授業詳細
CLASS
「緊急事態発生!あなたはどこまで歩ける!? 大ナゴヤ・オトナの避難訓練」
開催日時:2011年07月09日(土) 9時00分 ~ 12時30分
教室:藤が丘駅周辺からモリコロパークまでの道
レポートUP
先生:
寺田 康生 / 豊橋市民センター長・NPO愛知ネット理事
カテゴリ:【くらし】
定 員 :20人
※1:本授業の抽選は2011年6月30日(木)に行います。(抽選予約受付は6月30日(木)13時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2011年7月7日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:8時50分より受付を開始しております。
先の東日本の震災では、地震の影響で主に首都圏で公共交通機関がストップ。
多くの人たちが家に帰ることが出来なくなる事態となりました。
ニュースではそんな人々を「帰宅難民」と呼び、テレビ画面には、徒歩で帰宅する大勢の人々の映像が流れました。
今回は東日本を中心とした災害でしたが、これは決して他人事ではなく、いつ私たちが同じ状況になってもおかしくありません。
ナゴヤ圏に暮らす私たちも、日頃の対策や防災に対する知識の重要性を感じたのではないでしょうか?
さぁ、皆さん!公共交通機関が麻痺したら、果たして自宅まで歩いて帰れるでしょうか!?災害時に対する準備は万端ですか!?また、「支援ステーション」という場所が各地にある事をご存知ですか・・・!?
今回の授業では、10月に行われるチャリティーウォークイベント、「愛ファザ
Walk」のスタッフの方々に先生となっていただき、実際に藤が丘駅周辺からモリコロパークまでを歩きながら、緊急時に徒歩で帰宅する際の注意点や必要な知識を教えて頂きます。ウォーキング体験を通して今現在の自分の体力、防災に関する知識を確認しましょう!
【集合場所】
地下鉄 藤ヶ丘駅1番出口付近
【授業の流れ】
8:50 藤ヶ丘駅1番出口付近で受付開始
9:00 近くの公園まで移動
9:30 30秒自己紹介
9:40 寺田先生からのレクチャー
9:50 準備体操
10:00 スタート
12:00 モリコロパーク到着 整理体操
12:10 感想シェア
12:25 アンケート&集合写真
12:30 終了
授業コーディネーター: 岡本 直人
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2011年7月7日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:8時50分より受付を開始しております。
先の東日本の震災では、地震の影響で主に首都圏で公共交通機関がストップ。
多くの人たちが家に帰ることが出来なくなる事態となりました。
ニュースではそんな人々を「帰宅難民」と呼び、テレビ画面には、徒歩で帰宅する大勢の人々の映像が流れました。
今回は東日本を中心とした災害でしたが、これは決して他人事ではなく、いつ私たちが同じ状況になってもおかしくありません。
ナゴヤ圏に暮らす私たちも、日頃の対策や防災に対する知識の重要性を感じたのではないでしょうか?
さぁ、皆さん!公共交通機関が麻痺したら、果たして自宅まで歩いて帰れるでしょうか!?災害時に対する準備は万端ですか!?また、「支援ステーション」という場所が各地にある事をご存知ですか・・・!?
今回の授業では、10月に行われるチャリティーウォークイベント、「愛ファザ
Walk」のスタッフの方々に先生となっていただき、実際に藤が丘駅周辺からモリコロパークまでを歩きながら、緊急時に徒歩で帰宅する際の注意点や必要な知識を教えて頂きます。ウォーキング体験を通して今現在の自分の体力、防災に関する知識を確認しましょう!
