授業詳細

CLASS


名古屋の台所で朝ごはん~お店みたいな卵焼きが作りたい!~
黄色く輝くたまご焼きから覗く、いつもと違う「柳橋中央市場」

開催日時:2009年11月14日(土) 8時00分 ~ 11時00分

教室:柳橋・中央市場

レポートUP

先生: 小森 たまこ / 東海畜産農園 代表取締

カテゴリ:【食】

定 員 :12人

※1:本授業の抽選は2009年11月5日(木)に行います。(抽選予約受付は11月5日(木)13時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2009年11月12日(木)18時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:参加費として、実費300円を申し受けいたします。
※4:当日は、荷物になりますが各自フライパンをご用意下さい。
各自1人が卵を焼く際に使用します。サイズ・形はご自由です。


この頃めっきり肌寒くなってきましたね。
ちょっと気が早いけれど、そろそろ年末やお正月の準備が気にかかりはじめる時期です。
お正月といえばおせち料理!
今回の授業では、おせちに欠かせない人気メニュー、みんな大好き「たまご焼き」の
作り方のコツをプロに教えていただきます!

教室は名古屋駅から歩いて5分。明治時代から続くという「柳橋中央市場」。
「あれ?柳橋ってお魚がメインじゃないの?」と思う方も多いかもしれませんが
名古屋の台所=柳橋ですもの。料理人御用達のたまご焼き屋さんだってあるんです。

プロのためのプロが作るたまご焼き。聞くだけでもワクワクするこの響き!
今回は、私たちのために特別にそのコツをこっそり伝授してもらっちゃいます!

新しい高層ビルが次々に誕生し、めざましい変化を見せる名古屋駅に隣接していながら今も昔も変わらない「柳橋中央市場」。
そんな市場をもっと身近なものにしないともったいない!
私たちの台所ともいうべき「柳橋市場」を体験して、賢く利用する秘訣を学んでみましょう。

市場ならではの新鮮な食材が自慢の食堂で、おいしい朝ごはんを食べたり、ふわっふわのたまご焼きのおいしい作り方を教えてもらったり…。
がんばって早起きをしたら、いつもと違う名古屋が見えてくるかも。
黄色に輝くたまご焼きを通して、名古屋の台所・柳橋市場を覗いてみましょう。

【集合場所】

ミッドランドスクエア ルイ・ヴィトン南側エントランス
球体オブジェ 「30億年のゼロ」 前

【授業の流れ】
8:00  生徒受付開始
   市場の中で朝ごはん&市場見学
9:00  東海畜産さんへ移動
    たまご焼きについて教えてもらう。
10:30 シェアリング
11:00 終了

(授業コーディネーター/難波美智代&青木奈美)
柳橋市場も、楽しかった。
だし巻きたまごも、おいしかった。

でも、一番心に残ったのは・・・
みんなで「おいしいね!」と笑い合ったこと。
市場のみなさんとの、楽しいおしゃべり。
たまこさんのキュートな笑顔。

こんな出会いがあるから、大ナゴヤ大学は楽しい。


【集合&自己紹介】

雨の中、ミッドランドスクエア横の「30億年のゼロ」前に集合。
遅刻者なし!すばらしい!みなさんの気合を感じます。

中村区に住んでいるけれど、柳橋市場にくるのは初めて、という生徒さん。
プロの味を学びたい!という生徒さん。
料理は普段しないけれど、これを機会に・・という、男性の生徒さん。

それぞれの思いを持って、授業にのぞみます。


【二村組合長と市場内ツアー】

名古屋総合市場の二村組合長が、市場内を案内してくださいました。

柳橋中央市場は、総合市場。
お魚だけでなく、お肉や野菜、練り物や駄菓子まで売ってるんですよー。

途中のお魚屋さんで、とろけそうな中トロをいただきました!
みなさん、テレビのリポーターになれそうなナイスリアクションでしたよ!
市場で働くみなさんの、温かさを感じたひと時でした。


【市場で朝ごはんタイム】

二手のグループに別れ、朝ごはんを食べました。
わたしたちは、24時間営業の「丸八寿司」へ。
「セクハラ巻き・・?」など、不思議な名前のネタがありましたが
(結局食べられず・・)、すごくおいしい・・!
市場の味を満喫です。


【匠の技を見学】

本日の先生、東海畜産農園代表の小森たまこ先生が
キュートなハワイアンキルトのエプロンを着て、出迎えてくださいます。

ここで、プロのだし巻き卵作りを見学。
たまこさんは、一回で6本のだし巻きを作ります。
年末年始は、1日に30時間働くそうです。(あれ?なんか計算が・・)

手際よく、木のヘラで玉子を整えるたまこさん。
ここで初の名言が・・!

