授業詳細

CLASS


「今日からあなたも珈琲マスター!
プロに教わる、おいしい珈琲の淹れ方教室」

開催日時:2011年11月12日(土) 10時00分 ~ 11時50分

教室:喫茶 神戸館

レポートUP

先生: 尾藤 雅士 / 株式会社BEANS BITOU 代表取締役、焙煎士

カテゴリ:【食】

定 員 :10人

※1:本授業の抽選は2011年11月3日(木)に行います。(抽選予約受付は11月3日(木)13時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2011年11月10日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。




つやつやとした豆。

ガガガ!っと豆を砕く大きな音と、同時に漂うあの香り。

お湯を注ぐと同時にモコモコと膨らむ泡。

それをお気に入りのカップに注ぎ、そぉっと口元へ。


珈琲好きなら誰もが体験したいと思うこの瞬間。たまりませんよね?
でも自分で淹れるとどうもうまくいかない。もしくは、自宅ではいつも
インスタントしか飲んでいない。
そんなあなた!本当に美味しいコーヒーの淹れ方を楽しく学んでみませんか?

名古屋伏見の錦橋で「喫茶神戸館」を営むコーヒーコーディネーターの
尾藤雅士さんを先生としてお招きし、プロの味が自宅でも楽しめるように
本格的なコーヒーの淹れ方を教えて頂けることになりました!

「道具を持っていないけど大丈夫?」

「珈琲にあんまり詳しくないんだけど・・・」

全然、問題ありません!まったくの初心者さんも大歓迎。
ひょっとしたら今まで珈琲はちょっと苦手だったという方でも、プロ直伝の方法で丁寧に淹れたコーヒーに出会えば、一転、コーヒーファンになれるかも!
(※人によって感じ方が違いますので、ご自身で判断をお願いします。)

教室は営業中の店内の一角。授業が終わったらそのまま「喫茶神戸館」自慢の喫茶飯を
楽しんでいただくこともできます。
コーヒー好きなみなさんがあれこれ談義を楽しむ交流の場になれば素敵です。

この秋、あなたも珈琲マスターになってみませんか??

【授業の流れ】
9:45 受付
10:00 自己紹介タイム
10:05 先生あいさつ
10:10 珈琲レクチャー
10:20 豆をさわってみよう!
10:35 珈琲の淹れ方実演&実践
11:25 質疑応答、まとめ
11:40 アンケート&集合写真撮影
11:50 終了



(授業コーディネーター: 岡本ナオト)
頬をなでる風も少し冷たくなった土曜日の朝。空は、青く澄んでいました。


今日の授業は、“プロ直伝”のおいしい珈琲の淹れ方教室。高い抽選倍率を通った10名の生徒さん達が集まりました。場所は、2011年2月にオープンした喫茶店「喫茶神戸館」(名古屋市中区錦1)。名駅にもほど近く、周りにはビジネスホテルも多い立地場所です。


アットホームな雰囲気の中、授業が始まりました。

[当日のスケジュール]

 ・受付

 ・自己紹介タイム

 ・先生あいさつ

 ・珈琲レクチャー

 ・豆をさわってみよう

 ・珈琲の淹れ方実演&実践

 ・質疑応答&まとめ

 ・アンケート&集合写真撮影


尾藤雅士先生は、名駅3丁目で昭和52年から続いた喫茶店を親から受け継ぎ、出店場所を新たに喫茶店「喫茶神戸館」をオープンしました。併せて、自家焙煎豆の販売などを手がける会社「BEANS BITOU」も設立。趣味の音楽を例として取り上げながら、「物事を始めると追求したくなる性格」という尾藤先生。独自の珈琲を研究し、つくりあげています。


また、「喫茶神戸館」では、名古屋の喫茶店の代名詞「モーニングサービス」を提供。ドリンクをオーダーすると、トーストとゆで卵がついてきます。今回の授業を通して、名古屋の喫茶文化を大切にしている尾藤先生の思いにも触れることができました。


さて、授業の様子。


尾藤先生の授業は、とてもわかりやすく、楽しく、そして好奇心を広げてくれます。まず初めに、世界地図を見ながら、珈琲の発祥地に思いを馳せ、コーヒーベルト(赤道をはさんで北緯25度、南緯25度の間)を確認しながら、栽培される地域が限定されることなどのコーヒーの基礎知識を学びました。





