授業詳細

CLASS


個性派物件の大家さんがまち案内!空き家から変化を起こす清水・尼ケ坂エリア〜昭和30年創業の市場もレトロな長屋も〜

開催日時:2023年10月21日(土) 13時00分 ~ 15時00分

教室:清水〜尼ケ坂エリア

レポートUP

先生: 小田井 孝夫・康子 / LOOK BOOK

カテゴリ:【まちシル/まち歩き】

定 員 :15人

【参加費用】
お一人様:2,000円頂戴いたします。(保険料含む)集合時にお支払いください。

【集合場所】※授業開始15分前から受付を開始します。
集合場所:名鉄瀬戸線「尼ケ坂」駅 改札口前
地図を見る

【解散場所】
まなみ古書店(名古屋市北区清水5-21-4)

※当日はイヤホンガイドを使用します。ご自分のイヤホンをお持ちの方はご持参ください。
※申し込んだ授業をキャンセルされる場合、キャンセルポリシーに基づきキャンセル料が発生します。詳しくはこちらのQ&Aをお読みいただき、申し込み前に必ずご確認ください。
※本授業は、2023年10月20日(金)12時まで先着受付いたします。
「まちシル」は「歩くまちには、何がある?」をキャッチコピーに、まちを知ることを楽しむまち歩き形式のプロジェクトです。身近にあるまちのおもしろさを、さまざまな視点から見つめます。

なにやら最近、名古屋市北区の清水〜尼ケ坂でおもしろい変化が続いている様子…!
ということで、このエリアの「今」を知ってもらうため、1年ぶりにまち歩きを開催します。

先生として案内してくれるのは、空き家再生活動をしているLOOK BOOKの小田井孝夫さん・康子さんです。2020年に東京から帰郷し、一家が代々管理していた周辺の物件を引き継いだおふたり。イラストで物件を紹介する冊子「NAGOYA AKIYA LOOK BOOK」を制作し、やりたいことや夢がある人に入居してもらおうと各地のイベントで配布してきました。

昨年のまち歩きでも訪れた「大杉の四軒長屋」は、空き家再生の第1号物件。コロッケグランプリ金賞受賞の「コロッケ屋みね」、スパイスカレーが売りの呑み処「尼ヶ坂 ケケ」のほか、昨年は開業準備中だった「クレープ マルヤ」や「こどもアート教室とこといろ」も現在営業しています。
(※コロッケまたはクレープの試食サービスあり!)

昭和30年から続く「金城市場」は、長いあいだ精肉店を1軒残すのみの状態でしたが、既存のモノを独自のアートワークで再生させる制作ユニット「HOME ECONOMICS EXPERIMENT」のショールームがエントランス付近にまもなくオープンします。今後も随時新店舗が入る予定。

古民家を改装した「まなみ古書店」はオープン1年半ですっかり地元に定着し、「清水の五軒長屋」では大須の人気古着屋の姉妹店となる「yup」がこの9月に待望のオープン。巨大倉庫を改装した「SUNSHINE UNDER GROUND CURRENT(白サッシ倉庫)」も家具職人のワークスペースに加え、アーティスト鷲尾友公氏がなにやら画策中と、これまた見逃せません。

また、このエリアには、小田井さんご夫妻が管理する物件のほかにもたくさんの空き家があるといいます。そうした第三者の物件にも、LOOK BOOK的なアプローチが徐々に浸透しているようです。

たとえば、今年6月にオープンしたベーカリーショップ「hobo bakery」。こちらは元喫茶店の物件で、長年シャッターが閉まったままでしたが、おふたりが地元の大家さんに交渉したことで新たな店を呼び込むことができました。

さらには、改装後まだ用途の決まっていない物件、このエリアに眠る“もったいない”空き家物件なども案内していただきます。清水〜尼ケ坂エリアの今を目撃したい人、空き家で何かやってみたい人、みなさんのご参加お待ちしています!


