大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

「スキ」のある町、長者町。
  〜大ナゴヤ大学・長者町ゼミ生流、長者町の歩き方〜


開催日時:2010年10月09日(土) 10時00分 ~ 13時30分
教室:長者町繊維街/あいちトリエンナーレ・サポーターズクラブ「ATカフェ」
先生: 大ナゴヤ大学・長者町ゼミ /
カテゴリ:【まち歩き/まちづくり】
定 員 :20人

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※1:本授業の抽選は2010年9月30日(木)に行います。(抽選予約受付は9月30日(木)12時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2010年10月7日(土)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:ATカフェでは、1ドリンクのオーダーをお願いします。
※4:授業開始30分前より受付を開始しています。





昨年11月に行われた授業『街にもいろんな顔がある!〜「ゑびすまつり」から長者町の過去・現在・未来を考えよう〜』から生まれた長者町ゼミ。
大ナゴヤ大学初のゼミとしても注目され、ゼミ生の数は現在60名を数えるまでになりました。

これまで毎月の定例会を行いながら、今年10月23・24日に開催される「長者町・ゑびすまつり」出展に
向けて、大ナゴヤ大学・長者町ゼミとしてどんなことができるかを賑やかに楽しくマジメに話し合ってきました。

長者町のことをもっと知りたい!という思いからスタートした「まち散策」。
町に暮らす人、働く人たちの生の声を聞こう!と開催した「まちの人たちとの座談会」など、
歴史や現状を学ぶ中で見えてきた多彩な長者町の魅力に、ゼミのメンバーたちはどんどん夢中になり、
今ではまるでみんなが我が町のように愛着を感じていることに気づきました。
やがて、長者町の一番のファンを自称するゼミメンバーの思いは
まちの魅力を「知りたい!」から「伝えたい!」に変化してきたのです。

あるとき、昨年11月の授業で先生としてこのまちのいろいろを教えてくださった建築家の武藤隆先生から
「生徒として出会ったみんなが先生になって、長者町を案内したら楽しいかも」という提案が。
その一言がきっかけとなり、ついにゼミ生が先生に挑戦!
今回の授業では、そんな長者町ゼミの1年間にわたる活動の紹介と、ゼミ生による「長者町ガイドツアー」を中心に、いろんな魅力が詰まった長者町をもっと楽しむ秘訣を伝授します。



垣根を作らず誰をもを受け入れてくれる良い意味での「隙」がある町。
人、店、空間・・・たくさんの「スキ」なものとの出会いがある町。
そんな思いを表現するためみんなで創作したキャッチフレーズも完成。
さらに、オリジナルのロゴマークや、まち散策がぐっと楽しくなる手作りの長者町マップもいよいよ
みなさんにお披露目です。
また、折しも長者町では現在「あいちトリエンナーレ」も開催中。
トリエンナーレのボランティア・スタッフによる作品解説もお聞きいただけます。

名ガイドですっかり長者町の人気者になったゼミ委員長をリーダーに、歴史と文化とB級感、さらには
アートの風も薫る・・・と、とにかく一言では語り尽くせない「おもちゃ箱」みたいな長者町散策を
秋のひととき、みんなで一緒に楽しみましょう!



【スケジュール】

9:30 受付開始
10:00 あいさつ
      長者町ゼミの活動発表
11:00 長者町ガイドツアー
      長者町ゼミ生による「長者町ガイドツアー」(あいちトリエンナーレ・ボランティアスタッフによる作品解説付き)
12:30 ATカフェに戻り自己紹介・ディスカッション・発表
13:30  アンケート・終了解散


(授業コーディネーター/ 小林俊介)

大ナゴヤ大学・長者町ゼミ /

2009年11月に行われた大ナゴヤ大学通常授業、「街にもいろんな顔がある!
 ~「ゑびすまつり」から長者町の過去・現在・未来を考えよう~」から始まった長者町ゼミ。 2010年10月23・24日に開催される「長者町・えびす祭り」の参加を目標に2010年1月発足。「えびす祭り」参加に向けた「町の人たちとの会合」、「ぶら長者」という名で定着した町散策、「月一回の定例会」などを行いながら、長者町の魅力を再発見する。 今では「長者町ファン」という位置づけで、しがらみの無い自由な立場で長者町を“楽しみながら応援する”集団です。 http://csemi.seesaa.net/

