授業詳細
CLASS
「野菜を知る、触れる、アートする。~マルシェジャポンでカービング体験~」
開催日時:2010年02月13日(土) 10時45分 ~ 13時00分
教室:マルシェジャポン(もちの木広場)
レポートUP
先生:
木下 香奈子 / カービング・サロン・KIZUNA代表
栗田 克則 / マルシェ・ジャポンなごや 統括プロデューサー
カテゴリ:【アート/食】
定 員 :20人
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2010年2月11日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:テント内ですが、屋外での授業になりますので、暖かい格好でお越し下さい。
※4:持ち物
・新聞紙
・紙皿
・ラップ
・持ち帰り用ビニール袋
(カービングで使用した野菜を持ち帰るために必要です。)
・エコバッグ
(ショッピングタイムがあります。環境の為に、お持ちの方は是非お持ち下さい。)
※5:集合場所は、中区栄『もちの木広場』 マルシェ内 大ナゴヤ大学テント前。 となっております。
※6:マルシェでのお買い物は、各自負担でお願いします。
昨年末、名古屋でもついにスタートした「マルシェ・ジャポン」。
最近では連日のように新聞やテレビなどでも紹介されているので、もうご存知の方も多いのではないでしょうか?
昨年秋から全国各地で開催が始まった「マルシェ・ジャポン・プロジェクト」は、農林水産省がスタートさせた農産物直販支援の取り組みの一つ。
「マルシェ」とはフランス語で「市場」のことで、名前の通り会場には本場ヨーロッパの雰囲気が漂い、ずらりと並んだ色とりどりの野菜や新鮮な地元の食材を眺めて歩くだけでも楽しめる素敵な空間が週末毎に繰り広げられています。
まさに今が旬の「マルシェ・ジャポン」。今回はその会場を教室に授業を行います。
「生産者と消費者が定期的に交流する場」として、食を通じたコミュニティを創り出すことを目指すマルシェ・ジャポン。
もちろん、自分で開催日をチェックしてマルシェを訪れ、生産者さんやスタッフに話しかければいつでもフレンドリーに食材などのお話しをしていただくことができます。
でも「ちょっと恥ずかしくて話しかけられない・・」
「生産者のみなさんともっと仲良くなって、地元の食材のことを知りたい!」という人もいるのでは?
そこで今回、私たちの授業のために特別にマルシェ・ジャポンの統括プロデューサーが先生となりガイドをしてくださるということで、マルシェの楽しみ方ツアーを行うことになりました。
ツアー終了後はみんなで感想をシェアリング。
「参加型」の市場を目指すマルシェ・ジャポンに「もっとこうして欲しい!」「こんなマルシェなら何度でも通いたい!」など、どんどんアイデアをぶつけてください。あなたの意見やアイデアがこれからのマルシェをより魅力的に変えてしまうかも!
さらにもう一つ、とっておきの体験もできるんです。
野菜やフルーツをナイフでカットして、身近な食材がお花やかわいい動物などに早変わりするという珍しいアート「カービング」。
名古屋を中心に活躍するカービングの第一人者・木下先生が、初心者にもできる簡単なワザを伝授してくださいます。
食卓を華やかに彩るカービングもマルシェと一緒に楽しんでください。
【授業の流れ】
10:45 受付開始
11:00 あいさつ~木下先生紹介
11:05 ワークショップ
カービング体験授業
11:30 栗田先生紹介・マルシェについてのお話し
11:45 生産者のナマの声!生産者さんに直接お話をお聞きします
12:05 マルシェツアー&ショッピング
12:25 シェアタイム「マルシェ感想&こんなマルシェなら行ってみたい!」
12:50 まとめ~アンケート
13:00 終了
(授業コーディネーター/ 岡本 直人)
スイーツなどがずらりと並んだマルシェ・ジャポン。
今日は、栄のど真ん中、もちの木広場で開催されている「マルシェ・ ジャポン」
の会場で、マルシェで販売されている新鮮な野菜を使ったカービング体験と
マルシェの楽しみ方ツアーが体験できる欲張り授業の日!
