授業詳細

CLASS


朝の市場の活きをそのまま!スパイスからつくるカレーの奥深さを知るランチタイムをご一緒に!~柳橋中央市場~

開催日時:2019年01月19日(土) 8時30分 ~ 13時00分

教室:SHAREBASE

レポートUP

先生: 新井一平  / 一平ちゃんカレー / スパイスカレー研究部 部長 / 6curry代表

カテゴリ:【食/くらし/コミュニケーション】

定 員 :15人

※参加費:5000円(食材費・会場費含む)
※集合場所はsharebase.InCではありません。下記の住所となりますのでご注意ください。
西柳公園 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-12
※直前までの柳橋中央卸市場の食材状況によって当日の買出品を決定します。
※食べきれないと思われる方は、タッパーの持参をお勧めします。一人当たり1.5-2人分の量を作り
ます。
※持ち物:エプロン、必要に応じてタッパー
料理好きの人たちの間でも最近人気の「スパイス」ですが、スパイスの種類は日本で使われるものだけでも100種類以上、海外では多くて500種類近くにまでなるそうです。

シナモン・ウコン・ターメリック・ナツメグ・しょうがなど、普段の料理やお菓子作りに使うようなポピュラーなものからフェネグリーク・ガランガルなど聞きなじみのないものまで、スパイスの組み合わせは無限大!

またスパイスは臭みを消したりするほかにも、身体にいい効能がたくさん含まれているということもあって、スパイスは料理や薬に使わている身近な存在です。



そんなバリエーション満載のスパイスを使ったスパイスカレーのお店が最近爆発的に増えています。

その人独自のスパイスの量、組み合わせによって味が自由に変化するので、ひとつとして存在しないお店の個性を味わうことができるのがスパイスカレーの魅力のひとつ。

今回はスパイスカレー研究部の一平さんと一緒に名古屋の食材を使ってスパイスからつくるオリジナルカレーづくりに挑戦します!



2017年に東京からはじまったスパイスカレー研究部の活動は、全国6ヶ所(東京、青森、長崎、愛知、福岡、滋賀)に広がり、今では約300名の”研究員”が全国でスパイスカレーづくり。

スパイスカレー研究部が目指している”参加者と一緒に、地域の食材を地元の市場で購入し、その食材を使ってカレーを作り、食べる”という初の試みを大ナゴヤ大学とコラボして、柳橋中央市場で挑戦することになりました。



柳橋中央卸市場は名駅からも近く、新鮮な食材を使った飲食店も出店しているため観光や施設内の飲食店で行くことはあっても、朝に食材を調達して料理をするという経験はなかなかないのではないでしょうか。

仕入れから食べるまで通しの体験を通し、売り手、つくり手、食べ手の思いが混ざり合い、より深い理解とつながりが生まれるスパイスカレーづくり。ぜひほかのチームのカレーと食べ比べてみましょう!

【タイムスケジュール】
8:15~ 受付開始 @ 西柳公園
8:30~9:15 授業開始 / 食材についての説明とグループに分かれて買い物スタート
9:15~9:30 移動(sharebase.InC)
9:30〜9:45 自己紹介 / 買ったものをグループ別で共有
9:45~10:30 一平さんのお話
10:30〜12:00 調理スタート!
12:00〜12:45 ランチタイム
12:45〜13:00 集合写真、授業終了

(授業コーディネーター:荒木萌)
本日は「朝の市場の活きをそのまま!スパイスからつくるカレーの奥深さを知るランチタイムをご一緒に!〜柳橋中央市場〜」授業でした。

市場でみんなでお買い物をして
一平先生のサクセスストーリーをお聞きして
その食材+多種類のスパイスを組み合わせて
オリジナルスパイスカレーを作って食べる!

最近、スパイスカレーの魅力に取りつかれている自分にとって、大変魅力的な授業でした。



■集合〜買い出し

朝、名古屋駅近くの公園に集合します(めちゃくちゃ寒い)
みんなが集まったところで、日当たりのいいところで スパイスカレーで買うべき食材について簡単に先生からレクチャー



その後、カレーを作るグループ5つに分かれ、各グループにかわいい封筒が手渡されました。この中には3,000円が入っており、このお金で市場でカレーの具材を買ます。



■朝の市場、初入場

ここの市場、みなさん入ったことありますか?

