授業詳細

CLASS


「禅」から学ぶWithコロナ時代の心の調え方~大須のお寺からオンライン椅子坐禅体験~

開催日時:2020年10月10日(土) 10時00分 ~ 12時00分

教室:オンライン開催

レポートUP

先生: 押田清秀 / 太治山安用寺住職

カテゴリ:【くらし/オンライン/大ナゴヤの日】

定 員 :10人

※本授業は「大ナゴヤの日」として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※参加費:無料
※集合場所:オンライン
※椅子に腰掛けて坐禅をしますので、椅子をご用意ください。
※本授業はオンラインで行います。事前にZoomのインストールをお願いします。
PC(またはスマートフォン)、イヤホン(推奨)の準備をお願いします。
https://zoom.us/

※申込み後、当日視聴していただくためのZoomのURLをお送りします。前日になってもメールが届かない場合は、dai-nagoya@univnet.jp までお問い合わせください。

※本授業の抽選は2020年10月1日(水)に行います。(抽選予約受付は9月30日(水)24時までとなります)
※授業運営の都合上、当選後のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございません。
※抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2020年10月9日(金)23時59分まで先着順でお申し込みを受け付けます。
おうちに居ながら、お寺の坐禅会を体験してみませんか?

2020年、私たちは新型コロナウィルス感染拡大により、思いも寄らない騒動の真っ只中にいます。
その影響は、医療崩壊、経済への大打撃、感染拡大による再度の外出自粛要請など、いつ収束するかわからない感染リスクのために長期化が予想されるコロナ騒動。

しばらくの間は、新型コロナウィルスと共存していく、「Withコロナ」の生活様式を求められるでしょう。

コロナ騒動による先の見えない不安、やりたいことができないストレス…
さまざまな雑念に振り回され、自分を見失いがちな今だからこそ、「坐禅」をして今の心を見つめ直し、お坊さんの言葉を聞いて、心穏やかな時間を過ごしてみませんか?

今回は、住職の押田さんを先生に迎え、大須にある太治山安用寺の本堂からリモートで皆さんとつながり、お坊さんの丁寧なご指導のもと、お寺の雰囲気を感じながら、坐禅を体験してみましょう。

坐禅とは、「頭の中で考えている事を手放して、ひたすら坐る」・・・それだけです。
静かに坐り、ゆっくり呼吸することで、自然と心・身体・呼吸が調和し、心が落ち着いてきます。その中で言葉を超えた「感じる世界」に目を向け、感じることに身を委ねる時間を通じ、今、ここにある自身の中の心の感覚・体験を味わってみましょう。

今回、ご自宅からリモートで体験していただく坐禅は、通常の畳の上で足を組んで行うものではなく、ご自宅にある椅子に座って行うことのできる「椅子坐禅」です。椅子に座る以外は、普通の坐禅とほぼ同じです。家にいながら椅子さえあれば手軽に行うことができるので、一度習得すれば、テレワークなどのデスク作業の合間にも簡単に取り入れることができます。

坐禅体験の後は、押田さんから「禅から学ぶWithコロナ時代の心の調え方」と題して、お話をしていただきます。

日本仏教の宗派では特に厳しいといわれる曹洞宗でご修行された押田さん。修行中の辛く厳しい状況で、どのような心持ちでそれを耐え忍んだのか、その経験から、現在の私たちが直面しているコロナの問題にどういった心持ちで過ごしていけばよいかなどの話を、宗派として大事にしている「禅(ZEN)」の精神と、優秀な社員が集うGoogleやAppleの企業研修でも導入され、話題になっている「マインドフルネス」とのつながりも交えてお話していただきます。普段は法事や葬式などでしかお会いすることができない本物のお坊さんから、しっかりとお話が聞ける貴重な機会。ぜひ皆さんで聞いてみましょう。

最後は仏教好きのコーディネーターの私と押田さんで「仏教雑学トーク」の時間です。
知ってるようで知らない仏教の知識。あまりに知らないと葬式や法事で恥をかくかも!?