なんと、生徒さんの中にはちょっと早めに来てぐるりひと回り「予習」
して来たという方もいらっしゃいました。
まずは今日のカービング授業の先生、木下先生の作品(スイカと人参で
できたバラの花束)に迎えられて受付。
通りがかりの人々も、先生のカービング作品の美しさに「なに?これ」と
足を止めて見入っています。
3つのテーブルに分かれて着席をした後、さっそく美味しそうな青梗菜と
トマト、そしてカービングナイフが手元に配られました。
こっこれが花になるなんて・・・?
なーんて戸惑いがみんなの顔に。
そんな私たちに、木下先生と助手の皆さんが優しく声をかけ、指導して
くださいます。
「ナイフはね、アーチになったほうを下にして鉛筆持ちするんですよ」
「思い切ってカットしちゃっても大丈夫!」
そんな声に背を押され、いよいよ青梗菜のお花作りに挑戦。
青梗菜をまず、下から5cmのところでバッサリとカット。
その後、外側の葉から1枚ずつ順に、カーブをかけて削いでいき ます。
1枚、1枚。中のほうの葉も1枚、1枚。
「もう少し下のほうからカットしちゃっていいですよ」
先生からのアドバイスをいただきながら、なんとか完成。
最初に切り落とした葉の部分と一緒にお皿の上に置いてみると・・・
おぉぉ!
美しく咲いた白いバラの花がそこに!!
生徒の皆さんからも感嘆の声が次々とあがります。
テンションだって上がりまくり。
よーし。
この勢いで、トマトにも挑戦だ。
美味しそうなつやつやトマトを持ち、オシリのほうから
クルクルと皮を剥いていきます。
「そうそう、リンゴの皮を剥くようにね。」
「皮を使うから、途中で切れないように気をつけて!」
そうして剥いた皮をくるくると巻いて、先ほどの青梗菜のバラと
一緒のお皿に置いてみると・・・
おぉぉぉぉぉ!
美しく咲いた赤いバラの花と、白いバラの花がそこに!!!
みんな、自分の作ったバラの出来映えにご満悦。
それぞれの作品の乗ったお皿を手に、全員で記念写真を撮りました。
さて。
そんな大事な作品を各自タッパーやビニール袋に入れてカバンに
しまったところで、ちょっと場所を移動。
2グループに分かれて改めて自己紹介をした後、
マルシェ・ジャポンの統括プロデューサー栗田先生によるマルシェの紹介、
そして出店されている生産者さんの中から
根の平高原野菜を生産・販売しているフローラくらぶ・こものさん、
こだわりの材料と製法でハムやベーコンを作っているMARUTOさん、
謙虚・誠実・堅実をモットーとされている和菓子のたけおか家さん、
黒にんにくと人参を生産・販売している別天地さん、
から、商品に対する想いとこだわりについて伺いました。
みなさん、熱い想いを心に秘めておられるのです。
そして!
生徒みんなのお待ちかね。マルシェツアーの始まりです。
グループごとに先生を先頭にしてお店を廻ってゆきます。
「ここのほうれん草は抗酸化力が強いし、何よりも美味しいよ!食べて みて!」
「この黒きな粉豆、体にもいいし絶品!店長、試食させてあげて!」
「イケメン店長が焼いているハタハタの干物、頭からいけちゃうよ!」
先生のお話も、生産者さんたちのお話もサイコー。
ためになるし、面白い。
試食させて頂いたものもぜーんぶ美味しい!
「これ美味しいね!」
「授業が終わったらコレを買いに来ようよ」
「これ、どうやって食べると美味しいですか?」
なーんて生徒さん同士や生産者さんとの会話が弾んでます。
生産者さんの顔が見れると、そしてコミュニケーションがあると、
食べ物がより美味しく感じるし、なによりムダ無く大切に食べようって
気持ちが強くなるみたい。
カービングとマルシェ・ジャポンを通じて
「食」の色々な楽しみ方を学ぶことのできた1日。
授業に参加してくれた皆さんの食生活が、より楽しく豊かなものに
なっていますように。
レポート担当:ボランティアスタッフ 前川みどり)
この授業への皆さんからのコメント
生産者さんから直接買えるマルシェはこれからも続けてほしいです。生産者さんも忙しい合間を縫って出店してくださり、感謝の思いでいっぱいです。
元気な野菜はあまり手を加えることなく美味しく食べることができます。
それとカービングが一緒になって、魅せる楽しさと食す喜びが同時に体験できたことは本当に良い授業内容だったと思います。
今後、こういった食に関するゼミができればぜひ参加したいです!
