授業詳細

CLASS


2012年 大名古屋 春の陣。 
 秀吉軍vs. 家康軍 魅力決戦!  決戦「立会人」募集!

開催日時:2012年03月10日(土) 13時30分 ~ 16時00分

教室:SMBCパ-ク 栄

レポートUP

先生: 徳川 家康 / 江戸幕府 初代将軍
豊臣 秀吉 / 関白・太政大臣
両軍の子ども部隊 /

カテゴリ:【歴史・文化】

定 員 :50人

※1:本授業は、「立会人」としてご参加頂けます。通常通り、「授業に申し込む」ボタンからお申し込み下さい。
※2:本シリーズ授業に、すでにご参加の生徒さんはこちらでのお申し込み不要です。
※3:当日は13時00分より受付を開始しております。
※4:お申し込みの人数分しかお席がございません。申し込みをされていないご家族やご友人が来場されてもお席の準備はございませんので、あらかじめご了承ください。


「名古屋のど真ん中であの武将たちの決戦が蘇る!」と題して、
2012年1月21日決戦の火蓋が切って落とされました。

本シリーズ授業は、名古屋おもてなし武将隊の豊臣秀吉様・徳川家康様が先生として登場する、1月から3月までの3回連続授業。
秀吉軍vs.家康軍に分かれた子ども部隊が「魅力決戦」のために、それぞれの武将の魅力を見つけ出して来ました。
第1回目(1月21日)は、秀吉様、家康様と一緒に
それぞれに当時のゆかりの地を巡り、各武将の誇れる魅力を探しに…。
第2回目(2月25日)には「軍議」と題し両軍それぞれが各武将と一緒に作戦会議。


そして、3月10日—「決戦の日」。
各軍10名の子どもたちが、秀吉様・家康様の魅力を交互に発表しあいます。

今回は、両軍の対戦を見届け、投票にも参加していただく「立会人」を募集いたします。
どんな基準で票を投じるかは、みなさんの自由です。


子どもたちが力一杯発表することからは、武将や名古屋の魅力など、学ぶことも多いはず!
「魅力決戦」に立ち会い、子どもたちの発表に投票しましょう!

なお、当日は一般の参列者の方も自由に観戦できます。
一般観覧者の方々は1票のみ投じていただけます。

13:00 受付スタート(SMBCパーク栄)
13:30 陣笠隊登場
13:40 秀吉軍、家康軍 戦場入り
13:50 決戦スタート(前半戦)
14:40 ブレイク・前半の採点※途中発表があるかも。
14:50 後半スタート
15:45 立会人による採点・集計・結果発表
15:55 集合写真・アンケート
16:00 終戦

(授業コーディネーター / 高橋佳介・岡本ナオト)
子供たちが、秀吉様・家康様それぞれの魅力を探して戦う、大ナゴヤ大学シリーズ授業、大名古屋春の陣。

第1回目は、秀吉様・家康様と一緒にそれぞれの当時のゆかりの地を巡り、各武将の魅力を探しに出かけました。

第2回目は、秀吉軍・家康軍の子どもたちが、各武将と一緒に魅力決戦に向けての作戦会議をおこないました。

そして、今回の授業(第3回目)が、いよいよ最終回です。また、今回は両軍の対戦を見届け、投票にも参加する「立会人」も参加しています。

魅力決戦がはじまるその前に・・・
各軍の子どもたちは、決戦に向けて控室で準備を進めています。
甲冑を身に着けたり、着物に着替えたり、発表資料もそれぞれ個性があってワクワク。
家康様は、子どもたちに扇子の使い方と決めポーズを教え、秀吉様は、子どもたちの発表資料を確認しつつ雑談を楽しんでいます。

そして、会場では市蔵さん、お里さんの「皆様、こんにちはー!」の挨拶で、魅力決戦が始まりました。
秀吉様と秀吉軍、続いて家康様と家康軍が入場し、会場に両軍が出そろいました。

まずは、発表の先攻・後攻を「じゃんけん」で決めます。
サイショハ、グー、ジャンケンポン~
秀吉様はパー、家康様はグーで、秀吉様の勝利。先手必勝で先攻が秀吉軍に決定。

秀吉軍の発表からスタート!

