大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

名古屋の魅惑のモザイク壁画
〜みんなで眺めてまち歩き!〜


カテゴリ:【まち歩き/カルチャー】
定 員 :10人

参加対象:どなたでも
開催日時:2014年12月06日(土) 13時00分 ~ 15時30分
教室:栄エリア(集合場所:CBCテレビ前)
先生: 碧 亜希子 / モザイク彫刻家 
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*参加費:500円を頂戴いたします。
*途中のカフェ休憩では各自実費をご用意ください。
*当日は新栄から伏見エリアに向けて歩いて行きます。暖かい服装と歩きやすい靴でご参加くださいませ。
昔むかし、名古屋駅の新幹線口前の壁には
色鮮やかなモザイク壁画がありました。
壁画は「日月と東海の四季」のタイトルのごとく、
東海地区の発展を祈り、駅を利用する人々を
見守っていたのでは…と想像します。

戦後日本の高度経済成長期には、公共の建物だけでなく、
企業のビルにもモザイク壁画がたくさん作られました。
壁に、床に、天井に・・・。
人々の集まる場所に作られた壁画は、
長い間変わることなく存在し、時を重ねながら
その景色に溶け込んでいったのです。

ただ、建物と運命を共にするというのが壁画の宿命。
建て替えや建物の老朽化、耐震化の問題により、
いつのまにか姿を消した壁画は少なくありません。

ところが、わが街名古屋には当時のモザイク壁画が
まだまだたくさん残っているんです!
でも日々の景色の中にすっかり溶け込んでしまっている…。
そんな魅惑の壁画たちを、この機会にじっくり眺めてみませんか?
見慣れた景色の中にも、新鮮な発見があるかもしれません!

ギリシャでモザイクを学び、「モザイクをつまみに酒が飲める!」と豪語する、
稲沢市在住のモザイク彫刻家、碧亜希子さんと、
モザイク壁画マニアの私・森上と一緒に
昭和のモザイク壁画を見て歩きましょう!

少し寒くなる時期ではありますが、
途中カフェに立ち寄ったりしながら
壁画をたよりに楽しく街を散策したいと思います。
お気軽にご参加ください!

12:45 受付開始
13:00 まち歩きスタート
     *途中でカフェ休憩を挟みながら
      スタート地点から伏見エリアに向けて
      さまざまな壁画を見て歩いて行きます。
15:20 アンケート・記念撮影
15:30 終了



(授業コーディネーター 森上千穂)

碧 亜希子 / モザイク彫刻家

1976年愛知県生まれ。主にギリシャ新石器時代後晩期の考古学的遺物から時と自然と人の所作が引き分けた造形を学び、制作を通して普遍的な美を探求する。

今回の教室:栄エリア(集合場所:CBCテレビ前)

住所:愛知県名古屋市中区新栄1-2-8

集合場所は、CBCテレビです。そこから栄〜伏見エリアまで街あるきをします。

住所:愛知県名古屋市中区新栄1-2-8
アクセス:地下鉄東山線「新栄駅」下車。1番出口から徒歩5分。

モザイク壁画って??何かそういう壁画って、どこかにあった気がするけどじっくり見るほどでもないなぁ。
あれば見るけどじっくり見ないし、あれって特別意味あるのかな。

そんな考えの方は勿体無いです。
今回の大ナゴヤ大学の授業はモザイク壁画に関しての考え方や見方が180度変わる、街歩きしながらモザイク壁画を見ようという企画。

そもそもモザイクって?
一般には、石・ガラスやタイルなどをモルタルなどに埋め込み、人物や動植物、幾何学模様などを描いたもので、主に建築装飾として遥か古代から存在するものなのです。

そんなモザイクの案内をして下さったのは、モザイク愛好家の森上さん、モザイク彫刻家の碧さん。お二人の熱い授業は集合場所のCBC会館前からスタート。

しかし、お二人の熱さとは正反対に当日の天気は小雨が降り続くという悪天候でした。そんな中を授業は進んでいきます…。

まずは、CBC会館の横にある壁画の説明から始まりました。
「モザイク壁画の作者は自分や原画の作者の名前を彫る事もあるんですよ。建物の一部として考えているようです。ほら、ここに彫ってありますよね~。」との森上さんの説明によく見ると、確かに作者の名前である矢橋六郎、原画の作者の北川民次の名前が彫ってありました。
この壁画は伊勢湾台風の猛威にも負けずに取り付けたという事で、ボロく欠けてはいるものの、当時の技術の高さがよくわかりました。

続きまして、CBC会館の前の広小路通を歩き中日ビルへとやって来ました。
中日ビルに入り、上を見上げると天井に広いモザイク壁画があります。
よ~く、見てみるとRY66と横にはREP85の文字が。
森上さんの説明だと、作者の矢橋六郎が1966年に作り、1985年に修復したものだという事でした。

その後、名古屋中央教会へ移動し恒例の30秒自己紹介タイム。
「モザイクに関する知識は無いけど興味があります」、
「タイルに関わる仕事をしています」
等々、色々な想いを持った生徒さんが参加されている事がわかりました。
ちなみに、碧さんによると名古屋中央教会のモザイク壁画は、今では手に入らない貴重な素材を使っている箇所も多いのだそう。

名古屋中央教会を後にした一行は、カゴメビルへと向かいました。
カゴメビルの正面玄関には大きなモザイク壁画が飾ってあります。
会社に関係からか、タイトルが「トマトの誕生」です。
カゴメビルが50周年の時に、記念で壁画を基にした手拭いを作り、OBに配ったほどカゴメにとっては大切な壁画だそう。
このカゴメビルも、CBC会館同様に愛知県に所縁のある北川民次の原画です。
ちなみに、カゴメビルの壁画の端にはバッタの絵が描かれているのですが、北川民次の原画には描かれていないというのが、未だに謎になっているとの事。

その後一行は休憩も兼ねて、錦にあるカフェボンタインに移動し、碧さんのモザイクの説明があったり、参加者の方々やスタッフ同士、気兼ねなく楽しく語り合いました。
冷えた身体に温かいコーヒーは美味しかったですね。

そして、店を出ると晴れ間が出ているではありませんか。
最後の目的地である伏見駅まで歩き、伏見駅の構内にあるモザイク壁画を見ました。
プラネタリウムのある名古屋市科学館の最寄り駅だからか、星座の模様です。
ただ、エスカレーターの設置により、端の方は削られたとの事。
しかも、その削った壁画は今は不明だぞうで残念ですね。
エスカレーターに乗る方は注意して見ると、ここから先が削られているのか…がわかると思います。

こんな感じで進んでいったモザイク壁画を眺めながらの街歩きでしたが、モザイク壁画は意味があって、その場所にある事。
また、会社にとっても社史に出てくるほど重要なものである事。
そして、建物の消滅と同じ運命を辿るモザイクも多いため、見られる時に見ておこうと思いました。
モザイクを追究すると、人と人が繋がり、歴史とも繋がるのがわかりました。
まだまだ名古屋には知られていないモザイク壁画があるはずです。
モザイク壁画を探しながらの街歩き、オススメですよ~。

(レポート担当:ボランティアスタッフ 石坂喜和
 カメラ担当:ボランティアスタッフ 前田智絵)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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