授業詳細

CLASS


ライフスタイルから考える〜自分で自分の肩書きをつくる生き方 vol.02

開催日時:2018年07月20日(金) 19時00分 ~ 21時00分

教室:SHAREBASE

レポートUP

先生:藤本 傑士 / 自然食レストラン三心五観オーナー
小橋 昭彦 / 肩書研究家

カテゴリ:【くらし】

定 員 :20人

参加費として1,000円いただきます。
自分の肩書ってなんだろう?
シリーズ第2回目です。

複業、パラレルキャリアという言葉が耳に入ってくるようになり、
生き方、働き方がどんどん多様になってきました。

趣味のように始めたブログやアクセサリー作りでお金が稼げるようになったり、隙間時間にイベントを開いて、会社でも家でもないコミュニティをつくったりできるようになってきています。

こんな風に個人の様々な側面が発信でき、何が仕事になるかわからないような今の時代に、
自分を表す肩書は、もっと自由に、もっと多様に、変化していってもよいのではないでしょうか。

このイベントを通して「肩書」について、様々な角度から考える機会にできたら嬉しいです。
一人では浮かばないアイディアもゲストや参加者の皆さんと一緒だったら思いつくかもしれません。

肩書を考えることは、これからの働き方や生き方について考えるヒントにもなるかもしれないと思っています。ぜひ、どんな風に生きていこうか考えている最中の人にも参加していただきたいです。


2回目となる今回お呼びするゲストは、生き方そのものを肩書にしている、自然食レストランのオーナー藤本傑士さんです。

藤本さんは、都市部でお店を持っていましたが、もっと自分の想いを実現するために、地方へ移住し、家族でレストランを経営しています。藤本さんが住んでいるのは、最近移住者が増えて「面白い人が集まる街」として活性化している兵庫県丹波地域です。山に囲まれたちょっと都会な田舎なのですが、住民がそれぞれの好きなことを存分に発揮し、人生を楽しんで生きています。

当日は、東海地方で活躍されているゲストも参加予定ですので、地域間交流という観点からも楽しみにしていてください。



<授業の概要>
全部で4回シリーズです。単発での参加ももちろんOKです。
授業のスタイルはゲストトーク1時間、グループ座談会が1時間です。

第2回 想いを伝える
内容:まずゲストの方から、どんな人生の選択で今の人生につながっているのかについて、話していただきます。その後、自分自身が今までの人生で大事にしてきたものは何か、今、生活する上で大切にしているものは何かについて話してみましょう。そこから、キーワードをいくつかピックアップし、それに基づいてお互いのことを知りあう時間を作ります。職業ベースの肩書ではなく、自分の想いが伝えられる肩書という角度で一緒に考えてみましょう!

第3回(8/23) 人からつけてもらう
内容:肩書は必ずしも自分でつけなくてもいいかもしれない。肩書って本当に必要なのか?人からつけてもらうのはどうか?など考えながら、第三者に肩書をつけてもらう。

第4回(9/14) 自分のキャッチコピー
内容:Beの肩書でも、Doの肩書でも、何かしら自分にキャッチコピーをつける感覚で、まずは周りの人に名乗ってみましょう。

・参加型の形式で、先生との距離が近いです。質問の時間やグループで話す時間をしっかりとります。

・ファシリテーターとしてお呼びするのは、20年以上前から「名刺に書くべきは肩書ではなく、能書きである」という思いから、自分ができることが増えるたびに名刺をバージョンアップさせてきた小橋昭彦さん。肩書とは?ということについて人生を通して研究している肩書研究家です。


<スケジュール>
18:45~受付
19:00~授業開始、導入
19:10~ゲストトーク
19:50~会場からの質問タイム
20:05~休憩
20:15~ワークショップ&ディスカッション
    これまでの人生で大事にしてきたこと、これから大事にしたいことを共有
20:50~振り返り
21:00 終了


【授業コーディネーター名】
置塩ゆかり
気持ちのよい夜風が吹くなか、堀川沿いの納屋橋のシャムズガーデンで授業が開催されました。

今回のテーマは「ライフスタイルから考える~自分で自分の肩書きをつくる生き方」。この授業を通して、「肩書き」を自分の「想い」とつなげ、自分でつくることを学んでいきます。先生は自然食レストラン三心五観のオーナーの藤本傑士先生です。



今日参加の目的は?
大ナゴヤ大学では、授業が始まる前に参加者の皆さんで自己紹介を行います。今回は、「今日の授業に参加した目的」を一言添えて、自己紹介が始まりました。

・社会人1年目で自分のやりたいことは何だろう。
・働き方を現在、模索中。
・名古屋に来てまだ1年なので、友人を増やしたい。
・自分の今やっていることは何だろう。

などなど、いろいろな目的を皆さんお持ちのようです。少し恥ずかしがりながらマイクを持って自己紹介をしていくうちに、だんだん緊張感がほぐれていきました。

その後、地域で人とのつながりを大切にしている、平野裕典さんとの対談がスタート。今回は対談形式で、まずはお互いの半生が語られました。



それぞれの想い
「三心五観」ってあまり聞いたことがない言葉だと思います。お店の名前をなぜ「三心五観」としたのか。まずはそこから対談がスタートしました。

三心五観とは精進料理の言葉で、食事を提供する側の心得「三心」、食事を頂く側の心得「五観の偈」を合わせた造語で、元は禅の教えの中にある言葉なのだそう。感謝と反省、心を整えて心身の成長のために食事をしようという観点から名づけられたそうです。

藤本先生ご自身は、お子さんの中にアトピー性皮膚炎に苦しむ子を抱えており、自然食に目覚めたのは、その子が生まれてきたことがきっかけとのことでした。当初、藤本先生は、化学調味料を使わないことをモットーに塩ラーメンの商品開発をされ、神戸でラーメン店を経営されていました。人気ラーメン店だったので、かなり売り上げを誇っていたそうです。

その反面、化学調味料を使わないラーメンはとても重労働で、体がボロボロに。そんなときにふと思ったのが「今の自分は幸せなのか?」。このまま幸せと感じられない日々を過ごすのではなく、自分軸で生きたい、持続可能な暮らしがしたいという気持ちが日増しに強くなり、2011年に縁あって丹波市への移住を決意されたとのことでした。



対談相手の平野佑典さんは鹿児島県出身で名古屋へは大学進学がきっかけで来ることになったそうです。紆余曲折を経て、現在は「人と人とのつながりを大切に」をモットーにsharebase.Inc(今回の会場のそば)というコワーキングスペースを拠点に様々な人との縁をつなぐお手伝いをしているそう。

困ったことを持ち掛けられても断らず一旦持ち帰り、自分の中に落とし込んでからどうしたらいいか、最善の策を考えているとのことでした。当日は、平野さんらしい名刺が会場の皆さんに配布され、皆さんとても興味深そうに見ていました。



お互いの半生の紹介が終わったあと、司会のおきしーさんから質問が。

「二人が大切にしていることは何ですか?」

藤本先生からの答えは「今、ここを生きることを大切に」というものでした。先生ご自身は、外に答えを求めず、考えることより感じることを大切にしている。また、自分が楽しいと感じることも大切にしているとのことでした。

この先生の言葉は、疲弊を感じながら生活している自分と実際に向き合ったからこその言葉で、会場の皆さんもその言葉の重みを深く感じていました。

平野さんが大切にしていることは、「人とのつながりを大切に」「目の前の人が幸せになるように」ということでした。

マリンバの演奏を楽しむ
15分間の休憩の間、マリンバの演奏がされました。演奏は岩月さん。岩月さんはこの日のために日々練習をしてくれていたそうで、差し入れの飲み物を片手に皆さん、演奏を聞き入っていました。なじみのある曲だったので、会場も一気に打ち解けた雰囲気になりました。





お互いの感じたことを共有 
休憩後は、お話を聞いて皆さんで感じたことを6~7人のグループに分かれ、情報共有を行いました。肩書研究家の小橋先生もこの時間から参加され、皆さんがどんなことを感じたのか、各グループを回って興味深く聞いていらっしゃいました。

ここでその一部を紹介します。
・流れがあるから迷いがない。
・これをやりたいという「気」が強いのではないか。
・人生の岐路は人それぞれあるが、その場合はエネルギーがいると思う。そのエネルギーが強いのではないか。
・モチベーションを保てる生き方はとても大切。
などなど、たくさんの意見が出ました。





自分の明日からの肩書きはなんですか?
小橋先生から今回の授業を聞いて、「お二人の話を聞いてそれぞれの想いが伝わったと思います。皆さん自身の明日からの肩書きを考えるきっかけにしてください。」というお話がありました。自分の肩書きをどうしたいのか、また何であるのか考えることは、これからの働き方や生き方について考えるヒントになるかもしれません。



最後に「かたがき-!」を合図に集合写真を撮影。時間が許すかぎり、会場で皆さん楽しんで過ごしていらっしゃいました。



最後に
人生の選択はそのとき、そのときで変わります。そんなときに「明日からの自分の肩書きをどうしたいのか」ということを考えてみると新しいものが見えてくるのではないでしょうか。皆さんの今後の肩書きを楽しみにしております!

レポート:荒川 博子
写真:あいざわけいこ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

藤本 傑士 / 自然食レストラン三心五観オーナー

自然食レストランを営み、レストランで使う野菜は自然農法の自家菜園で育てている。自 然と調和して生きることを大事にしており、レストランを行う傍ら、「持続可能な暮らし を考えるきっかけづくり」にも取り組んでいる。レストラン名の三心五観とは、精進料理 の言葉で、食事を提供する側の心得「三心」、頂く側の心得「五観の偈」を合わせた藤本 さんの造語である。自分が大事にしたい想いを込めてつけた名前であり、新しく人に説明 するときに自分自身の初心を思い出せている。

小橋 昭彦 / 肩書研究家

20年以上前から「名刺に書くべきは肩書ではなく、能書きである」という思いから、自分ができること=能書きを名刺に記載し、できることが増えるたびにバージョンアップさせてきた。元々は広告会社に勤めており、その後ITベンチャーを起業。その中で「これからは地域である」と考え、地元に帰って地域づくり活動の多くに携わる。地域初のデザイン会社を立ち上げやシェアハウスの運営、地域づくり大学という地域住民がもっと地域のことを考えるための学び場を始めるなど、未来を見据えながら今何が必要かを考えて動いている。現在は丹波市市議会議員としても活躍している。

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