大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

”性同一性障害”は神様がくれたギフトになった。
~soarと考える「自分らしく生きる」ということ~


カテゴリ:【コミュニケーション】
定 員 :25人

参加対象:どなたでも
開催日時:2016年11月12日(土) 15時00分 ~ 17時15分
教室:グローカルカフェ
先生: 浜松 幸 /   工藤瑞穂 / 『soar』編集長、「HaTiDORi」代表、ダンサー 
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・参加費として2,000円を頂戴します(美味しいチーズケーキorガトーショコラ+ワンドリンク付)
今年の5月にこんな授業を開催しました。
ネガティブをポジティブへ。社会的マイノリティに光をあてるWEBメディア“soar” 

早速ですが、第2弾の開催です!

まずオープニングでは、soar代表・工藤編集長より、soarをはじめるまでのストーリーやコンセプトについて改めてご紹介いただきます。
5月の時点では取材費・サイトリニューアル費を募るためのクラウドファンディングに挑戦中だったsoar。その後無事達成し、早速全国各地へ取材に行かれているとか。同時にNPO法人化も進めているそうで、今後の動きについてもお話いただきます。

続いて、工藤編集長に「超絶面白いひと」と言わしめた、軽快でポジティブなインタビューが印象的な浜松幸(はままつ こう)さんとのトークセッション!

悩み抜いたら、”性同一性障害”は神様がくれたギフトになった。浜松幸さんが自分の人生に自信を持てるまで

「LGBT」という言葉は最近耳にするけど、会ったことがないのでよくわからない…
SNSでレインボー柄のフィルターがきれいでよく分からず使ってたけど、一体どういう意味だったんだろう?
という方から、
こないだゲイバーに行ったらすっごく楽しかった!
男子はズボン、女子はスカート!ってほんとに嫌だったなぁ。
実は同姓に心ときめくんだよね…
という方まで。
きっとLGBTへの認識や思いは十人十色だと思います。

今回の先生の浜松さんは、カテゴライズするならば“性同一性障害(トランスジェンダー)”、に当てはまります。
インタビューにもある通り、浜松さんは以前「美幸」という名前でしたが
親にもらった名前から一文字取って「幸」に改名しました。
その日を境に、性同一性障害って“神様がくれたギフトだ”と思えるようになったそうです。

たくさんのしんどい思いや葛藤と向き合いながら生きてきた浜松さん。
でも今は「自分の言葉で励まされる人がいる」という実体験から、バーの経営やボランティアやラジオのパーソナリティなど…ジャンルにこだわらず、ぐいぐいと活動を広げています。

たとえLGBTに関心が無くても、もし、今なにかで悩むようなことがあるなら
きっと浜松さんの生き方がヒントになるはず。
「自分に自信を持てるやつが増えたら、たぶんもっと楽しい世の中になる」
そんな世の中を一緒に目指してみませんか?


※本授業は、人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていくメディア“soar”との共催です

【スケジュール】
14:45 受付開始
15:00 授業開始、自己紹介
15:15 先生のお話
16:20 Break Time
16:30 ディスカッション
17:10 記念撮影、アンケート
17:15 授業終了

授業コーディネーター:井上麻衣

浜松 幸 /

1984年生まれ。東京都文京区出身。日本セクシャルマイノリティ協会所属。幼少期より女の子としての自分に違和感を抱え、高校時代に「女性の体で、自身を男性であると認識し、女性を好きになる」トランスジェンダーであることを認識。まわりへのカミングアウトを経て、男性として生きていくことを決意。その後、調理師学校を卒業し、飲食店や一般企業での勤務を経て、現在は歌舞伎町にある「Amazing-Barいいね‼︎」オーナー・店主に。その他インターネットラジオ「ゆめのたね放送局」でのパーソナリティ、石巻での復興支援ボランティア、NPO法人コモンビートのミュージカルプログラムなどにも参加。多くの人を勇気づけ、元気にしていくためのライフワークを精力的に行っている。

工藤瑞穂 / 『soar』編集長、「HaTiDORi」代表、ダンサー

「soar」代表・編集長/「HaTiDORi」代表 1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。Webメディア「マチノコト」ライター。 仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしながら様々なフェスティバルを地域住民とともにつくる。2015年12月より、社会的マイノリティの人々の可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。イベント開催、リサーチプロジェクトなど様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。

今回の教室:グローカルカフェ

住所:愛知県名古屋市中村区則武1丁目21-3
※名古屋駅 新幹線口から徒歩7分
地図を見る

2015年6月オープン。バックパッカーズホステルの1階にあり、海外からの旅行者たちの利用も多く、地元の若者達との交流をお互いに楽しんでいます。

グローカルカフェHP:https://www.facebook.com/glocalcafe

 普段、大ナゴヤ大学は街歩きばかりやっている団体だと思っていませんか?(笑)
実は社会問題もきちんと授業として扱っているのですよ。今回は「性同一性障害」「LGBT」についての授業でした。一体、どんな内容の授業になるのか、すごくワクワクしながらも緊張して教室に向かいました。



 教室に入ると元気に挨拶をする方がいました。まだ生徒さんは受付をしていないのに、スタッフにも元気に挨拶をする方、この方が今回の授業の先生である浜松幸さんでした。

 幸さんの元気いっぱいの雰囲気が生徒さんたちの緊張もほぐしていき、「幸さんのFacebookで参加した」「幸さんが所属しているミュージカル仲間だよ」など、幸さんの人柄で集まって来る人も多く、LGBTについて少し先入観を持っていた自分もすんなりと授業に入っていけました。



 幸さんは女性でありながらも心は男性で、常にモヤモヤしていたそう。でも、自分の心に嘘はつけない幸さん。きっかけは、幼稚園の頃に女の子が好きという意識だったそう。小学校に入ると赤いランドセルが嫌で仕方がなかった。逆に、どうやって「男」として見てもらえるのか、男の子のしぐさや考え方も研究し覚えていき、高校3年生の時には男性の制服を着て登校したそうです。ちなみに元々の名前は「美幸」さんだったが、「幸」さんに変えた。これは、やはり名前をつけてくれたご両親への思いもあったといい、生まれた日と名前を変えた日があるので年に2回の誕生日があるんだよと笑って話す幸さん。
 
 幸さんのお話が終わったら、生徒さんたち同士で感想の共有タイムです!
皆さんが初めまして同士でしたが、幸さんの雰囲気の明るさが共有タイムでもそのまま出ており、色々と話し合っていました。





 とにかく「個性」を大切に、自分の心に嘘はつけないという幸さんの思いが伝わりました。
自分がLGBTを公言したら、今の周りの人たちとの関係は一気に崩れてしまい、誰も自分の周りに居なくなってしまうのでないかという恐怖。胸の手術をする際に、万が一を考えて遺書まで書いた覚悟。笑顔で気さくに話す幸さんにもそういった苦悩がありつつも、今は素敵なパートナーとの結婚生活。
 
 最後に、「この生き方で良かった」という幸さんの言葉が一番心に響きました。
幸さんのように苦悩しながら生きてきたわけではありませんが、自分の今後の人生を考える良いキッカケになりました。



 『自分が思い描く道を自分らしく進んでいく・・・。』
これが今の自分にピッタリのフレーズかなと思いながら帰路に着きました。


レポート:石坂喜和
カメラ:屋木紗也加

※写真をクリックすると拡大します。


 

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