大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

憧れの「つくる」暮らし 
〜電力・住・食 編〜


カテゴリ:【環境、くらし】
定 員 :50人

参加対象:暮らしを「つくる」ことに興味のある方。 どなたでもお気軽にご参加ください。
開催日時:2017年02月11日(土) 14時00分 ~ 17時00分
教室:名古屋テレビ塔 3F会議室
先生: 鈴木菜央 / NPOグリーンズ代表/greenz.jp編集長  佐々木 博信 / 外資系医療機器メーカー マーケティング戦略 マネジャー  東野唯史 / ReBuilding Center JAPAN代表取締役・デザイナー  かみやいずみ / 料理人/フードディレクター 
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参加費2000円(カフェオーシャンのオリジナルドリンク付)
普段着ているもの、食べているもの、使っているものなど
日常のあたりまえのものが、誰がつくったのだろうと気になったことはないですか?

手作り、丁寧、ストーリーなどをキーワードに
大量生産ではなく作り手の想いやこだわりに共感し、
それを生活の中に取り入れることで良いライフスタイルを実現したいという人が増えています。

そして最近では生活に必要な身の回りのものを「自分でつくる」という人たちもメディアで取り上げられています。
カッコいいなと思うものの、いざ自分で実践しようとすると大変なことも多いはず。
実践者の皆さんはなぜ「自分でつくる」という選択をしているのでしょうか。

今回の授業では、
ほしい未来はつくろうをコンセプトに、社会にいいことを楽しみながら発信している
「ソーシャルグッド」な人達をWEBマガジンで発信するgreenz.jp(グリーンズさん)が取り組む
「わたしたちエネルギー」のプロジェクトと一緒に開催します!
greenz.jp(グリーンズさん)

私たちの暮らしにも活かすことができるジャンルの「つくる」を実践している人を先生に、
つくる理由や想いなどを聞かせていただきましょう!

今回の先生たちは

●エネルギーを楽しくつくる 藤野電力 佐々木さん
●古材を活かしたリノベ ReBuilding Center JAPAN 東野さん
●自分達でつくった食材で美味しい料理 カフェオーシャン かみやいずみさん


greenz.jpの鈴木菜央さんも自分の欲しい暮らしを「つくる」実践者です。
全国の事例の紹介だけでなく、トレーラーハウスを自分の家に選び家族と一緒に
「つくる」を楽しんでいるお話しも聞かせてもらいましょう!

また話を聞くだけでなく、
今回は先生たちに会場づくりもお手伝いいただき、
教室に自分たちでつくる要素をいれてみました。

会場で使用する照明の電気を「つくる」
古材をつかった机や椅子での空間演出を「つくる」
自家栽培の食材でオリジナルドリンクを「つくる」

こんな演出もぜひ楽しんでください!
 
「つくる」面白さを
実践者の話に触れ、自分達でもできる未来につなぐライフスタイルを感じましょう。


【スケジュール】
14:00  「わたしたちエネルギー」について… greenz.jp 鈴木菜央
14:20 ゲストトーク
 藤野電力 佐々木さん 電気をつくる
 リビルディングセンタージャパン 東野さん 家・空間をつくる
 カフェオーシャン かみやさん 食をつくる
 greenz 菜央さん 暮らしをつくる 
15:20 休憩(ドリンクおかわり)
15:35 グループワークショップ
 あなたが描く憧れの「つくる」ライフスタイルはどんなこと?
16:50 集合写真・アンケート
17:00 解散

協力:greenz.jp
授業コーディネーター:加藤幹泰

鈴木菜央 / NPOグリーンズ代表/greenz.jp編集長

千葉県いすみ市在住。 家族4人で35㎡のタイニーハウス(車輪付き)にて、 小さくて大きな暮らしの実験中。著作に『「ほしい未来」は自分の手でつくる』

佐々木 博信 / 外資系医療機器メーカー マーケティング戦略 マネジャー

2009年よりトランジションタウン藤野の活動に合流。 未来を担う子供達に持続可能な地域コミュニティを渡すために森林保全や自然農、 健康と医療などのグループで活動を始める。3.11直後、藤野電力の立ち上げから参加。 ご当地電力の先駆けとして注目を集め、全国各地での太陽光発電キット作成ワークショップで講師を務めるようになる。 自宅でも手軽に始められる太陽光発電の利用を実践し、提案活動中。 他方、最近は、傾聴ボランティアのグループを立ち上げ、 多職種や市民向けの緩和ケア講演会の開催するなどいくつになっても安心して暮らせるコミュニティを目指して活動している。