【秀吉軍】
1.城の数は天下一~秀吉様の9つの城~:秀吉様の生涯最後の城である、伏見城の魅力について語ってくれました。9つも城を作っているなんて知らなかった。
【家康軍】
1.尾張名古屋は城でもつ、名古屋城の魅力:名古屋城の石垣を含めた全体の高さは56mで、家康様31人分に相当するそうです。ちなみに、秀吉様だと35匹。(笑)

【秀吉軍】
2.人たらしの、秀吉様:30日かかっても修復できていない石垣を、たった3日間で修復させるなど、人からの信頼を得ることや、人を動かすのが上手な秀吉様はすごい!
【家康軍】
2.名古屋城の隠された秘密~石垣の刻紋~:石垣に刻紋をつける目的は、自分の持ってきた石に目印をつけて争い避けるためや、石垣の補修に責任を持たせるためなど色々な説があるそうです。

【秀吉軍】
3.強いぞ、秀吉軍:ピカピカなノートを自作して発表。財産の面から、秀吉様の強さをアピール。みんなのヒーロー秀吉様!
【家康軍】
3.名古屋城の城下町:名古屋城の城下町は、江戸・大阪につぐ城下町として、情熱をもって家康様が街づくりをおこなった。
―おまけ
陣笠は、戦の時に陣笠は鍋代わりに使われていた。「陣笠、プレスレス!」

【秀吉軍】
4.すぐれたアイディアと行動力で運をつかんだ秀吉様:信長様のもとに仕えた後、薪の節約・石垣を短期間で補修するなど、すぐれたアイディアと行動力で、どんな仕事でもうまくやり遂げ、天下をとった秀吉様。
【家康軍】
4.家康様の自慢の宝:石川五右衛門が忍び込んだとき「チュン」と泣いて、秀吉様の危機を知らせたことで有名な千鳥のこうろ、千利休の茶しゃくなど、多くの宝が徳川美術館に飾られていて、多くの宝物が残っているのは、264年間も続いた平和な国をつくったからだと思います。

【秀吉軍】
5.南蛮貿易で大成功!~輸出で戦を有利にしたがや~:秀吉様が輸出していたものは、金・銀・銅・海産物・刀剣などで、世界であつかわれていた金・銀・銅の約3分の1が日本から輸出されたものだった。ここで得た利益で、武器を買ったり、人を雇うことで戦を有利に進めたそうです。
―おまけ
秀吉様の運勢:総運は、「周囲の信頼を得て成功をつかむ」と、ぴったりの運勢だった。
豊臣秀吉様はいるのか?:同姓同名はいた!(2007年調べ)
【家康軍】
5.尾張名古屋〜元祖名古屋の嫁入り物語~:徳川義直様と春姫の嫁入りは豪華で、ここから名古屋の派手婚が生まれたといわれているそうです。また、義直様は、芸事にもたけており、鼓の名手で能に詳しく、家臣たちもこぞって能の稽古をするなど、お稽古事が盛んで、この文化が平成の名古屋にもいきています。

【秀吉軍】
6.有馬三恩人とたたえられる天下人、豊臣秀吉様:秀吉様は、大火のダメージから立直りきれていなかった有馬温泉の復興に尽力を尽くしました。愛する家族のための“ねぎらいの湯”、尽くしてくれる家臣を招いた“もてなしの湯”など、秀吉様のまごころから素敵な温泉文化が生まれました。
【家康軍】
6.ザ・城 名古屋城~金の鯱~:初代金の鯱は、現在の価値にすると数十億円の価値があります。江戸や明治時代に、盗んだものがいたが、売却時に見つかって皆逮捕されているそうです。

【秀吉軍】
7.秀吉様のすごい家来たち:七本槍の1人の加藤清正は、築城の名人で、名古屋城の石垣をわずか3か月で完成させるなど、“土木の神様”とも呼ばれています。5大老と呼ばれ秀吉様政権の政務にあったった前田利家様、徳川家康様など、多くの家臣に支えられて天下統一をすることができた。
【家康軍】
7.名古屋城の守り工夫:名古屋城本丸南側の大手口にある桝形門は、攻め込まれない様々な工夫がされています。家康様は、「最もよい勝ち方は、戦わないこと」と言っていて、このような城をつくらせた家康様は、戦いを好まない優しい人だと思いました。

