授業詳細
CLASS
秘伝のタマゴサンドの作り方を教わろう!〜老舗喫茶「西アサヒ」のこれまでとこれから〜
開催日時:2018年01月13日(土) 18時30分 ~ 20時30分
教室:西アサヒ
レポートUP
先生:
田尾大介 / ツーリズムデザイナーズ・ゲストハウス西アサヒ 代表
カテゴリ:【くらし/ 食/まちづくり/ものづくり/歴史・文化】
定 員 :20人
※参加費として1,500円いただきます(タマゴサンド代も含む)。
ドリンクは別途キャッシュオンにて注文できます。
※・開催3日前以降のキャンセルは、この日の為に準備を重ねてきた先生・コーディネーターともに、とても悲しい思いをいたします。キャンセルのないようお願いいたします。
【大好評につき5席増席しました! (1/10)】ドリンクは別途キャッシュオンにて注文できます。
※・開催3日前以降のキャンセルは、この日の為に準備を重ねてきた先生・コーディネーターともに、とても悲しい思いをいたします。キャンセルのないようお願いいたします。
円頓寺商店街のゲストハウス「西アサヒ」のオーナー田尾さんから
西アサヒのこれまでとこれからについてお伺いし、
名物「タマゴサンド」づくりを生徒のみなさんで体験、
西アサヒの歴史にどっぷりと浸っていただく授業です。
名古屋市内で最も歴史のある商店街と言われる円頓寺商店街。
古くから地域に根付いているお店や、新しくオープンするお店の登場に賑わう現在。
そんな古き良きものと新しく勢いを感じるものが混在する街並みは、
新たに観光スポットや週末のお出掛けの目的地として再注目されています。
その中でも、地域の方や外から来る方々にとって日常使いの憩いの場となっている喫茶店「西アサヒ」。
80年の喫茶の歴史を持つその老舗喫茶店は、翌年2015年から
「喫茶、食堂、民宿。西アサヒ」としてリニューアルオープン。
世界中から旅人が集まる名古屋のゲストハウスの一つとして人気を博している。
喫茶時代から使っていた築80年の歴史を感じさせるソファや照明器具などの一部は
綺麗に仕立て直して活用されていたり、2階にある床の間付きの本格的な和室は個室として
海外からのゲストに人気な宿泊スペースとして利用されている。
また、名物「タマゴサンド」の味も80年の歴史を途切れさせないようにと、
元の味を再現しており、そのボリュームと写真映え(いわゆるインスタ映え)
の良さも手伝って若者からの支持も厚く、カメラ片手に訪れるお客さんも少なくない。
そして、2018年。西アサヒは、新たに西アサヒの別館として「那古野ハウス」をオープンします。
ボルダリングジム「KNOT(ノット)」と宿泊施設がコラボした空間になる予定。
「KNOT」には「縁・結ぶ」という意味があり、クライミング用語でも頻繁に使われるそうです。
新たな縁を紡ぎ続けていく西アサヒの今後に目が離せません。
変わらない良さと、新しいものの良さの本質に少しでも近づく時間になればと思います。
変わりゆく西アサヒのこれまでとこれからをオーナーの田尾さんのお話を聞かせていただきます。
対して、80年以上愛され続けている名物「タマゴサンド」の変わらない味。
この味の再現を生徒の皆さんでタマゴサンド作りに挑戦して、
その歴史や変わらない良さを感じていただければと思います。
みなさん、ぜひお越しください!
【授業スケジュール】
18:00〜開場・受付
18:30〜授業開始
・西アサヒってどんなところ?西アサヒ・円頓寺商店街の歴史に迫る
・秘伝の卵サンドづくりのコツを伝授!(チームに分かれて交流)
・これからの西アサヒを考えよう!