東野唯史 / ReBuilding Center JAPAN代表取締役・デザイナー

84年生まれ。名古屋市立大学芸術工学部卒。 2014年より空間デザインユニットmedicalaとして妻の華南子と活動開始。 全国で数ヶ月ごとに仮暮らしをしながら「いい空間」をつくりつづけてきました。 2016年秋、建築建材のリサイクルショップReBuilding Center JAPANを長野県諏訪市に設立。 ReBuild New Cultureを理念に掲げ、「世の中に見捨てられたものに価値を見出し、 もう一度世の中に送りだし、次の世代につないでいく」ことを目的に活動しています。

かみやいずみ / 料理人/フードディレクター

岐阜県生まれ。 パティシエ、ワインソムリエを経て料理人。 現在は愛知県のオーガニックファーマーズキッチン「OCEAN」料理長。 「皆で種を蒔き、命を育み、地球とあそぶ」 をコンセプトにしたカフェOCEANは目の前に三河湾の美しい海と広い空が広がる景色、ここでの料理は 出来るだけシンプルなカタチで、田畑や野山の大地の恵みや、糀、味噌や醤油、みりんなど自家製調味料を使って、それをお皿にのせて提供しています。 料理を中心に広がる多様なコミュニティ活動を企画主宰しています。

今回の教室:名古屋テレビ塔 3F会議室

住所:住所:名古屋市中区錦3-6-15先

TEL:052-971-8546
※最寄駅:地下鉄名城線・東山線「栄」下車3番もしくは4番出口を上がって徒歩3分
      地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」駅下車南改札を出て4B出口を上がってすぐ


地図を見る

今回は、WEBマガジンのgreenz.jpさんが取り組んでいる、
「わたしたちエネルギー」プロジェクトとのコラボとして、
様々な持続可能な社会への取り組みとして、
「自分の暮らしをつくる」ことを実践されている先生方をお招きし、
それらを「自分ごと」として考えてみようという授業がおこなわれました。



心配されていた雪の天候も、さほど影響を受けることなく、
会場である名古屋テレビ塔に、50名の生徒さんにお集まりいただきました。
参加された生徒さんは、greenz.jpさんに興味があって来たという方、
自家製菜園や空間リノベーションなどに興味があったり、実際のそれらの
お仕事に携わっている方々や、今回の先生のプロジェクトに関わっていた方など、
さまざまな方が参加されていました。



生徒さん達にはまず、今回の先生の一人である、かみやいずみさんが料理長である
カフェオーシャンの畑で育てた自家製の果物や野菜を用いたオリジナルドリンクを
召し上がっていただきました。

1杯ずつ丁寧につくられた自家製ドリンクの味は、素材の味が生きていて、
とても美味しい!など、みなさんで味の感想を話しあっていました。





ドリンクをみなさんが受け取ったところで、greenz.jp編集長の鈴木さんから
「わたしたちエネルギー」プロジェクトのご紹介と現在の世界や日本の
エネルギー事情や、ずっと使えて自然にやさしいエネルギーとしての
太陽光、風力、地熱などを利用した再生エネルギー利用の推進などのご説明を
して頂いた後、実際に「自分の暮らしをつくる」を実践している人を先生の方々から、
それぞれ取り組んでいる内容をお話していただきました。


・藤野電力 佐々木さん
まずは、DIYで電気をつくる活動をされている佐々木さん。
「藤野電力」は電力会社というわけではなく、神奈川県の旧藤野地区で
自分たちで電力をつくる地域活動のことで、イベントやお祭りでの
発電機器の貸出しや自家発電のみでの上映会、発電システム作成の
ワークショップなどを行っているそうです。

藤野電力の目指すところとしては、エネルギーの消費をおさえ、
電力を中央集中型から自分分散型に移行して安心して楽しく生きていける
社会をつくっていきたいとのことです。



・ReBuilding Center JAPAN 東野さん
元々ゲストハウスやレストランなどの良い空間づくりの活動をされていた東野さん。
廃材として大量にでる古材を再利用して次の時代に生かしたいという思いから、
見捨てられた古材に価値をつくる活動を「古材レスキュー」として、
いままで多くのレスキューを行ってきたそうです。

