大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

そうぞう室トークとワーク「21世紀の演劇 あたらしいまち」


開催日時:2016年11月19日(土) 13時30分 ~ 16時00分
教室:名古屋テレビ塔 3F会議室
先生: かしやましげみつ / 演出家
カテゴリ:【アート/コミュニケーション】
定 員 :20人

  • 授業情報
  • レポートUP
  • フォトレポートUP
  • コメント・トラックバック
参加費として2,000円を頂戴します(ワンドリンク付き)。
「新しいものに触れたい!」と思った時みなさんはどうしますか?
映画を見たり、本を読んだり、、、
世の中はさまざまな新しいものであふれていますよね。
そのなかでも、その瞬間でしか出会えないものに「演劇」があります。
同じ作品は一つとしてなく、常に変わっていく生き物のような芸術作品。



ただ、演劇と聞くと、チケットが高くて、知識がないと楽しめないという印象を持っていますか?
いえいえ、今回扱うのはもっとカジュアルでわたしたちの生活に近いものです。

先生に名古屋を中心に活動している演出家のかしやましげみつさんを迎え、
前半は、演劇をはじめたきっかけ、近年演劇について、そして名古屋の演劇事情など、
演劇に関わっていないとわからないことをインタビュー形式でお聞きします。
そして、後半には実際に参加者のかたにも作品の世界観を体験してもらうワークショップや、
その場で作品を上演いただいます!

「演劇は難しそう」「興味はあったけれど触れる機会が持てなかった」。
そんなかたも、演劇界や作り手のはなしを聞きながら演劇の世界を覗いてみましょう!


【スケジュール】
13:00 受付開始
13:30 受付、挨拶、自己紹介
13:50 トーク: 先生のお話
14:30 休憩
14:40 ワーク: ワークショップ、作品上映
15:45 アンケート、集合写真
16:00 終了


(授業コーディネーター / 本多由季)

かしやましげみつ / 演出家

2009年にかしやましげみつが全作品の脚本・演出を務めるソロユニットとして、 名古屋を中心に活動するえんげきユニット「孤独部」を設立。 短編を中心に、これまで70以上の作品を発表。 また、東京・大阪での公演や、ライブハウスや劇場でのライブイベント企画、ギャラリーでの 上映など、精力的に活動する。 AAFリージョナルシアター2014「文豪コレクション 日本演出者協議会東海ブロックプロデュース『こころ』」にて演出に選抜され、 現在は2016年に結成した「あたらしいまち」の脚本・演出も務める。 あたらしいまち: http://newtown.nagoya/ 孤独部: http://kodokubu.net

今回の教室:名古屋テレビ塔 3F会議室

住所:住所:名古屋市中区錦3-6-15先

TEL:052-971-8546
※最寄駅:地下鉄名城線・東山線「栄」下車3番もしくは4番出口を上がって徒歩3分
      地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」駅下車南改札を出て4B出口を上がってすぐ


地図を見る

2016年11月19日(土)
そうぞう室トークとワーク「21世紀の演劇 あたらしいまち」


秋も深まり日に日に寒さが募る頃、名古屋テレビ塔内の会議室にて行われた今回の授業。
名古屋を中心に活動する演出家のかしやましげみつさんをお迎えし、ズバリ「若手演出家による名古屋演劇界への殴りこみ」を掲げ、ご自身の活動内容をはじめ、近代演劇について、そして名古屋の演劇事情などを、独自の視点でユニークにお話をしていただきました。



単に演劇と聞くと『よくわからない』『難しそう』『敷居が高そう』などど思われがちですが、授業に参加した皆さんも『演劇に触れたことがない』という方が半数以上でした。

かしやまさん自身も昔から演劇に興味があった訳ではなく、むしろバンドマンとして活動していきたかった(!)高校時代に転機が訪れました。クラスメイトの「今週、空いてる?」という突然の誘いに乗ったところ、なんと舞台の主役を張ることに。演劇をやったこともないのに。ただ、そのクラスメイトが演劇の脚本を書いていることを知り、自身も舞台に立ったことから「こういう世界もあるんだ」と視野が一段と広がり、演劇に対して興味が生まれたそうです。