【秀吉軍】
8.名古屋生まれの天下人、秀吉様のド派手な発想力:水攻めや干し殺し戦法など、自軍の被害を最小限に抑えつつ、敵にも被害を与えずに勝つ様々な戦法を考える発想力はすごい!
【家康軍】
8.ものづくり名古屋:ものづくり王国名古屋のルーツは家康様にあります。400年前に、名古屋城を築城する際に多くの優秀な技術者を連れてきました。また、堀川が作られ良質な木材が運ばれるようになり、建具・桐箪笥・仏壇など、木工技術が発展していきました。

【秀吉軍】
9.能について:秀吉様は能が好きで、能を自分で演じたりしていました。能のはやしに使われる鼓を習っていて、その場で演奏してくれました。
【家康軍】
9.家康様のスゴイところ:江戸を100万人が住む、世界一の都市にした。強い武将ではなくて、すぐれた政治家をめざし文武両道を広め、平和な世の中をつくっていった。

【秀吉軍】
10.太閤検地について:秀吉様は、検地をおこない尺などの測量に必要な長さの単位を決めた。これにより、国内総生産も把握できるようになった。
【家康軍】
10.伊賀超え:本能寺の変が起きた時に、明智光秀から逃れるために、伊賀を通って三河に戻ってきた。その際に、本多忠勝、服部半蔵など多くの家臣たちが活躍。

これで全員の発表終了~。
ここで会場に来ている立会人の方々に、秀吉軍・家康軍のどちらかに投票してもらいました。
そして、いよいよ結果発表!!!

秀吉軍17票、家康軍22票。

家康軍の勝利!!

400年ぶりの勝負がついに決着!?
でも、ここはみんな頑張ったということで、秀吉様からの引き分けの提案に、家康様も納得。
今回の対戦も、引き分けに終わりました。

最後に秀吉様・家康様から、「今回の発表は、この地域の自慢でもあった。偉くなったこと、軍がつよくなったことではなく、故郷が好きで、仲間を大切にしたいという思いで、戦国時代を駆け抜けていった。このような思いを大事にしてほしい。」という、挨拶がありました。

秀吉軍、家康軍が会場を退場し、これで、1月から始まったシリーズ授業、大名古屋春の陣は終わりました!!皆様、発表お疲れ様でした。

~発表終了後の控え室~
発表を終えた子どもたちは、満足そうに、笑顔で控室に戻ってきました。
秀吉様・家康様とともに、シリーズ授業の振り返り・感想をシェア。
【秀吉軍】
・ 歴史に興味が出た。
・ 発表は緊張したけど、楽しかった。
・ 今回の授業で、教科書で習うだけじゃなくて、リアルな歴史にふれることができた。
・ 調べることの楽しさを、すごく感じた数か月間だった。

【家康軍】
・ 街を巡ったのが楽しかった
・ 刀のことを知れて楽しかった。
・ 名古屋城のことなど、知らなかったことをたくさん知れて面白かった。
・ 発表楽しかった。

以上、大名古屋 春の陣。秀吉軍vs. 家康軍 魅力決戦! 授業の報告でした。



(ボランティアスタッフ 大野嵩明)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

徳川 家康 / 江戸幕府 初代将軍

本名 : 徳川次郎三郎源朝臣家康 生年月日 : 天文11年(1542年)12月26日 出身地 : 三河岡崎城 幼名 : 竹千代 http://ameblo.jp/busho-tai/

豊臣 秀吉 / 関白・太政大臣

生年月日 : 天文6年(1537年)2月6日 出身地 : 愛知郡中村 幼名 : 日吉丸 信長様も徳川殿も、名古屋で育っておるが、生まれではござらん。真の名古屋生まれの英雄といえば、わしをもって他にはおるまい。農民から天下人まで出世した希有の武将だがね。 http://ameblo.jp/busho-tai/

両軍の子ども部隊 /

「2012年 大名古屋 春の陣。  秀吉軍vs.家康軍 魅力決戦!君はどちらの軍!?」シリーズ参加の子ども達です。 両軍合わせて20名。 秀吉公、家康公ゆかりの場所を巡り、自らの興味で調べた内容を、それぞれユニークな方法で発表します。

今回の教室

SMBCパ-ク 栄

住所:愛知県名古屋市中区錦3-25-20

地下鉄東山線・名城線 栄駅9番出口より徒歩1分

TEL:0120-005-481



(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。
 授業内容につきましては、大ナゴヤ大学までお尋ねください。)

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