授業詳細
CLASS
原田さとみの“勝手に小倉トースト研究会”
開催日時:2009年09月12日(土) 9時30分 ~ 19時00分
教室:ほとりす なごや納屋橋
レポートUP
先生:
街の先生 / 一般市民
倉橋 清子 / 「花誠(はなせい)」店主
千賀貴親&京子 / 喫茶店 「ウエストハウス」店主
筧 やすこ / コーヒー豆自家焙煎 手作りパンの喫茶店「KAK0三蔵店」チーフ
カテゴリ:【食/カルチャー】
定 員 :10人
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2009年9月10日(木)0時まで
先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:研究会で訪問するお店での飲食代は各自ご負担ください。
※4:教室間の移動には地下鉄などの公共交通機関を利用しますので、土日エコきっぷなど必要に応じ
購入下さい。
“小倉トースト”といえば今や全国にその存在を知られる名古屋B級グルメの代表格。
素朴な甘みの小倉あんとほのかな塩味のバタートースト、この意外な組み合わせは一体いつ、どんなきっかけで誕生したのでしょうか?
見た目は決してオシャレではないけれどおいしいんだもの、いいんです!
名古屋っ子が愛してやまない小倉トーストをじっくり味わいながら、あれこれみんなで語ってみましょう。
案内役は小倉トースト大好きタレントで大ナゴヤ大学の副学長でもある原田さとみ。
数ある喫茶店の中から副学長が勝手にセレクトした、小倉トーストがおいしいと評判のお店を巡ります。
それぞれのお店の自慢の味を堪能しながら、誕生秘話や味わいの違い、こだわりなどについて真面目に楽しく研究しましょう!
【集合場所】 大須観音南側 入口付近
地下鉄 大須観音駅 下車 2番出口より
地図URL: こちら
【授業の流れ】
9:30 大須観音南側入口付近集合。あいさつ。授業の説明。
10:00 大須の喫茶店「モカ」にて、小倉トースト&コーヒー(もしくはお好きな飲み物)を
いただきながら、自己紹介「私と小倉トースト」。
11:00 移動(地下鉄)→本山へ
11:30 本山のお店「花誠」にて、小倉トースト(「花誠」特製の小倉あんを使用した
この日だけのスペシャルメニュー)&さば寿司(お好みで)をいただきながら、
お店の店主・清子さんによるお話「身体に優しく心に温かい“手作り小倉あん”秘話」を
お話いただきます。
12:30 移動(地下鉄)→今池へ
13:00 今池の喫茶店「ウエストハウス」にて、小倉トースト&コーヒー(お好きな飲み物)+ランチ(お好みで)を
いただきながらお店の店主・京ちゃんによるお話「喫茶店で生まれた、みんな大好き午後の
おやつ“小倉トースト”」をお聞きします。
14:00 移動(地下鉄)→伏見へ →徒歩
14:30 伏見のコーヒーハウス「KAKO三蔵店」にて、小倉トーストとコーヒーをいただきながら、
お店のチーフに「自家焙煎の美味しいコーヒーと焼きたてパンに合う、お手製“小倉あん”
のお話」をお聞きします。
15:30 移動(徒歩)→ほとりす なごや納屋橋へ
16:00 発表準備作業。
17:00 開校式スタート
【その他ご案内事項】
#1.教室となる喫茶店4店を巡り、「小倉トースト&コーヒー(またはお好きな飲み物)」をいただきます。飲食代金は各自負担とさせていただきます。(小倉トースト120円~200円、飲み物300円~500円の実費が必要となりますが、当日の皆様のお腹の都合で調節下さって構いません。)
#2. 朝10時から、最初の喫茶店で小倉トーストをいただきますので、朝食ぬきでお越しいただいた方がいいかもしれません。
#3. 移動には、地下鉄を利用いたします。歩きやすい靴・服装でお願いいたします。「土日エコきっぷ」のご利用をお勧めします。
(授業コーディネーター: 原田 さとみ 副学長)
その中でも一番初めに授業が始まったのが、この『原田さとみの“勝手に小倉トースト研究会”』です!
他の授業が午後から始まるのに対して、“勝手に小倉トースト研究会”は9時30分からのスタート。
みなさん朝早くから集合してもらいました。
【オープニングでサプライズ】
授業の集合場所は大須観音の南側入口。大雨が降りしきる中、9名の大ナゴヤ大学の学生が集まり、始まりのあいさつと授業の説明を行いました。
実はこの授業、学生のみなさんにはこの時まで秘密にしていた企画がありました。
開校式の会場に戻ってからグループごとに発表をするのですが、なんと“勝手に小倉トースト研究会”のグループは、『VTRで発表する』ことにしていたのです!!
