授業詳細
CLASS
はじめてのソーシャルデザイン〜issu+design の取り組みと社会課題へのアプローチ〜
開催日時:2018年12月08日(土) 17時30分 ~ 19時30分
教室:アートラボあいち
終了しました
先生:
白木 彩智 / issue+design デザイナー
カテゴリ:【まちづくり】
定 員 :25人
課題先進国とも言われる日本には、少子高齢化や、いじめ、貧困、災害や地方消滅など、”社会課題”と言われる問題が溢れています。
それらの問題は○と×で解決できるほどシンプルなものではありません。どの問題も私たちの肩にずっしりのしかかり、解決するなんて無理なんじゃないかと、諦めたくなるぐらいです。
一方で、その問題を軽やかに解決する、革新的なモノやサービスが生まれているのも事実です。
そんなモノやサービスを生み出すアイデアはどこから来るのでしょうか?
そのヒントがソーシャルデザインにあるのではないかと、考えています。
ソーシャルデザインは、いわば社会問題を捉えなおすための一つのアプローチです。私たち一人ひとりがより良いと思うものを描きつくりだそうとする、その力を通じて、複数の要因が重なり絡み合うようにできている”問題(issu)”から、あらたな社会を築きあげる。
そのためにデザインの本質を捉える力、新たな価値をもたらすモノやコトを産み出す力がいま、求められています。そんなソーシャルデザインをissu+design さんは10年間、様々な問題を解決するプロジェクトを通じて取り組んできました。
たとえば、「避難生活+design」のコンペティションの際に発案され、2011年に事業化した【できますゼッケン】。
被災地支援に入ったボランティアの力を最大限活用し、被災者同士の助け合い行動を生むために、「自分ができること」の宣言を促すツールです。
今回の授業では10年の間に取り組んできたプロジェクトを紹介していただき、問題に対するアプローチを学びます。また後半では、課題を解決するアイデアがどのように生まれるのか、実際に課題に対する発想ワークショップを通じて体感します。
ソーシャルデザインを初めて知った人はもちろんのこと、社会の問題に対してもやっと感じている人や、この課題を解決したいけどアイデアがでない!と悩んでいる人もぜひお越しください。
社会を変える力を持っているのは、社会に関わる私たち一人ひとりなのですから。
【タイムスケジュール】
16:45 受付開始
17:30 授業スタート
19:30 終了
授業コーディネーター:河田朗奈
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キャンセル料について
安定的な運営のため、開催2日前以降のキャンセルはキャンセル料を申し受けます。あらかじめご了承ください。
やむを得ずキャンセルされる場合は、dai-nagoya@univnet.jpまでお早めにご連絡ください。
※電話連絡も可能ですが、打ち合わせなどで電話に出られない場合があります。留守電にメッセージを残してください。
Tel:070-5459-8213(受付時間:10:00~17:00 ※定休日:土・日・祝)
【キャンセル料】
2日前〜前日のキャンセル:参加費の50%
当日のキャンセル、無連絡不参加:参加費の100%
※電話でのキャンセルは当事務局の営業日、営業時間内にご連絡いただいた日を基準とします。
※代わりに参加できる方がおられる場合、キャンセル料は不要です。その旨をご連絡ください。
※無連絡不参加の場合、以後のご参加をお断りすることがございます。
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先生
白木 彩智 / issue+design デザイナー
岐阜県羽島市出身。東京造形大学グラフィックデザイン学科卒業。大学1年から4年間、issue+designの社会課題解決型のコンペティションに参加。そこでの実績が評価され、2012年より同団体に参画。グラフィックにとどまらないデザインの力であらゆる地域の課題解決に取り組む。『できますゼッケン』でShēnzhèn Design Award 2015、『311はじまり手帳』でGood design award 2012, Community Travel Guide シリーズでGood design award 2012/2013/2014,『みんなでつくる総合計画』Good design award 2016などを受賞。
今回の教室
アートラボあいち
住所:〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目4−13
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アートラボあいちは、あいちトリエンナーレに関する情報の提供や愛知県内の芸術系大学との連携による展覧会の実施、この地域の若手アーティストを紹介する活動、長者町でのアーティストの活動サポートなど、まちなかのアートセンターとして活動している場所です。
アートを介した出会いの場になるよう、訪れた人たちが気軽に楽しめる取り組みをしています。