授業詳細
CLASS
巡ってなるほど!オシャレな街「星ヶ丘」の裏側~星が丘テラスの仕掛け人から学ぶ、街の魅力とこだわり~
開催日時:2018年11月10日(土) 10時00分 ~ 12時30分
教室:星が丘テラス
レポートUP
先生:
荒武 壽美 / 東山遊園株式会社 営業推進部 部長
カテゴリ:【くらし/コミュニケーション/まち歩き】
定 員 :8人
※参加費:無料(サポーターの皆様からの寄付による寄付講座。)
※星が丘のオリジナルミネラルウォータのお土産付き
※集合場所は、星ヶ丘三越のライオン像前です。
※雨天決行です。
※本授業の抽選は2018年10月29日(月)に行います。
(抽選予約受付は10月29日(月)13時までとなります。)
※抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2018年11月9日(金)13時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
名古屋市の東部に位置する街、星ヶ丘。※星が丘のオリジナルミネラルウォータのお土産付き
※集合場所は、星ヶ丘三越のライオン像前です。
※雨天決行です。
※本授業の抽選は2018年10月29日(月)に行います。
(抽選予約受付は10月29日(月)13時までとなります。)
※抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2018年11月9日(金)13時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
みなさんはこの街にどんなイメージを持っていますか?
なんとなくオシャレ、品がいい、洗練されている…といった言葉が頭をよぎった方もいるのではないでしょうか。
実際、星ヶ丘周辺には、トヨタのおもてなしNo1のディーラーとして有名な「レクサス星が丘」や都心部以外にあるデパートでありながら、いまも多くの客が訪れる「星ヶ丘三越」、そして、誰もがついオシャレと言ってしまう白亜の建物が印象的で、市の景観賞なども受賞しているショッピングモールの「星が丘テラス」があり、名実ともに洗練された街なのです。
これら星ヶ丘の施設を昔から運営・管理をし続け、企業の出店誘致などでまちづくりに貢献しているのが、星ヶ丘周辺の土地を所有している「東山遊園株式会社」です。
今回の授業では、星ヶ丘周辺施設で長年にわたって運営や企画のお仕事をされ、星が丘テラスの開発にも携わった、東山遊園株式会社の荒武さんを先生にお招きし、星ヶ丘周辺施設の魅力や集客のための工夫について、実際に街歩きをしながら解説していただきます。
街歩きで巡る場所は、星が丘テラスはもちろんのこと、荒武さんが先生だからこそ行くことのできる、超レアスポットもあります!
・星が丘テラス
道路を挟んで存在する西エリアと東エリア。よくみると坂に沿って建っていたりいなかったり?
最近開店したお洒落なクリエイティブカフェ「TT``」の紹介。施設内に隠されているという星座も探してみましょう。
・星ヶ丘ボウル
2020年に50周年を迎えるボウリング場。普段は絶対に見ることのできないレーンのメカ裏を見学!
・星が丘自動車学校
最新のハイテク自動車学校内に潜入。あんなものまで体験シミュレーターに!?
そして、いまどきの自動車学校事情の話もお聞きします。
街歩きの後は自動車学校の教室にて、過去の写真などを見ながら、今までの星ヶ丘の歴史や周辺施設ができるまでの経緯、東山遊園さんの「まちづくり」への想いを教えていただきます。
また、荒武さんは星ヶ丘周辺の魅力の創出のために、過去に様々なイベントを企画して成功させ、現在は営業推進部の部長を務めておられる、凄腕のキャリアウーマンです。
荒武さんご自身が今まで培ってきた仕事に対する考え方についての貴重な話もお聞きします。最後は、これからの星ヶ丘に期待することをみなさんで一緒に考えてみましょう。
星ヶ丘の裏側を見ることのできる、またとないこの機会。
ぜひ一緒にオシャレな星ヶ丘の魅力を深掘りしてみましょう!