実際の珈琲豆に触れながら、生徒さんたちは、“生の豆”と“焙煎した豆”の違いに興味津津。香り、時間や温度で変化していく見た目の違いを体験しました。併せて、焙煎や味のコントロール方法、スペシャリティコーヒーを筆頭とした分類、そして豆の保存方法まで、楽しい学びが続きます。尾藤先生の珈琲に対する知識の深さと熱い思いに、もっとお話を聞きたいと素直に思いました。


そしていよいよ、生徒さん達が楽しみにしていた珈琲の淹れ方実演&実践。少しの緊張とわくわくする瞬間の両方を楽しんでいる生徒さん達からは、自然と笑顔がこぼれます。わかりやすくコツを示しながら、「何に気をつけるかの意識をすることで、違いが生まれる」という尾藤先生の言葉が印象に残りました。


3つのグループに分かれた生徒さん達は、一人ひとりが淹れた珈琲を飲み比べました。尾藤先生直伝の方法で、同じ豆を使って淹れた珈琲なのに、それぞれに味が異なるのは、とても不思議。さらに、尾藤先生による実演で、豆の挽き方や抽出の仕方の違いで、同じ豆で何通りもの味の調節ができることを体感しました。


「焙煎(浅い←中間→深い)」、「挽き方(荒い⇔細かい)」、「抽出(はやい⇔ゆっくり)」の方法を変えることで、同じ豆から淹れる珈琲の味を調節できること。同じ豆から何種類もの表情をつくれることは、とても驚きました。それに、このプロセスを通して、豆のよさや、自分の好みはどこにあるかが探究できるなんて、珈琲はとても奥が深いのです。


コーヒー・ルンバの歌詞を引用しながら、「珈琲には、神秘的で、魔法がかった逸話が多い」と教えてくれた尾藤先生。納得です。

わかりやすく、楽しく、好奇心を広げてくれた授業。珈琲を通して、1日を素敵に過ごすヒントがたくさんちりばめられていた時間でした。




(ボランティアスタッフ 田中エリミ)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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焙煎に気持ちを注ぐ秋の朝  今回参加した大ナゴヤ大学の授業は、「プロに教わる、おいしい珈琲の淹れ方教室」だよ。さあて、お立会い。授業の場所は、名古屋伏見の錦橋にある「喫茶神戸館」さん。この店を営んでられるコーヒーコーディネーターの尾藤雅士さんから直
2011年11月15日(火) 5時15分【空想俳人日記】

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先生

尾藤 雅士 / 株式会社BEANS BITOU 代表取締役、焙煎士

喫茶店生まれ喫茶店育ち。9年前に家業の喫茶ポピーを継ぎさらに専門性を高めるために株式会社BEANS BITOUを設立、喫茶神戸館をオープン。名古屋市内、東京、広島などなど全国約50店に焙煎豆を卸している。産地として注目度の低いミャンマーの少数民族とのコーヒー作り、障がい者施設とフェアトレードを掛け合わせたトリココーヒーなどコーヒーの未だ見ぬ可能性を形にしている。幼少期から相撲をテレビ観戦して相撲ファン歴30年。コーヒーよりも相撲を熱く語る。 http://b-bitou.com/

今回の教室

喫茶 神戸館

住所:住所:名古屋市中区錦1-13-36
TEL:052-222-2422
地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅から、錦どおり沿いに名駅に向かって歩いて徒歩5分





地図を見る

喫茶神戸館は今日もあなたを気さくにおむかえするオフィス街のオアシス。「いってきます」と「ただいま」が言える場所。出勤前の心にゆとりを。レトロモダンな店内で珈琲と昔懐かしい喫茶飯を。

喫茶神戸館の珈琲は煎りたて、挽きたて、淹れたての鮮度にこだわった香り高き一杯。豆選びから焙煎まで、香りと味を確かめながら焙煎する焙煎士の職人技。是非、喫茶神戸館で本格自家焙煎珈琲をお楽しみください。

http://b-bitou.com/shop/