日本の主な宗派の特徴や、有名なお寺の紹介などをわかりやすくお話させていただきます。もちろん、参加される生徒さんからもお坊さんと質問交流できますので、お寺や仏教についての素朴な疑問など、普段は聞けないことも聞いてみましょう!

<スケジュール> 
9:45 受付開始(Zoom接続、諸注意事項の共有など)
10:00 挨拶、大ナゴヤ大学の紹介、先生とお寺の紹介
10:10 椅子坐禅作法説明
10:20 本堂でオンライン勤行、焼香、椅子坐禅開始(10分程)
10:45 押田さんのお話「禅から学ぶWithコロナ時代の心の調え方」
11:10 生徒さん同士で自己紹介、感想シェア
11:30 仏教雑学トーク、質疑応答
11:55 先生からの締めのお言葉、終了

【授業コーディネーター名】 
河津一輝
コロナ時代になって、様々なことが変化している昨今。
まさか、坐禅会もその変化のうちの一つに入ると
誰が思っていたでしょう。

今回の授業は
「禅」から学ぶWithコロナ時代の心の調え方と題して、
大須にある安用寺からオンラインで授業の配信を行い、
椅子を用いた坐禅である「椅子坐禅」を体験する授業です。
生徒の皆さんには、それぞれ自宅などからインターネットに
つないでご参加いただきました。



【授業スタート】
まずは、お寺と先生の紹介です。
安用寺は地下鉄上前津駅7番出口から
徒歩5分程の場所にあるお寺です。
本日の先生である安用寺住職である押田清秀さんは
曹洞宗大本山総持寺で修行をつまれました。
そして、住職でありながら劇団員、護身術講師など
多方面にわたる活動もされているそうです。

【椅子坐禅の説明】
押田住職より、パソコンを通じて生徒さんに
椅子坐禅の説明画像を見てもらいつつ、
実際に椅子坐禅の説明をしていただきました。



椅子とは言え、しっかり姿勢を正しく
雑念など皆無な環境を整えて
取り組まなければならないのか?
と、緊張しながら説明を聞き始めると・・・

「体をほぐし、ゆったりと浅く椅子に腰かけてください。
 ちょっとむずかしいかもしれませんが、
 頭で天井を押すようなイメージで背筋を伸ばす
 ことができたらよろしいかと思います。」

「足は肩幅に開いて床にかかとがついているように
 もしも、浮いてしまうようであれば
 それでも構いません。」

厳しく厳格な決まりがあるかと思いきや
どちらかというとリラックスしつつ
姿勢を保つといった感じ。
そして坐禅中は、
”目と口のカタチがポイント”とのこと。

「私たちの坐禅は目を開けて行います。
 まぶたが少し落ちてくるように
 前方斜め45度下に視線を送ります。
 (これを半眼と言うそうです)
 口は閉じ、舌を上あごにつけます。
 そして、おだやかな呼吸、できれば腹式呼吸で、
 息を吐き切ることにポイントを
 おいていただけるとよいと思います。」

といった感じに初心者でもわかりやすい、
始終やさしい丁寧な説明でご指導いただきました。

【勤行で坐禅に備える】
いよいよ坐禅がはじまる。
勤行を聞きながら気持ちを
整えていきます。





【坐禅スタート】
坐禅スタートの鐘がなり
体を左右に揺らし
「無」になる感じで・・・とは言え、
今の自分の気持ちや気になることが
湧いては消えてを繰り返す。
にも関わらず、その状況がいつもよりも
妙に落ち着いて味わえている。



【坐禅終了】
心はいつもよりも穏やか
こんな感じでいいのかな?と、
思いつつ坐禅が終わり、住職のお話へ。


【押田住職のお話】
坐禅で穏やかになった心持ちで
「禅」から学ぶWithコロナ時代の心の調え方として
押田住職からお話をしていただきました。



------------------------------------------------
 坐禅の最中に皆さんが様々な
 思いが廻ったかもしれません。
 人は何かを一生懸命に行おうとすると
 他のことが頭の中に入ってきません。
 つまり、今はコロナの問題で
 頭がいっぱいになっていないでしょうか?
 しかし、坐禅を行っている最中には
 コロナのことよりも他のことが
 気になったのではないでしょうか?