自分は入ったことはありましたが、市場のやっている時間には入ったことがなかったです。魚、タコ、カキ、果物、野菜・・ほんとに様々なものがありました。



普段では買えないものがたくさんあったり、とてもお値打ちなものがあったり、こんなところが名古屋駅のすぐのところにあるなんて!と、感動しながら買い物していました。

みんなとても楽しそう!
買い物が済んだ後、大ナゴヤではおなじみのシェアベースに移動

■自己紹介
先ずは授業コーディネーターの萌さんから、この授業にかける思いを語っていただきました。柳橋市場を「観光」としてではなく「生活の中に取り込んでみてほしかった。」 という思いがあり、今回の企画に至りました。

市場は業者さんがメインで利用するイメージがありますが、東京の築地や名古屋の柳橋は、一般に向けても特別に開かれている施設、そんな市場を今回皆さんに実際に体験してもらい、「2000円で食材を見繕ってください。」という、スーパーなどでは生まれることのない市場の人とのコミュニケーションを目の当たりにし、うれしい感動だったとのこと。

次に学生さんの自己紹介
・ただ単に、スパイスカレーを作ってみたかった人
・もう、本気でスパイスカレーで食べて行きたいという夢を持った人
・一平先生の活動をもともと知っていた人
・大ナゴヤのインスタをチェックしていて、興味があったので来た人

スパイスカレーの魔力に惹かれてか、今日の生徒さんたちはみんな目がキラキラしていました。



■一平先生について
一平先生は本業の傍ら、スパイスカレーの活動を複数行っております。現在、約200回のカレーイベントを行い、約10,000人とカレーのある食卓を囲ってきたとのこと。

さぞかしスパイスカレー歴は長いのであろう、と思ってしまいますが、なんとスパイスカレーの活動を始めたのは2015年から。
この活動量。はんぱなくないですか。

そんな一平先生の口癖は「とりあえずカレーのイベントやろう。」

この一言から3日後に、本当にイベント開催したこともあるとのこと、バイタリティーと巻き込み力が凄まじいです。
一平先生のすごく刺激になるストーリーを聞けた後は、スパイスカレーについて、改めてレクチャー。

香辛料は3つの役割があるとのこと
・香りをつける(知ってる)
・辛みをつける(知ってる)
・色味をつける(そうなんだ!)

そのため、例えばトマトは野菜ではありますが、カレーに色味をつけるという意味では、スパイスでもあるとのことです。

■いざ実践
大量にあるスパイスの中から、一つ一つ匂いを嗅ぎながら、自分たちの食材にあったものを選んでいきます。
スパイス、まじで大量にある。やばい、楽しい!

香りをつけて、味をつけて、香りをつけて、味をつけて、と交互にしていくことにより、深みをつけていきます。



■できあがり!
それぞれのグループの料理ができあがりました。
味が 色が 香りが 全然違う!



みんなでお米をよそい、あいがけにしたりして食べていきます。

・牡蠣とカブとココナッツのカレーだったり
・魚のあらと牡蠣とトマトのカレーだったり
・あかアンコウのカレーだったり
・鶏肉とほうれんそうのスパイシーカレーだったり
・レンコンの入っているカレーだったり

まろやかなものからスパイシーなもの、野菜中心から魚介中心、肉中心なもの

全体で奇跡的なバランスが成立していました。
※買い出しのとき、各班打ち合わせなしで買ってこれです。すごい!

この組み合わせでカレーを食べるの、幸せすぎません?

写真じゃ伝わらないと思うんですけど、スパイスの配合が全然違うんで本当に味、香りが違って飽きないです。





みんなすごい勢いで食べていったので、後半は「もうおなかいっぱい・・・」とぐったりしてました。スパイスの魔力、恐るべし!

みんなでオリジナルカレーをつくって食べあうの、楽しすぎですね。

■授業を通して
今回の授業は、本当に充実したものでした。 ㈰柳橋中央市場はめちゃくちゃおもしろい→またみんなでワイワイ買い出しして、なにか作るイベントやりたい
㈪スパイスカレーは、具とスパイスの組み合わせや分量が広大→イベントとの相性も良く、可能性に満ちあふれている。
そしておいしくてたのしい!

㈫一平先生のスパイスカレーストーリーが大変面白い→”生き方”についての勉強にもなりました



今回、参加したくてもできなかったという人も多くいらっしゃったと思います。一平先生はちょこちょこ東海地方にもきているので、ぜひイベント情報をフォローしてみてはいかがでしょうか。 (スパイスカレー研究部っていうオンラインサロンもあります)

https://camp-fire.jp/projects/view/94720

一平先生をむしろ呼んで、イベントをやりたいという行動力のある方は 現在クラウドファンディングで、一平先生を呼べるリターンもあるみたいです。
https://camp-fire.jp/projects/view/119394

その衝動を行動にして、ぜひスパイスカレーのイベントをやってみてください。(その時はぜひ、ぼくも参加させてほしいです。)

すてきな授業をありがとうございました。

レポート:中上敦幾
写真:あいざわけいこ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

新井一平  / 一平ちゃんカレー / スパイスカレー研究部 部長 / 6curry代表

「食卓から世界に、愛と平和を」をテーマに、「一平ちゃんカレー」という地域の食材を使いみんなでカレーを作って食べるイベントや、スパイスから作るカレー講座「スパイスカレー研究部」を日本全国で開催している。 東京都で「6curry」というカレー屋の代表も務める。

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