<当日のスケジュール>
12:45 受付開始(集合場所:名鉄瀬戸線「尼ケ坂」駅 改札口前)
13:00 授業開始
     小田井さんから見た清水〜尼ケ坂エリアってどんなまち?
      空き家再生の活動、LOOK BOOKについて紹介
     まち歩きスタート!(大杉長屋 ※試食あり!→金城市場→清水長屋→hobo bakery→白サッシ倉庫→まなみ古書店)
15:00 授業終了・解散

【授業コーディネーター】齊藤美幸・イトウユキコ・菅原春香
清水・尼ケ坂エリアで1年ぶり、2回目のまちシル開催。 空き家再生活動をしているLOOK BOOKの小田井孝夫さん・康子さんを先生に迎え、このエリアの「今」を紹介してもらいながら歩きました。



尼ケ坂駅を出発し、まずは「大杉の四軒長屋」へ。昨年は開業準備中だった「クレープ マルヤ」や「こどもアート教室とこといろ」がオープンしていて、空き家を改装した店内を見学できました。



特別に、マルヤのクレープと、同じ長屋の中で最初に開業した「コロッケ屋みね」のコロッケの試食サービスも。



道中、昨年にはなかったリノベーション物件などをめぐりながら、続いてはLOOK BOOK最大規模の物件「金城市場」へ。現在も精肉店1軒が営業を続けていて、「ここのベーコンやソーセージがおいしいんですよ!」と小田井さんから耳寄りな情報も。時間帯によってはコロッケも販売しているので、みねとの食べ比べも楽しそうです。



市場の広い空間を活かし、最近ではここでライブイベントも開催されたそう。まもなくオープンするという、アートユニット「HOME ECONOMICS EXPERIMENT」のショールームのほか、「実は今後、新たなお店が入る予定」というここだけの情報も教えていただきました。(なんのお店がオープンするのか、ぜひ今後をお楽しみに!)





「清水の五軒長屋」では、昨年はまだ元理容室の面影がそのまま残っていた物件が、今年新たに古着屋「yup」へと生まれ変わっていました。



また、近くにある元喫茶店の物件も、現在はベーカリーショップ「hobo bakery」に。前回参加した生徒さんからも、そのビフォー・アフターに驚きの声が。

「あの物件も、もっと面白い活用ができたら良いのになぁ」「別の大家さんが管理しているこの物件も、シャッターを開ける交渉をしたい」など、小田井さんの沸々とした野望を聞きながら歩き…





巨大倉庫を改装した「SUNSHINE UNDER GROUND CURRENT(白サッシ倉庫)」や、古民家を改装した「まなみ古書店」にも立ち寄り。

まだ多くの空き家がある清水・尼ケ坂エリアですが、今、確実にこのまちには変化が起きています。ユニークなお店が増えて、少しずつ人の回遊も増えている様子。今回のまちシルに参加しそびれた人たちにもぜひ、まちをゆっくり歩いて、この変化を目撃してほしいです!

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

小田井 孝夫・康子 / LOOK BOOK

2020年に北区清水〜尼ケ坂の空き家をまとめた小冊子「NAGOYA AKIYA LOOK BOOK」を制作。手描きによる商品カタログ風の紙面が一部で評判を呼び、「コロッケ屋みね」「尼ヶ坂 ケケ」「まなみ古書店」といった個性的なショップが、空き家を改造して次々とオープン。古い町並みが残る下町エリアに新風をもたらしている。 ■公式Instagram  @2020_akiya_lookbook

今回の教室

清水〜尼ケ坂エリア

住所:名古屋市北区大杉・清水周辺

名鉄瀬戸線「清水」駅までは「栄町」駅から4分と、栄エリアからもアクセスしやすい距離。清水駅〜尼ケ坂駅の駅周辺だけでなく、今回はもう少し北上した大杉・清水周辺の住宅街の中まで歩きます。