 コロナという病の問題に振り回され、
 自分たちではどうすることもできない
 問題に直面し、ストレスにさらされています。

 どうしたらそれを軽減することができるのか?
 それが坐禅であり解脱と言われるものです。
 考え方を変えてみることもその1つであります。

 坐禅を行うことにより
 自分の心がどの様な状況にあるのか?
 どの様なことを思っているのか?
 知ることができるのではないでしょうか?
 つまり心が整理されていく状況です。

 そして、
 自分の思いを知ることができたのなら
 それをどうして行けばよいのか?を
 次に考えることができるのではないでしょうか?

 それが、自分の心を穏やかにし、
 安心感につながる坐禅の真意であります。

 さらに、その思いでさえも手放していく。
 なぜなら坐禅中には”何もしない”という
 普段にはありえない状態をつくるからです。
------------------------------------------------
(以上、押田住職のお話)

あるがままの自分を受け入れて、どうしたいのか考えて
その思いにとらわれることさえも手放していく・・・。
それができたら日々、穏やかでいられるかも知れません。

【坐禅体験の感想シェア】
続いては、生徒さん達で2グループに分かれ、
実際に坐禅をしてみた感想を共有してもらいました。



私の感想トークグループのみなさんは

・姿勢の取り方が気になった。
・呼吸がうまくできないくて気になってしまった。
・他にも瞑想をしているが、椅子坐禅も毎日続けていけそう。

といったことをお話されていました。
既に坐禅経験者の方が多く、ご自身の経験からの
感想もたくさん伺えて勉強になりました。

【仏教雑学トークの時間】
仏教に関する様々な豆知識のお話を
プレゼン資料を画面共有で見ながらを
知ることができました。

まずはクイズから
Q.コンビニ・歯医者・お寺一番多いのは?
A.お寺。
特に愛知県は全国でも一番、お寺が多いのです!

さらに慣用句、ことわざ、四字熟語には
仏教が由来する言葉がたくさん存在している話や、
お寺の正式名称、本尊、宗派、
行ってみるといいおススメのお寺などなど。

豆知識は聞いて「へぇ~」「そうなんだ!」と、
驚いたり、納得したりすることの連続でした。




【押田住職への質疑応答】
普段は聞きづらいことも今日は押田住職に
質問をすることができました。



皆さんからいただいた質問です。
・お坊さん同士で修行の進捗状況の語り合いはされるのですか?
・徳川の紋が安用寺にあるのはどうしてですか?
・愛知にお寺が一番多いのはどうしてですか?

など、皆さんからの素朴な質問に、
押田住職が丁寧にご回答されており、
和気あいあいと質疑応答が展開されました。

【授業のおわりに】
最後に、今回の授業の締めとして押田住職のお言葉を頂きました。
「本日はご参加ありがとうございました。
 坐禅をする機会は探せばいろいろありますので、
 そういったものに参加されて、さらに研鑽を深めていただければいいと思います。
 皆さんコロナ疲れを感じてしまっていると思いますが、
 いい意味でコロナと共に生きていくという方向性で
 いかれると心の重荷も取れるのではないかと思います」


押田住職、ご参加くださった皆さま
ありがとうございました。



レポート:Nao
カメラ:伊藤 成美

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

押田清秀 / 太治山安用寺住職

1973年名古屋大須生まれ。駒澤大学大学院卒。曹洞宗大本山総持寺で修行後、 住職として働く一方で、劇団員、護身術講師などの活動にも力を入れている。 書道六段の腕前を持つ(雅号:天外)。現在は二児のパパとして子育てに奮闘中。

今回の教室

オンライン開催

住所:

※オンラインで行います。事前にZoomのインストールをお願いします。
PC(またはスマートフォン)、イヤホン(推奨)の準備をお願いします。
https://zoom.us/
※後日、申込みいただいた方に当日視聴していただくためのZoomのURLをお送りします。前
日になってもメールが届かない場合は dai-nagoya@univnet.jp までお問い合わせください。