学生のみなさんにレポーターになってもらい、小倉トーストを研究しながら同時にビデオカメラで撮影も行います。
授業の説明の時に進行台本が配られ、みんなの配役を発表しました。
「小倉トーストを食べるだけかと思ったら、こんなサプライズが用意されていたなんて!」
撮影への期待と緊張とがミックスされたドッキドキの始まりになりました。
【1店目 大須の喫茶店 モカ】
大須観音から歩いてすぐ、昔ながらの喫茶店『モカ』にやってきました。
店内は木がふんだんに使ってあり、アットホームな雰囲気です。お店のおばちゃんが言うには、ここは昔から常連客が集う社交の場なんだとか。
当日も常連客でいっぱいで、お店のおばちゃんとお客さんとのやりとりはとっても和やかでした。
このお店の小倉トーストは、焼きたての食パンに小倉をはさむタイプのもの。
トーストのサクッとした食感と、ちょっと甘さを控えた小倉の感じがぴったりフィット!
コーヒーは少し苦めの大人の味。小倉トーストに良く合います☆
「うわぁ、なんだか懐かしい味!」「おいしいね~。」なんて声も聞こえてきて、小倉トーストを一緒に食べて、初対面だった学生同士もすっかり打ち解けてきた様子。
“甘いものを一緒に食べる”これは初対面の人と打ち解けるのにいいかもしれませんね。
ちなみに、初めてのレポーターの撮影がこのお店で行われましたが、ノリノリで臨んでくれました。
カメラを向けられると誰でも役者になってしまうみたいです!
【2店目 今池の喫茶店 ウエストハウス】
今池公園のすぐ南、地元の人たちに愛される、昔ながらの味わい深い喫茶店が『ウエストハウス』です。ここは案内役の原田さとみさんが10代のころから来ていた懐かしのお店でもあるんだとか。カウンター席なので、お店のご主人との会話も知らずと弾んでしまいます!
このお店の小倉トーストは、焼いた食パンの上に、バターと小倉をのせるタイプのもの。お好みでトッピングできる生クリームのせがおススメです。
ここではお店の方から“名古屋と小倉トーストの歴史”について教えてもらいました。
小倉トーストは昔っから名古屋人に愛されてきているんですね!
【3店目 本山の鯖寿司とおはぎのお店 花誠】
本山駅から歩いてすぐ、鯖寿司とおはぎが自慢の『花誠(はなせい)』です。
普段は小倉トーストは置いてはいないのですが、今回は特別におはぎ用のあんこを使って小倉トーストを作っていただきました!
米粉が入ったもちもちのパンの上に、あんこと「いちご」「ショコラ」「金粉」「抹茶」がそれぞれのった、4種類の一口サイズ小倉トーストです。
おいしく食べられる順番もレクチャーしてもらい、一口でパクリ。これまでの小倉トーストとは全く違い、とっても上品なお味でした!
お店には「ぜんざい」という商品があって、お家でもお手製のあんこを楽しむことができます。ここでお手製のあんこを買えば、お家で小倉トーストが楽しめますね☆
【4店目 伏見のコーヒーハウス カコ】
最後のお店は伏見の三蔵通りにある、コーヒー豆自家焙煎のコーヒー専門店であり、焼きたてのパン屋さんでもあるコーヒーハウス『カコ』です。
おいしそうなパンがたくさん並んだこのお店では、食パン・カイザーパン・フランスパンの3種類のパンを選ぶことができ、どれも小倉トーストとしていただくことができます。
カイザーパンはいつもすぐに売切れてしまうほどの人気があるそうですが、今回は大ナゴヤ大学のために、カイザーパンを人数分とっておいてくれました!
さっぱりとした甘さ控えめのあんこがのった、小倉トーストです。
すでに小倉トーストでおなかいっぱいのみんなでも、「この小倉ならまだまだ食べられる!」と最後までおいしくいただけました。
お店の方から“おいしいあんこの作り方”のレクチャーを受けて、今日の授業は終了です!
どのお店の小倉トーストにも特徴があって、一口で小倉トーストといってもいろんな小倉トーストがあることを実感した一日でした。
【ほとりすでエンディング】
開校式会場ほとりすなごや納屋橋の前でエンディングの撮影。みなさんすっかり役者になりきった一日でした!
