授業詳細

CLASS


大ナゴヤ大学的「授業のつくり方」を学ぼう!

開催日時:2020年02月08日(土) 10時30分 ~ 12時00分

教室:大ナゴヤ大学・事務所

レポートUP

先生: 大ナゴヤ大学 授業コーディネーター /

カテゴリ:【コミュニケーション】

定 員 :8人

参加費:無料(毎月第二土曜日は「大ナゴヤの日」として参加費無料の授業を開催しています。)

※本授業の抽選は2020年1月31日(金)に行います。(抽選予約受付は1月31日(金)12時までとなります。)
※抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2020年2月7日(金)13時00分まで先着順でお申し込みを受け付けます。
事務局が企画することもありますが、メインで授業をつくってきたのは「授業コーディネーター」という役割のメンバーです。メンバーのほとんどは学生や会社員で、初めて企画に挑戦する人も少なくありません。

授業をつくる上で、大切なことは一つだけ。「一人目の生徒として、自分の受けたい授業をつくる」ということ。

自分の中にある動機を見つけ出して、それを深掘りしながら授業にしていきます。

今回は、大ナゴヤ大学的「授業のつくり方」を学ぶ入門編です。

前半は、授業をつくる上で大事にしていることなどをお伝えします。後半は、ワークシートを使いながら、実際に授業を企画してみましょう!

以下の3つの質問の答えを、事前に考えておいてください。(宿題です!)
・どんな授業をつくりたい?(一人目の生徒として、受けてみたい授業は?)
・なぜ、その授業をつくりたいの?
・先生はどんな人にお願いしますか?

自分で学びの場を作ってみたい方、大ナゴヤ大学で授業をつくってみたい方など、企画にチャレンジしてみませんか?

【スケジュール】
10:15 受付開始
10:30 授業開始・導入
10:40 講義(授業のつくり方)
11:10 授業をつくってみるワーク
11:50 発表
12:00 終了

授業コーディネーター:大野嵩明
「大ナゴヤ大学」ではこれまで
500コマ以上の授業が行われてきました。

授業をつくるのは
「授業コーディネーター」と呼ばれる人たちです。
授業コーディネーターさんは、
どのように授業を作り上げているのでしょうか?
今回は、大ナゴヤ大学的「授業のつくり方」授業が
2月の大ナゴヤの日に行われました。



7人の生徒さんが参加してくださいました。
恒例の自己紹介タイムで伺った参加動機として、
「世に伝えたいことがある」
「地元を知る活動をしてみたい」
「転職先で企画をつくることになったので
企画のつくり方を知りたい」などが挙げられました。
伝えたい何かがある方が多くいらっしゃった印象です。

授業コーディネーターの大野さんから、
まず大ナゴヤ大学の話、授業とは何?
という説明がありました。
授業コーディネーターは、授業の企画、
先生との交渉、会場の手配、当日の進行など、
すべてをやる役割があります。



その後、今回の授業の目的が発表されました。
「なぜ、この企画をやりたいのか(why)」
「企画を通して何を伝えたいのか(what)」
を改めて考え、言葉にする。

ここで宿題の「つくりたい授業」の共有タイムです。
次のような授業案が出ました。

・この街に住んでいる外国の方にフォーカス
・起業家のメンタル
・中国ごはんと中国語講座
・東南アジア料理
・高知の柑橘系
・防災食
・護身術
・質問力のコツ
・食パン
・楽器(ガムラン)
・まちの街路灯
・商店街



大ナゴヤ大学の授業のつくり方
についての説明がありました。
授業づくりで重要なのは、
「一人目の生徒として、自分が受けたい授業をつくる」こと。
自らの感性、自ら学びたいことを重視することで、
主体性を持って授業企画をつくることができるそう。
さらに、自らの主観を大事にしながら、
その想いに至るまでを深掘りして
言葉にしていく作業が必要だそうです。
そのような作業を通して、何を伝えたいのかを
明確にすることが重要。
プログラムはあくまで手段に過ぎないので、
場づくりを通して、どのようなことを伝えたいのか、
どのような課題を解決することができるのかを
考えることで企画がしっかりしたものになる。

ここで、ワークシートを記入しました。

質問項目は、

「なぜ、その企画をやりたいのか」
「その想いが出てきたのは
どのようなことがあったからなのか」
「企画を通して、何を伝えたいのか」
「企画は誰に伝えたいのか」
「その想いを伝えるためのプログラム構成は?」

の5つ。
生徒さんが質問項目に
真剣に向き合っている姿が印象的でした。



記入後、2人1組になってその企画を発表し合い、
ブラッシュアップする時間が取られました。
話が止まらず、あっという間に時間が過ぎていきました。



最後にブラッシュアップした企画を再度共有しました。
・この街に住んでいる外国の方にフォーカス・・・外国人との接点をつくる。
・マインドに特化した起業・・・起業している人にとってマインドが大事。自己肯定感の高さが大事。
・高知の柑橘系・・・柑橘フルーツの匂いを使用したワークショップで地元の高知をPRする
・防災食・・・災害時に身近にあるもので料理することになる。
・楽器(ガムラン)・・・音の癒し効果を楽しんで、気持ちをリセット。音楽を皆で作る。
・まちの街路灯・・・デザインや街路灯の危機などについて。
・商店街・・・逆転フリーマーケット。まちの人が商店街からものを仕入れてフリーマーケットをする。



面白い授業アイデアが勢ぞろいでした。大ナゴヤ大学で是非授業化を!
さまざまな分野の授業が行われることで多種多様な人に学びの機会が提供できると良いですね。



レポート:進藤雄太朗
写真:鬼頭哲雄

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

大ナゴヤ大学 授業コーディネーター /

大ナゴヤ大学で日頃授業をつくる「授業コーディネーター」です。

今回の教室

大ナゴヤ大学・事務所

住所:愛知県名古屋市中区大須3-42-30 ALA大須ビル201号室
※地下鉄上前津駅 8番出口 徒歩3分程
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