【スケジュール】
9:40 受付開始(星ヶ丘三越のライオン像前集合)
10:00 授業スタート、導入
10:15 荒武さんからご挨拶と説明
10:30 街歩き開始
11:30 自動車学校の教室にて星ヶ丘周辺施設や歴史の解説
12:10 ワークショップ、質疑応答
12:30 記念撮影、授業終了
授業コーディネーター:河津一輝
名古屋の大動脈・地下鉄東山線を東に行くと覚王山駅・本山駅・東山公園駅と「山」が3つ並ぶ駅があり、それらを過ぎると次に来るのが「星」です。そう、星ヶ丘駅です。
この駅は百貨店や高級車の販売店があったり、学校も多く文教地区であったり、名古屋でも屈指のハイレベルな街ですが、そんな街になったのも「星が丘テラス」の存在なしでは語れないかと思います。
今回の授業は星ヶ丘の歴史や現在を紐解きながら、どうやって現代の星ヶ丘という街を形成してきたのかという授業です。
「星ヶ丘スポーツP&S」という夏はプールで冬はスケート場になるという施設があり、生まれて初めてボーリングをやったのも「星ヶ丘ボウル」だったり、自分も小学生の頃はよく1つ隣の駅から自転車に乗って遊びにきたものです。
僕の子供の頃の思い出はさておき・・・。
先生は星が丘テラスや周辺施設などの運営を行っている東山遊園株式会社で長年、星ヶ丘周辺施設の運営・管理や星ヶ丘周辺での様々なイベントの企画を担当しており、星が丘テラスを創設する際には、開発に携わった荒武壽美さんです。
星ヶ丘の街づくりだけではなく、周辺の自動車学校・ボーリング場も経営されている会社です。
まず、星ヶ丘の街がパッケージの画となっているミネラルウォーターを頂きました。とてもかわいいデザインで、イベントの景品等で使ったりするぐらいで普段は出回りませんが、今回は特別ですと(笑)
星ヶ丘三越の前にある「THE KITCHEN」へ。ここではお洒落な雰囲気の店内とイートスペースがあります。置いてあるモノも高級っぽい。星ヶ丘という街がそう感じさせるのかな。
その後は星が丘テラスの中へどんどん潜入していきますが、今日は特別にバックヤードも。ゴミ集積場も見せて頂き、きちんと各店舗で測ってゴミの値段が決まるのだそう。ゴミの料金を削減したければ自然とゴミの量も削減しなくてはならない。これも環境を考えての取組みです。
あまり目立たなかったですが、星が丘テラス内には星が丘テラスが過去に受賞した賞のプレートも飾ってありました。
星が丘テラスはEASTとWESTに分かれており、それぞれで傾斜が異なっています。それも坂の部分にテラスを作った事に関係していて、地形(街の特徴)を出来るだけ活かそうという事だそうです。
先生からは言われないと気が付かないうんちくポイントも教えてくれました。
・スタバと三菱UFJ銀行のATMが一体となっているけど、実は床にくさびが打ち込んでおり、そのくさびが境界線になっていて、曜日によって位置を調整できるそうです。また、三越と動線を揃えるためにも3階と思いきや、実は三越では2階の部分だよと。
傾斜の秘密は三越・駐車場との動線も意識したものだったのです。あと、傾斜だと上から迷子も見つけやすいのだそうです。
・EASTとWESTには地上だけでなく横断歩道という名の歩道橋を名古屋市に寄贈したそうです。横断歩道という位置づけのため、屋根はつけてはいけないのだそうです。
・ポップアップのお店も多いのは、長期間だけでなく短期間でもチャレンジできるようにという配慮もあるそうです。
星が丘テラスはショッピングモールですが、街づくりも兼ねての作りになっていることがわかりました。
星が丘テラスを上がっていくと、ボウリング場「星ヶ丘ボウル」もあり、潜入しました。
