授業詳細
CLASS
クリスマスだもん。ゴスペル歌ってみよ。
開催日時:2013年12月21日(土) 12時00分 ~ 15時00分
教室:ノリタケの森
レポートUP
先生:
MRKTS(マーケッツ) /
カテゴリ:【カルチャー】
定 員 :30人
■参加費は無料です。
■「赤色」のコートやマフラーなどを着ておこしいただくと、
授業をさらに楽しめると思います!
■「赤色」のコートやマフラーなどを着ておこしいただくと、
授業をさらに楽しめると思います!
街はクリスマス一色。
プレゼントを選んだり、ケーキを食べたりも素敵ですが
いつもと違ったクリスマスの楽しみ方はいかがですか。
今回はクリスマス特別授業。
ゴスペルをみんなで歌いたいと思います!
僕たちにとって身近な「ゴスペル」は映画にでてくる
足のステップや手のクラップでリズムをとる楽しそうなイメージや
高音や低音による合唱のハーモニーが綺麗というイメージがありますよね。
でも実はゴスペルの誕生にはとても悲しいストーリーがあったり、
深いメッセージが込められていたり、音楽のジャンルを超えるものだったり。と
知れば知るほど惹かれてしまいます。
そんなゴスペルの知識も学びながら、歌うことで体感してもらいたいと思っています。
今回の先生はMRKTS(マーケッツ)さん。
普段は各々違う仕事をしている音楽好きの5人が、
「ブラックゴスペル」に魅了され結成したグループだそうです。
そんな先生達だからこそ、わかりやすく魅力を伝えてもらえそうです。
そして今回は練習だけで終わるのではなく、なんと!
ノリタケの森で開催されている「クリスマスガーデン2013」というイベントの
ステージに立たせていただき、みんなで歌いたいと思います。
2013年のクリスマスの思い出つくりましょう!
■クリスマスガーデン2013(ノリタケの森)
クリスマスマーケット
http://www.noritake.co.jp/mori/event/post_114.html
■MRKTS(マーケッツ)
大ナゴヤ大学の今年最後の授業は、ゴスペルユニットのメンバーの方を先生にお招きし、ノリタケの森にて開催されている「クリスマスガーデン2013」というイベントのステージ上でみんなでゴスペルを歌おうという授業。
今回は30名程の生徒さんに参加して頂きました。集合場所であるノリタケの森施設内の多目的スペースに続々と訪れた生徒さんは皆、授業の告知どおり、それぞれ赤いシャツや赤いマフラー、赤い帽子などをワンポイントに身につけて来てくださっていました。
まずは、着席された生徒さん達の前に今回の授業の先生である、ゴスペルユニット「MRKTS(マーケッツ)」のメンバーの皆さんの登場です。挨拶も程々に早速、前奏のリズムに合わせてメンバー紹介をしつつ一曲披露して頂きました。マーケッツさんの、息の合ったゴスペルソングの勢いに生徒さん達も一瞬で魅了されていたようでした。
「今日は楽しくいきましょう~」と先生たちは既にノリノリのご様子でした。
続いては、生徒さん同士でグループを作ってお互いの自己紹介タイムです。生徒さん達からは、今回の授業で期待していることとして、
「ゴスペルの歴史を知りたくて参加した。歌うのは苦手だがチャレンジしたい」
「週一回ゴスペルスクールのレッスンを受けていて、今回は参加せねばと思って」
「大きな声が出せると思って。ステージで歌うのが楽しみ!」
「知らない人たちと一緒にどこまで歌えるかワクワクしている」
といった事をを話して頂きました。
自己紹介タイムで生徒さん同士が打ち解けた後は、マーケッツの男性メンバーである「こばちゃん」からスライドを使ってのゴスペルの歴史や特徴についての講座をして頂きました。
ゴスペルは「God Spell(神様からの良い知らせ)」が語源だそうで、キリスト教の賛美歌として、歌詞にはジーザスやハレルヤ、アーメンといった語句が
含まれている曲が多く、基本的には前向きで元気づけられる歌詞が多いそうですが、何故そういった歌詞が多いのかと言うと、そもそもゴスペルが生まれたきっかけは昔のアフリカでの奴隷制で何もかも奪われた奴隷たちが辛い生活の中で自分たちのを励ます為に歌い出したことがきっかけだそうで、その後の黒人霊歌やレゲエ、ジャズやブルースも元を辿ればゴスペルの派生として、生まれたという事を話されていました。
ゴスペルについての知識を深めた後は、ゴスペルを歌うための発声練習に入っていきます。まずは、しっかりと良い声を出すために、ピアノの演奏に合わせて生徒さん達に体のストレッチや顔のマッサージや姿勢をほぐしてもらいました。
さらには
ハミングで「♪んんんんん~」
唇を震わせて「♪トゥルルルル~」
巻き舌で「♪るぁるぁるぁるぁ~」
等の発声をみんなで行いました。
先生は声帯にもウォーミングアップが必要という事で、「目も口も上げないと、いい声が出ないから、笑って、笑って」と言いながら一生懸命、音程の手振りも交えて教えていました。
続いては、生徒さん達にステージで歌うゴスペルソングの歌詞が書かれた紙が配られ、声質に合わせてパート分けし、各パートごとに歌詞の発声練習をしていきました。
そして最後は全体でハモリの練習。ここまで来ると生徒さん達も感覚が慣れてきて、いきなり合わせても上手くユニゾンできていました。その他にもクラップや、先生のみが歌っている部分での手振り等の練習もしました。
そして、いよいよ全員サンタの帽子をかぶり、外のステージに移動です!