また、古材リサイクルショップとカフェが融合した「ReBuilding Center」を
昨年オープンし、さらなる古材利用の活動を推進しています。

「古材は使えば使うほど環境によい建材」ということで、古材を再利用することにより、
伐採をしたりゴミをだすこともなくなり、暮らしの中のもったいないを
なくすことができるので、全国にReBuilding Centerが出来れば、
より多くの資源が循環する社会になると話されていました。



・カフェオーシャン かみやいずみさん
愛知県西尾市にあるカフェオーシャンでは、所有する畑で無農薬、無化学肥料で育てた
を用いて料理を提供しているということで、生徒さんたちにお配りしたドリンクも
自家製の果実畑の果物や育てている蜜蜂のハチミツなどを
使っていることを説明されていました。

カフェオーシャンとしては、飼ってるニワトリに、お店で出た野菜くずや残飯を
餌として食べてもらい、その糞を肥料にして、また畑で野菜を育てるという、
循環可能な自然のサイクルをを大事にしているというお話をされていました。



・greenz.jp編集長 鈴木さん
現在家族とトレーラーハウスで暮らす鈴木さん。
せまいと思われがちなトレーラーハウスを工夫をこらして暮らしていくだけでなく、
みんなで小屋をつくって学びを共有したり、地域通貨の活動などもされてきたそうです。

「ほしい未来は、つくろう」ということで、現在も様々なプロジェクトを手がける
鈴木さん。様々な経験から学んだ、幸せな持続可能な暮らしの作り方として、
プロセス全てから何かしら収穫を得られるようにする、1つの事よりたくさんの事に
つかえる機能性をもつなど、なるほどと思える深いお話をされていました。



それぞれの先生方のお話を熱心に聞き入る生徒さんたち。
重要な部分はメモをとったりプロジェクターの映像を
スマホで撮影していたりしていました。



すべての先生の取り組みのお話が終わった後、一旦休憩をはさみ、
4つのテーブルに各先生方にわかれていただき、生徒さんたちには
興味がある先生のテーブルに集まり、より詳しく質疑応答を行っていただきました。

どのテーブルにも、それぞれにたくさんの生徒さん達が集まって、
活動をはじめた理由や、費用や時間はどのくらいかかったのかなど
積極的に質問される方や、なかには前のめりにになって熱心に聞きながら
たくさんメモをとったりする方もいました。

先生方も、質問に対して丁寧に回答したり、自分のなかで決めているルールや、
いままで携わってきたプロジェクトの詳しい経緯や続けていくコツなど、
時折、笑い話も含めて話されていました。







その後は、実際に生徒さんにこれまでのお話を聞いて、自分のできること、
はじめてみたいことを配られたワークシートに書いてもらい、
テーブル内でシェアしていただきました。

シェアした内容のなかには、まずは先生のお店にいってみるというような
ストレートな内容の方もいれば、シート全面にぎっしりと文字を書いて、
明日から実践しようという意気込みが伝わるような熱い意志を持っている方もいて、
それぞれに自分の「つくる」について実践したいことをお土産として
持ち帰っていただけました。





ワークショップを終えて最後に、先生方の感想として

・藤野電力 佐々木さん
ちゃんとお話できるか不安だったがアウェイ感がなくできてよかった。
機会があればワークショップを名古屋でやりたい。



・ReBuilding Center JAPAN 東野さん
ReBuilding Centerについて、たくさんの方に興味をもってくれてありがたい。
今後もワークショップやイベントを開催していたり計画中なので、
ぜひ遊びに来てほしい。



・カフェオーシャン かみやさん
カフェオーシャンのやっていることは、身近にできることがたくさんある。
今回のことをきっかけに、この先も続けてしていけるようにしていただければ。
カフェオーシャンの畑もぜひ見に来てほしい。



・greenz.jp編集長 鈴木さん
自分が楽しんでやってることにたくさんの方が興味をもってもらってうれしい。
みんな暮らしをつなげていくことに興味があるということを改めて実感した。
様々な活動を一つ一つ楽しみながら積み重ねていくことが大切かなと思いました。



今回は難しく思われがちな自分で「暮らしをつくる」ということを楽しみながら実践する方々に
お話をしていただきましたが、話を聞いて終わりではなく、
できるかも?やってみよう!と思わせてもらえる、よい授業だったと思います。

循環社会や環境問題を自分ごととして考えてもらうことによって、
少しずつでいいので、みんなが幸せを感じられる社会になってくれれば
いいなと思いました。



レポート:河津 一輝
写真:山田卓哉

※写真をクリックすると拡大します。


 

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