授業詳細
CLASS
東山沿線建築ツアー
~ドニチエコきっぷで巡る1日~
開催日時:2015年09月13日(日) 13時30分 ~ 16時30分
教室:地下鉄 東山線沿線
レポートUP
先生:
篠野 宏 /
カテゴリ:【まち歩き、カルチャー】
定 員 :13人
参加費:1,000円
(ドニチエコきっぷ600円、お茶代は自己負担)
集合場所:名古屋駅ユニモール3番出口(地下)集合13:30
建築好き集まれ!(ドニチエコきっぷ600円、お茶代は自己負担)
集合場所:名古屋駅ユニモール3番出口(地下)集合13:30
名古屋市内には有名建築家の建てた建物が点在しています。
今回は地下鉄東山沿線にある選りすぐりの建築4カ所をドニチエコきっぷで巡ります。
名古屋近鉄ビル(坂倉準三)
両口屋是清東山店(隈健吾)
山口銀行名古屋支店(圓堂政嘉)
名古屋市科学館(日建設計)
ただ建築物を見るだけでなく、
建築物と街の関係性や、建築家の人生の話、影響を受けた建築家のことを交え、
様々な角度から建築を楽しもうと思っています。
また中盤で巡る両口屋是清東山店店内にできた和カフェで休憩をしながら
ゆっくり皆さんの好きな建築家などの話も聞かせてください。
先生は日本全国約200カ所の建築を制覇した、建築大好き篠野さん。
プロの建築評論家ではないですが、皆さんと同じ目線で建築の楽しさを語ってもらいます。
都市に溶け込む、私たちの身近にある建築の楽しみ方、
美しい建築のある風景をぜひ体感してみてください。ぜひ一緒に楽しみましょう!
[スケジュール]
13:30 名古屋駅ユニモール3番出口(地下)集合
13:45 建築まち歩きスタート(東山沿線)
途中 和カフェで休憩
16:30 終了
●授業コーディネーター●
洞派 友香
6周年授業の2日目。「東山沿線建築ツアー」が開催されました。
天気も良く、街歩き日和。
集合場所の“名古屋駅ユニモール3番出口”に、続々と生徒さんが集まってきます。
午前中に開催された別の授業にも参加してきて、授業をはしごする生徒さんもいました。
時間になり授業開始。
今回の授業の先生は日本全国約200カ所の建築を制覇した、建築大好き篠野さん。
最初に向かった場所は、近鉄パッセなどが入る「名古屋近鉄ビル」。
建築家の坂倉準三氏が設計したビルです。
近代建築の巨匠「ル・コルビジェ」に師事していたので、その影響が良く表れているデザイン。
特徴は、1階部分のピロティー。
駅のメインコンコースになっていて、2列の柱で上の構造物を支えているそう。
名古屋駅のビル群の中にも、建築家が建てたビルがあることに気づきませんでした。
続いて地下鉄に乗り「両口屋是清東山店」へ。
「両口屋是清」は、名古屋を代表する和菓子舗で、尾張徳川家の御用菓子を務めた老舗中の老舗。
東山店は2013年にオープンし、建築家の隈健吾氏が設計。
見る場所によって見え方が変わるのが面白いということで、道路を挟んだ向かい側から先生の解説を聞きながら歩きました。
隣にビルが建っているので、ある角度から突然大きな屋根が見えてきます。
お店に到着し2Fのカフェスペースで少し休憩。
季節によって変わる和菓子やぜんざいなどが楽しめます。
甘いものを食べながら、先生と隈健吾氏の話しや建築トークで、盛り上がりました。
先生が建物を見るポイントの一つは「人に使われているか」、
「使われるために、どんな工夫をしているのか」だそうです。
話はつきませんが、時間になり伏見駅に向けて地下鉄で移動。
向ったのは「山口銀行 名古屋支店」。建築家の圓堂政嘉氏が設計したビルです。
縦の柱が外に出ていることと、大きな窓ガラスが特徴的でした。
また、今回は見れませんでしたが恩師である建築家の中村順平氏に制作を依頼した大きな壁画も中にあるそう。
最後は、「名古屋市科学館」へ。
プラネタリウムが特徴的な名古屋市科学館は、日建設計が設計。
ここで、ゲストの日建設計の小谷さんが登場。
名古屋市科学館の建替プロジェクトについてお話しを伺いました。
