授業詳細
CLASS
答えのかたち×アイリッシュコーヒー
開催日時:2019年09月14日(土) 13時00分 ~ 14時30分
教室:アイリッシュ・パブ シャムロック
レポートUP
先生:
生徒のみなさん /
伊藤治雄 / アイリッシュ・パブ シャムロック オーナー
カテゴリ:【コミュニケーション】
定 員 :20人
※参加費:1,500円(アイリッシュコーヒー代、会場費)
※未成年者の飲酒はかたくお断りいたします。
香りまたはコーヒーのみお楽しみください。
※本授業は2019年9月13日(金)13:00まで先着順でお申し込みを受け付けます。
おなじモノを見たり・聞いたりしているのに、※未成年者の飲酒はかたくお断りいたします。
香りまたはコーヒーのみお楽しみください。
※本授業は2019年9月13日(金)13:00まで先着順でお申し込みを受け付けます。
友人と意見が分かれる…
なんて経験はありませんか。
育ってきた環境なのか、
興味の向く方向によるものなのか、
はたまた。
今回の授業では、
とっつきにくいと敬遠されがちな「ウィスキー」と
身近な「コーヒー」がレシピである
『アイリッシュコーヒー』というカクテルを飲んで、
皆さんがどのように感じたかを共有します。
なかよしの友人と意見が真っ二つにわれるかもしれません。
とっつきにくい上司とウマが合うかもしれません。
アイリッシュコーヒーをテイスティングして、
じぶんのこともあいてのことも
普段より少し多めにシェアしてみましょ。
今日はみなさんが“先生”です。
もちろん、ウィスキーについてわからないことは、
ぜひバーオーナーの伊藤さんに質問しちゃいましょう!^^
【スケジュール】
12:45 受付開始
13:00 授業開始、概要説明
13:15 先生のトーク・アイリッシュウィスキーの特徴は?アイリッシュコーヒーって何??
13:45 いざ、テイスティング
14:15 まとめ。さぁ、みんなの感想は?
14:30 終了
※スケジュールは変更することがあります。
【授業コーディネーター名】
都築佑那
2019年9月14日。大ナゴヤ大学は、
おかげさまで10周年を迎えることができました!
この日は周年授業として「これからの〇〇」を題材に、
複数の授業が開催されました。
その中の1つ、アイリッシュコーヒーを味わいながら、
それぞれの感じたことを
「あり方」として共有してみよう
という授業が行われました。
今回の教室は、地下鉄伏見駅の近くにある、
アイリッシュ・パブ「シャムロック」です。
店内はパブらしいオシャレな空間で、
壁に直接描かれたアイルランド発祥の
ギネスビールのポスター画が特徴的で、
様々な銘柄のお酒の瓶も並んでいました。
参加された生徒さんは、
ジャムロックに常連で通われている方や、
逆にアイリッシュコーヒーを
知りたくて初めてきたという方、
ウイスキーやコーヒーが好きで興味があって来た
という方から
アイルランドに先日旅行してきた
という方まで様々な視点で参加されていて、
授業前からなんだか盛り上がりそうな予感です!
授業開始の導入として、
今回の授業コーディネーターの、うーなさんから、
「同じ体験をしていても感覚はそれぞれ違う」
という事を体験してほしい
という授業の趣旨の説明のあとに、
まずは生徒さん同士が打ち解けてもらうために、
紙に「家、木、流れ星」の絵を
自由に描いてもらうワークを行いました。
それぞれの感覚で描かれた絵を、
各テーブル毎に生徒さん同士でシェアしてもらいました。
描かれた絵の中には、全体を使って
大胆に家や木を描かれている方もいれば、
紙の端の方に、可愛いらしく
小さな家を描かれている方もいて、
まさに「同じ体験をしていても
出てくるものは違う」ということを
体感されているようでした。
ここで、今回の授業の先生であるシャムロックの
オーナーの伊藤治雄さんから、
今年で9周年となるシャムロックについてのお話や、
ウイスキーとコーヒーのカクテルである、
「アイリッシュコーヒー」の定義として、
アイルランド島内で3年以上熟成していなくては
いけない事などの条件がある事、他のウイスキーと
比べると、飲みやすく淡く香りが少ないことが特徴
といった説明や、この後にテイスティングする
ウイスキーとコーヒーの種類について、
お話をしていただきました。
そして、お待ちかねのテイスティングタイムです!