イベント会場では、雑貨市や美味しそうな料理を振る舞う露店などでとても賑わっていました。
そんな中で、まずはマーケッツのメンバーさん達がステージに上がり、景気付けに二曲を披露し、近くに座っていたお客さんとも交流しながら、
場を盛り上げてもらいました。マーケッツさんの歌声を聞いたお客さん達は、なんだろう?と言った感じでみんな足を止め始め、あっという間にステージの周りにはお客さんが増えてきました。
そして、いよいよマーケッツさんの紹介で本日一日限定で生徒さん達で結成された「大ナゴヤ大学クワイヤー」の皆さんがステージに上りました!
ステージに上る前までは生徒さんは不安の表情でいっぱいでしたが、とにかく笑顔を絶やさず、がんばってゴスペルを合唱していました。
それを見ていた、お客さん達はともかく、お店の人までノッてきたようで手拍子をしたり、一緒に歌ってくれたり、楽しくて踊りだす子供達もいました。
生徒さん達も笑顔で歌いきり、ステージの公演は大成功!
成功を祝って、そのままステージ上でみんなで「ハッピー!」の掛け声で記念写真を撮りました。
ゴスペルの合唱を聞き終わったお客さんからは、
「みんなノリノリで楽しそうだった!」
「楽しそうに歌っていたから私も参加したかった」
と言った声が聞こえてきました。
ステージでの公演を終えて戻ってきた生徒さん達は、
「人前でみんなで歌えて楽しかった、もっと歌いたい!」
「学生の頃の合唱コンクールの感動を思い出した」
「ステージに上る前は不安だったけど、上がってからはずっと笑顔だった」
「初めての人達とみんなでハモって気持ちよかった!」
「先生がノセ上手でやりやすかった、二時間程でここまでできるとは思わなかった」
など、みんな満足感たっぷりの表情で感想を述べていました。
生徒さん達の感想を聞いた、マーケッツのメンバーさん達も、
「歌い終わってから皆さんがいい笑顔でここに戻ってきてくれたのが嬉しい、
ゴスペルを通じて、みんなに出会えてよかった!」
と言ったことをおっしゃっていて、生徒さん達に感動の気持ちを伝えていました。
今回は、ほとんどの方がゴスペルは初心者という生徒さん達であったにも関わらず、たった二時間程の練習で、ステージで立派に発表できたのは、底抜けに明るくてノセ上手の、マーケッツさんのお陰ではないかと思います。
これはマーケッツのメンバーさんが授業前におっしゃっていたことですが、
「今日は、ゆるい感じでゴスペルについて知ってもらって、
これがきっかけになって、ゴスペルを好きになってもらえればいい。
ゴスペルは元気づけられる歌詞が多いので、
辛いことがあった時に、ゴスペルを思い出して歌って欲しい」
と言う想いがあふれ出ている、今年最後の授業を飾るにふさわしい、とても感動的な授業でした。
来年も大ナゴヤ大学も「ハッピー!」な一年でありますように。
レポート:河津一輝
カメラ松林あゆ美
今回は30名程の生徒さんに参加して頂きました。集合場所であるノリタケの森施設内の多目的スペースに続々と訪れた生徒さんは皆、授業の告知どおり、それぞれ赤いシャツや赤いマフラー、赤い帽子などをワンポイントに身につけて来てくださっていました。
まずは、着席された生徒さん達の前に今回の授業の先生である、ゴスペルユニット「MRKTS(マーケッツ)」のメンバーの皆さんの登場です。挨拶も程々に早速、前奏のリズムに合わせてメンバー紹介をしつつ一曲披露して頂きました。マーケッツさんの、息の合ったゴスペルソングの勢いに生徒さん達も一瞬で魅了されていたようでした。
「今日は楽しくいきましょう~」と先生たちは既にノリノリのご様子でした。
続いては、生徒さん同士でグループを作ってお互いの自己紹介タイムです。生徒さん達からは、今回の授業で期待していることとして、
「ゴスペルの歴史を知りたくて参加した。歌うのは苦手だがチャレンジしたい」
「週一回ゴスペルスクールのレッスンを受けていて、今回は参加せねばと思って」
「大きな声が出せると思って。ステージで歌うのが楽しみ!」
「知らない人たちと一緒にどこまで歌えるかワクワクしている」
といった事をを話して頂きました。
自己紹介タイムで生徒さん同士が打ち解けた後は、マーケッツの男性メンバーである「こばちゃん」からスライドを使ってのゴスペルの歴史や特徴についての講座をして頂きました。
ゴスペルは「God Spell(神様からの良い知らせ)」が語源だそうで、キリスト教の賛美歌として、歌詞にはジーザスやハレルヤ、アーメンといった語句が
