大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

田舎暮らし女子トーク〜山里からはじめる、持続可能な暮らし〜【後編】


カテゴリ:【くらし/はたらく課】
定 員 :30人

参加対象:どなたでも。 ※男性の参加も、もちろん大丈夫です!
開催日時:2015年11月14日(土) 15時30分 ~ 17時30分
教室:7th cafe(ナディアパーク内)
先生: 木浦幸加 /   下野智子 /   庄司 美穂 /   渡邊さとみ /  
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※参加費:600円(ドリンク+ドーナツ)+ドネーション(お気持ち制)<事務局費、講師交通費・謝金>
※今回の授業料は、ソーヤ海さんが考えるドネーションを採用しています。
ドネーションについての考えは、こちらをご覧ください。
アーバンパーマカルチャー〜まちから始める、持続可能な暮らし〜と連続受講される方は、
実費分の600円(ドリンク+ドーナツ)が300円(ドリンク+ドーナツ)に割引になります。
田舎で暮らしに興味があるけど、最初の一歩をどうやって踏み出したらいいのかわからい・・・。
自分らしい暮らし(生き方)を見つめ直すヒントが欲しい・・・。
そんな方向けに、2014年12月07日に「田舎暮らし女子トーク〜豊田市旭地区編〜」を
開催しました。

今回の授業はその続編です。また、前半の「アーバンパーマカルチャー〜まちから始める、
持続可能な暮らし〜」授業のまち側からの視点に対して、本授業では山里側からの視点も
取り入れて、これからの暮らし方(生き方)を学んでいきます。

今回の先生は、『~とよたで見つけたミライの里山暮らし~里co(さとこ)』という本に登場する女性4名。
皆さんいきなり田舎に飛び込む決断をしたのではなく、時に悩んだり・考えたりと、
自分の中にあるモヤモヤした気持ちと正直に向き合いながら、田舎で暮らすことを決めたのだなと
この本を読んで感じました。もしかしたら、今もモヤモヤしていることがあるかもしれません。
前半は、そんな等身大のお話をしていただきます。

そして、後半はワークショップをおこない、生徒の皆さんと一緒に、
これから暮らしのことを見つめる時間にしたいと思っています。

都会で暮らす、田舎で暮らす、都会で働き・田舎で暮らす、田舎で暮らし・都会で遊ぶなど、
何を選ぶかは自分次第。

都市のはなし、山里の話しや様々な方との交流を通じて、
自分の暮らし方、生き方を改めて考えてみませんか?


【スケジュール】
15:15      受付開始
15:30〜15:40 挨拶
15:40〜15:50 導入
15:50〜16:30 ゲストトーク
16:30〜17:10 自分らしい暮らしを考えるワークショップ(仮)
17:10〜17:20 グループ発表
17:20〜17:30 アンケート、集合写真 終了


○里co
愛知県豊田市の農山村部にI・Uターンしてきた女性8名の暮らしぶりを紹介した本。
8人それぞれの移住のきっかけや山里の魅力、生活面での苦労などを掲載。移住前後の家計
支出の変化や、移住後の買い物、病院など利用施設への移動時間なども紹介している。
企画・制作したのは、同市農山村部に移住したI・Uターンした30・40代のメンバーからなる
「地域スモールビジネス研究会」。そのメンバーの中から4名の女性がライターとして
取材し執筆した。都市と農山村をつなぐ市の機関「おいでん・さんそんセンター」が監修。

【共催】
おいでん・さんそんセンター

(授業コーディネーター:大野 嵩明)

木浦幸加 /

1979年、愛知県生まれ。結婚後7年、名古屋市で暮らし2013年12月、豊田市の中山間地・旭地区へY(嫁)ターン。人口3000人を切る同地区で、「自分の暮らしは自分で作る」を実践するIターンの友人たちに刺激を受けながら「どう生きるか」考え、試行錯誤する日々。 豊田市のまちといなかをつなぐ「おいでん・さんそんセンター」コーディネートスタッフ、旭地区情報誌“シットルカン”編集長、山里合唱団「こだま」メンバー、2児の母。 農的暮らしをベースにしながら暮らしの糧を得るための多様な仕事を研究する『地域スモールビジネス研究会』に所属し、会が2015年7月に出版した『豊田で見つけたミライの山里暮らし~里co(さとこ)』でライターとして執筆。 駆け出しライターとしてgreenz.jpにも寄稿(http://greenz.jp/2015/09/30/rie_oniki/