まちと白川公園を繋ぐために、世界最大のプラネタリウムを球体として宙に浮かせて、その下部をオープンスペースとしたそう。
名古屋市科学館の他にも、日建設計が手掛けた様々なプロジェクトの話しをしていただきました。
生徒さんも、興味津々に聞いていました。
名古屋市科学館の前で、記念撮影をして授業は終了。
終了後も、先生や日建設計の小谷さんに、質問をする方がたくさんいて、授業が終わってしまうのが名残惜しそうでした。
普段の生活の中で、建物をじっくり見ることが少なく、いつもとは違った視点で自分の住んでいるまちを見ることができ、楽しく、学びのある授業でした。
(レポート担当 ボランティアスタッフ 大野嵩明
カメラ担当 ボランティアスタッフ 石坂喜和)
天気も良く、街歩き日和。
集合場所の“名古屋駅ユニモール3番出口”に、続々と生徒さんが集まってきます。
午前中に開催された別の授業にも参加してきて、授業をはしごする生徒さんもいました。
時間になり授業開始。
今回の授業の先生は日本全国約200カ所の建築を制覇した、建築大好き篠野さん。
最初に向かった場所は、近鉄パッセなどが入る「名古屋近鉄ビル」。
建築家の坂倉準三氏が設計したビルです。
近代建築の巨匠「ル・コルビジェ」に師事していたので、その影響が良く表れているデザイン。
特徴は、1階部分のピロティー。
駅のメインコンコースになっていて、2列の柱で上の構造物を支えているそう。
名古屋駅のビル群の中にも、建築家が建てたビルがあることに気づきませんでした。
続いて地下鉄に乗り「両口屋是清東山店」へ。
「両口屋是清」は、名古屋を代表する和菓子舗で、尾張徳川家の御用菓子を務めた老舗中の老舗。
東山店は2013年にオープンし、建築家の隈健吾氏が設計。
見る場所によって見え方が変わるのが面白いということで、道路を挟んだ向かい側から先生の解説を聞きながら歩きました。
隣にビルが建っているので、ある角度から突然大きな屋根が見えてきます。
お店に到着し2Fのカフェスペースで少し休憩。
季節によって変わる和菓子やぜんざいなどが楽しめます。
甘いものを食べながら、先生と隈健吾氏の話しや建築トークで、盛り上がりました。
先生が建物を見るポイントの一つは「人に使われているか」、
「使われるために、どんな工夫をしているのか」だそうです。
話はつきませんが、時間になり伏見駅に向けて地下鉄で移動。
向ったのは「山口銀行 名古屋支店」。建築家の圓堂政嘉氏が設計したビルです。
縦の柱が外に出ていることと、大きな窓ガラスが特徴的でした。
また、今回は見れませんでしたが恩師である建築家の中村順平氏に制作を依頼した大きな壁画も中にあるそう。
最後は、「名古屋市科学館」へ。
プラネタリウムが特徴的な名古屋市科学館は、日建設計が設計。
ここで、ゲストの日建設計の小谷さんが登場。
名古屋市科学館の建替プロジェクトについてお話しを伺いました。
まちと白川公園を繋ぐために、世界最大のプラネタリウムを球体として宙に浮かせて、その下部をオープンスペースとしたそう。
名古屋市科学館の他にも、日建設計が手掛けた様々なプロジェクトの話しをしていただきました。
生徒さんも、興味津々に聞いていました。
名古屋市科学館の前で、記念撮影をして授業は終了。
終了後も、先生や日建設計の小谷さんに、質問をする方がたくさんいて、授業が終わってしまうのが名残惜しそうでした。
普段の生活の中で、建物をじっくり見ることが少なく、いつもとは違った視点で自分の住んでいるまちを見ることができ、楽しく、学びのある授業でした。
(レポート担当 ボランティアスタッフ 大野嵩明
カメラ担当 ボランティアスタッフ 石坂喜和)
先生
篠野 宏 /
地方公務員/建築好き/アート好き/コンクリート好き 大学で建築を専攻。建築の面白さにはまり、日本各地の建築を200ほど見て回る。また、大学の課題で、美大の先生に薦められたことがきっかけでアートにもはまり、あいちトリエンナーレ2010,2013にはボランティアとして参加。 現在、愛知県庁で建築のお仕事をしています。
今回の教室
地下鉄 東山線沿線
住所: