授業詳細

CLASS


名古屋・伏見のまちかどでアイルランドに出会う!パブ・カルチャーとギネスビールの魅力

開催日時:2016年03月05日(土) 14時00分 ~ 15時50分

教室:アイリッシュ・パブ シャムロック

レポートUP

先生: 伊藤治雄 / アイリッシュ・パブ シャムロック オーナー
近藤 和紀 / エリア・ブランド・アンバサダー

カテゴリ:【国際/歴史・文化】

定 員 :20人

参加費として1,500円を頂戴します。
(授業当日のギネスビールまたは紅茶1杯付き。後日ギネスビールまたは紅茶と交換できるチケット1枚含む。)
※持ち物:緑色のものを身に着けてください(Tシャツ、ブローチ、靴下… なんでもOK!)
アイルランド、と聞いて、思い浮かぶのはどんなことでしょうか?
エンヤやU2は世界的に有名なミュージシャンですし、
最近ではリバーダンスなんかも、ご覧になった方があるかもしれません。

名古屋・伏見のまちかどに、まるでアイルランドに来たかのような酒場=パブがあります。
今回の授業は、ここが教室です!
真っ赤な手すりに、アイルランドの国旗がたなびく「アイリッシュ・パブ シャムロック」。

オーナーの伊藤さんが現地で集めてきたコースターが飾ってあったり、
蒸留所のフラッグが天井をまたぎ、アイルランドらしさが散りばめられた店内では、
会社帰りや常連の方が肩を並べてカウンターに腰掛けています。

今回の授業では、オーナーに、
アイリッシュ・パブの魅力を語ってもらいます!
また、キリンビールのブランドアドバイザーの方にもお越し頂き、
パブに欠かせない「ギネスビール」の美味しさの秘密も教えてもらえます。

「アイルランドに興味がある」「ギネスビールについて聞いてみたい」
そんな方のご参加をお待ちしています!

【授業の流れ】
13:30 受付開始
14:00 授業開始・30秒自己紹介
14:10 アイルランド、ってどこにあるの?
14:20 マスターが語る、アイルランド文化の魅力とは?
15:00 プロに聞いてみよう、ギネスビールの秘密
15:15 質問タイム
15:20 アイルランド伝統音楽をバックに、みんなで乾杯(スローンチェ)!
15:40 アンケート、集合写真撮影
15:50 授業終了、解散

(授業コーディネーター:都築佑那)
日本の酒場の主流は「居酒屋」だと思うのですが、海外に目を向けると「パブ」や「バー」っていう名称になっていて、聞くだけですごくお洒落なイメージがありますよね。とはいうものの、入ってみたいけど、勇気のいる場という感想の方も多いはず。僕も大学生の時に学校近くのイングリッシュ・パブで帰りに友達とみんなで飲んだ記憶があるくらいだし、あまり詳しくないです・・・。

今回の大ナゴヤ大学の授業は「パブ」、中でもアイルランドに来た感じの「アイリッシュ・パブ」を舞台にしたものなので、個人的にもすごくワクワク楽しみな授業となりました。
しかも、ギネスビールが飲める・・・。って、実は普段からお酒を飲まない自分にとっては馴染みのないビールなのです(笑)。
とりあえず、アイルランドとギネスビールの事をよく知らないけど、とにかく何か自分の視野が広がるのではといった感じで教室に向かいました。

本日の教室は伏見にある、アイリッシュ・パブの「シャムロック」。
お店が地下にあるので階段を降りると、アイルランドにちなんで緑色が多い店内。



入った瞬間から日本っぽくない感じで、ワクワクしてきました。早速、授業で身に付けるために持参した緑色のTシャツをカバンから出して着ました。
かなりシワシワのTシャツでしたが(笑)、緑色のTシャツを着てみるとお店とスタッフの皆さんと一心同体の気持ちになりました。

受付時間になり、生徒さん達がぞくぞくとやって来ました。そして、こぢんまりとした教室はすぐに多くの生徒さんでいっぱいに。熱気ムンムンの中、恒例の30秒自己紹介タイムがスタート。
「すぐに締めきってしまったので、ずっとキャンセル待ちしてました」
「ギネスビールが楽しみ」
「シャムロックにずっと行きたかった」



など、生徒さんの熱い自己紹介が終わったところで、授業コーディネーターである、うーなちゃんこと都築さんによるアイルランドの紹介がありました。
実際、アイルランドにワーキングホリデーで行った経験のある都築さん。



アイルランドへの愛を目一杯話したところで、本日の授業の先生の一人、シャムロックのオーナー伊藤さんが登場です。
なぜお店を始めたのか、お店を始めるまでの葛藤、飲食業の世界について、ざっくばらんに語って頂きました。