【集合場所】
地下鉄 藤ヶ丘駅1番出口付近
【授業の流れ】
8:50 藤ヶ丘駅1番出口付近で受付開始
9:00 近くの公園まで移動
9:30 30秒自己紹介
9:40 寺田先生からのレクチャー
9:50 準備体操
10:00 スタート
12:00 モリコロパーク到着 整理体操
12:10 感想シェア
12:25 アンケート&集合写真
12:30 終了
授業コーディネーター: 岡本 直人
梅雨も空け、まぶしい太陽の日差しの中
大ナゴヤ大学の「オトナの非難訓練」は行われました。
あの東日本大震災から、4ヶ月。
スタッフは「大ナゴヤ大学ができること、伝えられるコトってなんだろう?」と、
ずっと考えていました。
大ナゴヤ大学が伝え続けている
「身のまわりの出来事を、”自分ごと”として考える」こと
さらに、「今回の震災できづいた”大切なコト”」
これをテーマに、授業を行っていこう!と決めました。
この日集まった生徒さんも、様々な想いを持って参加していました。
震災時、東京で実際に帰宅困難者になった人。
被災地を実際に訪れた人。
「この子を抱えて、避難することになるだろうから」と、赤ちゃん連れで参加したお母さん。
「仙台に旅行に行く前に、どうしても参加したくて・・」と参加してくれた人。
そんなメンバーが集まった所で、本日の先生、寺田先生が一言。
「みなさんは、いつも今日みたいな格好をしていますか?」
「・・・!」
そうです、参加者のほとんどが「歩くぞー!」という服装をしていたのです。
スニーカー、リュック、帽子に、Tシャツ。
災害は、突然やってきます。
常にスニーカーで過ごすわけにもいかないので、
会社や学校に置いておくなどの準備が必要だな、と思いました。
さてさて、ウォーキング前に寺田先生のレクチャーです。
先日の東日本大地震の際、東京では多くの「帰宅困難者」が出ました。
*帰宅困難者とは・・*
通勤や通学、買い物、行楽など、出先で地震に遭遇し、
交通機関の運休により、自宅にたどり着けない人を指す。
未想定の大規模地震が起きた時、予想される帰宅困難者の人数は
東京都で650万人、愛知県でも98万人とのことです。
「職場は近所だから大丈夫だもーん♪」という人でも、
栄でお買い物中に災害に遭遇、ということもありえるわけですね。
そんな状況になった時、どうするか?何を準備しておけばいいのか?
寺田先生が教えてくださいました。
一番のポイントは、「10km歩ける事!」
地震後は、大渋滞が予想されます。車は、使えないと思いましょう。
20kmになると、誰もが歩いて帰れない距離です。
自宅まで10km以上離れている時は、避難所を経由して帰りましょう。
そのためには、後で出てくる「マップ作り」が大切です。
さらには、「帰らない」という選択肢もあります。
この日は、1/3程度の生徒さんが「歩ける!」と言っていました。
みなさんは10km、歩けますか?日頃の体力作りが、非常時に影響します。
【帰宅困難者となった時に、備えておくとよいもの】
1.専用マップ
2.ペットボトル、携帯用浄水器
(非常時に無料開放してくれる自動販売機はあるが、
すぐになくなることが予想されます)
3.携帯電話のバッテリー
4.靴擦れ防止用のパッド・スニーカー
(会社や学校に置いておきましょう)
5.レインコート・保温シート
(会社に学校に置いておきましょう)
6.防水スプレー
7.LEDライト
8.粉塵、アスベスト対策用の防護マスク、防護メガネ、目薬
ここで、先生が「大切!」と言われたのは、「専用マップ作り」です。
避難所になる施設はあるか?支援ステーションはあるか?危険な水場はないか・・?
これからのウォーキングで、勉強することでもあります。
もうひとつ、大事なこと!
今回の大地震でも使われた、「災害用伝言ダイアル171」です。
みなさんは、知っていましたか?
「171」は、毎月1日と15日に体験利用ができるんです!
「知っている」のと、「体験した」のでは雲泥の差がある、と寺田先生。
2ヶ月以内に利用しましょう!と指切りをして約束です。
さあ!いよいよウォーキングの時間です。
どのルートを歩くか各グループで相談し、藤が丘から、ゴールのモリコロパークを目指します。
Aチームには、このエリアに詳しい生徒さんがいて
「もうすぐコンビニがあるよ」「学校があるよ」と教えてくれました。心強い!
災害時も、地域の人に助けを求めることが必要ですね。
学校や公共の施設は、避難所になっていることが多いです。
「ひなん所」の看板がかかっていますよ。
歩きはじめて数分で、汗がだくだく!コンビニで、しっかり水分補給をします。
そんな時にも、「災害時帰宅支援ステーション」のステッカーをチェック!
災害時帰宅支援ステーションは、コンビニやファミレスなどが該当し
水道水や、トイレを使用することができます。
「このコンビニは、わかりにくい場所に貼ってあるなー」
「店員さんは、帰宅支援ステーションについて知ってるかな・」など
防災チェックも怠りません。
スタート地点の藤が丘から、ゴールのモリコロパークまで約6キロ。
「6キロなんて余裕でしょ!」とお思いの方・・、あまーーい!
