大ナゴヤ大学

授業詳細


レポートUP

名古屋の”記憶”を巡るツアーvol.04-「変化していくまち 納屋橋界隈」編-


開催日時:2018年04月15日(日) 14時00分 ~ 16時30分
教室:髙山額椽店
先生: 高山大資 / 高山額縁店 
カテゴリ:【くらし/まち歩き/まちづくり/歴史・文化】
定 員 :15人

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【参加費用】
※参加費としてお一人様1,000円頂戴します。(保険料含む)
※中学生以下は、保護者同伴に限り参加費不要。(事前に事務局まで連絡ください。)

【その他】
※雨天決行。警報や注意報が発令されるなど荒天時は中止します。中止の場合は、開始時間の2時間前までに連絡いたします。
自分の住んでいるまちの記憶。皆さんは、どれぐらい知っていますか?
いろんな角度からまちを見る目線を持つことで、自分の住んでいるまちがもっと面白くなる。
「まちの”記憶”を学ぶ」という目線で、名古屋の街中を巡っていきます。

今回は、「変化していくまち 納屋橋界隈」。

納屋橋は、1610年(慶長15年)に、熱田と名古屋城下を結ぶ
名古屋台地の西に沿って掘られた堀川に架けられた「堀川七橋」の1つ。
(堀川の成り立ちなどは、同日午前中開催の「堀川界隈 天満橋ー新州崎橋」授業にご参加ください!)

名古屋駅と伏見駅のほぼ中間地点にあり、1971年までは橋の上を市電が走るなど人通りも多かったが、
市電廃止後は、風俗店などの色合いが強くなっていきました。

一方で、なやばし夜イチなどのマーケットや、
2017年9月に「テラッセ納屋橋」がオープンするなど、まちに変化が起きています。



今回の授業では、納屋橋の近くで額縁店を営み、
このまちで暮らしてきた「高山額縁店」の高山さんを先生に迎えます。

「高山額縁店」さんは、戦後間もない昭和21年に、高山さんの祖父が創業。

祖父に育てられた高山さんが語る戦後を生きてきた祖父のエピソードから、当時のまちの様子が伺えます。

また、堀川に浮かぶ二羽のプラスチック製の白鳥を見たことは、ありますか?
それは、高山さんの祖父が、”ある想い”を込めて始めた取り組み。



そんな祖父と一緒に暮らし、子供の頃からこのまちを見てきた高山さん。

高山さんご自身も、額縁店の隣にカフェバー「TWILO(カブトビール名古屋支店)」をオープンしたり、
納屋橋界隈のまちの活動に、取り組んでいます。

高山さん祖父とのエピソードを聞いたり、
いま起きているまちの変化や、このまちならでは裏話を、
ぶらりと歩きながら、納屋橋界隈のまちを感じてください。

授業の最後は、高山さんがオーナーのお店「TWILO」さんでコーヒーなどを飲みながら、
納屋橋で感じたことなどを参加した皆さんとお話しましょう!

【スケジュール】
13:45 受付開始(高山額縁店にて)
14:00 授業開始、導入、自己紹介など
14:20 高山さんのお話
14:50 納屋橋散歩
15:50 「TWILO」さんで、お茶しながら振返り
16:30 授業終了

授業コーディネーター:大野嵩明

<連続講座>
2018.04.14.10:00-「遊郭の面影が残る街 大門界隈」編〜
2018.04.14.14:00-「駄菓子の街 新道・明道町界隈」編〜
2018.04.15.10:00-「堀川界隈 伝馬橋―新洲崎橋」編〜
2018.04.15.14:00-「変化していくまち 納屋橋界隈」編〜

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キャンセル料について
安定的な運営のため、開催2日前以降のキャンセルはキャンセル料を申し受けます。あらかじめご了承ください。
やむを得ずキャンセルされる場合は、dai-nagoya@univnet.jpまでお早めにご連絡ください。
※電話連絡も可能ですが、打ち合わせなどで電話に出られない場合があります。留守電にメッセージを残してください。
Tel:070-5459-8213(受付時間:10:00~17:00 ※定休日:土・日・祝)

【キャンセル料】
2日前〜前日のキャンセル:参加費の50%
当日のキャンセル、無連絡不参加:参加費の100%
※電話でのキャンセルは当事務局の営業日、営業時間内にご連絡いただいた日を基準とします。
※代わりに参加できる方がおられる場合、キャンセル料は不要です。その旨をご連絡ください。
※無連絡不参加の場合、以後のご参加をお断りすることがございます。
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高山大資 / 高山額縁店 

戦後間もなく創業した高山額縁店の三代目。併設のカフェバー納屋橋TWILO、「ナヤマルシェ」の運営事務局、レトロ納屋橋まちづくりの会メンバーを務める。

今回の教室:髙山額椽店

住所:〒450-0003
愛知県名古屋市中村区名駅南一丁目1-17
地図を見る

三代に受け継がれる“匠のワザ”と“圧倒的アイテム数”で、どんなオーダーにも対応するガクブチ屋。

納屋橋界隈というと栄や名古屋駅と比べて、パッとしないイメージの方が大半ではないでしょうか?