20:30〜記念撮影・終了
(キャッシュオンでドリンクも可能)
(そのままお店に残ってもOK)
授業コーディネーター:山田卓哉
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キャンセル料について
安定的な運営のため、開催2日前以降のキャンセルはキャンセル料を申し受けます。あらかじめご了承ください。
やむを得ずキャンセルされる場合は、dai-nagoya@univnet.jpまでお早めにご連絡ください。
※電話連絡も可能ですが、打ち合わせなどで電話に出られない場合があります。留守電にメッセージを残してください。
Tel:070-5459-8213(受付時間:10:00~17:00 ※定休日:土・日・祝)
【キャンセル料】
2日前〜前日のキャンセル:参加費の50%
当日のキャンセル、無連絡不参加:参加費の100%
※電話でのキャンセルは当事務局の営業日、営業時間内にご連絡いただいた日を基準とします。
※代わりに参加できる方がおられる場合、キャンセル料は不要です。その旨をご連絡ください。
※無連絡不参加の場合、以後のご参加をお断りすることがございます。
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ゲストハウス兼喫茶である西アサヒにて、オーナーでありツーリヅムデザイナーズの社長の田尾大介先生から西アサヒ・円頓寺商店街の歴史を学び、実際に秘伝のタマゴサンドを作ることに挑戦しました。
今回の授業では、生徒の皆様、性別問わず若者からお年寄りまで幅広い年代の方でした。また半数近くが初めての大ナゴヤ大学の授業であるためか、最初は緊張した雰囲気もありました。しかし、時間が経つにつれ『西アサヒのタマゴサンドが大好きで、この授業でお店の技術を全て習得する‼』『私はこの授業でプロなみの腕になる』などの自分の想いを語るようになっていきました。
西アサヒ・円頓寺商店街の歴史について
円頓寺商店街は名古屋駅の北に位置し、どこか懐かしい昭和の店が並びながら、西アサヒを初めとする新しい存在が調和する、そんな名古屋で最も古い商店街の一つです。その中でも西アサヒは円頓寺において80年以上の歴史を誇り、地元の方々から愛された名物タマゴサンドを持つ老舗喫茶です。
2010年には三ツ星のきたなシュラン(フジテレビ、とんねるずの皆さんのおかげでしたより)を受賞もしています。しかし、オーナーの体調不良により惜しまれながらも閉店となり、空き家状態となっていました。そんな中、田尾先生の『何か事をなしてみたい』という想いから2015年にリノベーションされ、『人と文化の出会い』をコンセプトに、世界中から人が集うカフェレストラン&ゲストハウスとして新たに生まれ変わりました。
円頓寺商店街や西アサヒではこれまで『七夕まつり』や『秋のパリ祭』といった交流において『出会いの場』、『文化の場』、『企てる場』として様々な役割を果たしてきたことをお話しいただきました。また、一度は失われてしまったタマゴサンドの復活のために地元の方々と共に試行錯誤を繰り返したこと。
そして、「名古屋は京都方面に向かった訪日外国人にとって、中継地点です。私たち日本人の日常でも彼らにとっては珍しく貴重、そんな経験が提供できるようになれば、もっと名古屋に滞在してくれて、その結果、彼ら自身が街の魅力について発信してくれるような存在になるのではないか」ということでした。
タマゴサンド作り
生徒の皆さんの一番の楽しみでもあるタマゴサンド実習では4人1組のグループに分かれて行います。田尾先生の実演を必死にメモを取り、食い入るように見る姿から、生徒の方々の並々ならぬ意欲を感じます。
作り方は、
1.卵とクリームと塩で下準備をする。
2.バターと油で作ったバター油を使用する
3.油入れて、卵入れて、巻いてを3回繰り返します。焼いた卵をスノコに入れて長方形になるように形を整えていきます。
実習中にはコンロの上で四角いフライパンを片手に持ち上げ、卵を巻きながら「いや〜、数十年ぶりに作るんですよ」という方や「普段、全く料理はしません」という方もいました。一方、普段、台所に立たれている主婦の方の腕は流石なもので「卵を焼くより先にみんなでキュウリから並べてしまった方がいいんじゃない?」など段取りからグループをまとめていました。
卵の返しや焼き具合などが上手くできない時には、タマゴサンドボーイズ(西アサヒの調理スタッフ)から「無理に回さないでゆっくりと」、「卵をスクランブルエッグにしながら形を整え、卵の下に入れるように巻いて」や「一番最初から鉄板を熱くして」などアドバイスを受けながら和気藹々とした雰囲気で進められていきました。
完成後にはチームメイトから拍手で讃えられながらタマゴサンドと共に記念撮影です。作ったタマゴサンドを食べてみると「家に子供と夫がいるので、帰ったら早速、振る舞いたい」の他、「美味しいけど、ふっくら感が出せない」など皆様の向上心が尽きることはありません。私もタマゴサンドボーイズに作っていただき、食べてみましたが、他の店とは違い卵焼きのように厚みがあるのに、ふっくらとしていました。
これからの西アサヒを考えよう!