含まれている曲が多く、基本的には前向きで元気づけられる歌詞が多いそうですが、何故そういった歌詞が多いのかと言うと、そもそもゴスペルが生まれたきっかけは昔のアフリカでの奴隷制で何もかも奪われた奴隷たちが辛い生活の中で自分たちのを励ます為に歌い出したことがきっかけだそうで、その後の黒人霊歌やレゲエ、ジャズやブルースも元を辿ればゴスペルの派生として、生まれたという事を話されていました。
ゴスペルについての知識を深めた後は、ゴスペルを歌うための発声練習に入っていきます。まずは、しっかりと良い声を出すために、ピアノの演奏に合わせて生徒さん達に体のストレッチや顔のマッサージや姿勢をほぐしてもらいました。
さらには
ハミングで「♪んんんんん~」
唇を震わせて「♪トゥルルルル~」
巻き舌で「♪るぁるぁるぁるぁ~」
等の発声をみんなで行いました。
先生は声帯にもウォーミングアップが必要という事で、「目も口も上げないと、いい声が出ないから、笑って、笑って」と言いながら一生懸命、音程の手振りも交えて教えていました。
続いては、生徒さん達にステージで歌うゴスペルソングの歌詞が書かれた紙が配られ、声質に合わせてパート分けし、各パートごとに歌詞の発声練習をしていきました。
そして最後は全体でハモリの練習。ここまで来ると生徒さん達も感覚が慣れてきて、いきなり合わせても上手くユニゾンできていました。その他にもクラップや、先生のみが歌っている部分での手振り等の練習もしました。
そして、いよいよ全員サンタの帽子をかぶり、外のステージに移動です!
イベント会場では、雑貨市や美味しそうな料理を振る舞う露店などでとても賑わっていました。
そんな中で、まずはマーケッツのメンバーさん達がステージに上がり、景気付けに二曲を披露し、近くに座っていたお客さんとも交流しながら、
場を盛り上げてもらいました。マーケッツさんの歌声を聞いたお客さん達は、なんだろう?と言った感じでみんな足を止め始め、あっという間にステージの周りにはお客さんが増えてきました。
そして、いよいよマーケッツさんの紹介で本日一日限定で生徒さん達で結成された「大ナゴヤ大学クワイヤー」の皆さんがステージに上りました!
ステージに上る前までは生徒さんは不安の表情でいっぱいでしたが、とにかく笑顔を絶やさず、がんばってゴスペルを合唱していました。
それを見ていた、お客さん達はともかく、お店の人までノッてきたようで手拍子をしたり、一緒に歌ってくれたり、楽しくて踊りだす子供達もいました。
生徒さん達も笑顔で歌いきり、ステージの公演は大成功!
成功を祝って、そのままステージ上でみんなで「ハッピー!」の掛け声で記念写真を撮りました。
ゴスペルの合唱を聞き終わったお客さんからは、
「みんなノリノリで楽しそうだった!」
「楽しそうに歌っていたから私も参加したかった」
と言った声が聞こえてきました。
ステージでの公演を終えて戻ってきた生徒さん達は、
「人前でみんなで歌えて楽しかった、もっと歌いたい!」
「学生の頃の合唱コンクールの感動を思い出した」
「ステージに上る前は不安だったけど、上がってからはずっと笑顔だった」
「初めての人達とみんなでハモって気持ちよかった!」
「先生がノセ上手でやりやすかった、二時間程でここまでできるとは思わなかった」
など、みんな満足感たっぷりの表情で感想を述べていました。
生徒さん達の感想を聞いた、マーケッツのメンバーさん達も、
「歌い終わってから皆さんがいい笑顔でここに戻ってきてくれたのが嬉しい、
ゴスペルを通じて、みんなに出会えてよかった!」
と言ったことをおっしゃっていて、生徒さん達に感動の気持ちを伝えていました。
今回は、ほとんどの方がゴスペルは初心者という生徒さん達であったにも関わらず、たった二時間程の練習で、ステージで立派に発表できたのは、底抜けに明るくてノセ上手の、マーケッツさんのお陰ではないかと思います。
これはマーケッツのメンバーさんが授業前におっしゃっていたことですが、
「今日は、ゆるい感じでゴスペルについて知ってもらって、
これがきっかけになって、ゴスペルを好きになってもらえればいい。
ゴスペルは元気づけられる歌詞が多いので、
辛いことがあった時に、ゴスペルを思い出して歌って欲しい」
と言う想いがあふれ出ている、今年最後の授業を飾るにふさわしい、とても感動的な授業でした。
来年も大ナゴヤ大学も「ハッピー!」な一年でありますように。
レポート:河津一輝
カメラ松林あゆ美
先生
MRKTS(マーケッツ) /
2009年ゴスペル教室で知り合った中年5人でアカペラユニットを結成。 金山の古川公園でハトを相手に練習開始。 2010年1月に京都の老舗ライブハウスに招かれデビュー。 その後、「呼ばれればどこでも出没ライブ」を行っています。 町のイベントや賑わい作りに貢献したり、 特養施設や老人ホームでの慰問演奏も行っています。