しかし、最近は整備された川辺の遊歩道でイベントが開催されたり、、オシャレなカフェテラスのある飲食店ができたり、商業施設の「テラッセ納屋橋」が開業するなど、なにやら良い変化が起きているようです。

今回は、そんな変わりつつある納屋橋の周辺を実際に歩いて学ぼうという授業。

先生は納屋橋のすぐ近くにある「高山額縁店」を経営されていて、納屋橋界隈のまちづくりイベント等で活躍されている高山大資さん。そして、教室は、高山額縁店の一画に昨年オープンしたばかりのカフェ&バー「TWILO(トワイロ)」です。



店内は古書が置いてあったり、装飾として天井に額縁の一部があったりと、とてもオシャレな空間なのですが、なんとこのお店は、明治から昭和初期まで愛知県半田市で製造されていた幻のビール「カブトビール」の復刻版が、市内で唯一飲める「カブトビール 名古屋支店」でもあるのです!

そんなTWILOにやってきた生徒さん達。午前中の「堀川界隈 伝馬橋―新洲崎橋」のまち歩き授業にも参加されていた方がいたり、高山さんと仕事のつながりのある方や、納屋橋の近くに住んでいる方など、様々な方にご参加頂きました。

まずは、高山さんから高山額縁店の歩みと納屋橋についてのお話。

額縁店自体は高山さんの祖父が戦後に開業されたそうで、時代ごとの需要と共に歩んできたそうです。最近ではオーダーメイドの一品物の額縁などを取り扱うようになり、今でも多くのお客さんや画家さんに応援されているとのこと。

高山さんが子供の頃は、納屋橋を流れる堀川はドブ川と言われるぐらい異臭がすごかったらしく、家の窓は閉めっぱなしだったそうです。



また、納屋橋界隈は、ラブホテルや風俗店が多数あって、どうしても猥雑さなどのイメージが先行しがちです。そんなネガティブな納屋橋の街を賑わいのある街にしていきたいという思いで、額縁店の経営と納屋橋界隈の地域活性化にご尽力されているとのことでした。

実際に高山さんは、納屋橋には昔、カブトビールの営業拠点があることを知ると、「まずは納屋橋に足を運んでもらいたい」という強い熱意で既に復刻版カブトビールを販売していた半田市の団体と交渉し、信頼関係を築き上げ、カブトビールの名古屋支店としてのTWILOを開業したという経緯があり、その本気さが伝わるお話もお聞きすることができました。

ちなみに、TWILO(トワイロ)の名前の由来は「永遠(トワ)の色(イロ)」という意味で、納屋橋界隈の文化を色あせることのなく語り継いでいき、100年先の子供達が誇りを持てる街になってもらいたいとの想いで名付けたそうです。



そして、いよいよ街あるきスタートです。

まずはお隣にある、老舗料理店の「鳥久」跡。2014年に焼失してしまい、現在はマンションになっていますが、江戸時代から明治あたりに建てられた歴史的建造物だったそうで、焼失したのはとても惜しい事であることや、鳥久が火事になった時は、お隣の高山さんのお店も延焼しそうでやばかったと、話されていました。

その後は、ラブホテルや風俗店、マンションがひしめく裏道の中にあるレトロな雰囲気の旅館「かね秀」を紹介してもらいました。かね秀は、大相撲名古屋場所の入場券の売買仲介などを行う相撲案内所としての顔もあり、名古屋場所の時期になると、滞在するために相撲関係者がここを訪れるそうです。



続いては堀川を渡って、納屋橋ゆめ広場では先日完成したばかりの堀川を開削した福島正則公の銅像を見ながら、実際どんな人だったのかという事や、納屋橋のイベント事情などのお話をお聞きしました。

また、TWILOを出た所の川辺に浮かべている、おもちゃの白鳥は高山さんの祖父が納屋橋に少しでも目を向けてほしいという思いから浮かべたことが始まりで、わざわざ業者に白鳥のおもちゃを発注してまで想いを受け継ぐべく浮かせているというお話をしていただきました。



まちあるきを終えて、生徒さんからは、「面白かった!裏道などは行ったことがなかったのでよかった」、「堀川は臭いイメージがあったけど、いまはまったく異臭がしなかった」、「高山さんのお話は知らないことばかりで、楽しかった」等など、変化していく納屋橋をそれぞれに感じられたようでした。



授業が終わってからは、カブトビールを大半の生徒さんが早速注文し、みんなでカンパーイ!!

カブトビールは苦味が強めのビールだそうで「苦味があってコーヒーみたい!」などと生徒さん同士で、ここでしか飲めないビールの味を堪能されていました。みなさんお酒が入ったこともあり、すぐには帰らず、高山さんも交えて会話を楽しまれていました。

今回は昔のネガティブなイメージから活気のある街に変えるべく、納屋橋を盛り上げようとする地元の方の取り組みや情熱を知り、変わりつつある納屋橋を実感できた授業となりました。

是非、多くの方に納屋橋の変化を知ってもらって、より一層の賑わいを作り上げていってほしいなと思いました。



レポート:河津 一輝
写真:あいざわけいこ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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