名言その1「たまご焼きにも運動神経とスナップが必要」

できあがった、あつあつぷるぷるのだし巻きをごちそうになります。
ここでもみなさんのナイスリアクション、続出!


【総合市場・伊藤社長のお話】

料理会場に移動し、総合市場の社長の伊藤さんのお話をうかがいます。
総合市場は、4000坪の敷地に300店がひしめく
民間卸売市場では、日本最大の規模なのだそうです。

「一般のお客さんの買い物大歓迎です!」とのこと。
みなさんも、どんどんお買いものしてくださいね~。


【お待たせしました!おいしいだし巻き卵(2本分)の作り方】

*材料*
・玉子(M)・・3個
・だし汁・・・100CC(だしの種類はお好みで。ほんだしでもOK!)
・砂糖・・・・大さじ1.5杯
・塩・・・・・小さじ半分弱
・味の素・・・小さじ1/4
・みりん・・・小さじ1
・片栗粉・・・大さじ1(ぷるぷるの秘密)

1. 玉子はよくかきまぜる。
2. 玉子以外の調味料を、よくかきまぜる。
3. 1と2を合わせて、よくかきまぜる。
4. 3を、ざるで濾す。
5. 焼く直前に、もう一度かきまぜる。(片栗粉が沈むので)
6. たまこ棒(注1)でフライパンに油をしき、強火であたためる。
7. フライパンが温まったら中火に戻し、おたま2杯分を流し入れる。
8. 玉子がふくらんできたら、泡をつぶす
9. 下面が固まってきたら火を弱め、手前から奥に向かって折りたたんでいく。
(手前を持ち上げると、折りたたみやすい)
10. 名言その2「卵液があふれそうになったら、思い切ってバック!人生も一緒」
11.完成!(より美しくしたい人は、まきすで形を整える)

(注1) たまこ棒(ときどき油棒)・・わりばしの先にキッチンペーパーを
  巻きつけて、輪ゴムで巻いたもの。油を浸す。 
*焦げないための工夫
油は多すぎず少なすぎず
鍋をしっかり温める
二本目以降を焼く時は、たまこ棒で焼きかすをしっかり取る


【私たちもチャレンジ】
わーわー騒ぎつつ、だし巻き卵作りに挑戦します。

今回は、みなさんにマイフライパンを持ってきてもらいました。
おうちに帰った時に、作りやすいように・・、と、たまこさんの心遣い。

小さいフライパンは、両手が使えるから○。
丸型のフライパンは、たまごが広がって薄くなるので、ちょっと注意。
端を寄せて、縦長にしてから折りたたみます

ここでも、たまこさんの名言登場。
名言その3「もし失敗しても、卵のことだから」
→どうにでも食べられるとの意。

上手に焼けて、満足顔の生徒さん。
「帰って特訓だ!」と張り切る生徒さん。


【みなさんの感想】

市場の活気を感じた。
みんなで作ったら、なんだか親近感を感じた。
家庭内の卵焼き名人を目指します!
しばらく、夕飯は毎日だし巻きたまご
補講希望!半年後にもう一度作りたい。
奥さんをあらためて尊敬・・。


【マイフライパンと記念撮影】

いろんな形のフライパンと、「はい、チーズ!」
みなさん、何かを成し遂げた、いい顔しています。


【最後の名言】

「いろんな事を言ったけれど、すべて私のLOVE(える・おー・ぶい・いー)だから」
たまこさん、そのLOVEしかと受け止めましたよ!

名古屋駅すぐ側のナゴヤの台所を、ぐっと身近に感じた1日でした。
早起きした朝は、柳橋中央市場に行こう!

(ボランティアスタッフ 住吉 郁代)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

小森 たまこ / 東海畜産農園 代表取締

今回の教室

柳橋・中央市場

住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-15-15