寒い中ありがとうございました!
カービングの木下先生は、「食卓を楽しくする」事を目的の一つとしているみたいです。野菜嫌いの子供が競うように野菜を食べる、何てこともあるみたいですね。ホント素晴らしい技術だと思います!
いやぁ、ホント寒かった!生産者さんも「農法」ではなく「人生」を語ってましたよね~。あれは貴重な体験でした。
ゼミ、是非やりたいですね!リエさん言いだしっぺなので良かったら旗振って下さい!
まずは補講で生産者さんめぐり、なんていいかもしれないですね。
でも生産者さんめぐり面白そうですね!
あと参加されてた方の意見であった、カフェスペースも興味ありました。
生産者さんと作るカフェメニューなどできたら面白そうですね。
いやいや、空振りしてもいいと思いますw
一度「食」に興味のある生徒さん、スタッフさんで交流会でもやりたいですね!
日曜日ノリタケマルシェに行ってきました!
陽気に誘われて大勢の人が来ていました。
新しいお店も増えてましたよ。
先生の栗田さんも元気に出店者さんのお手伝いしてました。
近頃は色気より食い気(笑)
ぜひ食ゼミ参加させてください!!
リエさん お手伝いしますよ~
交流会などあれば、食に興味がある人がどのくらいおられるのか分かりますね。
話題も共通しているので参加者同士もつながりやすいと思います。
午後のツアー担当だったので、授業は拝見できませんでしたが、
みなさんに楽しんでいただけたようでよかったです。
一口に「食」と言っても、興味関心の対象はばらばらでしょうから、
やはり交流会でおしゃべりできるといいですよね。
リエさん、ナオトさん、やりましょう!
寒い中、長時間ありがとうございました。楽しんでいただけたようでうれしいです。
交流会いいですね。確かに「食」と言っても、分野がたくさんありますね。
華かな面と暗い面もあって、私は今、フェアトレードに興味を持っています。
自分の出来る範囲で、社会に貢献できたらなぁと考えています。
ぜひ、交流会に参加させてください。お手伝いします〜!!
かぶちゃんや、いがっちが言うように分野が幅広い分、細く長~く続けていきたいですね。
私も「食」に対して、ワクワクする部分と、ちゃーんと考えていかなければいけない部分があるなぁと思っています。
交流会いいですね!
どんな感じで集まりましょうかね? ナオトさん。
私は紅茶が多いです。
みなさんのコメントだけでも読んでて興味深いです。
ぜひ交流会したいですね。
ホント「食」のくくりだと幅が広いので、まずひとつテーマを決めて研究。
将来的には「大ナゴヤ大学 食学部 ○○学科」みたいになるといいなー。なんかワクワクする!
でも、どこでどうやってやりますか?
告知はどうしますか?
ちなみに私が興味あるのは、「食物アレルギー」「食の安全性」です。
(かなり地味なテーマですが・・)
結び役、頑張ります!
「地産地消」に興味があります~。
あと、農業にも。
添加物についてももっと勉強したいですね。
食物アレルギーもつながっていると思っています。
個人的に「コンビニおにぎりの作りかた」を見たいです。
マルシェに出逢う前は、長久手のあぐりん村へ野菜を買いに行っていました。
生産者さんが「見える」お買い物、大好きなんです。
安心感、かな。
ゼミ参加希望シマース。
まだ見てくれてる人いるかしら。。
>みどりさん
私も生産者さんが見える買い物好きです!
