授業詳細
CLASS
大ナゴヤ大学 大新年会
〜新春に筆で遊ぶ〜
開催日時:2010年01月09日(土) 15時30分 ~ 19時00分
教室:ヌンクヌスク
レポートUP
先生:
馬場 紀行 / 書家
カテゴリ:【くらし/コミュニケーション】
定 員 :60人
(内 500円が大ナゴヤ大学ファンドレイズとなります。)
※2:会場の定員により、先着順にて申し込みとなります。
※3:書道用の筆をこちらでも用意しますが、My筆をお持ちの方は、よろしければお持ちください。
※4:当日は書道用の墨を使用しますので、汚れる可能性があります。 お洋服等お気をつけください。
秋に産声を上げた大ナゴヤ大学が初めて迎えるお正月。
2010年最初の「大ナゴヤ大学の日」には、新たな一年のスタートをみんなで祝し、
抱負と決意を発表する新年会を盛大に開催します!
折しも2010年は名古屋にとって開府400年という大きな節目。
日本中そして世界中からも注目を集める様々なイベントの開催も控えています。
ナゴヤがより一層光り輝くこの年に、わたしたちもたくさんの人から“元気”と“笑顔”という栄養をいただき、さらにすくすくと成長したいと思っています。
自分たちの街をもっと好きになりたい!もっと元気にしたい!
同じ思いを持つ仲間が集まって、さらにそこから新しい繋がりが生まれて。
2010年も、大ナゴヤ大学はみなさんのパワーでぐんぐんとその輪を広げていきたい。
そんな思いを込めて、年の初めにシンヤス学長もみなさんを前に素直な言葉で決意を語ります。
新年会の目玉イベントは「大書き初め大会」。
書き初めは新春の清々しい空気の中、熱い思いを筆に託して抱負を書く我が国の美しき習慣です。
中には、ほとばしる思いを表現するのに半紙なんかじゃ小さすぎる!という方もいらっしゃるでしょう。でも大丈夫。そんな方のために今回、超ビッグサイズの和紙を用意しました!
大ナゴヤ大学の書き初めは「大・書き初め大会」。スケールが違います!
びっくりするような大きな紙に、寄せ書き感覚でのびのびと文字を書いてみましょう。
新年の決意でも、どさくさまぎれの愛の告白でも、夢でもお願い事でもなーんでも、
心おきなく自由にどうぞ!
みんなの書いた文字を見渡せば、ふと目にとまった誰かの言葉に心を打たれたり、自分の言葉と共鳴しあったり。そこにもきっとたくさんの“学び”があるはずです。
また、大ナゴヤ大学初の試みとして「授業企画公開プレゼンテーション大会」も開催。
プレゼンテーターは日頃大ナゴヤ大学を様々な場面で広くサポートし、大いに盛り上げてくださっているボランティアスタッフ、通称“ボラスタ”のみなさん。
企画者本人による熱いプレゼンの後、みなさんにも一票を投じていただきます。
晴れて選ばれた授業企画はボラスタと授業コーディネーターが丁寧に準備をすすめ、
3月には授業として実施します。
毎月の授業がどのようにできあがっていくのか、そのプロセスの一端を知っていただく貴重な機会です。
また初めて授業作りに挑戦するボラスタメンバーにとっては、みなさんからの注目と期待が大きな励みとなることでしょう。
2010年も素敵な出会いと学びに満ちた有意義な年になりますように。
夢や希望を賑やかに語り合いながらみんなで元気いっぱい、一年のスタートを切りましょう!
○場所
ヌンクヌスク
○参加費
3,500円
(内 500円は、大ナゴヤ大学ファンドレイジング)
○タイムスケジュール
15:30 受付開始
グループ番号配布
16:00 新年会スタート
あいさつ(司会、学長)
乾杯&差し入れ紹介(卵焼き、ういろう)
16:20 書初め大会
先生紹介&デモンストレーション
17:00 みんなで書初め大会
書き上げたグループから吊り下げ
17:40 グループごとに自己紹介
17:50 先生の総評
18:00 ボラスタ授業プレゼン(1人5分想定)
18:20 投票開始→集計
18:45 ボラスタ授業投票結果発表
18:55 さいごに(学長挨拶)
19:00 終了
新年一発目の授業は、「大ナゴヤ大学大新年会」。
会場のヌンクヌスクには、新年のお祝いと大ナゴヤ大学の更なる発展を祈願しに、
たくさんの生徒・スタッフが集まりました。
久しぶりに再会する人、初めましての人。参加者みんなが穏やかな顔であいさつを交わしている様子に、
大ナゴヤ大学が目指す一つの姿を見ることができました。
授業は2部構成で行われました。
我らがシンヤス学長の新年初のあいさつ、
企画統括谷さんの人生初の乾杯の音頭に続き、第一部「大書き初め大会」が始まりました。
本日の先生は、書家の馬場紀行先生。
「書き初め」は、新年の抱負や目標を書にしたためる行事。
馬場先生はまずデモンストレーションとして、学長リクエストの
「創発」(「創造して発信する」の意)、生徒さんからのリクエスト「熱」「愛」(これらは動的な書)、
先生が新年を迎えて作られた歌の書(静的な書)を書き上げられました。