かつての円頓寺商店街は店舗が閉鎖するシャッター商店街になりつつありました。しかし、現在は新しい姿へと変わりつつあります。田尾先生より、「世界の裏側から円頓寺に集まった方々がもっと楽しく豊かで幸せな時を過ごしてほしい」という想い、そして人と人をつなぐ遊び場として進行中のプロジェクト『ボルダリングジム、KNOT(ノット)+ゲストハウス』の説明を受け、授業を終了しました。
大ナゴヤ大学学長の新年の挨拶から始まった今回の授業では調理後にグループで集合写真を撮影していた姿が印象的でした。私がこれまで見てきたどの授業よりも生徒同士の絆が深まったと感じています。そして生徒方から「ただの空き家だったものが生まれ変わり、今日の授業のような出会いの場が誕生し、かけがえのない時間を過ごす事ができた。」というお言葉を頂けたのは幸いです。
このような授業に恵まれたのは一重に参加してくださった生徒の皆様、そしてオーナーの田尾大介先生をはじめとるす西アサヒのスタッフの方々のおかげであり、心より御礼申し上げます。これからも、参様々な授業を企画していきますので、大ナゴヤ大学をよろしくお願い致します。
レポート:鈴木康平
写真:あいざわけいこ
今回の授業では、生徒の皆様、性別問わず若者からお年寄りまで幅広い年代の方でした。また半数近くが初めての大ナゴヤ大学の授業であるためか、最初は緊張した雰囲気もありました。しかし、時間が経つにつれ『西アサヒのタマゴサンドが大好きで、この授業でお店の技術を全て習得する‼』『私はこの授業でプロなみの腕になる』などの自分の想いを語るようになっていきました。
西アサヒ・円頓寺商店街の歴史について
円頓寺商店街は名古屋駅の北に位置し、どこか懐かしい昭和の店が並びながら、西アサヒを初めとする新しい存在が調和する、そんな名古屋で最も古い商店街の一つです。その中でも西アサヒは円頓寺において80年以上の歴史を誇り、地元の方々から愛された名物タマゴサンドを持つ老舗喫茶です。
2010年には三ツ星のきたなシュラン(フジテレビ、とんねるずの皆さんのおかげでしたより)を受賞もしています。しかし、オーナーの体調不良により惜しまれながらも閉店となり、空き家状態となっていました。そんな中、田尾先生の『何か事をなしてみたい』という想いから2015年にリノベーションされ、『人と文化の出会い』をコンセプトに、世界中から人が集うカフェレストラン&ゲストハウスとして新たに生まれ変わりました。
円頓寺商店街や西アサヒではこれまで『七夕まつり』や『秋のパリ祭』といった交流において『出会いの場』、『文化の場』、『企てる場』として様々な役割を果たしてきたことをお話しいただきました。また、一度は失われてしまったタマゴサンドの復活のために地元の方々と共に試行錯誤を繰り返したこと。
そして、「名古屋は京都方面に向かった訪日外国人にとって、中継地点です。私たち日本人の日常でも彼らにとっては珍しく貴重、そんな経験が提供できるようになれば、もっと名古屋に滞在してくれて、その結果、彼ら自身が街の魅力について発信してくれるような存在になるのではないか」ということでした。
タマゴサンド作り
生徒の皆さんの一番の楽しみでもあるタマゴサンド実習では4人1組のグループに分かれて行います。田尾先生の実演を必死にメモを取り、食い入るように見る姿から、生徒の方々の並々ならぬ意欲を感じます。
作り方は、
1.卵とクリームと塩で下準備をする。
2.バターと油で作ったバター油を使用する