炎天下でのウォーキングは、普段の何倍もの体力を消費します。
寺田先生がおっしゃった「10キロ」も、季節や天気などの要因を
考える必要があることを、身をもって学びました。
暑さに体力を奪われ、何度も心が折れそうになりましたが
みんなで励ましあい、なんとかゴール!!
ゴール後は、各グループで感想と「誰に伝えたいか?」をシェアしました。
・以外に自販機が少ない
・いつも車で通る道が、こんなに長いと思わなかった
・荷物が多すぎた!
・家族に伝えたい、職場の人に伝えたい。
・マップの大切さがわかった
・みんなで歩いたから、ゴールできた
最後に寺田先生が「今日感じたことを、周りの人に伝えてください」と
おっしゃいました。みなさん、周りの人に伝えましたかー?
大ナゴヤ大学授業史上、最も?!過酷だったかもしれないこの授業。
みなさんの胸に、強く「自分ごと」として残り、
そして、それぞれの「大切なコト」に気づいたのではないでしょうか。
(ボランティアスタッフ:生駒 郁代)
大ナゴヤ大学の「オトナの非難訓練」は行われました。
あの東日本大震災から、4ヶ月。
スタッフは「大ナゴヤ大学ができること、伝えられるコトってなんだろう?」と、
ずっと考えていました。
大ナゴヤ大学が伝え続けている
「身のまわりの出来事を、”自分ごと”として考える」こと
さらに、「今回の震災できづいた”大切なコト”」
これをテーマに、授業を行っていこう!と決めました。
この日集まった生徒さんも、様々な想いを持って参加していました。
震災時、東京で実際に帰宅困難者になった人。
被災地を実際に訪れた人。
「この子を抱えて、避難することになるだろうから」と、赤ちゃん連れで参加したお母さん。
「仙台に旅行に行く前に、どうしても参加したくて・・」と参加してくれた人。
そんなメンバーが集まった所で、本日の先生、寺田先生が一言。
「みなさんは、いつも今日みたいな格好をしていますか?」
「・・・!」
そうです、参加者のほとんどが「歩くぞー!」という服装をしていたのです。
スニーカー、リュック、帽子に、Tシャツ。
災害は、突然やってきます。
常にスニーカーで過ごすわけにもいかないので、
会社や学校に置いておくなどの準備が必要だな、と思いました。
さてさて、ウォーキング前に寺田先生のレクチャーです。
先日の東日本大地震の際、東京では多くの「帰宅困難者」が出ました。
*帰宅困難者とは・・*
通勤や通学、買い物、行楽など、出先で地震に遭遇し、
交通機関の運休により、自宅にたどり着けない人を指す。
未想定の大規模地震が起きた時、予想される帰宅困難者の人数は
東京都で650万人、愛知県でも98万人とのことです。
「職場は近所だから大丈夫だもーん♪」という人でも、
栄でお買い物中に災害に遭遇、ということもありえるわけですね。
そんな状況になった時、どうするか?何を準備しておけばいいのか?
寺田先生が教えてくださいました。
一番のポイントは、「10km歩ける事!」
地震後は、大渋滞が予想されます。車は、使えないと思いましょう。
20kmになると、誰もが歩いて帰れない距離です。
自宅まで10km以上離れている時は、避難所を経由して帰りましょう。
そのためには、後で出てくる「マップ作り」が大切です。
さらには、「帰らない」という選択肢もあります。
この日は、1/3程度の生徒さんが「歩ける!」と言っていました。
みなさんは10km、歩けますか?日頃の体力作りが、非常時に影響します。
【帰宅困難者となった時に、備えておくとよいもの】
1.専用マップ
2.ペットボトル、携帯用浄水器
(非常時に無料開放してくれる自動販売機はあるが、
すぐになくなることが予想されます)
3.携帯電話のバッテリー
4.靴擦れ防止用のパッド・スニーカー
(会社や学校に置いておきましょう)
5.レインコート・保温シート
(会社に学校に置いておきましょう)
6.防水スプレー
7.LEDライト
8.粉塵、アスベスト対策用の防護マスク、防護メガネ、目薬
ここで、先生が「大切!」と言われたのは、「専用マップ作り」です。
避難所になる施設はあるか?支援ステーションはあるか?危険な水場はないか・・?