それをきっかけに演劇を続ける中で、大学進学時にメンバーが各々で分離したことから、かしやまさんは【劇団】というスタイルをとらず、自身で作品すべての作・演出をつとめるようになり、その都度その作品に合うメンバーを集めて、ひとつの劇をつくり上げていくスタイルをとりました。



また、かしやまさんが元は音楽に興味が深かったこともあり、その執着から「ライブハウスで演劇をやってみよう!」と、実際にバンドマンと肩を並べてライブハウスでの公演をしたり、歌詞カードのような台本を書いてみたり。既に東京では着々と広がる演劇の可能性と比較して「名古屋で誰もやらないなら、自分でやるしかない!」と、ジャンルに捕らわれない【新しい演劇】を常に考え挑み、それをワクワクしながら話す姿に思わず聞き入っていました。





トークが一段落したところで、後半はワークショップを。

手始めに、コミュニケーションの練習でよくやるという【ほうれん草ゲーム】から。



ぐるりと円になり『ほうれん草、ほうれん草。』と次々に連呼していく、なかなか傍目ではシュールなゲームですが、このゲームの肝は《聞く人も演技が必要》なところにあります。劇中に《喋っている人》だけが頭を動かすのではなく《聞く人》も次の行動を予測しながら頭を動かそう、という練習になっているそうです。当たり前のことのようですが、いざ舞台に立つと自分の動きのことだけでいっぱいいっぱいになってしまいそうだな・・と自身に置き換えると、この練習の大切さが染みます。



次は、一人目が話し始めた内容から連想し、次から次へとバトンタッチで話を続けていくゲームを。
一人たった30秒の持ち時間の中で、それぞれ個性の出る話に思わず笑いが起こる場面も。これも咄嗟の瞬発力や判断力が鍛えられそうです。



ひととおりゲームを終えた後は、本番です。
それぞれの《アナログテレビの思い出》を、まるで自分がテレビ放送の中で話しているかのような背景の前に立ち、話していきます。これをひとりずつ繰り返して、ひとつの劇を完成させます。





参加した皆さんも、最初は「え、私もやるの?」とビックリされた方もいましたが、進んでいく中で「これも、ひとつの演劇なんだ!」と概念を吹き飛ばす新しい発見に、楽しそうに取り組んでいました。







皆さん、お上手!
その姿に、かしやまさんも嬉しそうでした。



今後は、2016年の10月に立ち上げたばかりの新団体【あたらしいまち】の活動を通して、色々な可能性にアンテナを張りながら、また新しい表現に挑戦していきたいとのこと。



ー20世紀から21世紀に変わり、世の中はたくさん変わるのに、演劇はまだまだ変わらない。
だからこそ、新しい可能性を見つけていきたい。
そういう作品も、もっと増やせていけたらいいな。

21世紀の、これからの演劇について、そう笑顔で話すかしやまさん。
演劇を身近に体感できた今回の授業をきっかけに、今度は実際の公演も観てみたいな・・と興味が湧きました。私たちの世界もまた新しく広がったような、充実した時間でした。



【あたらしいまち】HP:http://newtown.nagoya/
かしやまさん主宰【孤独部】HP:http://kodokubu.net/

写真 / 久保田 充
レポート / 森瀬 舞

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

コメントがありません。 ご質問・ご感想など、コメントをお書きください。
コメントを投稿するには、会員登録した後、ログインして頂く必要があります。

この授業への皆さんからのトラックバック

トラックバックがありません。

トラックバック用URL

トラックバック
上の画像の英数字を、上記テキストボックスのurlのあとに入力して送信してください。
例)http://dai-nagoya.univnet.jp/subjects/trackback/369/a1b2c3d4e5
また、トラックバックは承認制のため表示に多少時間がかかります。

大ナゴヤ大学のTwitter

大ナゴヤ大学のfacebook

大ナゴヤ大学のインスタグラム