かつては100レーンあったそうですが、駐車場を作るために40レーンを潰したそうです。それでも60レーンは圧巻です。ボウリング場のバックヤードは全くの初めてでしたが、音がすごい。ピンがどんどん倒されるし、ボールも戻って来るし。100レーンの頃はどこかのレーンで故障があれば自転車で向かっていたそうです。走っていくより早いそうですが、自転車とはすごい。
また、場内にはビリヤード場もあります。何とこのビリヤード場は11台あるので世界大会もできるのだとか。他にも卓球台も置いてあり、10台もあります。名古屋にこんなすごいボウリング場があったんですね。すごいぞー、星ヶ丘。
ボウリング場の次は自動車学校です。
ここで小ネタ。星が丘テラスから自動車学校へは直接は行けないですが、近くまで行ける通路があります。実はこの通路は椙山の学生さん用に作った通路だそうです。道も狭いし、ここに通路があれば安全でしょと。本来は作る予定ではなかったけど、安全には代えられないですと先生。
これも街づくりを兼ねている会社ならではの発想ですね。素晴らしい。
・・・で、自動車学校にやってきました。何とこの自動車学校は練習用のコインパーキングも併設されていました。しかもきちんとお金を入れる機械もあるので、本格的。
コインパーキングって実は苦手な方が多いので、練習台として導入したんだけど、予算オーバーしちゃった(笑)と、先生。
とは言いつつも、やはり少子化というのは避けられないそうで、現状は新規よりも高齢者講習で来る方の方が多いのだとか。
さて、ここで自動車学校のお部屋を借りて星ヶ丘の座学&これからの星ヶ丘について考えてみました。
生徒の皆さん、それぞれのご意見が集まり先生からも好評を受け、最後は自動車学校の玄関前で記念写真。
星ヶ丘の街づくりは星ヶ丘を愛する方々の手で、今後も星のように輝く街へと進化していく事でしょう。
レポート:石坂喜和
写真:大野嵩明
この駅は百貨店や高級車の販売店があったり、学校も多く文教地区であったり、名古屋でも屈指のハイレベルな街ですが、そんな街になったのも「星が丘テラス」の存在なしでは語れないかと思います。
今回の授業は星ヶ丘の歴史や現在を紐解きながら、どうやって現代の星ヶ丘という街を形成してきたのかという授業です。
「星ヶ丘スポーツP&S」という夏はプールで冬はスケート場になるという施設があり、生まれて初めてボーリングをやったのも「星ヶ丘ボウル」だったり、自分も小学生の頃はよく1つ隣の駅から自転車に乗って遊びにきたものです。
僕の子供の頃の思い出はさておき・・・。
先生は星が丘テラスや周辺施設などの運営を行っている東山遊園株式会社で長年、星ヶ丘周辺施設の運営・管理や星ヶ丘周辺での様々なイベントの企画を担当しており、星が丘テラスを創設する際には、開発に携わった荒武壽美さんです。
星ヶ丘の街づくりだけではなく、周辺の自動車学校・ボーリング場も経営されている会社です。
まず、星ヶ丘の街がパッケージの画となっているミネラルウォーターを頂きました。とてもかわいいデザインで、イベントの景品等で使ったりするぐらいで普段は出回りませんが、今回は特別ですと(笑)
星ヶ丘三越の前にある「THE KITCHEN」へ。ここではお洒落な雰囲気の店内とイートスペースがあります。置いてあるモノも高級っぽい。星ヶ丘という街がそう感じさせるのかな。
その後は星が丘テラスの中へどんどん潜入していきますが、今日は特別にバックヤードも。ゴミ集積場も見せて頂き、きちんと各店舗で測ってゴミの値段が決まるのだそう。ゴミの料金を削減したければ自然とゴミの量も削減しなくてはならない。これも環境を考えての取組みです。
あまり目立たなかったですが、星が丘テラス内には星が丘テラスが過去に受賞した賞のプレートも飾ってありました。