まずは、生徒さん達に
「ジェムソン」、「カネマラ」というテイストの異なる
2種類の品名のウイスキーが配られ、
その香りを楽しんだ生徒さん。
香りを嗅いだだけでもすぐに
「違うね」という声が上がっていました。
さらに、実際にスプーンで飲んでみた後、
ウイスキーに水を入れてもらい再度味わってみると…
「違う!全然違う!」
と、その大きな味わいの変化に
驚きの声を上げていました。
つづいて、インドネシアのスマトラの豆を
深煎りにした「マンデリン」と、
エチオピアの豆を浅中煎りした「華」という、
こちらもテイストの異なる2種類の品名の
コーヒーが配られ、先程、配られたウイスキーと
コーヒーの各種の掛け合わせで、
計4種類のテイスティングをしてもらい、
特徴や味や香りなど率直に感じたことを、
色の異なる付箋に書いてもらいました。
すべての種類のテイスティングを終えた後、
感想を書いてもらった付箋を回収し、
それらを模造紙にまとめて貼って、
みんなでシェアしました。
書かれた感想の中には
「おいしい」「飲みやすい」「ちょっと臭い?」
「正直わからない」など、率直な感想や、
酸味、苦味などについても
詳しく書かれているものもありました。
その他にも…
「正露丸のアルコール漬け」
「酢昆布のような酸味」
「焼き芋みたい」
「みたらし団子の味がする」
「夜のキケンな香り・・・」
といった個性的な表現が書かれた付箋もあって、
生徒さん達は共感してうなずいたり、
おもしろい表現に笑い声があがったりと、
大いに盛り上がりました。
最後は、アイリッシュウイスキーと
ホットコーヒーに砂糖を入れて、
最後に泡立てた生クリームを浮かべた
実際のレシピどおりのアイリッシュコーヒーを
味わってもらいました。
テイスティングを終えて、
場も和んだこともあり、生徒さん達は、
スタッフが何も言わなくても、
テーブル毎に感想をシェアするなど、
初対面でありながらも自然に会話を楽しんでいました。
ここで授業は終了しましたが、
アイリッシュウイスキーやお店の雰囲気が
みなさん気に入ったようで、
すぐに帰らず話こむ生徒さん達がほとんどでした。
そのまま16時開店のシャムロックで
他のお酒も楽しまれた方もいたようです。
今回の授業は、
アイリッシュ・コーヒーを楽しむというだけではなく、
立場などの関係をなくして、
それぞれが味わう感じ方を、「学び」として共有する
という、大ナゴヤ大学10周年にふさわしい授業になりました。
私としても、これからのあり方を考える上で、
人それぞれが物事の感じ方や受け捉え方を共有し、
立場や偏見などを超えて理解し合える関係を
作っていくことが多様化していく
「これから」の時代の「あり方」として、
大切なことではないかと気づかせてくれる授業でした。
レポート:河津一輝
カメラ:高橋 秋香
おかげさまで10周年を迎えることができました!
この日は周年授業として「これからの〇〇」を題材に、
複数の授業が開催されました。
その中の1つ、アイリッシュコーヒーを味わいながら、
それぞれの感じたことを
「あり方」として共有してみよう
という授業が行われました。
今回の教室は、地下鉄伏見駅の近くにある、
アイリッシュ・パブ「シャムロック」です。
店内はパブらしいオシャレな空間で、
壁に直接描かれたアイルランド発祥の
ギネスビールのポスター画が特徴的で、
様々な銘柄のお酒の瓶も並んでいました。
参加された生徒さんは、
ジャムロックに常連で通われている方や、
逆にアイリッシュコーヒーを
知りたくて初めてきたという方、
ウイスキーやコーヒーが好きで興味があって来た
という方から
アイルランドに先日旅行してきた
という方まで様々な視点で参加されていて、
授業前からなんだか盛り上がりそうな予感です!
