授業詳細

CLASS


400年の歴史を誇る老舗料亭“河文”で餅花づくり
~申から酉へ~

開催日時:2016年12月28日(水) 10時00分 ~ 14時00分

教室:料亭 河文

レポートUP

先生: 香川絢子 / 河文 若女将

カテゴリ:【歴史・文化/食】

定 員 :30人

参加費としてお一人様3,500円頂戴します(お料理代・餅花づくり体験代・お土産用の餅花代含む)。
昨年末に開催し、大好評を博した料亭“河文”での授業。
http://dai-nagoya.univnet.jp/subjects/detail/331

年の瀬の風物詩として、今年も開催が決定しました!

お正月飾りの”餅花”づくりはチームに分かれて行います。
“ベストオブ餅花”は誰の手に?
お土産用の枝もありますので、ぜひご自身の手でつくられた餅花をご自宅に飾ってみてください。

授業の最後には、長い歴史の中で守り継がれてきた名物料理の一部をお召し上がりいただけます。
名古屋が誇る河文の味に舌鼓を打ちながら、2016年を締めくくりましょう!


【授業スケジュール】
9:45   受付開始
10:00  授業開始・自己紹介
10:10  若女将のお話
10:40  店内を見学/餅花づくり
12:30  お食事タイム
14:00  記念撮影・授業終了


授業コーディネーター:井上麻衣
2016年度最後の大ナゴヤ大学の授業が行われたのは、創業400年の歴史を誇る老舗料亭『河文』です。老舗料亭と耳にすると、アラサーの私には何だかまだまだ少し遠い存在…今回の授業では、有形文化財に指定されているこちらの料亭の中を見学させていただき、餅花をつくり、料亭のお料理までいただけるという『みて驚き』『つくって楽しい』『食べて美味しい』の豪華3本立てです。

入り口を開けると、出迎えて下さったのは、女将の香川さん。と、まだ生きている大きな伊勢海老(茹でて真っ赤になったあとは、お鏡もちの上に飾られるそうです)。



まず驚いたのは、土足でそのまま入れること。2014年より改装されて土足に変わったそうです。5年前よりスロープも設置され、バリアフリーで車イスやベビーカーも以前より簡単に入れるようになったそう。

広間に今回参加の生徒さんが全員集合し席に着くと、香川さんが河文や旧名古屋市内の歴史についていろいろお話してくださいました。とても美人で、気さくな素敵な女性です。

とっても興味深いお話ばかりだったので、全部書ききれないのが残念…私が特に気になった部分のみ一部抜粋で報告させていただきます!

・河文の前の通りは『魚の棚通(うおのたなとおり)』と呼ばれており、その当時、河文は魚の振り売りをするお魚屋さんだった。

・名古屋で、江戸から続くお料理屋は2軒のみしかないそうで、その1軒は河文で、もう1軒は『八百彦(やおひこ)』という仕出し屋さん。それでも、河文と比較すると100年程差がある。

・河文の中庭にある石碑と立派な椎の実の木の大木は、空襲を生き抜き戦後もずっと残っている。

・その中庭にある椎の実の木は真南の目印。これはお城を立てる際の材木などを運ぶ目印となり、お城が建てられたあとは切り倒された。(隣国からの攻
撃の目印となることを避ける為)

・餅花は柳の葉を落とし、その枝にお餅をつける。柳は一番初めに芽がつくので縁起がよく、折れない。また、お花がさかない冬の時期でも華やかに飾るためにうまれたそう。(先人の知恵ですね!)

・仲居さんは1分間に60個ものお餅を柳につけるそうで、河文では、26日〜28日の3日間で約60kg分のお餅を柳につけるそうです。



そのお話の中でも一番印象的だったのは、女将の香川さんがとても熱い人だということ。名古屋をどんどん盛り上げていきたいという気持ちでいっぱいなのがとても伝わってきました。

お話の後は料亭内を見学するチームと餅花つくり体験をするチームにわかれます。

広い料亭内をいろいろみせていただきましたが、戦前から残っているという立派な梁がある『カウンター割烹』。もう少し大人になったらきてみたいなぁ。お客様の好みに合わせたお料理を出していただけるそうですよ。

モダンな雰囲気の『バーラウンジ』はカフェの利用だけでも可能なそうなので、まずはティータイムの時間に来てみるのもありかもしれませんね。





見学が終わると広間に戻って、いよいよ餅花早づけコンテストの結果発表と料亭ランチです!(待ってました!)

今回お料理はほんの一部ということですが、どのお料理も季節にあわせた食材が使われて見た目も美しく、おいしい!料理に使う食材やお皿の選定は、女将、仲居さん、板場さんの総出で行われるそうです。

『お・も・て・な・し』の気持ちがたくさん詰まったコース料理でした。ごちそうさまです!





年末という事で、厨房の方、仲居さんに加え、左官さんや建具屋さんの職人さんの方もみえてとても賑わしかったです。このお休みの期間に、掃除から建具などの修繕、餅花やお鏡もちなどの準備をされるそうです。

年始にお客様をお迎えするための準備でお忙しい中、去年に引き続き授業を行っていただきました河文の皆さまには大変感謝です。また、年末最後の授業にご参加いただきました生徒の皆さま、本当にありがとうございました!2017年の授業でまたお会いしましょう!        



レポート : さとう まこと
カメラ  : 鈴木 梨恵子

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

香川絢子 / 河文 若女将

広島市出身 安芸 熊谷家の客分「中屋(なかのや)」の長女。龍谷大学文学部史学科卒業、ROHM株式会社にて秘書業務を経て株式会社Plan.Do.Seeにウエディングプランナーとして入社。THE KAWABUN NAGOYA開業のため2007年に名古屋に異動。仲居見習いから京都「萬亀楼」にて女将見習い、その後2011年3月より河文若女将に…現在に至る。中部広島県人会 常任役員

今回の教室

料亭 河文

住所:〒460-0002 名古屋市中区丸の内2−12−19

※名古屋市営地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の内」駅下車、2番もしくは4番出口より徒歩約5分


地図を見る

webサイト:https://www.thekawabunnagoya.com/kawabun/
※店内バリアフリー(車椅子も大丈夫です)