これからのウォーキングで、勉強することでもあります。
もうひとつ、大事なこと!
今回の大地震でも使われた、「災害用伝言ダイアル171」です。
みなさんは、知っていましたか?
「171」は、毎月1日と15日に体験利用ができるんです!
「知っている」のと、「体験した」のでは雲泥の差がある、と寺田先生。
2ヶ月以内に利用しましょう!と指切りをして約束です。
さあ!いよいよウォーキングの時間です。
どのルートを歩くか各グループで相談し、藤が丘から、ゴールのモリコロパークを目指します。
Aチームには、このエリアに詳しい生徒さんがいて
「もうすぐコンビニがあるよ」「学校があるよ」と教えてくれました。心強い!
災害時も、地域の人に助けを求めることが必要ですね。
学校や公共の施設は、避難所になっていることが多いです。
「ひなん所」の看板がかかっていますよ。
歩きはじめて数分で、汗がだくだく!コンビニで、しっかり水分補給をします。
そんな時にも、「災害時帰宅支援ステーション」のステッカーをチェック!
災害時帰宅支援ステーションは、コンビニやファミレスなどが該当し
水道水や、トイレを使用することができます。
「このコンビニは、わかりにくい場所に貼ってあるなー」
「店員さんは、帰宅支援ステーションについて知ってるかな・」など
防災チェックも怠りません。
スタート地点の藤が丘から、ゴールのモリコロパークまで約6キロ。
「6キロなんて余裕でしょ!」とお思いの方・・、あまーーい!
炎天下でのウォーキングは、普段の何倍もの体力を消費します。
寺田先生がおっしゃった「10キロ」も、季節や天気などの要因を
考える必要があることを、身をもって学びました。
暑さに体力を奪われ、何度も心が折れそうになりましたが
みんなで励ましあい、なんとかゴール!!
ゴール後は、各グループで感想と「誰に伝えたいか?」をシェアしました。
・以外に自販機が少ない
・いつも車で通る道が、こんなに長いと思わなかった
・荷物が多すぎた!
・家族に伝えたい、職場の人に伝えたい。
・マップの大切さがわかった
・みんなで歩いたから、ゴールできた
最後に寺田先生が「今日感じたことを、周りの人に伝えてください」と
おっしゃいました。みなさん、周りの人に伝えましたかー?
大ナゴヤ大学授業史上、最も?!過酷だったかもしれないこの授業。
みなさんの胸に、強く「自分ごと」として残り、
そして、それぞれの「大切なコト」に気づいたのではないでしょうか。
(ボランティアスタッフ:生駒 郁代)
この授業への皆さんからのコメント
1. 炎天下の中、みなさん、お疲れ様でした。
伝言ダイヤル体験、忘れないようにしましょうね。
伝言ダイヤル体験、忘れないようにしましょうね。
2011年07月11日(月) 8時16分(shisyun)
コメントを投稿するには、会員登録した後、ログインして頂く必要があります。
この授業への皆さんからのトラックバック
炎天下 歩幅が徐々に 狭くなり
2011年3月11日、あの時間、折りしも私は東京駅の八重洲口にいました。携帯電話でイベント施工業者との遣り取りの最中。急に大きな横揺れ。立ってられない。その場にしゃがみこみ、片手は手すりのようなものにしがみつき、電話の向こうに叫
2011年07月11日(月) 7時12分【空想俳人日記】
トラックバック用URL
例)/subjects/trackback/113/a1b2c3d4e5
また、トラックバックは承認制のため表示に多少時間がかかります。
先生
寺田 康生 / 豊橋市民センター長・NPO愛知ネット理事
2001年より、市民フォーラム21・NPOセンターのスタッフとして市民活動支援に関わる。2004年 NPO・愛知ネットに移り、安城市民活動センターを立ち上げる。 そのほか地域防災の企画・訓練実施、携帯通信システムを活用した安否メールの普及、その他防災に関わる講座を開催する。2007年民間に戻り有料老人ホームの施設長として、老人介護の業務に携わる。2009年豊橋市民センター長として指定管理業務を推進。 現在に至る。 愛ファザWalk http://ifes.jp/walk
今回の教室
藤が丘駅周辺からモリコロパークまでの道
住所: