授業詳細

CLASS


「大ナゴヤ大学の理科室ができたよ。その名も“Brother Earth”であそ学ぼう!」Vol.0

開催日時:2011年10月16日(日) 13時00分 ~ 17時30分

教室:Brother Earth

レポートUP

先生: 間瀬 康文 / ブラザー工業株式会社 コーポレートコミュニケーション部

カテゴリ:【科学】

定 員 :15人

※1:本授業の抽選は2011年10月7日(金)に行います。
(抽選予約受付は10月7日(金)13時までとなります。)
※2: 抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、
2011年10月14日(金)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:本授業は、シリーズ授業となっております。(10月~12月、全5回予定)
今回の授業は誰でも参加可能ですが、次回以降は今回の授業に参加された方のみ、受講可能です。
  次回以降は、今回の授業に参加した方の中から、できるだけ毎回参加できる方を対象とします。
※4:本授業は、「Brother Earth推薦」としての参加枠を設けております。
詳細は大ナゴヤ大学のスタッフ日記の案内文をご覧ください。
  Brother Earth推薦のご案内はこちら。
※5:「名古屋市科学館」の入場料400円と「FLANNNEL KITCHEN」でのドリンク代を、ご用意ください。
   科学館は、大学生・高校生は200円(要学生証)、中学生以下のお子様は無料。
※6:集合場所は、白川公園(科学館の前にある公園)の噴水です。
  天候により、集合場所を変更する可能性があります。事前に、メールにてご連絡いたします。




名古屋の中心街・伏見駅周辺を歩いていると、突然大きな銀の球体が
目に飛び込んできます。
近未来的なその姿はまるでSF映画から飛び出してきたかのような大迫力。
実はこれ、今年の3月にリニューアルした名古屋市科学館の中でも
もっとも注目を集めている世界最大のプラネタリウムドームです。
名古屋では、リニューアルオープン前から大きな話題になっていたので、
ご存知の方も多いはず。

ところでみなさんは、このプラネタリウムに「Brother Earth(ブラザーアース)」
という名前がついているということをご存知ですか?
名付け親は、100年以上の歴史を持つ地元名古屋を代表する企業「ブラザー工業」。
科学館のリニューアルに伴い、ブラザー工業がネーミングライツ(命名権)を取得し
命名したものです。

「Brother Earth(ブラザーアース)」とは、ブラザー工業がグループ企業全体で取り組む
環境活動を象徴するスローガン。
かねてからモノ創りや科学、技術の普及のための活動にも力を注いできたことから、
この度、ひときわ大きく生まれ変わった名古屋市科学館の目玉ともいえる
プラネタリウムドームの名称に決めたのだそうです。

今回は、名古屋の新たなシンボルのひとつ「Brother Earth」の名付け親、
ブラザー工業のご協力のもと、世界に誇るプラネタリウムの魅力を学び尽くす
連続授業を行うことになりました!
テーマは「Brother Earth の楽しさをみて、ふれて、発信する」。

シリーズ前半は、みんなで「Brother Earth」を探検。
ガイドさんと交流したり、「こんなことが知りたい」と話し合ったり・・。
「自分がガイドさんだったら、こんな風に案内したいな~」と想像しながら、
ただ見るだけではわからない「Brother Earth」の楽しみ方を探ります。

そしてシリーズ後半では、ひとつのブース(展示)の魅力を知り尽くした
「ひとつ『ブ!』ガイドさん」として「Brother Earth」の魅力を発信していただきます。
あなただけのとっておきの楽しみ方を他の誰かにも伝えて、感動をみんなで分かち合い。
さらに、このシリーズの集大成は、12/27の「Brother Earth Day」。
大人気のプラネタリウムを体験し、シリーズ授業を通して学んだ「Brother Earth」の
魅力を、余すところなく楽しみましょう。

【授業の流れ】
12:45 受付開始(受付前に入場券を購入ください)
13:00 ガイダンス、自己紹介
13:30 科学館見学
15:30 FLANNNEL KITCHENに移動
16:00 お茶を飲みながら、感想のシェア
17:30 終了

■ 名古屋市科学館 Webサイト
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/

本シリーズ講座は、大ナゴヤ大学とブラザー工業株式会社とのコラボレーションによる授業です。

■ブラザー工業株式会社
 http://www.brother.co.jp/

【今後の授業の流れ(予定)】
Vol.1 10月29日(土) ツアーガイドさんと科学館見学
Vol.2 11月12日(土)「ひとつ『ブ!』ガイドさん」ツアー経過報告
Vol.3 12月10日(土) 大ナゴヤ大学授業で「ひとつ『ブ!』ガイドさん」プレお披露目
Vol.4 12月27日(火) Brother Earth Dayにて「ひとつ『ブ!』ガイドさん」お披露目


(授業コーディネーター: 生駒 郁代)
1.はじめに
 「宇宙って、いったいどうなっているのだろう?」
誰しもが一度は考える永遠のテーマです。
科学、とりわけ天文については小学校、中学校等で散々習ってきましたが、未知の世界を考え出すと、だんだん恐ろしくもなってきます。きっと、わかったつもりになっていても、実際はよくわかっていないことも多いのだと思います。
その一方で、「よくわかっていないこと」を知った時に、自分の世界が地球の外まで広がったような感動があるのが天文の魅力でもあります。

さて、名古屋市科学館の新しいプラネタリウム「Brother Earth(ブラザーアース)」は、そんな天文の魅力を余すところなく教えてくれる絶好の場所になります。そして、この授業は、天文マニアなひとから、理系に憧れる超!文系のひとまで、とことん遊んで学んで楽しんで、最終的には生徒ひとりひとりが1ブースのガイドさんになってしまおう、というものです。

どこまで天文を、「Brother Earth」を知れるのか。今回の授業がそのキックオフです。

2.調べる方法
 今回は、先生、ガイドさん、天文ファンの方々とともに「Brother Earth」展示室の探検をします。
 展示室内は非常に資料が充実しているため、自力でしっかり学ぼうとすると、どうしても見落としが発生してしまいます。そして、とても1日では学びきれない内容の濃度です。授業だからこそ短時間でも知ることができ、マニアックな情報までつぶさに学び、都度ちょっとした感動を覚えながら自分の知識にしていくことができます。
 
3.わかったこと
☆新旧プラネタリウム装置の違い
「ちょっとした内部事情も交えつつ」
☆各種人工衛星について
「超マニアックに」
☆望遠鏡の内部のしくみ
「さて、なぜここに鏡が設置してあるのでしょう?」
☆いま話題の惑星・イトカワ
 「模型を前に、はやぶさの軌跡について具体的に説明を受ける」
☆星の距離
「オリオン座は、本当は砂時計みたいな配置じゃない!たまたま角度的な問題だった!」
☆先生のお話
「あんなことやこんなこと。えっ、そんなことまで!教わる」
☆昼間の星
「1ヶ月に2回限り、しかも晴れた日のみ開催の天体観察に参加」
☆気づきの共有
「勝手にガイドブックを作りたい」「テーマを絞ったツアーを企画したい」・・・アイディアは尽きない

などなど

4.感想
 身近に素敵な施設があることを誇りに思いながら、ぐいぐい宇宙への想いに引き込まれました。
多くは語りませんが、今後がとても楽しみです!!!



(ボランティアスタッフ : あんまき)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

間瀬 康文 / ブラザー工業株式会社 コーポレートコミュニケーション部

愛知県半田市生まれ、生まれも育ちも知多半島。 就職先もナゴヤのメーカー、ブラザー工業。 同社コーポレートコミュニケーション部のマネージャーとして社会貢献活動の戦略立案や従業員のボランティア活動推進に取り組む一方、NPO法人「武豊文化創造協会」の理事として「芸術と科学のハーモニー」をテーマに、企業・行政・市民の協働のもと進められる地域文化創造プロジェクトに取り組む。 子供の頃から天文が大好き。

今回の教室

Brother Earth

住所:愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号白川公園内
地図を見る

名古屋市中区の白川公園にある市立の科学館。市制70周年の記念事業の一環として建設
された。2011年3月にリニューアル。プラネタリウムのネーミングライツ(命名権)を
ブラザー工業が取得し、「Brother Earth(ブラザーアース)」の愛称がつけられた。