大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

街とアートの出会い(あいちトリエンナーレ2010 長者町プロジェクト2009エリア)


カテゴリ:【アート/まちづくり】
定 員 :10人

参加対象:どなたでも
開催日時:2009年09月12日(土) 13時00分 ~ 19時00分
教室:錦二丁目「まちの会所」
先生: 街の先生 / 一般市民  林 育正 / あいちトリエンナーレ2010 アシスタントキュレーター  堀田 勝彦 / 堀田商事株式会社 代表取締役社長  坪井 俊和 / 株式会社 游まち紡ぎデザイン 代表取締役 一級建築士  名畑 恵 / 愛知産業大学造形学研究所 研究員/NPO法人まちの縁側育くみ隊 スタッフ 
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※1:本授業の抽選は2009年9月4日(金)に行います。(抽選予約受付は9月4日(金)正午までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2009年9月10日(木)0時まで
 先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:発表用、記録用など、必要に応じて各自でカメラなどをご準備ください。
 (必須ではありません)
※4:授業のタイムスケジュールは、進行具合により多少前後することもありますので予め
 ご了承ください。
※5:散策をしますので歩きやすい服装・靴でお越しください。
※6:会場には貴重品の置き場がありませんので、各自で身に付けるようにしてください。


街とアートが出会うとき、そこには何が生まれるのでしょうか。
3年に一度開催される現代美術の国際展「トリエンナーレ」。
愛知では来年2010年8月から第一回展が開かれます。
テーマは「都市の祝祭 Arts and Cities」。
来年の本展開催に先立ち、今年10月から11月にかけて開催されるプレイベント「長者町プロジェクト2009」では、全国屈指の繊維問屋街「長者町」を舞台に周辺の空きビルや壁面などを利用して新進作家たちが様々な現代アートを展示します。

今回は、現代アートが“まちなか”に飛び出すという試みに早くも注目が集まる「長者町」へみんなで繰り出し、思い思いの視点で街とアートの出会いについて考えてみたいと思います。
トリエンナーレの意義とは?そもそもアートの基準って何?
そんな素朴で単純なことをみんなで語り合いながら、私たちのすぐそばにある「アート」なものを拾い集めてみましょう。

【授業の流れ】
13:00      錦二丁目「まちの会所」 集合
13:10~13:40  ガイダンス~自己紹介~まち歩き説明
13:40~14:00  まち歩きへ
14:00~14:40  あいちトリエンナーレ レクチャー&トリエンナーレTV 鑑賞
         (まちの会所にて)
14:40~15:00  トリエンナーレプレイベント会場見学
15:00~15:45  ワークショップ
        (まちの会所にて)
15:45~     開校式会場(ほとりす なごや納屋橋)へ移動
16:00~17:00  開校式会場到着~発表準備
17:00~     開校式スタート

(授業コーディネーター 谷 亜由子)

街の先生 / 一般市民

街の先生 それは、一般市民として普段暮らしているユニークで面白い先生です。

林 育正 / あいちトリエンナーレ2010 アシスタントキュレーター

愛知県生まれ。 愛知県立芸術大学大学院を修了後、同学芸術資料館に学芸員として勤務。 2009年より「あいちトリエンナーレ2010」のアシスタントキュレーターとして プレイベント「長者町プロジェクト2009」の運営に携わる。

堀田 勝彦 / 堀田商事株式会社 代表取締役社長

1990年同志社大学商学部卒業 有限会社長者町街づくりカンパニー取締役(えびすビル)  錦2丁目まちづくり連絡協議会理事  ベンチャータウン推進委員会副委員長(IDラボ)  名古屋大学長者町研究会参加  錦2丁目まちづくり連絡協議会調査研究委員長(デザイン塾)  えびすモール実行委員会委員長  2009年5月 より 錦2丁目まちづくり連絡協議会理事 副会長  マスタープラン策定委員会 委員長  愛知トリエンナーレ長者町プロジェクト推進チーム長

坪井 俊和 / 株式会社 游まち紡ぎデザイン 代表取締役 一級建築士

NPO法人 まちの縁側育くみ隊にてENGAWA DESIGNを牽引。 「バンブーインスタレーションinおおくさ」では世話人を継続中。 町が持つエネルギーをデザインやシクミやウゴキに紡ぎ出す

名畑 恵 / 愛知産業大学造形学研究所 研究員/NPO法人まちの縁側育くみ隊 スタッフ

1982年生まれ。椙山女学園大学生活科学部生活環境学科卒業。 愛知産業大学大学院造形学研究科(建築学専攻)修士課程修了。 現在NPO法人まちの縁側育くみ隊スタッフとして名古屋錦二丁目地区を中心に、 各地のまち育て活動のサポートを行う。 愛知産業大学造形学研究所 研究員。

今回の教室:錦二丁目「まちの会所」

住所:名古屋市中区錦2-6-13 長者町ゑびすビルPart3 2F

(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。
 授業内容につきましては、大ナゴヤ大学大学開校準備室までお尋ねください。)
地図を見る

錦二丁目「まちの会所」は、地元による地元のための総合タウンマネージメントセンター。

※長者町繊維街
名古屋市中区丸の内2丁目と錦2丁目の南北にまたがる長者町通りを指す。
一般には「長者町」と呼ばれる日本でも有数な繊維問屋街。

授業のタイトルは「街とアートの出会い(あいちトリエンナーレ2010 長者町プロジェクト2009)」
あいちトリエンナーレ? 長者町? 今年はいったい何年? 分からん・・・

