授業詳細
CLASS
まちと電柱とわたし-電柱男と電柱を散策しよう-
開催日時:2019年03月24日(日) 14時00分 ~ 16時00分
教室:大ナゴヤ大学・事務所
レポートUP
先生:
鈴木隆史 / 電柱の整備をする男
カテゴリ:【くらし】
定 員 :15人
※参加費:無料(サポーターの皆様からの寄付による寄付講座。どなたでも参加できます。)
※教室:大ナゴヤ大学事務所(名古屋市中区大須3-42-30 ALA大須ビル201号室 <地下鉄上前津駅 8番出口 徒歩3分程>)
電柱の魅力ってなんだろう。※教室:大ナゴヤ大学事務所(名古屋市中区大須3-42-30 ALA大須ビル201号室 <地下鉄上前津駅 8番出口 徒歩3分程>)
実は電柱には様々な種類があり、ひとことで電柱とはくくれないそうです。
え?電柱って種類があるの?そう思った方、この授業は必見ですよ。
わたしたちが普段目にしている電柱は、いったいなんという名前なのでしょうか。
また電柱が当たり前に見える風景は、海外では一般的ではなく、パリやロンドンでは電線が100%地中化されて、電柱がないそうです。
それに対して日本の地中化率2%。98%も電柱が残っているんですよ。
こんなに電柱に溢れている国で、電柱をこよなく愛する先生と、名古屋のまちの電柱を巡ります。
いつも見ている景色が、ちょっと違って見えるかもしれませんね。
電柱ってこんなに種類があるんだ!と電柱のことを学んだあとに、先生の解説付きでまちを散策しながら電柱を眺めます。
実際に電柱に登って整備をしている方だからこそ知っている話、見える景色の話も直接聞くことができます。
電柱の魅力に触れてみませんか?
【スケジュール】
13:45 受付開始
14:00 授業開始、電柱の秘密について知ろう、電柱っていくつも種類があるの?
14:45 まちを散策して電柱をながめてみよう!
15:30 感想共有
16:00 終了
授業コーディネーター名:谷合俊明
皆さんは、電柱をじっくり見たことありますか?
大ナゴヤ大学の事務所と大須のまちを教室に、「まちと電柱とわたし-電柱男と電柱を散策しよう」が開催されました。
最初に、生徒さんの皆さんに、参加した動機を聞いていきます。
・純粋に電柱のことを知りたくて
・小さい頃、家の敷地内に電柱があって、電柱は誰のものだろうという疑問をききに
・街並みの写真を撮ったり眺めたりするのが好きで、電柱の存在もずっと気になっていた
など、動機はさまざま。
続いて、毎日電柱に登る仕事をしている鈴木先生から、
「電柱は、気にして見ないと、その存在に気づきにくいです。今日の授業を通して、ここに電柱が立っていたんだとか、少しでも電柱に興味を持ってくれると嬉しいです。」と、今回の授業に対する想いの話から始まりました。
中学2年生のときに、バケット車(高所作業車)で作業している人の姿をみてかっこいいと思い、電柱に関わる仕事を目指しました。
仕事を始めた当初は、電柱について全然詳しくなくて……。
毎日電柱に登る中で、電柱にもいろんな種類があることに気づきました。興味が湧いていろいろ調べたりしているうちに楽しくなり、友達にも自然と電柱のことを話すようになっていたのだとか。
ここで、先生から、生徒の皆さんに質問が。
「電柱は、何種類あるか知っていますか?」
生徒さんからは、「25種類!」、「8種類!」、「3種類!」っと、いろんな意見が出てきました。
正解は、以下の5種類。
・コンクート柱
・パンザーマスト柱
・木柱
・コンクリート複合柱
・分割柱
知りませんでした…。
他にも、
・電柱の基本の長さは、16m。2m程が地中に埋まっている。
・電話線専門の短い電柱(短柱)がある。
・電柱に、札が2個ついている場合は、下についている方が持ち主の札で、上が借主の札。
電柱の基礎を学んだところで、実物を見に大須のまち出かけます。
一つひとつよく見てみると、電柱についている設備が異なることに気づきました。
先生に、丁寧に解説してもらっていたら、1本の電柱をみるのに20分も経っていました!