星が丘テラスはEASTとWESTに分かれており、それぞれで傾斜が異なっています。それも坂の部分にテラスを作った事に関係していて、地形(街の特徴)を出来るだけ活かそうという事だそうです。
先生からは言われないと気が付かないうんちくポイントも教えてくれました。
・スタバと三菱UFJ銀行のATMが一体となっているけど、実は床にくさびが打ち込んでおり、そのくさびが境界線になっていて、曜日によって位置を調整できるそうです。また、三越と動線を揃えるためにも3階と思いきや、実は三越では2階の部分だよと。
傾斜の秘密は三越・駐車場との動線も意識したものだったのです。あと、傾斜だと上から迷子も見つけやすいのだそうです。
・EASTとWESTには地上だけでなく横断歩道という名の歩道橋を名古屋市に寄贈したそうです。横断歩道という位置づけのため、屋根はつけてはいけないのだそうです。
・ポップアップのお店も多いのは、長期間だけでなく短期間でもチャレンジできるようにという配慮もあるそうです。
星が丘テラスはショッピングモールですが、街づくりも兼ねての作りになっていることがわかりました。
星が丘テラスを上がっていくと、ボウリング場「星ヶ丘ボウル」もあり、潜入しました。
かつては100レーンあったそうですが、駐車場を作るために40レーンを潰したそうです。それでも60レーンは圧巻です。ボウリング場のバックヤードは全くの初めてでしたが、音がすごい。ピンがどんどん倒されるし、ボールも戻って来るし。100レーンの頃はどこかのレーンで故障があれば自転車で向かっていたそうです。走っていくより早いそうですが、自転車とはすごい。
また、場内にはビリヤード場もあります。何とこのビリヤード場は11台あるので世界大会もできるのだとか。他にも卓球台も置いてあり、10台もあります。名古屋にこんなすごいボウリング場があったんですね。すごいぞー、星ヶ丘。
ボウリング場の次は自動車学校です。
ここで小ネタ。星が丘テラスから自動車学校へは直接は行けないですが、近くまで行ける通路があります。実はこの通路は椙山の学生さん用に作った通路だそうです。道も狭いし、ここに通路があれば安全でしょと。本来は作る予定ではなかったけど、安全には代えられないですと先生。
これも街づくりを兼ねている会社ならではの発想ですね。素晴らしい。
・・・で、自動車学校にやってきました。何とこの自動車学校は練習用のコインパーキングも併設されていました。しかもきちんとお金を入れる機械もあるので、本格的。
コインパーキングって実は苦手な方が多いので、練習台として導入したんだけど、予算オーバーしちゃった(笑)と、先生。
とは言いつつも、やはり少子化というのは避けられないそうで、現状は新規よりも高齢者講習で来る方の方が多いのだとか。
さて、ここで自動車学校のお部屋を借りて星ヶ丘の座学&これからの星ヶ丘について考えてみました。
生徒の皆さん、それぞれのご意見が集まり先生からも好評を受け、最後は自動車学校の玄関前で記念写真。
星ヶ丘の街づくりは星ヶ丘を愛する方々の手で、今後も星のように輝く街へと進化していく事でしょう。
レポート:石坂喜和
写真:大野嵩明
先生
荒武 壽美 / 東山遊園株式会社 営業推進部 部長
星が丘テラスや周辺施設などの運営を行っている東山遊園株式会社で長年、星ヶ丘周辺施設の運営・管理や星ヶ丘周辺での様々なイベントの企画を担当している。 星が丘テラスを創設する際には、開発に携わった。
今回の教室
星が丘テラス
住所:愛知県名古屋市千種区星が丘元町16−50
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2003年に開業したショッピングモール。景観の良さから、第47回建築業協会賞や名古屋市都市景観賞を受賞している。
地下鉄東山線「星ヶ丘」駅 6番出口より徒歩1分。