下野智子 /

1976年生まれ。小2娘、年長息子の母。つくることが好き。歩いて5分で海部郡の名古屋市のはじっこで育ち、栄に自転車で行ける街中で一人暮らし。畑が趣味の夫と結婚。大府市へ。縁あって知立市へ引っ越し。2011年9月から月一回の『千年持続学校 家づくり講座』におもしろそう!と参加したことで、定年後田舎暮らしもいいね~と話していたことが、定年を待たずに実現。2014年12月に講座で大工さんとみんなで建てたおうちが出来上がり、自然エネルギー100%目指し、工夫して暮らしている。 草木染め、洋服つくり、木工、料理。モットーは できるだけ単純に適当に。

庄司 美穂 /

愛知県名古屋市生まれ。2012年名古屋でのマンション生活から、豊田の農山村にある築100年の古民家にIターン 20代では乗馬の飼育員、タンザニア留学、環境NPOで環境教育スタッフ。 30代ではフェアトレードショップ店員、契約社員など 2015年、合同会社 木かんしゃ副代表・相談役 その他、子育てサークル「野苺の会」メンバー、次世代育成部会メンバー、山里合唱団「こだま」団員、地域スモールビジネス研究会メンバー、2児の母。

渡邊さとみ /

1976年、名古屋市生まれ。横浜市の小学校に6年勤務し、その間に食や農に関心を持ち始める。退職後、WWOOFをしにカナダへ渡り、約1年、有機農業の体験をする。帰国後、日本国内でWWOOFをしたりする中で、「若者よ、田舎を目指そうプロジェクト」に応募し、旭に移住。プロジェクトで出会った、現在の夫と2012年に結婚し、プロジェクト終了後も旭の空き家に住む。2013年、夫と二人で「いのはな農園」を立ち上げ、有機農業を営む。好きなものは、米と猫。

今回の教室:7th cafe(ナディアパーク内)

住所:名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク内 
デザインセンタービル7階
地下鉄「栄」駅7・8番出口より徒歩7分
地下鉄「矢場町」5・6番出口より徒歩5分

ナディアパーク7階の7th cafeでは、
絵画、写真、イラスト等作品の展示や、
ライブ、パフォーマンス、美術作品の展示などの
イベントを行うアートな空気漂う空間です。
イベントを楽しんでいただけると共にお茶も楽しめるスペースです。

普段、名古屋に住んでいる自分としては、名古屋は程よい都会であるけど、程よい田舎でもあると感じています。
では、都会ってどこから都会なのか。田舎はどこから田舎になるのか。田舎で暮らすのって都会とどう違うわけ・・・。
「田舎」って聞かれて思い浮かぶ景色は・・・。
 
今回の大ナゴヤ大学の授業は、豊田市旭地区で実際に「田舎」暮らしをしている女性4人をお招きして、
実情を聞いてみようという授業です。

まず最初に名古屋大学の高野先生から田舎についての説明がありました。



田舎には資源が多いのに人手が足りないのが現状であると。放置された空き家・管理されていない森。

「うん、何かそんなイメージがあるな。」←僕の心の声です。

地元の人からすれば、「こんな田舎に来るはずがない」
「田舎には仕事がないから若い人は生活できない」という意見が多いのでは・・・。

「うん、これも想像がつく。」←僕の心の声です。

でも、実は違っていて、「空き家をリフォームして自分たちの好きなようにアレンジすると、そこへの移住に繋がる」
「いきなり住んでみると、次第にその地域で必要な事がわかり、自分なりに仕事が勝手に出来上がる」というのが、
ストーリーだそうです。

「おぉ~、なるほど。」←僕の心の叫びです。

結局、「望むような仕事がない」といっただけで、
「望むような仕事」があると思って都会へ行くという流れなのだとわかりました。

では、高野先生がファシリテーターとして、実際に田舎で暮らす方、4人の女性にその実情を聞いてみました。



4人の女性についての詳しいプロフィールなどは、大ナゴヤのHPを参照してもらうとして、
木浦幸加さん、下野智子さん、庄司美穂さん、渡邉さとみさん の4人は名古屋で生まれたり、生活をした経験があります。
高野先生とゲストの4人との会話を拾っていきますね。

高野:きっかけは?田舎に惹かれたのは?