この講座、タイトルから授業内容を推測するのが難しかったのではないでしょうか。

まず「あいちトリエンナーレ」ですが、これは「2010年より3年ごとに定期的に開催される国際芸術祭」
そして「長者町プロジェクト」は、あいちトリエンナーレの副題が「都市の祝祭」ということで、
美術館を抜け出して、「長者町でもアートしちゃおう!」というものです。

来年の本オープンを盛り上げるべく、すでに愛知県美術館や名古屋市美術館ではプレイベントとして、
作品展示(「放課後のはらっぱ展」など)が始まっています。
そして長者町でも10月10日から11月15日に様々な催しものが予定されており、
現在、町内あちこちで改修工事や制作などが急ピッチで進められています。

と、予備知識はこの程度でいよいよ本題です。

この講座では最初にずばり課題が提示されました。
「まち×アート=?」

課題が提示され、答えを書くためのメモが何枚も渡された時点で、受講生の皆さんはやや緊張気味です。
(まちって? アートって? で、このメモに何を書くの? しかも、×って?・・・)

でも、大丈夫。いきなり答えを書いてなんて言いません。
その答えを今からみんなで探すのです!

では、授業のおおまかな流れです。

教室で先生からあいちトリエンナーレ、長者町プロジェクト、長者町の生い立ちなどについて
レクチャーを受ける。
みんなで長者町界隈を散策し、街と一体になりながら、「ここにアートがきたらどうなる?」と
自由な発想で考える。
(考えるっていう表現は違うかも。頭でっかちに考えちゃだめですよー)
③ 教室に戻り、みんなで意見交換&発表を行いながら、メモやフリップに「?」の部分を記入する。
④ ほとりすに移動し、トリエンナーレのポスターにメモをコラージュする。

さてさて、では各項目のポイントです。

キュレーターの林さんからは、トリエンナーレに対する意気込みが熱烈に伝わってきます。
長者町代表の堀田さんからは、長者町へのラブコールのようなメッセージが伝わってきます。
こんなに熱い方たちが取り組んでいる「長者町プロジェクト」ですから、これはただごとではない
という大きな期待が持てます。

伏見の生き字引様ですか?とつっこみたくなるほど、堀田さんは伏見にお詳しいです。
その堀田さんに説明していただきながら、長者町界隈を散策です。
伏見連絡通路 → 福生院 → 工事中のギャラリー → 旧則竹ビル → 長者町繊維卸会館
実際に歩いてみての感想ですが、長者町の空気感がいいです。
映画で言うなら「メトロにのって」「三丁目の夕日」「千と千尋の神隠し」のどこかのシーンで
感じたようなにおいが、街のいたるところで感じられます。
アートの定義なんて知らなくても、この部屋でこんなパフォーマンスをしたらとか、
この壁にこんな絵を書いてみたらとか、つい連想してみたくなります。
そうすると「?」ができるわけです。

②の散策途中で「?」をメモしていただくはずでしたが、見所満載で書いている余裕がなく、
教室に戻って、思い出しながらの意見交換です。
発表開始時はやや緊張の方もいらっしゃいましたが、進行役の坪井さんのナイスフォローもあり、
次々にすばらしい意見が!
(そのまま、プロジェクトに使えちゃいますよね?先生?)

では、みなさんの「?」です!
「意外性」「捨てない壊さない生活」「安全のある場所」「日常の非日常」「トリミング」
「MYスポット発見」「友情」「水たまりのむこうのもう一つの世界」

皆さん、感性が素晴らしすぎる!アーティストそのものです!

ということで、最後はペタペタとコラージュで締めでした。

普段、何気なく通り過ぎている街も、切り口をかえて捉えなおしてみると、全く違った顔がみえてきます。
古い建物、下ろされたままのシャッター、昔ながらのやりかたで店番しているおばちゃん、窓からみえる
隣のお寺さん、人情、土地への愛着・・・

街は完成しないキャンバスです。幕のおりない舞台です。
みんなもアーティスト、監督、観客になって街にとびだそう!


(裏話)
この講座は午後1時開始でしたが、受講生8名中、5名のかたが、10時に愛知県美術館に集合されました。
目的は「放課後のはらっぱ展」をみて、トリエンナーレに直接ふれること。
現代アートはとらえかた自由。こちらもおもしろかったです!

(ボランティアスタッフ 加太 恵)

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

1. 大ナゴヤ大学開校おめでとうございます。

オープンキャンパス以来皆出席(打ち上げまで)で、とても楽しく参加させていただいております。

たくさんの人と関わり、多くの事を学んでいます。

今回は「まち×アート」のテーマで、アートの大切さや街づくりの楽しさを感じる事が出来て、新たな発見をするコトができました。

開校式では、川村市長が『名古屋ことば講座』を開いていただけると言われていましたが、参加させていただけるともっと名古屋を身近に感じられる気がします。

これからも楽しみにしています♪

学長さん含め、スタッフのみなさんとも楽しく名古屋の街づくりに関わっていけると嬉しく思います。

よろしくお願いいたします。
2009年09月13日(日) 16時03分(kingkang)
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