授業詳細

CLASS


自分がワクワクする「おもしろい・やりたい」を発見しよう!

開催日時:2019年09月14日(土) 13時00分 ~ 14時30分

教室:大ナゴヤ大学・事務所

レポートUP

先生: 自分の「おもしろい・やりたい」を 自分のスタイルで楽しんでいる方たち /

カテゴリ:【くらし】

定 員 :10人

※参加費:無料(サポーターの皆様からの寄付による寄付講座。どなたでも参加できます。)
※本授業の抽選は2019年8月30日(金)に行います。
(抽選予約受付は8月30日(金)13時までとなります。)
※抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2019年9月13日(金)13時00分まで先着順でお申し込みを受け付けます。
毎日、仕事や学校、家事と忙しい日々。
そしてそれの繰り返し。

そんな日々の中、
なにかおもしろいことないかなー。
自分がやりたいことって何だろう??
って思ったことはありませんか?

そして、自分がおもしろいと思うこと・
やりたいと思うことをみつけて
これからの自分の生活の中に取り入れていったら
これからの生活がワクワクしながら楽しめる!
と考えたことはありませんか?

この授業は、
そんななかなか見つけられない自分のがワクワクする
「おもしろい・やりたい」を見つけよう!
というものです。

実は身近あったり、すでに自分の中にあったりするのかも!?

先生として、
自分の「おもしろい・やりたい」を見つけ
楽しんでいる方をお呼びし、
どのように自分の「おもしろい・やりたい」を見つけたのか?
どのように楽しんでいるのか?
をお話しいただきます。

その後、ワークショップの中で
自分の「おもしろい・やりたい」を発見していきます。

「おもしろい・やりたい」ことを発見して、
ワクワクした生き方を実現してみませんか?

【スケジュール】
12:45 受付開始
13:00 授業開始、概要説明
13:15 先生のトーク
13:45 ワークショップ
14:30 終了

※スケジュールは変更することがあります。

授業コーディネーター:加藤千明
9月14日、10周年企画授業の1つとして、
大須にある大ナゴヤ大学の事務所で行われました。
コーディネーターはちぃさんです。
『自分がワクワクする「おもしろい・
やりたい」を発見しよう!』をテーマに、
インタビュー形式で先生のお話を伺った後、
ワークショップをしました。
参加人数的にもコンパクトな授業で、
終始アットホームな雰囲気でした。



自分のこれからを考えたい時期であるという方々や
楽しいこと・やりたいことを見つけたいという方々が、
生徒として参加なさいました。
最近の大ナゴヤの授業を
受けた方もいらっしゃいましたし、
今まで大ナゴヤを知らなくて、
この授業のことを他で聞いて、
今回初めて大ナゴヤの授業に
参加した方もいらっしゃいました。

まず生徒の皆さんの自己紹介となるところですが、
今回は、違ったスタイルでやりました。
2人ペアになって、お互いに質問し合う時間を取り、
そのあと相手の方がペアの方を紹介する
という「他己紹介」をしました。
紹介する項目として、ニックネームの理由や、
「実は~なんです」というものがありましたが、
皆さん熱心に質問なさって、紹介もしていらっしゃいました。


ここから先生へのインタビューが始まります。
大ナゴヤ大学でも活躍していらっしゃる、
ハカセさんとゆうこりんさんのお二方が今回の先生です。
主にお二人が
「自分がやりたくてやっていること」について伺いました。



ハカセさんはフリーのコピーライターです。
早速「何のハカセですか?」という質問がありました。
実はラッコ博士で、10年くらい
ラッコの魅力を追いかけていらっしゃるそうです。
参加者さんからは
「ずっと前に蒲郡でラッコをみたことがある」
という声も出てきました。

アドベンチャーワールドで
餌やりを見学なさった時の話です。
とても食いしん坊なのですが、
なぜか食べながらずっと体を回転させていました。
理由はきれい好きなので、とのことだったのですが、
「それなら食べ終わってからでもよいのではないか」
と、疑問点が残ったそうです。
そして疑問は本が解決してくれました。
『ラッコの道標(みちしるべ)』
鳥羽水族館 中村元・著



知的探求心ということなのでしょうか、
知れば知るほどおもしろいと思えたそうです。
そしてそれを聞いてくれる方の
存在も大きかったといえます。
ある方に、
ラッコ博士というのはおもしろい
と言われたそうです。
そして「もっと(その面を)出した方がいいよ」
と言われたことが今につながっています。
大ナゴヤのコミュニティが存在していた
ことによる効果ですね。
その反面、
いまいちわからないという人もいたそうです。
それによって、逆に、もっと伝えたい、
もっと広めたいという気持ちが強くなったそうです。

撮影のために、いいカメラを買ったりもしたそうです。
「ラッコの秘密のおはなし」という、
お絵描きしながらラッコの話をする講座を
企画したこともあるそうです。
また、ラッコグッズの開発にも取り組んでおられます。
しおりとマスキングテープを見せていただきました。
とてもかわいくて表情豊かな
ラッコのイラストが入っています。
売上の一部をラッコなどの保護に充てるそうです。



ゆうこりんさんは、カメラが好きで、
フィルム写真を撮影していらっしゃいます。
4月くらいから友人と2人で家族の写真を
撮り続けていらっしゃいます。
写真を見せていただきました。
愛のある写真を撮るのがテーマで、
どの写真にも愛らしい家族が写っています。



