授業詳細
CLASS
私が見る豊根村 ー奥三河に存在した1000年の歴史が教えてくれたことー
開催日時:2018年03月03日(土) 13時00分 ~ 15時30分
教室:豊根村
終了しました
先生:
林 秀洋 / 林宮之太夫 藤原秀洋
佐藤 朱莉 / 大学生
カテゴリ:【くらし/歴史・文化】
定 員 :10人
参加費として1,000円いただいております。
また、交通手段は車での移動を推奨しております。
心や感情は私たちの行動に大きな影響を与えます。また、交通手段は車での移動を推奨しております。
宗教や民族学を深く学んでいくと、それらを知ることは「感情の歴史」を知ることなのだと思いました。祖先にあって、現代人の私たちには無い感情。地方の祭りには、そんな現代に生きる私達が失ってしまった感情が込められていたはずなのに、少しずつその祭りも失われていきます。1000年前に生きる人々の感情と、現代人の感情が繋がったとき、私達は何を想うのだろうか。
講師は、愛知県北設楽郡豊根村山内にて生活する「林家一家」。
林家は、1000年前に花山天皇とこの地に住みつきました。
そしてそのご自宅は鎌倉時代から700年続く“花祭”発祥の地、発祥の家でもあるのです。
花祭とは、愛知県奥三河地方に広がる、常世とこの世を繋ぐ神事のことです。「て~ほへ、てほへ」の掛け声とともに神の顕現した舞手と共に舞うことで神と交遊し、神から穢れを清められ、新しい生命力を授かります。山内の花祭は舞子不足の為7年前に中止されてしまいましたが、そこで舞う林家の役割”龍王”はお面を被った途端に過去から未来まで見通すことができると言われています。
都市との交流が無く、祖先の心が現在も生き続けるこの地の花祭を軸に、1000年前から抱いてきた心を振り返ります。
実は私、ここ山内を対象敷地に卒業プロジェクトを行いました。私が最初にこのことに触れた時、この豊根村の1000年の歴史を知り何とも言えない、ただ、このことを知らなきゃ恥だ!という感情に包まれました。
この地に触れた女子大生と林家主が伝える、過去を知り今を見通す為の「感情の歴史」話を是非聴いていただきたいです。
授業後は、同日同場所でそうぞう室のイベントも開催します。こちらは、もっと集落の生活に寄り添ったイベントで、フキノトウなど山菜を取りに行き、夕飯を楽しんだり、星空観察をしたりするイベントです。実際に林家に宿泊することも可能ですので、合わせてのご参加がおすすめです!是非ご検討ください。
>http://toyonestay.peatix.com
【タイムテーブル】
12:45:受付開始
13:00:授業開始
13:05:花祭とは〜花祭展示場と化した花祭発祥の家にて
花祭の意義とともに、人々が抱いてきた心を紐解く
15:00:未来につなげる、日本民俗の心を知る意味
卒業プロジェクトの話
15:30:まとめ
授業コーディネーター:佐藤朱莉
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キャンセル料について
安定的な運営のため、開催2日前以降のキャンセルはキャンセル料を申し受けます。あらかじめご了承ください。
やむを得ずキャンセルされる場合は、dai-nagoya@univnet.jpまでお早めにご連絡ください。
※電話連絡も可能ですが、打ち合わせなどで電話に出られない場合があります。留守電にメッセージを残してください。
Tel:070-5459-8213(受付時間:10:00~17:00 ※定休日:土・日・祝)
【キャンセル料】
2日前〜前日のキャンセル:参加費の50%
当日のキャンセル、無連絡不参加:参加費の100%
※電話でのキャンセルは当事務局の営業日、営業時間内にご連絡いただいた日を基準とします。
※代わりに参加できる方がおられる場合、キャンセル料は不要です。その旨をご連絡ください。
※無連絡不参加の場合、以後のご参加をお断りすることがございます。
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まだレポートはありません。
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先生
林 秀洋 / 林宮之太夫 藤原秀洋
花祭発祥の山内で、代々花太夫を務めてきた家の長男。三年前にこの地に戻り、1000年前から受け継がれてきた行事を行い、日々過ごしている。
佐藤 朱莉 / 大学生
卒業プロジェクトをここ山内で行い、魅力にどっぷりとはまり、現在林家で仮暮らしをしている。
今回の教室
豊根村
住所:
花祭り発祥の家。
個人の所有の家ですのでイベント参加者にのみ
集合場所をお伝えさせていただきます。