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新年のご挨拶2013(大ナゴヤ大学)

2013年01月01日(火) 0時00分

明けましておめでとうございます。

おかげさまで4回目の正月を迎えることができました。

昨年の9月には開校3周年を迎えるとともに、10月には名古屋まつりの一貫で名古屋テレビ塔とその周辺エリアで「SOCIAL TOWER MARKET(ソーシャルタワー・マーケット)」とプロジェクトで発行するフリーペーパー「SOCIAL TOWER PAPAER(ソーシャルタワー・ペーパー)」を発行することができました。

また、地域では「知多半島キャンパス」による授業の開催が行われ、常滑・東海市などでそれぞれの地域にちなんだ地域資源を素材とした授業から、「トイレ」・「漬け物」などをテーマに日本や世界に地域資源・文化を発信しようという意欲的な取り組みも生まれました。

同様の地域間ネットワークでの取り組みも、例えば瀬戸での2度の授業開催のように、徐々にナゴヤを中心としたエリアに広がろうとしています。

「柳橋市場(名古屋綜合市場)」、「ブラザーアース(名古屋市科学館)」や、「名古屋おもてなし武将隊」とのコラボレーション授業では、それぞれシリーズ授業というカタチで参加者が一定期間学び、最終日には「先生」として発表する側に廻る、あるいはその後「サークル」のようなカタチで交流を続けながら学び交流する取り組みも生まれています。

ゼミ活動もそれぞれ自主活動を進めています。

1年間で53講座、12月には学制登録数が3,000名を越えることとなりました。

今年より掲げたテーマ「チョレンジ」にも「ちょっとチャレンジ」・「超チャレンジ」の2つの言葉が重なる中、日常や非日常の中で『自分ごと』として捉え、心がけてみる・取り組んでいこうと言う事で、ボランティアスタッフや学生登録をしていただいている方からの主体的な活動が広がっているように感じます。

沢山の活動の中から、今年は改めて4年目の活動ということで、多くを見直し、また「SOCIAL TOWER MARKET」のように、社会的価値のある活動を生み出し、持続可能な取り組みとして継続していく取り組みをさらに充実したものにしながら、地域の取り組みへの提言や「見せる化」・「見える化」などを行い、多くの人々がボランティアマインドや日常の感覚で関わっていく場をひろげていこうと考えています。

政権・政策なども不安定でまだまだ復興の力強い後推しとはなっていませんが、私たちの取り組みも、日頃からの備えの一貫、「意識的に近い地域コミュニティの再生・創造」の取り組みとして、つながりやきっかけを生み出していきたいと思っています。

多くの活動で経験や知見を重ね、地域に関わる多くの市民団体・クリエーター・トップランナーの方々と協力し、今後も学び合いによる「ナゴヤの魅力発掘・発信」や「コミュニティづくり・ネットワーク基盤づくり」・「チャレンジの場づくり」に取り組んでいきます。

今年も、大ナゴヤ大学をよろしくお願い申し上げます。

~スタッフ一同を代表して~
 大ナゴヤ大学 学長 加藤 慎康

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