忙しいのは十分分かっていますが、
少しでもどんな方か分かるだけでも安心しますよね。
「楽しく食べる食育でアレルギーっ子の体と心と生きる力を育てる」
というお話を聞きにいきます。
食ゼミで子どもたちのために何かしたいと考えています。
コーディネーターの岡本さん、ボラスタの皆さん、楽しい授業有難うございました。
仕事柄「食」には関心があり、
また、実家がもともと農家というのもあって、
最近農業にも興味があります。
「食ゼミ」いいですね~。是非参加してみたいですね。
とりあえず「食」と言ってもジャンルが広すぎるので、「補講」というカタチでマルシェを再訪、その後交流会でお茶しながら、「食のこんなテーマでゼミをやりたい」というのをみんなで出し合いますか?
リーダーのリエさん(笑)、どうでしょ?
ボラスタのみなさんはお忙しいですか?
でも、今週末はカブトはいっぱいいっぱいで参加できません。
授業日以外の時で、どこか集まれる場があったらいいですね。
みどりです。
今週の授業は時間がバラバラだから、みんなが集まれる時間っていうと厳しいかもー(汗)
平日の夜と土日の夜だと、みんなどっちが都合いいんだろうね。
メーリングリストを作成しました。
ご興味ある方がどのくらいいらっしゃるのか呼びかけてみたいと思います。
ボラスタさんも生徒さんもお気軽にメールをください。
syoku.dainagoya@gmail.com
・名前
・ニックネーム等
・大ナゴヤ大学との関わり
のご記入にご協力下さい。
宜しくお願いします。
先程のメールアドレス間違えました。。
すぐに訂正しますので、ここに送らないようお願いします。
本当にごめんなさい。
syoku.dainagoya@gmail.com
こちらに、一度メールを送信してください。
・名前
・ニックネーム等
・大ナゴヤ大学との関わり
のご記入に引き続きご協力お願いします。
その後、送って頂いたアドレスを元に、メーリングリストのアドレスをお送りしますので、
登録をお願いします。
お手数かけて申し訳ありませんが、
ご興味ある方はぜひメールをお願いします。
一度、締切を3月14日に設定したいと思います。
了解しました!なんだか作業が大変になっちゃいましたが、ありがとうございます。
メール送りますね!
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先生
木下 香奈子 / カービング・サロン・KIZUNA代表
カービングの本場であるタイに約2年半留学し、技術を習得。現在もスキルアップの為、 年に2,3回は同国を訪れ、技術の向上に努めている。現在は名古屋を中心に、東京・自由が丘、 各地カルチャースクールなど、多くの教室で講師を務めている。 展示会活動 2009なごや展示会開催 HOTORISなごや納屋橋 2008長野・高橋節郎記念美術館にて作家展開催 2007長野県穂高にて作品展示 2007軽井沢にて作品展示及び生ライブに合わせてのデモンストレーションを行う 2005南タイ スラータニーにて(200名祭礼パーティー)フルーツカービングを展示 2003軽井沢にてソープカービングを展示 ホームページURL http://www.carving.jp/
栗田 克則 / マルシェ・ジャポンなごや 統括プロデューサー
名古屋で2番目に熱い関東人として、マルシェを規格外のアイディアで活性化しようとしている。 「名古屋を元気にするまでは、東京には戻れない」の覚悟で、日夜奔走し、。 「ただの青空市場にしたくない」の一心で、マルシェをこだわりを披露するステージに見立てようとしている。 日本通運㈱の社員であるにもかかわらず、総務・人事の仕事が長く、物流の知識に乏しい。 不真面目・いい加減・現実全否定がモットーのため、近づく人間は変人ばかり。 私と会うと、皆さん価値観が変わるかもしれません… ホームページURL http://www.marche-japon.org/area/2301/
今回の教室
マルシェジャポン(もちの木広場)
住所:マルシェジャポン(もちの木広場) 大ナゴヤ大学テント内
名古屋市中区セントラルパーク内
アクセス情報: 地下鉄東山線・名城線 「栄」駅徒歩1分
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。
授業内容につきましては、大ナゴヤ大学までお尋ねください。)
地図を見る
2009年秋開幕した、都市住民参加型の市場(マルシェ)。たしかな食の時代に、
生産者と消費者を結びつける都市の新しいライフスタイルを提案、提供する。
「おいしさ 手わたし わくわく市場」がコンセプト。