授業開始の導入として、
今回の授業コーディネーターの、うーなさんから、
「同じ体験をしていても感覚はそれぞれ違う」
という事を体験してほしい
という授業の趣旨の説明のあとに、
まずは生徒さん同士が打ち解けてもらうために、
紙に「家、木、流れ星」の絵を
自由に描いてもらうワークを行いました。
それぞれの感覚で描かれた絵を、
各テーブル毎に生徒さん同士でシェアしてもらいました。
描かれた絵の中には、全体を使って
大胆に家や木を描かれている方もいれば、
紙の端の方に、可愛いらしく
小さな家を描かれている方もいて、
まさに「同じ体験をしていても
出てくるものは違う」ということを
体感されているようでした。
ここで、今回の授業の先生であるシャムロックの
オーナーの伊藤治雄さんから、
今年で9周年となるシャムロックについてのお話や、
ウイスキーとコーヒーのカクテルである、
「アイリッシュコーヒー」の定義として、
アイルランド島内で3年以上熟成していなくては
いけない事などの条件がある事、他のウイスキーと
比べると、飲みやすく淡く香りが少ないことが特徴
といった説明や、この後にテイスティングする
ウイスキーとコーヒーの種類について、
お話をしていただきました。
そして、お待ちかねのテイスティングタイムです!
まずは、生徒さん達に
「ジェムソン」、「カネマラ」というテイストの異なる
2種類の品名のウイスキーが配られ、
その香りを楽しんだ生徒さん。
香りを嗅いだだけでもすぐに
「違うね」という声が上がっていました。
さらに、実際にスプーンで飲んでみた後、
ウイスキーに水を入れてもらい再度味わってみると…
「違う!全然違う!」
と、その大きな味わいの変化に
驚きの声を上げていました。
つづいて、インドネシアのスマトラの豆を
深煎りにした「マンデリン」と、
エチオピアの豆を浅中煎りした「華」という、
こちらもテイストの異なる2種類の品名の
コーヒーが配られ、先程、配られたウイスキーと
コーヒーの各種の掛け合わせで、
計4種類のテイスティングをしてもらい、
特徴や味や香りなど率直に感じたことを、
色の異なる付箋に書いてもらいました。
すべての種類のテイスティングを終えた後、
感想を書いてもらった付箋を回収し、
それらを模造紙にまとめて貼って、
みんなでシェアしました。
書かれた感想の中には
「おいしい」「飲みやすい」「ちょっと臭い?」
「正直わからない」など、率直な感想や、
酸味、苦味などについても
詳しく書かれているものもありました。
その他にも…
「正露丸のアルコール漬け」
「酢昆布のような酸味」
「焼き芋みたい」
「みたらし団子の味がする」
「夜のキケンな香り・・・」
といった個性的な表現が書かれた付箋もあって、
生徒さん達は共感してうなずいたり、
おもしろい表現に笑い声があがったりと、
大いに盛り上がりました。
最後は、アイリッシュウイスキーと
ホットコーヒーに砂糖を入れて、
最後に泡立てた生クリームを浮かべた
実際のレシピどおりのアイリッシュコーヒーを
味わってもらいました。
テイスティングを終えて、
場も和んだこともあり、生徒さん達は、
スタッフが何も言わなくても、
テーブル毎に感想をシェアするなど、
初対面でありながらも自然に会話を楽しんでいました。
ここで授業は終了しましたが、
アイリッシュウイスキーやお店の雰囲気が
みなさん気に入ったようで、
すぐに帰らず話こむ生徒さん達がほとんどでした。
そのまま16時開店のシャムロックで
他のお酒も楽しまれた方もいたようです。
今回の授業は、
アイリッシュ・コーヒーを楽しむというだけではなく、
立場などの関係をなくして、
それぞれが味わう感じ方を、「学び」として共有する
という、大ナゴヤ大学10周年にふさわしい授業になりました。
私としても、これからのあり方を考える上で、
人それぞれが物事の感じ方や受け捉え方を共有し、
立場や偏見などを超えて理解し合える関係を
作っていくことが多様化していく
「これから」の時代の「あり方」として、
大切なことではないかと気づかせてくれる授業でした。
レポート:河津一輝
カメラ:高橋 秋香
先生
生徒のみなさん /
伊藤治雄 / アイリッシュ・パブ シャムロック オーナー
三重県桑名市出身。無類のお酒好きがきっかけで飲食業界に転職し、名古屋老舗のパブリックハウスでメインバーテンダーなど10年余り勤め、2010年9月 独立開業する。
今回の教室
アイリッシュ・パブ シャムロック
住所:〒460-0008
名古屋市中区栄1-5-14 モモタロウビルB1F
TEL:052-201-2050
地下鉄伏見駅6番出口すぐ
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在日アイルランド大使も訪れるなどアイリッシュミュージックや食文化など本格的なアイリッシュパブを再現している。本国アイルランドのギネス社より、品質の高さが認められ、2010年の開業以来、毎年「Guinness Best pub」に認定されている。
HP:http://shamrock-irishpub.com