アイルランドにとって、パブは社交場。しかも国にとっては無くてはならない場。そんな親しみのある場所にしたいという強い意志で始めたお店。店内の装飾、グラス、メニューなど1つ1つ思い入れがある。もっと伊藤さんのお話が気になるって方は、お店に足を運んでみてください。色々とお話して頂けますよ、きっと。



そんな伊藤さんのお話のあとは、ギネスビールのお話へ。

ギネスビールの事は、ビール会社の人に聞きましょうって事で、ギネスビールを販売する、キリンビールの近藤さんのお話です。ギネスビールは歴史が長く、日本の江戸時代にまで遡ります。しかも、ギネスブックのギネスは、ギネスビールのギネス社が始めたもの。ギネスビールのCMを見せてもらったり。なんかギネスって歴史もスゴイけど、すごいんだな、というのが感想です。どんない熱いギネスビールへの愛を聞いたところで味はわかりません・・・。



早く飲みた~いという教室内の雰囲気でした(笑)
確かにそうですよね~。

というわけで、ギネスビールを実際に飲む時間がやってきました。日本人の感覚では、ビールをグラスに注いだら即「飲む」というものだと思います。
でも、ギネスビールは違うのです。グラスに注いだら、即「待つ」というのです。

何で「待つ」??



これには、ギネスビール特有の泡が関係しているのです。泡が上昇してくるのを「待つ」のです。クリーミーに仕上がり、しかも美味しいとされる時間が決まっているとの事。それが、119.5秒。

誰がいつ考えたんだ~と心の中で叫びつつ、目の前のグラスを眺めます。ギネスビールは黒いんです。白い泡が上昇していく様子を眺めるのも、1つのエンターテイメントで何かカッコイイと浸っていたら、あっという間に119.5秒が経ちました。カップ麺より早いじゃんと。



さて、グラスを持ち上げると・・・重い。
あれ、居酒屋で飲むビールのグラスとは違う。そう、ギネスビールはパイントと言って1パイントが568㎖なのです。日本人には全く馴染みがないのですが、他国の文化って面白いです。

やっと乾杯の時間です。でも、「カンパ~イ」って言って飲むわけないです。ここはアイリッシュ・パブですからゲール語で「スローンチャ」なんです。みなさんで「スローンチャ」と叫んで、実際にギネスビールを飲んでみます。



「おぉ、苦いけど軽くて飲みやすい」というものでした。普段、全くお酒を飲まない自分にとっても美味しいと感じました。119.5秒待った甲斐がありました。

他の生徒さん達同士が仲良く話しています。グラスを持って、あちこち移動しながら皆さんと楽しくワイワイする。こういう雰囲気良いですね。





でも、ギネスビールの方は568㎖がけっこうボリュームあってお腹にたまってきました(笑)

名古屋のビジネス街・伏見の1本入った所、しかも地下にある「シャムロック」。
地下にあるのが、秘密基地っぽくて良いんです。道にはあまり迷わないけど、万が一迷っても店内で頼むアルコールは迷わずギネスビール!

今日もオーナーの伊藤さんはお客さんをもてなし、近藤さんはギネスビールの素晴らしさをPRしています。現地には行けないけど、近場で飲みたい。アイリッシュ・パブを身近に感じてみたいって方、絶対にオススメです!

僕もまたふら~っと訪れてみようと思います。 合い言葉は「スローンチャ!」。



(レポート担当 ボランティアスタッフ 石坂 喜和
カメラ担当 ボランティアスタッフ あいざわけいこ)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

伊藤治雄 / アイリッシュ・パブ シャムロック オーナー

三重県桑名市出身。無類のお酒好きがきっかけで飲食業界に転職し、名古屋老舗のパブリックハウスでメインバーテンダーなど10年余り勤め、2010年9月 独立開業する。

近藤 和紀 / エリア・ブランド・アンバサダー

1973年岐阜県出身。世界No.1スピリッツ・カンパニーである「ディアジオ社」がもつトップ・ブランドを中心に、キリン・ディアジオ社認定の「エリア・ブランド・アンバサダー」の資格を2015年1月に取得。「ディアジオ社」が保有する「ギネスビール」を筆頭に、ジョニーウォーカーやスミノフ等のブランドの伝道師として、西日本中心にセミナーを開催。

今回の教室

アイリッシュ・パブ シャムロック

住所:〒460-0008
名古屋市中区栄1-5-14 モモタロウビルB1F
TEL:052-201-2050
地下鉄伏見駅6番出口すぐ

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在日アイルランド大使も訪れるなどアイリッシュミュージックや食文化など本格的なアイリッシュパブを再現している。本国アイルランドのギネス社より、品質の高さが認められ、2010年の開業以来、毎年「Guinness Best pub」に認定されている。

HP:http://shamrock-irishpub.com