大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

巡って発見!鶴舞公園の秘密~成り立ちから学ぶ近代名古屋~


開催日時:2018年03月31日(土) 10時00分 ~ 12時30分
教室:鶴舞公園
先生: 井上善博 / 蓬左文庫調査研究員
カテゴリ:【歴史・文化/まち歩き/公園】
定 員 :20人

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※参加費:無料。(サポーターの皆様からの寄付による寄付講座。)
※集合場所:鶴舞中央図書館第一集会室(1階)(受付開始9:45~)
※雨天決行。警報や注意報が発令されるなど荒天時は中止します。中止の場合は、開始時間の2時間前までに連絡いたします。
※鶴舞図書館第一集会室で講義後、鶴舞公園を歩きます。歩きやすい格好で御越し下さい。授業後も花見などで鶴舞公園をお楽しみ下さい。鶴舞公園花まつりも開催中です。
※3/13 18:00~ 5名追加募集開始しました。

桜の名所として「日本さくら名所100選」に選ばれている鶴舞公園。
2016年夏には某スマートフォンゲームの聖地として話題になりました。
その際、真上からの航空写真で話題になった建造物がありました。

みなさんは覚えていらっしゃるでしょうか?

噴水塔という建造物です。
では何故これが公園内に存在するのかあなたは知っていますか?
これは公園造園時に開催されたあるイベントが関連しています。

他にも公園内を巡ってみると様々な建造物が見つかります。

あれはなんだ?池に架かる木造の橋
何故ここに?日本庭園のある茶室
謎の巨大な台座、乗っていた銅像は?
桜以外にも見るポイントはたくさんあります!

さらに今から丁度100年前には公園内には、動物園がありました!
そう、現在の東山動植物園が1937年に開園される前には公園内に動物園が存在していたのです。
(1918~1937年まで公園南側にありました。)

その事実、詳しく知りたくはありませんか?
そして今年の4月に一日動物園が開催されます。

今回の授業では蓬左文庫職員の井上善博さんを迎え、
「鶴舞公園が都市公園としてどう成り立ち、どんな発展を遂げていったのか」について、
座学での講義、実際にスポットを巡るという形で鶴舞公園の一味違った一面を探ってみたいと思います。

今回は特別に普段はお金を払わないと入れない日本庭園のある茶室、「鶴々亭」にも潜入します。

名古屋の発展を体現してきた鶴舞公園。
ぜひ一緒に巡りましょう!

【タイムスケジュール】
9:45 受付開始 鶴舞中央図書館第一集会室
10:00 授業開始、導入
10:05 講義開始
10:45 鶴舞公園内を実際に歩く ※途中で集合写真
12:00 図書館集会室へ戻る、感想共有タイム
12:25 終了 解散

授業コーディネーター名:インターンシップ生 進藤 雄太朗

(協力:鶴舞公園緑化センター)

井上善博 / 蓬左文庫調査研究員

1954年生まれ。1978年より名古屋市博物館、名古屋市市政資料館、秀吉清正記念館の学芸員を勤め、2015年より名古屋市蓬左文庫の調査研究員。民具・産業が専門。2005年には『郷土文化』で「名古屋と博覧会」、2009年には『名古屋絵はがき物語―20世紀のニューメディアは何を伝えたか』(爽BOOKS)を発表した。名古屋市博物館勤務時には館内の絵葉書の整理を行い、2009年には展覧会「日本の絵葉書1900-1945」を企画した。

今回の教室:鶴舞公園

住所:名古屋市昭和区鶴舞1
地下鉄鶴舞線、JR中央線「鶴舞駅下車」下車すぐ
地図を見る

鶴舞(つるま)公園は名古屋市の第一号公園として明治42年(1909)11月19日にデビューしました。総面積は約25haで、緑豊かな中に四季の花が咲き、野鳥の飛来も多く、レクリエーションの場としても多くの人に親しまれています。

鶴舞公園・・・「つるま」「つるまい」どっち?ってなる事ありませんか。

鶴舞公園以外にも、鶴舞駅・鶴舞図書館など漢字表記は同じでも読み方が違っていたり。そんな読み方だけでなく、都心のオアシス鶴舞公園の歴史についての授業が行われました。今年は例年以上に桜の開花が早く、授業の日の3月31日は晴天でありながら、既に桜が満開で少しずつ散り始めの頃でした。



授業に参加された生徒さん達からも
 ・鶴舞公園の近くに住んでいるのによく知らない。
 ・名古屋の歴史を勉強したい。
など、表記だけでなく歴史・その周辺の事などを勉強されたい方々が多かったです。

まずは座学からスタート。場所は鶴舞「つるま」図書館です。先生である名古屋市蓬左文庫の調査研究員である井上さんからご説明がありました。





「つるまい」はJRや地下鉄、「つるま」は図書館・公園・小学校だそうです。鶴舞図書館はよく行く図書館でしたが、「つるまい」と思っていました。

語源ですが、「水流」間(つるま)=水の流れる窪地、精進川上流にあたるこの地域の地勢を示し、台地で地下水が豊富に取れた経緯から、近くにビール工場が経ったそうです。それが今の千早交差点近くのサッポロビール浩養園に繋がります。



忘れてはいけないのが、動物園の存在です。今では東山動物園が有名ですが、東山の前は鶴舞公園内にありました。時代の変化と共に手狭になってきた関係で、東山に移りましたが、今でも鶴舞動物園だったら鶴舞はどんな街になっていたのでしょうか。妄想するだけでも楽しいですね。





座学が終わったところで、実際に公園内を散策です。

鶴舞図書館を出発し、「鶴々亭」へ。

1928年御大典記念名古屋博覧会の際に建てられた茶席です。今でも現存しています。今回、中には入れませんでしたが、間近で見ることが出来て良い経験でした。



次は噴水塔へ。

鈴木禎次氏が設計し、名古屋市指定有形文化財になっています。今でも鶴舞公園のシンボルとして水が出ています。



噴水塔を後にして、奏楽堂へ。設計者は同じ鈴木禎次氏です。今でも各種イベントなどで利用が出来ます。



その後もブラブラと散策をしました。

加藤高明像が実はあるのですが、普通選挙法を成立させた功績がある一方で、治安維持法を成立させたことから銅像は無く、台座だけがある状態など、歴史がある公園なんだと再認識しました。



名古屋市内で有数のお花見スポットでもあり、某アプリでも聖地になっている公園ですが、きちんとした歴史的な背景があり、公園内の図書館に行って参考文献を探すのも良し、付近を散策して歴史を感じ取るのも良しの名古屋の自慢できるオアシスです。



レポート:石坂喜和
写真:都築佑那

※写真をクリックすると拡大します。


 

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