今回の教室:長者町繊維街/あいちトリエンナーレ・サポーターズクラブ「ATカフェ」

住所:【集合場所】

ATカフェ
 〒460-0003
名古屋市中区錦2丁目10番30号 万勝S館1F

 TEL : 052-265-5570
FAX : 052-222-7210



(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。
 授業内容につきましては、大ナゴヤ大学までお尋ねください。)
地図を見る

●長者町繊維問屋街●

名古屋市中区丸の内2丁目と錦2丁目の南北にまたがる長者町通を指す。一般には「長者町」と呼ばれる日本でも有数
の繊維問屋街。


●ATカフェ●

あいちトリエンナーレ・サポーターズクラブ会員の交流の場として、2010年7月17日〜10月31日期間限定オ
ープン。あいちトリエンナーレ開催期間中は、トリエンナーレスクールやアートイベントを開催。
http://www.atsc2010.com/

当日は、朝から雨が降っていて実際に長者町の街歩きのある今回の授業としては、最悪のコンディションであった為、生徒さん達の出席は、どうかと心配されたが、出席率90%とで、とりあえず好調の出足であった。

さて授業の内容は次のようであった。

まず授業の前段で、この長者町ゼミの発足及び今までの流れを、委員長である松永氏より説明された。

その後、今月23・24日に出店が決まっている、ゑびす祭りへの出店に伴い、現在各分科会の活動状況を、各分科会のリーダーより発表があった。

そしていよいよ、長者町散策としてグループを三つに分け、そして各グループにガイド役として、長者町ゼミ生が、街の案内と、丁度あいちトリエンナーレが行われているので、トリエンナーレのガイドボランティアスタッフにも作品の案内をして頂いた。


そこでここからは、特別に長者町歩きレポート担当としてみっこさんにバトンタッチでレポートを書いてもらった。

ATカフェを出発点とし、もーちゃ班で集合!
もーちゃ「街歩きのいいところは、いろんな人がいろんな目で見るので常に新しいこと!みんなで面白いものを見つけましょう!」

もーちゃ班は「長者町をちょっと変わった目線で見ていく」がテーマ。
どんな面白いものが見つかるのかみんなワクワクしています!さあ出発!


まず見つけたのは豊島ビルの2階。

ここの2階、なんと茂みになっていて、ベンチもあり、長者町の隠れた休憩スポットになっているのです!
長者町の奥深さに早速感動しているメンバーを引き連れ、もーちゃは「純喫茶クラウン」へ。

中からクラウンのママが出てきて、おいでおいでしてくれていました!ママさん美しい!紅い口紅が素敵!

この中には現在開催中のアートイベント、あいちトリエンナーレの淺井祐介さんの作品が飾られています。壁だけでなく、コーヒーカップにも絵が描かれています。残念ながらこのコーヒーカップ、10月31日のトリエンナーレの終了とともに使われなくなってしまうそうです。

もともとは喫茶クラウンは店内に作品を置くことに反対だったとか・・・しかし、アーティストの淺井祐介さんと仲良しになって、彼の作品を飾ってもいいということになったそうです!
人と人の繋がりの大切さを感じるエピソードですね。長者町には温かい人たちがたくさんいます。

もーちゃ情報によると、純喫茶クラウンは朝7時からモーニングをやっているそうです。ただしトリエンナーレ終了後は土日祝休みなので注意!


そして長者町のメインストリート、長者町通りへ。

まずは駐車場の壁に飾られたナウィン・ラワンチャイクンさんの作品を発見しました。
この作品は長者町の人々を油絵で描いたもので、先ほど訪れた喫茶クラウンのママも登場しています!作品に描かれているたくさんの言葉は長者町の人達が考えたものだそうです。


反対側の駐車場の壁には更に驚くべき発見が!