写真を始めるきっかけを伺いました。
20人くらいで食事に行ったとき、
そのうちのお一人がカメラマンでした。
その方は家族写真を撮っておられ、
一度和歌山で撮影なさっておられるところを
見せてもらったのだそうです。
毎年同じ場所で同じ人を撮影しており、
その方が残されているその方自身の
ご家族のアルバムに心を動かされ、
ゆうこりんさんも撮影をするようになったそうです。
初めはデジタルで撮っていたのですが、
父親がフィルムを持っていたので、
フィルム写真を撮るようになりました。
デジタルはやり直しが効きますが、
フィルムはそれができません。
ですから、1枚1枚大事に撮っていく必要があります。
それが魅力の1つであると考えているそうです。
そして何十年もフィルムという形で残るので、
大切な人の様子を残すには相応しいと感じているそうです。


インタビューは続きます。
ここからは主に生徒の皆さんからのご質問です。



「もともと凝り性なのですか?」

自分の場合はハマる時期があるとハマる感じです。
一時期はラジオ体操にハマっていて、
指導員の講習会で正しいラジオ体操を
学んだこともありました
今も正しいラジオ体操はできますが、
そこまで熱心ではないです。
しかし、
ラッコだけはハマりつづけています。(ハカセさん)

「私(質問者)はモノクロで撮っていますが、
それをどう思われますか?」

自分は入りがカラーだったので、
今はカラーで撮っていますが、
いつかはモノクロをやりたいです。
きっかけになったカメラマンさんは、
モノクロで撮っておられ、
服の色など余計な情報がそぎ落とされていて、
良さがあると思いました。(ゆうこりんさん)

「おもしろいと思うことに出会うために、
大事なことがあれば教えてください。」

興味を持った時に、
すぐに本を読んだり人に訊いたりして
調べることです。(ハカセさん)

興味があればすぐ行動することです。
この人と話がしたいと思った人に
会いに行くことです。(ゆうこりんさん)

お二人ともほぼ同じご意見でした。



「興味が分散したりしませんか?」

写真と音楽はずっと続けています。
他に興味があることは時々やる感じです。
(ゆうこりんさん)

興味は広いです。
その中でラッコだけが長く続いています。
(ハカセさん)

「カベにぶつかったことは?」
「くじけそうになることは?」

ないです。
むしろだんだん楽しく広がっていく感じです。
(ハカセさん)

自分が撮りたいと思えるものが撮れない時期があり
カベにぶつかると感じることもありますが、
楽しいと思える部分が大きいです。(ゆうこりんさん)

さて、
授業の後半は、自分を知るためのワークショップです。

まずは、
ご自身の「好きなこと」「最近検索したこと」
「最近興味のあること」
「今まで経験したことで楽しかったこと」を、
紙に書き出してみます。
次に、それについて、
その理由や具体的にどんなことだったのか
を書き出してみます。





ここでペアを組んで、お互いに書いた紙を
見せ合って質問し合います。

4分交代で質問し合った後、
ペアをチェンジしてもう一度同じことをしました。



質問タイムの後、
「これまでのワークを通じて
ワクワクすると感じたこととその理由」
を書き出してみます。
話をしていて、
自分でおもしろいと思えることがあれば
それを書いていきます。
最後に4人グループになって
それをシェアする時間を設けました。



その中で、他の生徒さんに向けて、
こうしたらよいのかもという提案や情報交換もしていきます。

自分の興味について話す機会は
これまでには少なかったのではないかと思います。
とても活発な会話がされ、
皆さんがとても楽しんで取り組んでおられることが
伝わってきました。



「話していて
 自分が好きである事柄を再認識しました。」、

「周りの人と共通の趣味や
 接点があるとうれしいです。」

「こうやって興味のあることを話すことが、
 とてもワクワクです。」

「目立ったり、人から関心を持たれることが好きです。」

といったご意見が出されました。



「残念ながら自分の価値観を
 否定されてしまうことも少なからずあります。
 しかし、今回の授業を受けて、
 一人一人の価値観を大切にするべきだ
 と認識しました。
 否定されても『でも私はこれが好きなんです。』
 と自信をもっていればよいのですね。」

という印象的なご意見もありました。


これから取り組みたいものが見つかった方も、
すぐには見つからなかった方も、
ワクワクする楽しいこととの出会いの方法を
考えることができて、
価値の高い授業だったと思います。
多くの生徒さんが、
こういう語らいの場、共有の場こそ
ワクワクするとおっしゃっておられ、
その意味でもこれからの大ナゴヤ大学の役割は
とても大きいものだと思います。



よく
「名古屋に魅力がないと思われてしまうことへの対策は?」
という質問がなされますが、
それに対して
「一人一人が魅力を知って、それを発信していくこと。」
という答えが出てきます。
それはそれで大事なことだと思いますが、
大ナゴヤ大学という場は、
更にもう一つ踏み込んだ取り組みを
しているのだなと思います。
「私たち自身が名古屋の魅力の1つ
 になりえるかも知れない。」
という可能性を持った活動を
しているのだなと思えています。



レポート 三宅由美子
カメラ:マッキー

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先生

自分の「おもしろい・やりたい」を 自分のスタイルで楽しんでいる方たち /

どんな先生がみえるかは当日のお楽しみ!!

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