3.油入れて、卵入れて、巻いてを3回繰り返します。焼いた卵をスノコに入れて長方形になるように形を整えていきます。
実習中にはコンロの上で四角いフライパンを片手に持ち上げ、卵を巻きながら「いや〜、数十年ぶりに作るんですよ」という方や「普段、全く料理はしません」という方もいました。一方、普段、台所に立たれている主婦の方の腕は流石なもので「卵を焼くより先にみんなでキュウリから並べてしまった方がいいんじゃない?」など段取りからグループをまとめていました。
卵の返しや焼き具合などが上手くできない時には、タマゴサンドボーイズ(西アサヒの調理スタッフ)から「無理に回さないでゆっくりと」、「卵をスクランブルエッグにしながら形を整え、卵の下に入れるように巻いて」や「一番最初から鉄板を熱くして」などアドバイスを受けながら和気藹々とした雰囲気で進められていきました。
完成後にはチームメイトから拍手で讃えられながらタマゴサンドと共に記念撮影です。作ったタマゴサンドを食べてみると「家に子供と夫がいるので、帰ったら早速、振る舞いたい」の他、「美味しいけど、ふっくら感が出せない」など皆様の向上心が尽きることはありません。私もタマゴサンドボーイズに作っていただき、食べてみましたが、他の店とは違い卵焼きのように厚みがあるのに、ふっくらとしていました。
これからの西アサヒを考えよう!
かつての円頓寺商店街は店舗が閉鎖するシャッター商店街になりつつありました。しかし、現在は新しい姿へと変わりつつあります。田尾先生より、「世界の裏側から円頓寺に集まった方々がもっと楽しく豊かで幸せな時を過ごしてほしい」という想い、そして人と人をつなぐ遊び場として進行中のプロジェクト『ボルダリングジム、KNOT(ノット)+ゲストハウス』の説明を受け、授業を終了しました。
大ナゴヤ大学学長の新年の挨拶から始まった今回の授業では調理後にグループで集合写真を撮影していた姿が印象的でした。私がこれまで見てきたどの授業よりも生徒同士の絆が深まったと感じています。そして生徒方から「ただの空き家だったものが生まれ変わり、今日の授業のような出会いの場が誕生し、かけがえのない時間を過ごす事ができた。」というお言葉を頂けたのは幸いです。
このような授業に恵まれたのは一重に参加してくださった生徒の皆様、そしてオーナーの田尾大介先生をはじめとるす西アサヒのスタッフの方々のおかげであり、心より御礼申し上げます。これからも、参様々な授業を企画していきますので、大ナゴヤ大学をよろしくお願い致します。
レポート:鈴木康平
写真:あいざわけいこ
先生
田尾大介 / ツーリズムデザイナーズ・ゲストハウス西アサヒ 代表
2013年に着地型観光ランドオペレーター事業を手掛ける旅行会社を設立。名古屋を中心に訪日外国人客向けツアー企画・販売、地方自治体や観光施設向けインバウンド観光戦略策定や着地型コンテンツ制作のコンサルティング・プロデュースを実施。また円頓寺商店街で『喫茶、食堂、民宿。西アサヒ』を運営。
今回の教室
西アサヒ
住所:愛知県名古屋市西区那古野1-6-13
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円頓寺商店街で80年以上にもわたって愛され続けた老舗喫茶
「西アサヒ」がカフェレストラン&ゲストハウスとして生まれ変わりました。
2階は、国内や海外からの来訪者向けの宿泊施設として1階は、世界のスパイスとハーブにこだわったおいしい料理を提供するカフェレストランです。