授業詳細
CLASS
「大ナゴヤ大学の理科室ができたよ。その名も“Brother Earth”であそ学ぼう!」Vol.4
開催日時:2011年12月27日(火) 9時50分 ~ 12時30分
教室:Brother Earth
レポートUP
先生:
間瀬 康文 / ブラザー工業株式会社 コーポレートコミュニケーション部
Brother Earth「ひとつ『ブ!』ガイドさん」のみなさん /
カテゴリ:【科学】
定 員 :40人
当日は9:00より受付を開始しています。
※2:入場券を受け取った後は、プラネタリウム鑑賞と「ひとつ『ブ!』ガイドさんツアー」
を自由にお楽しみいただく、特別授業スタイルとなります。
※3:継続参加されている方は、今回の授業申込は不要です。
※4:ガイドツアー後の退場はご自由となります。
10月からはじまった、「BrotherEarthの楽しさを見て、ふれて、発信する」授業シリーズ。
いよいよ今回は、「Brother Earth Day」特別授業です!
過去の授業の様子は、授業レポートをご覧ください。
http://dai-nagoya.univnet.jp/subjects/detail/124
http://dai-nagoya.univnet.jp/subjects/detail/130
http://dai-nagoya.univnet.jp/subjects/detail/139
授業のはじまりは、大人気のプラネタリウム観覧から。
(「大ナゴヤ大学生徒特典」として、特別に座席を用意いただきました!
もちろん、行列に並ぶ必要はありません。)
今月の上映テーマは、「クリスマスの星」。
少し遅い、クリスマスの星空をお楽しみください。
しかし、本当のお楽しみはこの後。
5Fの天文フロアを中心に行われる、「ひとつ『ブ!』ガイドさん」ツアーです!
10月から修行を重ねたガイドさんたちが、科学館の膨大なブースの中から
自分の好きな展示を一つだけ選び、その展示のガイドさんを目指して
勉強を重ねてきました。
今回は、そんなガイドさんたちの発表の場でもあります。
科学館や博物館で、展示や解説文を読んだだけではピンと来ないことって、ありますよね。
「ひとつ『ブ!』ガイドさん」たちは、科学や天文に詳しいわけではありません。
専門家の難しい解説ではない、「自分の言葉」で、担当のブースについてお話してくれます。
「わかんないものが頭の上に一杯あって不思議なんだけど・・・
僕らの日常生活は変わらないんだよね。」
とは、この授業シリーズの先生の間瀬さんのお言葉。
身近なような、それでいて果てしなく未知でもある「宇宙」。
「ひとつ『ブ!』ガイドさんと一緒に、今年最後の授業を楽しみませんか?
【授業の流れ】
9:00 受付開始
9:50 プラネタリウム鑑賞
11:00 5F天文館にて、「ひとつ『ブ!』ガイドさんツアー」
自由行動です。お好きな展示のガイドさんの説明を聞いてください。
退場は自由です。
12:30 ガイドツアー終了
*Brother Earth Dayとは*
名古屋市科学館のネーミングライツパートナーであるブラザー工業が市民のみなさまに、「Brother Earth」をより親しみを感じてもらうために開催。
当日は、プラネタリウムの観覧に加え、本授業の「ひとつ『ブ!』ガイドさん」達による、天文フロアを中心としたガイドツアーが行われます。
「Brother Earth」は、ブラザーの環境スローガンでもあります。
宇宙を知ることは地球の大切さを知ることであり、環境を大切にする心を育むことにもつながるという、同社の願いが込められています。
■名古屋市科学館 Webサイト
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
本シリーズ講座は、大ナゴヤ大学とブラザー工業株式会社との
コラボレーションによる授業です。
■ブラザー工業株式会社
http://www.brother.co.jp/
(授業コーディネーター:生駒 郁代)
今回はいよいよシリーズ授業の集大成、「ひとつ『ブ!』ガイドさんツアー」!
場所は名古屋市科学館です。
はじめからずっと参加してくださったガイドさん、残念ながら今回のツアーには参加できなかったガイドさんの思いを引き継いでくださった、新しいガイドさん。
どんな「ひとつ『ブ!』」が飛び出すのでしょう。
~Brother Earth プラネタリウム鑑賞~
集合、受付後、さっそく本日のお楽しみ“その1”、Brother Earthのプラネタリウム鑑賞です。
12月のプログラムは“クリスマス”。
数日、過ぎてしまっていますが…まだまだ気分はクリスマス♪
私は今回がはじめてのBrother Earthだったのですが、中に入ってびっくり!
