカウンターのようなカウンター席。
その奥には、大きなワインセラーと年期の入ったビンテージスピーカー。
「あれ?うどん屋さんだよね??」
と疑問を持ちつつも、心地の良い空間に自ずと興味が湧いてきます。

「食」と「酒」と「音楽」をこよなく愛するマスター相宮さんならではの「釜半」というお店。
うどんはもちろんこだわりの味、釜半オリジナルの“ふわもちうどん”。
お店に渋いジャズを響かせるスピーカーは音にこだわる年代物。
ワインはグラスを数種類用意し、一番おいしく飲めるもので出すこだわりよう。
一味も二味も違うこだわりの「うどん」「ジャズ」「ワイン」とともに、
語れば語るほどに面白い、マスターの素敵な人柄も味わえます。

授業では、自慢の“ふわもちうどん”を実食した後、
お店やマスターへの素朴な疑問から、音楽・酒・食に関する深い話まで、
みなさんの質問に応えながらお話を伺います。
音楽に興味のある方。お酒に興味のある方。食べ物に興味のある方。
マスター一押しの一品は要チェック間違いなしですよ。
あえて型にはめないフリーなトークで盛り上がりましょう!

===== 授業の流れ =====
13:30〜 受付
14:00〜 授業スタート
14:05〜 絶品「ふわもちうどん」試食会
14:40〜 「音楽×ワイン×うどん」談義
※ みなさんのご質問にどんどん応えるカタチでお話を伺います。
  食・酒・音楽、どれでもご興味のあることについてマスターに聞いてみてください。
15:50〜 集合写真・アンケート
16:00  授業終了

(授業コーディネーター 小林優太)

相宮公明 /

港まちの由緒ある老舗のうどん屋さん「釜半」のマスター。 お客様に喜んでもらいたいという相宮さんはまさにエンターテイナー。港まちの誇れる名物マスターです。

今回の教室:釜半

住所:名古屋市港区入船2-5-14

港まちの老舗うどん屋さん。
店内に入ると耳に届くのはニューオリンズジャズ。
カウンターには大きなワインセラー。
うどんだけでなく、好きなものにはとことんこだわるお店です。

海のひんやりとした風を感じ、白い名古屋港ポートビルを眺めつつ。
本日の教室・釜半に着きました。
まちなかのおうどん屋さん…とのイメージを覆す、ペルシャ絨毯やワインが飾られた店内。カウンター席にはスピーカーやレコードが並んでいます。

ドキドキしながら席に座ると同時におうどんが出てきました。取るものもとりあえず、あったかいおうどんをすすります。
一口食べてびっくり。おうどんとは思えないほど、もちもち、ふわふわ。伸びていきそうでいてしっかり主張もするおうどん。その優しくもしなやかな食感に身も心もあったまります。
なんとマスターの心意気で、つやつやしたお漬け物と透き通ったおぜんざいもいただきました!

お腹がふくれたら、カウンター席に移動。
いきなりマスターのジャズ講義が始まります。
ジャズはアフリカからアメリカへ奴隷船に乗せられてきた人々から生まれたと言われています。南北戦争の頃からメロディーは存在し、徐々にトランペットやドラム、そしてサックスなどの楽器が加わり、今の形になったとか。
アメリカではケネディ大統領の時代にようやく黒人が公民権を得ましたが、それまでひどく迫害されていた彼らにとって、唯一文化的なものとして生まれた音楽だったそうです。

とここまで語ったところで、コーディネーターのハカセから仕切り直し。
恒例の30秒自己紹介がありました。
博多うどんが好きな方、ジャズをやってみたいなと思っている方、ワインをたしなみたい方…いろんなキーワードに引き寄せられ、みなさん集まってきました。
こんなおいしいおうどん初めて食べた!という方も。

ではなぜマスターは”おうどん×ジャズ×ワイン”のこのお店を始めたの?
…たまたまうどん屋さんがワインとジャズが好きだった、とのご回答。
釜半では宴会にも対応していますが、みなさん締めはおうどん。ま、そうですよね。そして個人で来られる方にはきしめんも大人気とのこと。おうどんに比べてタイミングが難しいきしめんは、マスターの手腕が問われるそうです。
生徒さんから「伊勢うどんも特徴的」との声が挙がりました。伊勢うどんは関西の文化圏でたまりを使っているため、「甘い」と感じる人もいるそう。じゃ、そばとおうどんはどっちが先?など、やり取りが生まれます。
マスターは小さいころに苦労されたこともあり、「商売するなら食べ物しかないでしょ」ということでおうどんを始め、名古屋で一番のお店で修行を積まれたとのこと。毎日立ちっぱなしのお店で次々とオーダーに対応し…「そのころの味噌煮込みうどんが一番の原点で、自分はまだまだ届いていない」との言葉が印象的でした。
TVで話題のお店が紹介されればすぐに行き、実際に食してその良さを確かめ…そして気が付いたのは、おいしいおうどんとは、茹でたてのおうどんであるということ。いろんな試行錯誤を経て生まれたふわもちうどんは釜半のアイデンティティー。熱心な研究の成果なのです。

そして話題はワインへ。
あまりいっぺんにクイっと飲むよりは、味わいながらゆっくり飲んでほしいと語ります。
おいしいワインの選び方を教えてください、との質問に「ラベルで決めれば間違いない」とのこと。値段は正直で、1,500円前後や4,000円前後で味が違ってくるとのこと。名古屋のおすすめ酒屋さんも教えていただきました(気になる方はぜひマスターに直接聞いてみてください!)
ユニークな形のグラスや、とあるワインに専用のグラスなど、いろんなグラスも出てきます。
「良いワインは味が変わる。それにあう料理がなければワインに失礼」とはっきり仰るマスター。超高級ワインを緊張しながら飲むよりも、お料理に合ったワインをゆっくりじっくり楽しむ場所のようです。

そしてそして、話題はジャズへ戻ります。
実はこの日、授業が始まってからスピーカーの調子がおかしくなってしまったのです。
残念ながらジャズの曲は聞けそうにないかな…という空気の中、これはテッパンで聞いておきたいジャズの曲は?との生徒さんの質問に、マスターが1枚のレコードを取り出しました。

WC・ハンディ “Careless Love”

「かかるといいな~」と言いながら、マスターがセットします。
みんなが祈ります。
すると、スピーカーが復活!!
心地いい曲に酔いしれながら、至福の時間を楽しみました。

ジャズにもワインにも、そしてもちろんおうどんにも精通しているマスター。こんなかっこいい大人が、みなとまちにいました。
まだまだいろんな魅力が隠れていそう。

ぜひみなさん、訪れてみてくださいね!


(レポート担当:ボランティアスタッフ 井上麻衣
 カメラ担当:ボランティアスタッフ 伊熊志保)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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