なんと、駐車場横のビルに家の形の跡がくっきり残っているのです。駐車場になっている部分にもともとは家があったことが分かりますね。このような跡は「トマソン」と呼ばれ、役に立たないけど芸術的なものとされています。ここのトマソンはスイッチ、コンセントまで付いていました。長者町には他にも木の残骸がぶら下がっているトマソンも・・・

そんなトマソンを探しながら歩くことも長者町の楽しみ方の一つです!

一行は袋町通りへ。ここには「神々のテーマパーク」「ご利益のコンビニ」と呼ばれている長者町のパワースポット、福生院があります。なぜそんな呼ばれ方をしているかと言うと、院内には回すだけで四国八十八箇所をまわったことになるものなど、いろいろなご利益が凝縮されているからです。

この福生院のお聖天さんは大根が大好き。様々なところに大根が描かれていますが、2つの大根が交わっているのは、夫婦和合を表しているからだそうです。


福生院のすぐ横には「えびすビルパート2」というビルがあります。このビルは長者町の都市計画によって空きビルを改装してできたもので、現在3階にはトリエンナーレのギャラリーもあります。
えびすビルはパート1から3まであり、それぞれ魅力的なお店が入っています。パート3の中にあるパン屋さん「グルマンヴィタル」は美味しいと評判です!店内に飾られている大きなお花は、長者町ゼミ生の作品なんですよ!


えびすビルパート3の向かい側にはFUZZというバーがありますが、ここでは長者町で作っている蜂蜜を使ったカクテルが楽しめるそうです。そう、長者町では蜂蜜を作っているのです!場所は内緒ですが、どこかのビルの屋上で作られているんです!この蜂蜜は他のお店にも配られているそうです。
次に訪れたのは繊維卸会館。ここは昔、長者町の一坪ショップでした。その時使われていた台も残っています。台の下には商品を収納しておけるスペースがあるなど、狭い場所を有効利用したショップがたくさんあったそうです。


ここでまた面白い発見!繊維卸会館の横に降りているシャッターに絵が描いてあります。改めて長者町を見渡してみると、至る所にシャッターペイントが!これはトリエンナーレとは関係なく、2000年に長者町50周年を記念して行われたものです。繊維卸会館横のシャッターにはあの高田純二さんが描いたシャッターペイントも・・・!長者町は土日祝日はやっていないお店が多いので、その時にも街を訪れた人が楽しめるように工夫されているんですね!


続いて出会ったのはまたまたトリエンナーレの作品。KOSUGE1-16さんの山車です。この山車、長者町のアーケードをくぐる時は背が縮められるようになっているそうです。えびす祭りで使われるので、楽しみですね!

伝馬町通りを歩いていると、向かい側には小さな木が並んでいました。長者町を歩くと緑の多さに気づきます。並んでいる木は、蝶々を呼ぶような色彩になっているそうです。もっと緑が増え、長者町に可愛い蝶々がたくさん来るのが楽しみですね!


ところでなぜここは伝馬町通りと呼ばれるのでしょうか。それは昔、ここをたくさんの馬が歩いていたからだそうです。そのせいで馬糞だらけの道だったとか・・・
この伝馬町通りには升半茶店というお茶屋さんがあります。170年前から営業している歴史あるお茶屋さんです。跡取りは必ず半三郎という名前を襲名するそうです。名物は抹茶アイスもなかを揚げた「あげあげ」です。とっても気になる長者町グルメの1つです。食べられるのは16時までらしいので注意!


その後、一行は袋町通りに戻り、旧玉屋ビルへ。この中にはトリエンナーレの山本高之さんの作品が展示してあります。その展示内容から長者町ゼミ生には「テュラテュラ地獄」と呼ばれているとか・・・とても印象に残る作品でした!


この隣の居酒屋では、家の跡トマソンを利用して看板にしていました。長者町の魅力が生きていますね。別の場所では、トマソンを利用してトリエンナーレの絵画作品が展示されていました。
そして袋町繊維会館へ。この中には現在、おしゃれな雑貨屋などが入居しています。中ではコーヒーも飲めるそうです。内部には当時の階段が残っていますが、現在この階段には奇抜なペイントが施されています。
ここでまた新たな発見がありました!長者町のアンテナは、全て近くのテレビ塔に向かってついています。これ以外にも長者町には信号や電柱がほとんどないことを発見しました。また、交差点の角にある店は角が切り取られたような形になっています。


建物の形も非常に面白いです。隣のビルと合体していたり、隣のビルをまたぐような形で増築されていたり・・・1つ発見すると、次々と面白いものが見つかるのが長者町です!


