授業詳細

CLASS


しめ縄づくり~恵那坂折棚田で育った古代米とともに年の瀬の支度~

開催日時:2019年12月14日(土) 13時00分 ~ 15時30分

教室:医王山 神宮寺

レポートUP

先生:おいでん水田の皆さん /

カテゴリ:【くらし】

定 員 :20人

※参加費:1,500円(材料費・ご祈祷代含む)
※しめ縄の飾りをご自由にお持ちください。南天・松の葉・ドライフラワーがおすすめです。
※駐車場3台あり。満車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
皆さんのおうちでは、しめ縄を飾りますか。玄関口に飾られる様子を目にする機会が減っているように感じますね。
そもそも、しめ縄は、新年に「歳神様」を迎えるもの。お正月にはたくさんの幸せを呼んで、生きる力をもらいたいですよね。邪気や災いが家に入ってきませんように、と期待をこめて飾られてきたのです。そんなしめ縄を今年は手づくりしてみませんか。

今回の先生が所属する「おいでん水田」さんは、棚田百選で知られる、恵那市中野方の棚田で育った古代米(黒米)を材料にしめ縄をつくっています。

そのしめ縄のよさは、なんといっても、しなやかさと青々とした美しさ。視察をかさね、古代米を青田刈りする方法にたどり着いたそうです。古代米は、ふつうの稲より背丈が高く、青田刈りの時期には1メートルほどになります。その藁は、とても柔らかく、子どもでも扱いやすい素材です。そして、きれいな緑色は、青田刈りだからこそ。こだわりの材料です。
 
田植えや稲刈り、藁しごとのときには、児童養護施設の子どもたちや福祉施設の利用者の方も加わり、棚田は、にぎわいの場にもなっています。おいでん水田さんにかかわる地域のみなさんの様子もワークの前にお話しますね。

つくり方は、先生が寄り添いながら、教えますので、安心してご参加ください。輪っか型のしめ縄ができあがります。そのままでも完成されていますが、飾りとして、お好みの素材があれば、お持ちください。南天、松の葉、ドライフラワーがおすすめです。

しめ縄ができあがったら、神宮寺さんにご祈祷いただきます。

2020年は、特別なしめ縄を飾り、いつもより丁寧に新しい年をむかえましょう。

【スケジュール】
12:45 受付開始
13:00 授業開始
     ・30秒自己紹介
     ・先生の紹介
     ・しめ縄づくり
15:00 ・ご祈祷
     ・集合写真
15:30 授業終了

授業コーディネーター:ひとみ
12月14日(土)、
岐阜県恵那坂折棚田の「おいでん水田さん」
を先生にした授業が行われました。
会場となったのは、
地下鉄荒畑駅から徒歩10分にある、
医王山神宮寺さんです。
御器所最古の寺院と言われています。



授業には、22名の生徒さんが参加されました。

「しめ縄につける飾りを夜なべしてつくったの。」
「庭から、飾りになりそうな草花をとってきました!」

と、授業が始まる前から
楽しそうに話される生徒さんもちらほら。

授業がはじまり、
まずは、一人ひとりに参加理由を聞いてみました。

「自分のしめ縄を飾って、来年も良い年を迎えたい」
「手作りが大好き」
「祖父がしめ縄づくりをしていた記憶があるが、
父の代からそういう慣習がなくなった。
今一度思いおこしたい」

など、様々な声があがりました。

次に、おいでん水田のメンバーである、
遊さん、きょうこさんから、活動の紹介です。



おいでん水田さんは坂折棚田を拠点に、
古代米を材料にしめなわを作る
ワークショップを行っています。
(坂折棚田は、400年前につくられたそうです。)

活動は、生活困窮者の方の
就労支援をめざすため、はじめられました。
現在は、ワークショップのほか、
子どもを交えた稲刈りや田植えなども行っています。
ときには、児童養護施設の子どもたちも参加し、
土や稲と触れ合います。
また、障がいを持った方とともに、
わらの選別を行っています。



いろんな方が関わってつくられたわらで、
いよいよしめ縄づくりです。

わらは、まっすぐ長く、稲が出ないうちに収穫し、
2日くらい乾かしたものだそうです。
青々としてもとてもきれいでした。



2人1組になって、力を合わせてつくります。
ねじったり、整えたり、皆さん、真剣な表情で、
腕にも力が入っていました。
遊さん、きょうこさんも生徒さんからの
「先生!」という声に、あちこちと回り、
丁寧に教えていました。





飾り付けでは、南天や千両、松の葉が見られました。
お正月らしくて、とてもかわいらしいです。
100円均一で購入されたという小物も華やかでした。
わらの巻き具合にも個性が出ていて、
三者三様のすてきなしめ縄ができあがりました。



集中したワークのあと、
当日移動販売に訪れた、
焼き芋屋「芋車」さんのおいもをほおばって、
一息つく、生徒さんもいました。
ホッとしたような表情です。



最後は、ご祈祷の時間です。
神宮寺さんの本尊の薬師如来像の前に
皆さんのしめ縄が並べられました。
ご祈祷前には、
住職からお焼香の作法を教わりました。
真言宗式の読経が行われ、来年に向けて、
それぞれが祈願しました。
終わりに、住職からお話がありました。
来年の恵方は「西南西やや西」。
その方向に手を合わせ、
しめ縄をつけるのが昔からの風習とのこと。
その際に、思い返してほしいことがあると、
住職は続けました。



「良いことばかりの人生が幸せといえるのか。
不幸だと感じていても、
その苦しみを経た先にある輝きがある。
その苦しみが自分自身の糧となる」

と。新年を前に、身が引き締まる思いでした。

生徒さんの帰り際の表情やスタッフとのやりとりから、
満足そうな様子がうかがえました。
「来年もやってください~!」
というお声もたくさんいただきましたよ。

2020年12月、
また皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
よいお年を。




レポート:進藤雄太朗
写真:鬼頭哲雄

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

おいでん水田の皆さん /

東濃を拠点に活動するしめ縄づくりの団体「おいでん水田」です。 恵那坂折棚田で育てた古代米でしめ縄を作っています。ワークショップやしめ縄販売、田植え稲刈りイベントなどを行なっています。 Facebook:https://www.facebook.com/oidensuiden/

今回の教室

医王山 神宮寺

住所:愛知県名古屋市昭和区御器所四丁目4番22号
地図を見る

神宮寺(じんぐうじ)は、名古屋市昭和区御器所にある真言宗豊山派の寺。山号は医王山(正式表記は醫王山)。大名古屋八十八カ所三十六番札所。
本尊は薬師如来(薬師瑠璃光如来)。仁明天皇の勅願寺とされ、また御器所最古の寺である。
秘仏である薬師如来は毎年11月8日に開帳され、多くの参拝者で賑わう。またその日に供えられた餅(やっこ餅)を食べると病気患いがないと信仰されている。
地下鉄「荒畑」駅4番出口より徒歩8分