完成したVTRは予想外(!?)にとってもすばらしい出来ばえ!思い出に残る充実した授業になりました。
小倉トースト、ごちそうさまでした☆☆
(ボランティアスタッフ 間宮 一樹)
この授業への皆さんからのコメント
小倉と小豆自体は好きで、ういろう、どらやき、ぜんざい、しるこなどよく食べていました。
小倉トーストは母がよく食べていました。
僕はそれをいつも見ていました・・・
小倉とトーストは合うのだろうか?
小倉トーストはおいしいのであろうか?
これが、ベストマッチしてとってもおいしいんです。
新たなものを発見しました。
普段は気にしないで、見ているものでも。
なにかのきっかけで、自分からそれに飛び込み。
体感する。
その結果がどうであれ、なにかしらの答えはでる。
今回、原田さとみの“勝手に小倉トースト研究会”に参加する
ことができて、とってもうれしいです。
小倉トーストの美味しさを実感することができましたし、
なにより、原田さとみさん、学生のみなさん、スタッフさん
みーんなと、小倉トーストが食べれてよかったです。
ありがとうございました。
小倉トーストを食べたことのない方はいますか?
ぜひ、食べてみてくださいな。
Annieです。
先日はありがとー★
朝から小倉トーストの食べ歩きをすることで、
すっかり大ナゴヤ大学と小倉トーストと原田さんのファンになってしまいました♪
mixiにも書いたけど、
正直、小倉トーストよりも、
小倉トーストを通じた人のあったかさやこだわり、
何かのテーマを通じた個人と地域の結びつきが
すごく印象に残った。
地域について知れば、地域に愛着が持てる。
地域に愛着が持てれば、地域と個人がつながる。
地域と個人がつながれば、まちはもっと活性化する。
地域に対して知ることだったり、愛着を持つことには
やはり私は「体験」が欠かせないと思う。
ただ見たり聞いたりするのではなく、自分で実際に体験すること。
体験できる機会なり施設をしっかりと提供すること。
例えば、「日本の祭は素敵だ」と聞いても、
実際に素敵なのかどうかは分からない。
だけど、よさこいでもなんでも、実際に参加することで
良さが体で分かる。人とつながる。また参加したいと思える。
そういう意味で、「大ナゴヤ大学」や「なごや環境大学」などの
人と人をつなぐことで実際に体験させる形の授業って
すっごくすっごく重要だと思うんだよね☆
次回もとってもとっても楽しみにしています♪
今回は素敵な企画と出会いをありがとうございました!!
丸山篤子(Annie)
竹島 浩(たけちゃん)
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先生
街の先生 / 一般市民
街の先生 それは、一般市民として普段暮らしているユニークで面白い先生です。
倉橋 清子 / 「花誠(はなせい)」店主
「鯖寿司・味噌・おはぎ」のお持ち帰り、通販専門店「花誠」 http://www.hana-sei.jp/ の店主。お店のきっかけは義理のお父様の大好物“おはぎ“と、義理のお母様の大好物”鯖寿司“から。清子さんは大好きな義理のご両親に「美味しい」と喜んでほしくて、試行錯誤を繰り返し、「おはぎ」と「鯖寿司」を作り続けました。そして出来上がったのがこのお味。愛情たっぷり、心のこもった優しいお味のおはぎと鯖寿司です。あまりの美味しさに、みんなが「売ってほしい」とお願いし、「花誠」は誕生しました。今では息子の岳くんの作る「岳味噌」もお店の味に。家族で力を合わせてお店を切盛りされていてます。
千賀貴親&京子 / 喫茶店 「ウエストハウス」店主
今池公園沿いの南に、地元の人たちに愛され、外国人にも愛され、わんちゃん達にも愛されている、昔ながらの味わい深い喫茶店があります。カウンター席のみのこの喫茶店には著名人もプライベートで訪れます。居心地が良く、誰とでも会話が弾むアットホームな喫茶店。千賀夫妻お二人の温かいお人柄で、コーヒーの香りと共に、いつもいろんな年齢のいろんな職業の人々で和気藹々としています。
筧 やすこ / コーヒー豆自家焙煎 手作りパンの喫茶店「KAK0三蔵店」チーフ
級品の貴重な豆を自家焙煎したブレンドコーヒーはガツンと濃くて、コク・香り・酸味・甘味を楽しめます。カフェオレにするとマイルドになり、さらに旨い!店内で焼いている焼きたてパンのファンも多く、遠方からのお客様から地元の方まで、いつも賑わっている人気のコーヒーハウス。そんな名店を切盛りしているチーフの筧やすこさん。
今回の教室
ほとりす なごや納屋橋
住所:名古屋市中区栄1丁目1番5号
電話番号: 0120-7884-82
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。
授業内容につきましては、大ナゴヤ大学大学開校準備室までお尋ねください。)
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