木浦:最初は絶対に田舎に暮らしたくないと思っていたけど、豊森なりわい塾(http://www.toyomori.org/)で考えが変わった。
仕事がないだろうと心配だったが、そうでもなく今は、まちと都会を結びつけるコーディネーターとして働いている。

下野:旭で家をつくるプロジェクト、千年持続学校に参加し、定期的に旭に通ううちに、どんどん魅了されていきました。

庄司:旦那さんが心配性で都会よりも田舎だろうと。それで田舎へ行きました。

渡邉:最初は就職で横浜に行ったが、日々の生活が忙しく食生活も乱れがちに。無農薬の野菜に興味を持って、
田植え体験に行ったら感動した。田舎への興味と憧れが出て、豊田のプロジェクトを知って移住した。



高野:これぞ田舎、移住して良かったと思う瞬間は?

木浦:面白い人達との出会いが増えた。深い話が出来るし、相手の考えから影響を受けて良い刺激になる。

下野:お風呂を薪で湧かしているが、最中に空を見上げると星がキレイ。月が出ていると家の周りまで明るくなる。

庄司:夏のひぐらしの蝉の鳴き声が好きで、夕方にも鳴くのが癒やされる。

渡邉:自然が素晴らしいのは言うまでもないけど、そこに暮らす人達が優しい。知らない人にも挨拶をしてくれるのが感動。
腰が曲がっているお爺ちゃん・お婆ちゃんも山を登るのが早かったり、縄を縛るのが早かったり、今では憧れの存在。



高野:田舎暮らしのアドバイスは?これは気をつける事はある?

木浦:住人が少ないため、人間関係が濃くなるので、気の合う人とだけ付き合うというわけにもいかない。

下野:(旭地区だけではなく)田舎の人が思っている事と、自分が思っている事とは違うことがある。
思疎通の不足だと思うので、接するのが多くなれば大丈夫だと思う。

庄司:2歳の子どもがマムシグサを食べてしまった。大人なら大した事ない刺激も、小さい子どもだと大きな刺激になったりする。
病院も近くにはないので、何かあった時の事はいつも考える。

渡邉:地域の人達との結束力が高まるのは良い。だけど、お祭りなどのイベントや、お役に出ないと少し気まずい感じになるかな。

以上、実際に田舎に住む方のお話タイムでした。

次は、参加者が実際に田舎暮らしをについてどう考えるかを、7分間じっくり自分の頭の中で考え、
それを即席で作ったチーム内で共有するというワークショップを行いました。



スタッフも中に入って司会進行役をやり、皆さんの意見を集約してみるとこんな感じでした。

・都会に住みながら田舎に行きたいと思った時に行く感じで良い。
・仕事を辞められないが、田舎で不安が無いなら移住したい。
・今すぐってのは厳しいけど、週末に何人かで集まって行きたい。
・週末田舎暮らしで、空き家をシェアハウスする。
・田舎と一言で言っても色々な田舎がある。自分に合う田舎を見極めてから行きたい。
・アジト的なのを田舎に欲しいな。
・週末田舎ベンチャー企業を作る。
・若いうちは良いけど、年をとったら田舎暮らしは不安。
・会社と家の往復より、田舎の方が家族と濃密な時間が過ごせる気がする。
・海も好きなので、程々の海と山がある田舎が良いな。
・みんな自然に触れ合う時代になってきている。仕組みを考えると、田舎への移住は加速すると思う。
・週末、田舎へ働きに行き、その代わりに取れたての野菜やお米などが欲しい。物々交換したい。

と、いった感じで皆さん田舎への思いがあるみたいです。
田舎と聞いて思い浮かべるイメージ・風景ってどんな様子ですか?



その答えも人それぞれだと思いますし、これが正解の田舎というのも無いと思います。

その土地、その土地に住む人々、その土地の伝統文化。
場所によっても違うし、一生かかっても理解出来ないくらい田舎は奥が深いのでしょう。

参加者の皆さんの田舎に対する活発な意見を聞けて良かったです。

自分自身としては、全く縁も所縁も無い田舎に暮らしたいとは思いません。
やっぱり都会には都会の良さがありますし。
でも、自分にとって縁や所縁がある田舎で、守りたいものがあるなら田舎へ行こうかなと考えます。



(レポート担当 ボランティアスタッフ 石坂喜和
 カメラ担当 ボランティアスタッフ 酒井悠行)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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