授業詳細

CLASS


【オンライン】目からウロコの野菜の新常識〜にんじん農家が今考えていること

開催日時:2021年02月13日(土) 10時30分 ~ 12時00分

教室:オンライン開催

レポートUP

先生:林 亮輔 / 株式会社フォレストファーム代表取締役

カテゴリ:【大ナゴヤの日/食/環境/くらし】

定 員 :20人

※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※本授業の抽選は2020年1月28日(木)に行います。(抽選予約受付は1月27日(水)24時までとなります)
※抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2020年2月12日(金)13時00分まで先着順でお申し込みを受け付けます。
※当授業はオンラインで実施いたします。詳細は「教室」を参照ください
1年を通して、スーパーに売っている野菜の数々。
ジャガイモ、キャベツ、ニンジン・・・など

収穫期が決まっているものもあるのに、どうして年中、店頭に並んでいるのか?
考えたことありそうでなかった野菜の流通の仕組み。

今回の授業では、当たり前に私たちの生活にあるもの、けれど意外と知らないことが多い野菜の流通のことや農家だからこそ知っている野菜の食べごろについて、ニンジン農家の林さんを先生にお迎えしてお話をしていただきます。

コロナ禍でおうち時間が増え、これまで外食していた食事は少しずつ自炊に変わっていって。これまでよりもスーパーに足を運ぶ頻度や、食材を選ぶ時間が増えたような気がしています。
実際に、自炊する方もおうち時間に比例して増えていると耳にすることが多いように思います。
よく食べる、当たり前にあるものだからこそ、野菜が食卓に運ばれるまでの背景に目を向けてみませんか?
野菜のことをより深く知って、よりおいしく、楽しく食べましょう。

・全国各地の野菜が生産者の手から、スーパーに並ぶまで
・わざわざ遠い地域から仕入れているのはなぜなのか。
・本当は、この時期が一番おいしい、野菜の食べごろ
・スーパーによって野菜の値段が違うのはなぜ?

<スケジュール> 
10:15- 受付開始(zoom接続、諸注意事項の共有など)
10:30- 授業開始・自己紹介
10:40- 先生紹介
      野菜の流通のお話
11:30- 全体で感想共有・質疑応答
11:50- 終わりに
(※授業内のスケジュールは予告なく変更になる可能性がございます)
【授業コーディネーター名】
ちけ、ヤマタク
日常の食生活のなかで欠かせない野菜。
最近はスーパーなどにいかなくても、インターネットの通販サイトで
ボタン1つで手軽に入手できることができる時代になりました。
でも、その野菜がどのように作られ、どのようなルートを経て
手元に届くのか知らずに食べている方がほとんどではないでしょうか?



今回の授業は、岐阜県各務原市で人参の農家をされている、
農業生産法人フォレストファーム代表取締役の林 亮輔さんを先生に迎え、
実際に野菜を生産されている方だからこそ知っている、
野菜に関する流通や生産についてのお話を聞く授業です。

授業の開始時間になり、ZOOMのオンライン上の教室に続々と
入ってこられた生徒さん達。
今回が大ナゴヤ大学の授業として初参加の方も多く、
親子で参加されている方、野菜ソムリエプロの方など、さまざまな方がいました。

授業がはじまり、まずは先生である林さんの自己紹介から。



林さんは父親の農業の跡を継ぎ、各務原市の農場で人参をメインに生産しています。
各務原市は人参を生産するには環境のよい場所だそうで、
日本でも有数な高品質の人参の生産地として認められているとのこと。
その他にも、規格外野菜を使った「ホカルノ」という加工食品販売の
ブランドを立ち上げたり、飲食店「ホカルノコーヒー」の経営も
されている事をお話しいただきました。



そして、いよいよ本題である、野菜の流通と旬のお話へ入っていきます。

■野菜の流通について
野菜の流通は「基本の流通」と「直売所の流通」があり、
基本の流通としては、
「農家 → JA(農協) → 市場 → 仲卸 → スーパー → 消費者」とのこと。
品質の規格は、JAや市場がしっかりとチェックするので、
その分、安全性は高いとのこと。