先生の筆を運ばれる様子に会場全員が集中。一時も目を離せない緊迫した時間でした。
書とは自らの「言霊」を表すこと。心を静めて心の中の想いを一気に表していきましょうとのお話を聞き、
いよいよ生徒・スタッフが書き初めに挑戦しました。
今回の書き初め大会のために準備された特大の紙に、ひとりひとりが書をしたためていきました。
「書は人なり」とはその通り、会場には参加者分の個性の表れた書がズラリ。
お互いの作品を見ながら書に込めた想いを伝え合いました。
その後、先生よりグループ賞・個人賞の発表がありました。書道は身近ではないかもしれないけれど、
自分の中にある想いに目を向け、心を込めて表現していく機会を是非つくって書に親しんでほしいという言葉をいただき、
大書き初め大会は幕を閉じました。
続いて第二部は「ボラスタ企画授業プレゼン大会」です。
大ナゴヤ大学で活躍するボランティアスタッフ(通称ボラスタ)が授業を企画するという初の試み。
30を超える企画案から絞り込まれた3つの企画を提案者がプレゼンし、
授業参加者にどの企画を授業として採用するかを選んでもらうというものです。
3つの企画は以下の通り。
・ゼロから作ろう!あいちの器・そうめん・めんつゆで流しそうめん
・プロの演技指導で学ぶ!感情を豊かにする新コミュニケーション講座
・オトナの楽しみ方講座 クッピーラムネ編
どの提案も大ナゴヤ大学らしさあり、提案者の個性あり、どれもやってみたいわくわくする企画でしたが、
最終的に選ばれたのは・・・
「オトナの楽しみ方講座 クッピーラムネ編」
提案者のボラスタはとても喜んでいてやる気満々でした。3月の授業での実現を目標に動き出しますのでお楽しみに!
授業の最後に、参加者全員で記念すべき2010年最初の集合写真をパチリ!
「大ナゴヤ大学」というキーワードをもとに、年齢も職業も違う人たちが集まってできた繋がり。
偶然のようでもあり、必然のようでもあるこの繋がりの輪を、
もっともっと広げられたらいいなぁと願いながら(きっとみんなそう願っていたと思う!)、大新年会を終えました。
新しい年が始まります。
みなさん、今年はどんな一年にしますか。
(ボランティアスタッフ 澤田佳代)
この授業への皆さんからのコメント
学長初め、スタッフの皆様、馬場先生、ヌンクヌスク様
そして、参加されました皆様ありがとうございました!!
新年早々、馬場先生の書とお話は清々しく
墨汁を含ませ、筆を走らす所作は日本人の琴線に触れるものでした。
そして、あゆ美リーダー率いる我Fグループは、馬場先生より
見事『グループ賞』を賜り、素晴らしい一年のスタートとなりました!
また、以前の授業でご一緒させていただいた方々とも再び再会し、
旧交を温めるなど、繋がりが個人的にも広がって行く様は
とても心地のいいものです。
今年は『長者町ゼミ』が本格的に始まり
1/15(金)には「長者町ゼミ・事前打合せ」が
中区の短歌会館で開かれます。
興味のある方は是非ご参加戴ければ幸いです。
(「長者町ゼミ」キックオフと参加者募集のお知らせ
http://dai-nagoya.univnet.jp/news/detail/49)
大ナゴヤ大学の益々の発展をお祈り申し上げます。
コメントを投稿するには、会員登録した後、ログインして頂く必要があります。
この授業への皆さんからのトラックバック
トラックバックがありません。トラックバック用URL
例)/subjects/trackback/34/a1b2c3d4e5
また、トラックバックは承認制のため表示に多少時間がかかります。
先生
馬場 紀行 / 書家
1959年名古屋市生まれ 大ナゴヤ大学用務員の船橋康貴氏とは実の従兄関係 美人書家の母と自由人の父のDNAを受け継ぎ、3歳より筆を持ち38歳までは漢字、以降はかな書の研鑽を積む。(愛知大学在学中は古文書解読とサーフィンに興ずる。) 作品発表は自詠の歌や句を用い、言霊(ことだま…言葉に宿る霊威)を具現化し、プロ書家として日展・読売書法展等の展覧会活動はもとより、店舗看板も積極的に揮毫し、書文化の広範な普及を模索している。 書歴は日展会友、読売書法会理事審査員、(社)日本書芸院評議員、(社)中部日本書道会評議員、正筆会常任総務理事で正筆誌編集長の任にもあたる。 また、書道研究春墨會の会長として名古屋市・四日市市に6ヶ所の教室を持つ。 ホームページURL http://www.baba-sho.jp/
今回の教室
ヌンクヌスク
住所:nunc nusq(ヌンクヌスク)
愛知県名古屋市中区千代田4-7-1
052-332-0002
地図を見る
鶴舞から金山に向かうJR中央線の高架下にあります。
パスタ・スウィーツ・デリを中心に、ヨーロッパ各地の「カジュアルな料理」を、どなたにもお気軽にご利用いただけるよう、食堂スタイルで提供しています。
写真提供:名古屋アートライフ