授業詳細

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みんなで巡ろう!日本の絞り展-名古屋城、古川為三郎記念館、名古屋市博物館-

開催日時:2018年06月30日(土) 10時00分 ~ 16時00分

教室:名古屋城

終了しました

先生: 武馬淑恵 / 名古屋市有松において起業準備中
今井啓介 /

カテゴリ:【ものづくり/歴史・文化】

定 員 :10人

【参加費など】
※参加費として500円を頂戴します。
※その他、ランチ代、入館料、
交通費(土日エコ切符の購入がお勧め=入館料の割引があります)が、別途必要です。

【集合時間・場所】
9時間45分 地下鉄名城線市役所駅 北改札出口 集合

【入館料】
名古屋城:500円
古川為三郎記念館:700円
名古屋市博物館:300円
名古屋に住んでいると”絞り染め”といえば、
有松・鳴海絞りをイメージする方が多いかもしれません。

この”絞り染め”は、紀元前から行われてきた世界でも
最も古い模様染めで、エジプトや南米、そしてアジアではインドが古く、
それが中国、日本に伝わります。

日本の古いものでは、正倉院や法隆寺に伝わっている布に
”絞り染め”が施されているものが見られるそう。

一方、有松・鳴海絞りは、今から約400年前の名古屋城築城を機に
九州豊後から絞り染めが伝わり、尾張藩の特産品として全国に広がっていきました。

その後も有松鳴海絞りは進化を続け、1992年には、世界の絞関係者が集う
国際会議を名古屋で立ち上げました。

そして今年、第11回の国際絞り会議が6月27日(水)~7月1日(日)に名古屋で
開催されるのに合わせて、日本各地の絞を紹介する展覧会が
古川為三郎記念館、名古屋城、名古屋市博物館の3会場で開かれます。

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【名古屋城本丸御殿・孔雀の間】
名古屋城築城を機に、九州豊後から有松・鳴海に絞り染めが伝わりました。
この会場では、有松・鳴海絞りをはじめ、そのルーツとなった豊後絞り、
そして後に日本各地に伝播した筑前甘木絞り、新潟白根絞りなどを展示。



【古川為三郎記念館】
日本の絞りの起源に着目し、今もなお京都、大分、愛知での
産業として定着している絞りのルーツを、日本の染織史家・染色家吉岡幸雄氏の協力のもと紹介。
http://www.furukawa-museum.or.jp/show_exhibit



【名古屋市博物館】
有松・鳴海絞りの数々の技法がある中から、ダイナミックな技法で
繊細な模様を染め出す「嵐絞り」の作品を紹介。
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/owari_joyubi_news/index.html



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今回の授業では、この3会場を1日かけて、
2016年3月に名古屋市役所を退職し有松で起業予定の武馬さんと一緒に巡ります!

6月8日に完成公開される名古屋城本丸御殿では、絞り展示の見学に加えて、
特別に本丸御殿の整備に長年携わった元名古屋市の職員の方によるガイド付き!



有松・鳴海絞りなど絞りに興味がある、
完成公開される本丸御殿を解説付きで観てみたいなど、気軽にご参加ください!

ゆるくお話しながら、名古屋の博物館巡りをしましょ〜!

【ルート】
地下鉄 市役所駅 → 名古屋城 本丸御殿
 → 金シャチ横丁でランチ → 地下鉄移動(池下駅)
 → 古川美術館為三郎分館 → 地下鉄移動(桜山駅)
 → 名古屋市博物館

【スケジュール】
9:45 受付開始(地下鉄市役所駅 北改札出口 集合)
10:00 開始 名古屋城へ移動
11:30 金シャチ横丁でランチ
12:30 移動
13:00  古川美術館為三郎分館見学
14:00  移動
14:30 名古屋市博物館見学
15:30 振返り
16:00 終了

授業コーディネーター:大野嵩明
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先生

武馬淑恵 / 名古屋市有松において起業準備中

名古屋市役所に約20年勤務し、人事・企画・広報などの管理事務のほか、デザイン・ファッション・伝統産業の振興業務を経験。かつて一緒にに仕事をした有松絞りの職人から、3年前に廃業した銭湯をこれから絞りに携わろうとする者が使える工房に改装したいという話を聞き、その意義・可能性に魅力を感じ、自分も一緒に携わるために市役所を退職。以後、有松において伝統工芸士から絞の技術を学ぶとともに、名古屋市立大学大学院芸術工学研究科においてテキスタイルデザインについて研究。 今後は、絞に携わろうとする者の活動拠点として、また、絞のまち有松に関?を持ってもらうきっかけづくりの場を創出する事業を展開予定。

今井啓介 /

元名古屋市職員(この3月に定年退職)で、名古屋城本丸御殿の復元事業に長年たずさわる。

今回の教室

名古屋城

住所:名古屋市中区本丸1−1


地図を見る

あの姫路城に先立って国宝指定された名古屋城。残念ながら戦災によって天守閣も本丸御殿も焼失してしまいましたが、名古屋市内をはじめとして全国からの寄付を得て、1959年に天守閣が再建されました。そして2008年には、念願の本丸御殿の復元工事がスタートし、2018年6月の全体公開。