Google MAP やGoogle Earth、オンラインで見れる地図をつかって、まちを旅したことはありますか？
自転車やエアロバイクと地図アプリを連動させて家の中で世界一周をしたり、ストリートビューでまちや世界遺産を観光したり、景色を絵に描くという人もいるのだとか。家にいながらも、外の世界と繋がることは、工夫次第で案外どうにでもできるものかもしれません。

思うように外出できなくなったことで、こういった「オンラインでの観光」が、ますます広まってきています。今回は、いつものまちに何かきっと面白いことがあるからまちに出よう！という時間をつくりたくて、授業を企画しました。


今回訪れるのは、名古屋駅から名鉄電車に乗って20分。江戸時代にタイムスリップしたような気分になれるまち、有松です。

有松といえば、心地よい風合いと独特な色のにじみが特徴の有松絞りが有名ですが、豪壮な絞商の家屋や蔵など伝統的な建物が旧東海道沿いに並ぶまちなみや、からくり人形を載せた三輌の山車（だし）が巡行する有松天満社の山車まつりも、まちの魅力として語られます。

そんな有松ですが、2016年には国から「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、また昨年2019年には「日本遺産」に認定されるなど、新聞やテレビで話題となることが増えましたが、【聞いたことはあるけど行ったことがないまち】であるのも、また事実。

そこで今回、有松のまちの可能性に惹かれて3年前にまちづくり会社を立ち上げた「ぶまさん」と一緒に、有松のオススメをまわる授業を企画しました。

授業開催日は、まちなみにいけばなを飾ったり、音楽ライブを楽しめるイベント「晩秋の有松を楽しむ会2020」が開催され、また翌日には、有松天満社の境内で親子で楽しめるマルシェイベント「アリマツーケット」も開催されます。

そしてちょうど11月末までの期間、絞り体験やお買い物などに使えるお得な利用券がついてくる「名鉄 秋の有松キャンペーンきっぷ」も発売されています。

近くて遠い？有松のまちに実際にお出かけする前に、このオンライン授業で予習してみませんか？

授業は、有松の西側エリアを中心に、メインの旧東海道だけでなく、小道や建物の中に入ったりしながら巡る予定です。
まちの人との出会いを期待しつつ、その時々に見つけた風景をカメラで追いかけます。おうちにいながら有松のまちを散策し、お出かけ気分を味わう時間にしたいです。

いつもとは違った角度でまちを知りたい人。
普段行ったことのないまちにフラッとオンラインで訪れたい人、様々な地域の方々に集まっていただけると嬉しいです！


＜スケジュール＞　
10:20　zoom受付
10:30　オープニング・先生紹介、
　参加者自己紹介のタイミングも設けています。
　①お名前、②どこから参加しているのか、③今日楽しみにしていること
　を教えてください！
10:40　有松のまちレクチャー
10:50　実際に街を歩こう（オンライン）
11:30　ふりかえり
　・普段自分がまち歩きする時と違ったことは？
　・まちの発見などを共有
11:50　終了

【授業コーディネーター名】
山田卓哉