電柱へに愛が、滲み出ています。
話題がありすぎて、先に進みません!
生徒さんからも質問が飛び交います。
大ナゴヤ大学の事務所から100mぐらいきたところで、電柱まち歩きの時間は終わり。
先生の電柱が好きな気持ちが生徒さんにも伝わり、どんどん引き込まれていく、濃いまち歩きとなりました。
普段、何気なく目にしているものでも、それは誰かがつくったり、なおしたりしているものだったりします。
これはどんな想いでつくられているのだろうと想像しながら街を歩くだけで、日常が楽しくなります。
ふとした瞬間に、空を見上げて電柱を眺めてみてください。そこに鈴木先生が、いるかもしれません。
レポート・写真:大野嵩明
大ナゴヤ大学の事務所と大須のまちを教室に、「まちと電柱とわたし-電柱男と電柱を散策しよう」が開催されました。
最初に、生徒さんの皆さんに、参加した動機を聞いていきます。
・純粋に電柱のことを知りたくて
・小さい頃、家の敷地内に電柱があって、電柱は誰のものだろうという疑問をききに
・街並みの写真を撮ったり眺めたりするのが好きで、電柱の存在もずっと気になっていた
など、動機はさまざま。
続いて、毎日電柱に登る仕事をしている鈴木先生から、
「電柱は、気にして見ないと、その存在に気づきにくいです。今日の授業を通して、ここに電柱が立っていたんだとか、少しでも電柱に興味を持ってくれると嬉しいです。」と、今回の授業に対する想いの話から始まりました。
中学2年生のときに、バケット車(高所作業車)で作業している人の姿をみてかっこいいと思い、電柱に関わる仕事を目指しました。
仕事を始めた当初は、電柱について全然詳しくなくて……。
毎日電柱に登る中で、電柱にもいろんな種類があることに気づきました。興味が湧いていろいろ調べたりしているうちに楽しくなり、友達にも自然と電柱のことを話すようになっていたのだとか。
ここで、先生から、生徒の皆さんに質問が。
「電柱は、何種類あるか知っていますか?」
生徒さんからは、「25種類!」、「8種類!」、「3種類!」っと、いろんな意見が出てきました。
正解は、以下の5種類。
・コンクート柱
・パンザーマスト柱
・木柱
・コンクリート複合柱
・分割柱
知りませんでした…。
他にも、
・電柱の基本の長さは、16m。2m程が地中に埋まっている。
・電話線専門の短い電柱(短柱)がある。
・電柱に、札が2個ついている場合は、下についている方が持ち主の札で、上が借主の札。
電柱の基礎を学んだところで、実物を見に大須のまち出かけます。
一つひとつよく見てみると、電柱についている設備が異なることに気づきました。
先生に、丁寧に解説してもらっていたら、1本の電柱をみるのに20分も経っていました!
電柱へに愛が、滲み出ています。
話題がありすぎて、先に進みません!
生徒さんからも質問が飛び交います。
大ナゴヤ大学の事務所から100mぐらいきたところで、電柱まち歩きの時間は終わり。
先生の電柱が好きな気持ちが生徒さんにも伝わり、どんどん引き込まれていく、濃いまち歩きとなりました。
普段、何気なく目にしているものでも、それは誰かがつくったり、なおしたりしているものだったりします。
これはどんな想いでつくられているのだろうと想像しながら街を歩くだけで、日常が楽しくなります。
ふとした瞬間に、空を見上げて電柱を眺めてみてください。そこに鈴木先生が、いるかもしれません。
レポート・写真:大野嵩明
先生
鈴木隆史 / 電柱の整備をする男
1993年愛知県愛西市出身、在住。中学のときに電柱に登って整備をしている方を見て、この仕事がしたい!とあこがれを持つ。電気関係の高校に進学し、高校卒業後、電柱を整備する仕事に就く。中高生のお世話をするボランティアも行っている。車、乃木坂46、甘い物についても語りだすと止まらない。
今回の教室
大ナゴヤ大学・事務所
住所:愛知県名古屋市中区大須3-42-30 ALA大須ビル201号室
※地下鉄上前津駅 8番出口 徒歩3分程
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大ナゴヤ大学の事務所です。
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授業をつくったりする場所です。
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