いよいよもーちゃ班の長者町ツアーも終盤です。一行はレトロな伏見地下街へ!ここは名古屋駅の地下街サンロードと同じ年に開業し、名古屋で2番目に古い地下街として親しまれています。

伏見駅と長者町を繋ぐこの地下街には、長者町のアンテナショップとも呼べるお店がたくさんあります。
床屋のメニューがなぜか65歳以上向けのものしかなかったり、昔のままの看板が残っていたり・・・レトロが好きな人にはたまらない場所だと思います。

この中にも何点かトリエンナーレの作品が展示してあります。今回もーちゃ班でトリエンナーレの作品ガイドをしてくれたmacoto saitoさんの作品もありました。

伏見地下街を出ると、短歌会館があります。ここは長者町出身の歌人、青木じょう子さんが建設したもので、格安で会議などに部屋を貸し出しています。短歌会館には中庭があり、お願いすれば見せてもらえるそうです。


以上でもーちゃ班の長者町ツアーレポートは終わり、水谷さんへお返しします。


各グループが帰って来たところで、ATカフェにてコーヒータイムをしながら、各チームでデスカッションしました。

そのご発表して頂いたのは、次のような事が出てきました。

・ 街から発信が少ないからもっと発信してほしい・
・ まとまらない街
・ 考古学探検隊

あいにくに天気だった割には、街の見方が人それぞれの見方があり大変勉強なった授業でありました。


(長者町ゼミ生 レポート係:水谷好孝・岡本美紀)

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

1. みなさん雨の中お疲れ様でした。
参加された生徒さんは是非この機に長者町ゼミに参加されることを期待しています。
先生役の長者町ゼミのみなさんお疲れさまでした。
授業内容・運営など一年間の成果が
とてもよく出ていたと思います。
この勢いでゑびすまつりも楽しんでほしいと思います。
2010年10月10日(日) 10時34分(muto)
2. 長者町ゼミのマツナガです。

今回参加されました生徒の皆様、ありがとうございました。
足下の悪い中をお越しいただき、ゼミ生一同とても嬉しく思っております。

私たちが感じている長者町の面白さや町歩きの楽しさ、
ぜミ生として人・物・事に関わって来た恵みを
うまく皆様にお伝えできたでしょうか。

「町中がキャンパス」「誰もが先生、誰もが生徒」という
まさにその場に立ち会われた生徒の皆様方
今後とも私達長者町ゼミをよろしくお願い致します。


また、来る今月23(土)〜24(日)の「第10回 長者町えびす祭り」には
是非、遊びにいらしてくださいね。
もちろん、ゼミ生としてご参加いただけると、もっと嬉しいです!


muto先生、生徒としてご参加いただきありがとうございました。(笑)
こんな子供みたいな大人達ですが、
今後ともご教示賜わりますようお願い申し上げま〜す。
2010年10月11日(月) 20時09分(マツナガ)
3. ゼミ生の皆さん、muto先生、コバさん、ボラスタのみんな、楽しい授業をありがとうございました。

「自分が数十年暮らしてきた町のよさを知ってもらうにはどうしたらいいか」
ということを最近よく考えていました。

今回の授業ではそのヒントをたくさんもらいました。
ひとに知ってもらう前にはまず自分が何よりここを好きにならなくてはいけないこと。
歴史、文化、産業、そこで生きる人々の気質など多面的に掘り下げる必要があること。
マップ、ロゴ作成のポイントなどなど。

また、授業を通じて垣間見えてたこの一年間の取り組みに対する熱意、チームワークそのものもとても勉強になりました。

今後の活動についても、また何かの形で報告があることを楽しみにしています。

ありがとうございました。
2010年10月12日(火) 01時23分(かぶちゃん)
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