大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

ストレスとの上手なお付き合い
~メンタルヘルスの0次予防対策~


カテゴリ:【コミュニケーション】
定 員 :20人

参加対象:どなたでも
開催日時:2015年04月20日(月) 19時00分 ~ 21時00分
教室:富士通株式会社 セミナールームA
先生: 白石みどり / ㈱スノーム 代表 
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※参加料として500円いただきます。
みなさんお仕事ごくろうさまです。
4月から新しい年度もはじまりますね。
楽しく働くことを目指すものの、切っては切れなのがストレスとのご関係。

最近、コンビニの雑誌コーナーでも「上司とのコミュニケーション術」
「部下との付き合い方」などの本をチラホラ見ることが多くなった気がします。
職場でのコミュニケーションや仕事からくるストレスがやはり多いのでしょうか。
2015年12月には「ストレスチェック義務化法」という法律も施行されるようです。

ストレスの原因もさまざまですが
自分では大丈夫と思っていても知らないうちに溜まっていく。
ついつい無理して頑張ってしまう。
気軽に相談できる環境がない。
こんなケースをよく耳にします。

そう考えると自分はうまくストレス解消ができているのかと不安になってきます。

今回の授業では企業のメンタルヘルスを専門にお仕事をされている
株式会社スノームの白石さんを先生に迎え、ストレスとの上手な付き合い方を学びます。

白石先生いわく、ストレス自体はすべてが悪いものではないそう。
自分が何にストレスを感じているか理解できていて、
それに対してしっかりセルフケアができていれば安心なようです。

月曜日頑張って働いた夜、
さまざまな職場の人達同士で、その日からはじめられる
ストレスとの上手なお付き合いを学び合いましょう。

【スケジュール】
18:45 受付開始
19:00 開始・あいさつ
19:20 まずはストレステストを体験してみよう
19:50 ストレスって何?ストレスを知る
20:00 グループワークショップ
     今日からはじめられるセルフケア
     もし同僚がしんどそうだった時どうする?
21:00  終了

協賛企業:富士通株式会社 東海支社
ハタラクデアイ


(授業コーディネーター 加藤幹泰)

白石みどり / ㈱スノーム 代表

17年間、医療現場で看護師を天職としていた。 特に死と向き合う現場で約700名の最期をお見送りした経験から、働く現場には心理支援が必要性だと実感。心の仕組みを知るため某大学心理学科へ入学し、さらに社会に浸透する仕組みを創るため経営学の単位も取得。その結果、各ビジネスプランコンテストで受賞後、各種起業家育成支援を経て平成25年11月に株式会社スノームを設立。 現在は大手企業から小規模介護施設まで愛知県内の事業所で働く現場のメンタルヘルス支援を実施している。ストレスチェックからカウンセリングまで、業種別にカスタマイズしたプログラムで、離職者減少や休職者減少など目に見える効果があると喜ばれている。

今回の教室:富士通株式会社 セミナールームA

住所:名古屋市中区錦1丁目10-1 マルカン酢伏見ビル1F

ストレスと向き合う授業、なのになぜか目に入ったのは
あか・あお・きいろのゴム風船やゴムボール。
いったいこれは何に使うの?と不思議に思うなか授業はスタート!

大ナゴヤ大学の普段の授業はカフェや野外などの開催場所が多い中ですが、
今回は協賛をいただいた富士通㈱さんの広い会議室を貸していただきました。

今回先生をしていただいたのは
株式会社SNOM(スノーム) 代表 白石みどりさん。
白石先生は元々看護師をされており、患者さんを助ける立場の看護師が
労働のストレスから働けなくなるという現場をたくさん見てきた経験から
働く現場にも心のケアが必要だと強く感じたそうです。
この思いから、働く現場のメンタルヘルス支援のお仕事をはじめられました。

授業開始前、生徒さんにこっそり出席動機を聞いてみたところ、職場でのストレスと上手に向き合える方法を見つけられたらと思い参加した…とおしゃっていました。
やはり仕事でストレスを抱えておられる方、多いようです。
生徒さんには名札と自身の職業ネームも身につけてもらいましたが、
営業、事務、技術、アパレルなど、予想通りさまざまな職業の方がいらっしゃいました。

白石先生がメンタルヘルス支援をする際、日々気をつけているポイントは5つあるとのこと。
1、否定しない
2、注意しない
3、助言しない
4、聞きすぎない
5、質問しすぎない

なかなか重たいテーマだけあって、安心な場をつくるためのポイントは大切だそう。
授業開始直後は生徒さんも少し緊張気味でしたが
白石先生のメンタルヘルス5箇条を踏まえてそれぞれ自己紹介を終えた頃には、
だいぶ心がほぐれてきた様子でした。

そもそもストレスって何なのだろう?