それに対し「直売所の流通」として、道の駅や直売所などで
販売されている野菜では、基本の流通よりも短いルートで消費者の
手に届くため、新鮮で値段も安いといった事を話されていました。

流通の説明を聞いた生徒さんからは、「勉強になります」と、
感想をチャットで書き込まれている方もいました。
また、生徒さんの中には「農薬」についての疑問や不安を
持たれている方もいて、農薬に関するいくつかの質問に対しても、
林さんが農家の事情の話も交えて丁寧に回答しておりました。

■旬について
続いては「旬」について。
旬について知っていることありますか?と質問を
投げかけた林さん。これに対して生徒さんからは、

「栄養価が高いイメージ」
「美味しい時期?」
「野菜の食べごろ?」

などのイメージを持たれていました。
「旬」はざっくり言うと野菜にとって一番良い時期のことであり、
紐解いていくと、大きく2種類あり、

・量の旬(大量に出回る時期、決して美味しい時期ではない)
・味の旬(量の確保はできないが美味しく食べられる時期)
→ 量&味>味>量の方程式を知ると食が楽しくなる

と話されていて、量の旬は生産者都合で調整する事もあるということや、
最近は冷凍保存で出荷を調整できるので、旬がわかりづらくなっている。
各務原の人参は量の旬は6月、味の旬は12月という情報など
現地の農家でしかわからない耳寄りな情報も話されていました。

これらの情報を生徒さんたちは、画面を凝視して真剣に聞いていたり、
大きくうなずきながら聞く方や、しっかりメモを取っている方など
それぞれにお話に聞き入っている様子でした。

■感想シェアタイム
ここで、4、5人のグループに別れ、林さんのここまでのお話の
感想を話し合っていただいた後、再び集まって全体でシェアしました。
出された感想としては、

「旬の話が目からウロコだった!」
「学校でもこういうこと、教えてほしかったなぁ」
「自分たちで野菜を作ってみたくなった!」

など、それぞれに良い学びを得たようです。



また、話し合いでも多くの質問が生まれました。
「農薬はみんなどのくらい気にしてる?」という生徒さんの発言に対し、
林さんは「生産者まかせな所もあり、気にするとキリがないので、農家の方を
信用して好きな時に食べたいものを食べるのがストレスなくていいのでは?」
と答えてくださったり、
「人参のお美味しい調理方法を教えてください」という質問に対しては、
「個人的には人参を千切りしてドレッシングをかけて食べるのが一番かも」
といった事も答えていただきました。

最後は、今回の授業の感想を生徒さん達にチャットでお聞きしたところ、

「とてもためになりました。目からウロコがたくさん!非常に勉強になりました」
「楽しくて、タメになるお話の数々、ありがとうございました!」
「農家の方に直接質問できる場って案外ないので、とても有意義な時間でした」
「これからは、野菜を食べるぞ、食べるぞ、食べるぞーーーー!!」

といった感想が書き込まれ、みなさん大満足の様子。
授業が終わってからも退出せずに居残って林さんにさらなる質問をされる方もいて、
この授業の盛り上がりの熱量を感じました!



今回の授業は授業名のとおり「目からウロコ」の内容で、
日常的な事でありながら、意外と知らなかった学びを
得ることができた有意義な授業でした。林さんは授業を始めるにあたって、
「なるべく皆さんに、ためになったと思えるような意味のある授業にしたい」
と意気込みを語っておられましたが、納得できる授業内容になったのではないでしょうか。
参加されたみなさんには、スーパーなどで野菜を見たら、
今回の授業の事を思い出してもらえればいいなと思います。

レポート:河津 一輝
カメラ:オシム

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

林 亮輔 / 株式会社フォレストファーム代表取締役

デザイン会社や通販会社を経て実家の農家を継ぐ。 後に会社を設立し現在7年目で岐阜県最大級の人参農家に成長。 規格外人参を使用した「ホカルノ」ブランドの商品の販売やホカルノコーヒーのopenなど6次産業にも積極的に取り組む

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