大きいですね~!
席と席との間も広く、ゆったりしていて、座席は広範囲が見渡せるように動く仕様になっていました。
さて、プラネタリウム上演開始。
冬の星空を眺めながら、天文のお勉強です。
プラネタリウムで学んだことを忘れないように、今度は本物の夜空を眺めてみます。
~ひとつ『ブ!』ガイドさんツアー~
プラネタリウムを見終えたら、ここからが今日の本番!
ひとつ『ブ!』ガイドさん、デビュー!
天文フロアへ移動し、ガイドさんにはそれぞれのブースに分かれてもらい…
ツアー開始です!
ひとつ『ブ』ガイドさんのテーマはこちら。
・身近に感じる宇宙
・ジミな冥王星をジョークで楽しく学ぶ!
・はやぶさと宇宙環境
・惑星としての地球
・星の爆発
・ブラックホール
・宇宙の膨張
・もし、ブラザーアースが太陽だとしたら…
・オリオン座とベテルギウス
・星の距離と明るさ
・銀河系と天の川
・光害と星空
もうすぐ爆発するかもしれないベテルギウスについて、話題になったはやぶさについて。
Brother Earthを太陽にたとえてJR東海道線でそれぞれの惑星の位置を表してみたり、冥王星にまつわる話を面白く話したり。
光害を防ぐ街灯、ブラックホールの正体、天の川の形などなど…
それぞれのブースからは、思わず「へえ~」と声が漏れてしまうような、興味深い話題が飛び出しました。
ツアーを楽しむ生徒さんも、ガイドさんのお話に聞き入っていました。
どのガイドさんの周りにも人垣ができていて、わいわい!
天文の専門家ではないひとつ『ブ!』ガイドさんですが、それぞれのテーマについて、本当に詳しく調べられているようでした。
なんといっても、解説がわかりやすい!
質問にも丁寧に答えてくださって…
そしてなにより、ガイドさんの「好き!」が伝わってきました。
画用紙に説明の絵を書いてきてくださったガイドさん、たくさん資料を持ってきてくださったガイドさん、どらやきを使って説明してくださったガイドさん…
小学生から大人まで、ひとつ『ブ!』ガイドさんは本当に粒ぞろいでした。
面白い解説ばっかりで、時間はあっという間に…
このガイドツアーをもって、ひとまずBrother Earthのシリーズ授業は一区切り付きました。
ガイドのみなさま、おつかれさまでした~。
今回のシリーズは回数も多く、準備も大変だったと思います。
でも、終わったあとのガイドさんの笑顔は本当に素敵でした!
このシリーズ授業をきっかけに、もっと星を、空を、宇宙を、楽しく「あそ学ん」でほしいと思います。
ガイドさん、間瀬さん、ブラザー工業のみなさま、ありがとうございました!
(ボランティアスタッフ かとうともこ)
※写真をクリックすると拡大します。
先生
間瀬 康文 / ブラザー工業株式会社 コーポレートコミュニケーション部
愛知県半田市生まれ、生まれも育ちも知多半島。 就職先もナゴヤのメーカー、ブラザー工業。 同社コーポレートコミュニケーション部のマネージャーとして社会貢献活動の戦略立案や従業員のボランティア活動推進に取り組む一方、NPO法人「武豊文化創造協会」の理事として「芸術と科学のハーモニー」をテーマに、企業・行政・市民の協働のもと進められる地域文化創造プロジェクトに取り組む。 子供の頃から天文が大好き。
Brother Earth「ひとつ『ブ!』ガイドさん」のみなさん /
大ナゴヤ大学「ひとつ『ブ!』ガイド」のみなさん。
今回の教室
Brother Earth
住所:愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号白川公園内
地図を見る
名古屋市中区の白川公園にある市立の科学館。市制70周年の記念事業の一環として建設
された。2011年3月にリニューアル。プラネタリウムのネーミングライツ(命名権)を
ブラザー工業が取得し、「Brother Earth(ブラザーアース)」の愛称がつけられた。