「ストレス」という言葉はもともと物理学で使われていた言葉だそうで
ある時、カナダの生理学者ハンス・セリエ博士が発表した論文を機に
医学分野でも使われるようになったそうです。

ストレス状態=「心身に負荷がかかった状態」
例えば…ボールに圧力がかかってひずんだような状態です。
ここで授業前不思議に思っていた風船が登場しました!

各自気になったアイテムを選び、思い思いに風船を膨らませます。
紙風船の人や、ゴム風船、ゴムボールを選んだ方とさまざま。
選んだアイテムのひずみ具合によって自分のストレス耐性傾向がほんの少しわかるそうです。
例えば…
紙風船→ややストレスを感じやすい。
ゴム風船→ストレスを感じやすいが、はねのけやすい傾向がある、など。
まずは自分のストレス度を知るために自己診断表でチェックをしました。
ストレス診断は細かく分けると(200種類!)ほどあるそうで
今回行った診断は「職業性ストレス尺度」のチェックでした。
(ストレス診断結果については授業後、結果参照資料をいただきました)

チェック後の参加者さんの声…
「チェック項目を見ていると憂鬱になった」
「逆によくわからなくなった」
…気が重くなりかけたところでしばし休憩タイム。

甘いものを摂って頭をリフレッシュした後、
いよいよストレスと向き合う方法について考えます。

向き合い方について学ぶために
今回の授業ではひとつの事例を挙げ、4班に分かれてグループディスカッションを行いました。

問)
同じ部署で働いていたが、部署異動した元同僚が暗い表情で昼休憩中です。
異動先では上司に大きな声でどなられていて大変という噂を聞いている。
お昼ご飯に手がつけられず、ゴミ箱に捨てているところを目撃しました。
そこで、あなたならどうする?

各自思い思いの案をポストイットに書き出していました。
グループ内で書き出した案を見ながら、似たもの同士の案をくっつけていきます。

生徒さん同士がストレスについて話し合う様子は真剣そのものです!!

問題について出された案の一部…
◯「相手が興味のある事・好きな事を話す」
◯「まず一緒になってグチる」
◯「休憩中、外に連れ出す」
◯「さりげなくお菓子を差し入れる」
◯「話聞くよ、と声をかける」

ディスカッションの総まとめとして
自分だったらどのような順序で行動するか?その理由をふまえて1グループずつ発表しました。

グループ発表の一部…
1、「相手が興味のある事を話す」
理由→まず相手にリラックスしてもらうため
2、「話を聞く」
理由→相手の本音を知るため
3、「周囲に相手の状況を聞きこむ」
理由→自分以外の人から情報を得たうえで、具体的な解決策を考えるため

グループディスカッション後
白石先生は生徒さんに向けてこんなお話をされました。
「ストレスは良くないイメージを抱きがちですが、必ずしもそうではないんです。
ほどよいストレスは自分自身の成長につながる場合もたくさんあるので、
ストレスを味方につけて自分も周囲の方も一緒に幸せになりましょう!」

今回の授業に参加された生徒さんは20〜50代で世代や性別もさまざまでしたが
それ故に、たくさんの案が出てきたのではないかと思います。

また、白石先生はこうもおっしゃっていました。
「人は孤独がいちばん辛い。だからこそ皆で【あれこれ】してあげることがとっても大切。」

ストレスという目には見えないものと向き合う秘訣は、
自分の心をほぐし、また、身近な人の心をほぐしてみることなのかもしれないですね。

ドシャ降りな雨の日の授業でしたが
心の中はスッキリ晴ればれした気持ちになり、
明日からまた頑張れそうなパワーをいただけた素晴らしい授業でした!!


(レポート担当:ボランティアスタッフ 杉保智香
カメラ担当:ボランティアスタッフ 須之内孝弘)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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